五年生 講談社作品一覧
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3.621世紀前夜にアメリカで大ヒットしたゲーム「ヴィハーラ」。 新作が出るたびに人々を熱狂させ、夢中にさせた国民的ゲームの裏側にいたのは、一人の孤独な男、ジョン・アイヴァネンコ。 友人は少なく、幼い頃からプログラミングと音楽に親しみ、たった五年生のときに「ヴィハーラ1」をつくりあげた。 その彼がアメリカンドリームを掴むまでに一体何があったのか、そしてそれでも拭い去れなかった孤独の影にあったものとは。 やがて「国歌」とまで謳われるほど膨れ上がった「ヴィハーラ」音楽の作曲者。 その生涯を描いた一遍をはじめ、13篇を収録。 宮内悠介のつくりあげる世界は、美しいだけでなく温かい。 笑いと涙、驚きに満ちた短編集。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見積書、報告書、データ分析もカンタン 私も3時間でExcel達人になれた! ITオンチでも大丈夫! 顧客リストや担当割、業務報告書、送別会の取りまとめ、 イベントの担当表、目標達成の振り返り、ほか テンプレートでラクラク作成できる。 【著者紹介】 斎藤栄一郎 (さいとう・えいいちろう) 翻訳家・ジャーナリスト。1965年生まれ。早大卒。主な訳書に『イーロン・マスク 未来を創る男』『ビッグデータの正体』『THINK LIKE ZUCK マーク・ザッカ―バーグの思考法』『結局は上司との関係が9割以上』(以上講談社)、『マスタースイッチ「正しい独裁者」を模索するアメリカ』(飛鳥新社)。 小澤啓司(おざわ・けいじ) 1964年生まれ。早大卒。金融・財政分野の専門誌の編集記者などを経て、いくつもの雑誌創刊に携わり、パソコン活用誌の編集長を歴任。現在、フリーランスのライター・エディターとして、経営・ビジネス・IT分野、および食・住や家庭菜園の分野を中心に活動している。 【目次より】 第1章◆あってよかったテンプレート 第2章◆部下の面倒はおまかせ 第3章◆“デキる”部長と尊敬のまなざしを注がれる 第4章◆エクセルは家でもこんなに使えるの? 第5章◆テンプレートを便利に使うためのヒント集 /ほか
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4.0小学五年生のあおいは、父親の仕事の都合で、カナダに引っ越すことになった。 あおいには空想癖があり、ストレスを感じた時に空想すると、ストレスが緩和されるのだ。しかし、空想している様子が気持ち悪いと、クラスで浮いた存在になってしまった過去があるので、新天地のカナダでは、なるべく空想はしないで、普通にしていようと決めていた。ところが、カナダの普通は、日本の普通とは全く違う。学校は先住民の歴史を記念してみんなでオレンジを着る「オレンジシャツデー」やヒーローのコスプレをする「スーパーヒーローデー」など不思議な行事だらけで、あおいは戸惑うことばかり。隣の家に住むゲイカップルや、クラスメイトのアディソンの影響もあり、あおいは、普通でいようとする努力をやめることに・・・・・・。 九月最初の火曜日なのに、こんなに寒いなんてさすがはカナダだ。今にも雪がふり出しそうな白い空を見上げて、日本はまだ夏なんだろうなあと思った。うんざりしていた暑さが、なんだか恋しい。暑さが恋しいんじゃなくて、日本が恋しいのかな。あんなに居心地が悪かったのに、変なの。 空に向かって両手を広げて、全身に冷たい風を受けてみた。寒くて体がカチカチになる。冷とうイカになったみたい。本当にイカになれたらいいのになあ。そうしたら、カナダの学校なんかに行かなくていいもん。 「あおい。なにやってるの。早く車に乗りなさい」 お母さんが、カギをかけながら言った。 「あ、はーい」 こんなことやってたから、居心地が悪くなったんだった。ふつうにしてないと、ここでも居心地が悪くなっちゃう。──本文より。
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4.6月曜の朝、小六の一将(かずまさ)に声をかけたのは、幼なじみの咲良(さくら)でした。「一将の弟、荻野先生に怒られて泣いてたよ」。運動が苦手な弟の将人(まさと)は、「できない子は朝練に来て」と先生に言われたのに練習に行かず、しかられたのです。でも、将人にとって、数ある運動のなかで、大縄飛びは「できる」に入ります。将人は怒られなくてはならなかったのか、そもそも大会に勝つことが、そんなに大事なのだろうか……。一将のもやもやを咲良が大問題に発展させていくうちに、一将も咲良も、そして代表委員会メンバーの五年生も六年生も、ひとつのクエッションに突き当たることになりました。「学校は、だれのものか?」。小学校高学年の彼らは、この答えにたどり着くことができるのでしょうか。【対象:小学上級以上】イラスト:稲葉朋子
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3.7読んでいる間、ずっと幸福でした。――川上弘美 保坂委員が説明の途中で嗚咽した場面は 野間新人賞の選考の歴史に刻まれよう。――長嶋 有 選考委員--小川洋子、川上弘美、高橋源一郎、長嶋 有、保坂和志-- 満場一致の、第43回野間文芸新人賞受賞作 【あらすじ】 児童養護施設に住む、小学五年生の集。 一緒に暮らす年下の親友ひじりと、近所を流れる淀川へ亀を見に行くのが楽しみだ。 繊細な言葉で子どもたちの目に映る景色をそのままに描く表題作と、 詩人である著者の小説第一作「膨張」を収録。 選考委員の絶賛を呼び、史上初の満場一致で選ばれた、第43回野間文芸新人賞受賞作。
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3.7iPS細胞や死生観をめぐる対談集。 再生医療やバイオテクノロジーが話題に事欠かない昨今、人気作家と再生医療の研究者が、先端技術から死生観までを縦横無尽に語り合う! 死にたくない――という人の切実な願いに現在の科学はどう応じるのか? 再生医療の研究者と人気作家の率直な対話は、生物学、SF、話題のiPS細胞、そして死生観へと広がっていく。生命のかたちを楽しく考えるヒントが詰まった、画期的な対談集。 ■著者紹介 八代嘉美(やしろ・よしみ) 1976年生まれ。京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定准教授。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士(医学)。東京女子医科大学特任講師、慶應義塾大学特任准教授などを経て現職。 専門は幹細胞生物学。再生医療研究とSF小説などを中心とするポピュラーカルチャーを題材に、「文化としての生命科学」の確立を試みている。著書に『iPS細胞 世紀の発見が医療を変える』(平凡社新書)、共著に『再生医療のしくみ』(日本実業出版社)などがある。 海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん) 1975年生まれ。文筆家。さまざまな職業を体験した蓄積を生かし、小説やエッセイなどの分野で活躍中。著書に 『左巻キ式ラストリゾート』(イーグルパブリシング)、『全滅脳フューチャー!!!』(幻冬舎文庫)、『愛についての感じ』(講談社)、『ニコニコ時給800円』(集英社)などがある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビ朝日の人気番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」にも取り上げられた小学生の妖怪博士・関本創君がかいた妖怪事典! ・大人気妖怪ツチノコを見ると死ぬ ・海坊主はタバコの煙に弱い ・ろくろ首は何もしてないのに退治されがち ・雪女は東京にもいる ・砂かけばばあは「ばばあ」じゃない ・龍は金物が嫌い ・かまいたちは3人一組で行動する ・ドラキュラは弱点が多すぎ ・スライムは生きても死んでもいない お馴染みの妖怪の情報はもちろん、あまり知られていない妖怪まで約100種類の妖怪の残念で意外で愉快な情報が満載!オールカラーでおくる子どもから大人まで楽しめる楽しい図鑑です!!
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-音速の貴公子から名前をもらった小学5年生のセナは、足の速さには自信があったのに、クラス対抗リレーで一ノ瀬さんに負けてしまう。彼女は〈AC宮の坂〉に所属する全国大会4位の選手だったのだ。彼女と一緒に走れる競技会に向けて練習しようという矢先、学校の事情で陸上部が解散するって!? ピンチ! (講談社文庫)
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3.5ひょんなことから、どんな願いも叶えてくれる機械「モシモ一号」を使うことになった、ミノルくんとマリモちゃん。奇想天外な願い事で、世界中の悪者をこらしめる! そのほかに、『ピロンの秘密』『地球大戦』『ワンダーくん』を収録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『冒険放送局』(手塚治虫漫画全集MT257『冒険放送局』収録/『ピロンの秘密』(手塚治虫漫画全集MT318『ピロンの秘密』収録)/『地球大戦』(手塚治虫漫画全集MT340『地球大戦』収録)/『ワンダーくん』(手塚治虫漫画全集MT340『ワンダーくん』収録) <初出掲載>『冒険放送局』 1960年4月号~9月号 「小学四年生」連載/『ピロンの秘密』 1960年10月号~1961年7月号 「小学四年生」~「小学五年生」連載/『地球大戦』 1957年10月号~1958年7月号 「おもしろブック」連載/『ワンダーくん』 1954年4月号~1955年6月号 「おもしろブック」連載
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4.3信州の村にすむ小学五年生の少女・満希は、都会からの山村留学生、行人と気の合う友人へとなっていく。 やがてふたりは同じ高校に進んだが、満希は地元で農家を継ぐことになり、行人は遠くの医大への進学を希望していた。 卒業式前日、中学時代にふたりで訪れた村の図書館で、行人は山村留学を選んだ理由を初めて語り始める。「第21回ちゅうでん児童文学賞」大賞受賞作品。(選考委員:斉藤洋、富安陽子、鷲田清一の各氏) ひとつひとつのエピソードが、時間のはなれた前後のエピソードと有機的につながっているからでしょう。そのつなげ方が、この作家はうまいのです。──斉藤 洋 よく磨かれた丁寧な言葉で紡がれた美しい物語でした。だから、言葉と言葉が響き合い読む人の心を震わせます。 ──富安陽子 「力のこもる指先の爪が白く変わっていく」。この表現に心底、ふるえた。─中略─ 著者のそういう筆致は、もはや児童文学という枠を突き抜けていると思う。──鷲田清一
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5.0両親を亡くし、トラのダンに助けられた少年・コタン。やがて成長したコタンとダンは、アイヌの秘宝を巡る冒険へ――! 秘境の冒険を描く『ボンゴ(小学五年生~小学六年生版)』も併録! <手塚治虫漫画全集収録巻数>『勇者ダン』(手塚治虫漫画全集MT29『勇者ダン』収録)/『ボンゴ(小学五年生~小学六年生版)』(手塚治虫漫画全集MT257『冒険放送局』収録) <初出掲載>『勇者ダン』 1962年7月15日号~12月23日号 週刊少年サンデー連載/『ボンゴ(小学五年生~小学六年生版)』 1961年8月号~1962年8月号 小学五年生~小学六年生連載
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3.7残留邦人の祖父を持つ、唯人(ゆいと)。父は中国で生まれ、日本で家族をつくったが、唯人がおさないころに帰国してしまった。 唯人は、何をするにも自信がなく、話すのも苦手。 大事なことを自分で伝えられず、いとこの洋(よう)ちゃんにくっついて任せてしまう。 洋ちゃんとクラスが離れた小学五年生の秋学期、クラスに転校生がやってくる。 クラスメイトがあれこれと話しかけても、転校生の生島梓(きじまあずさ)はそっけない返事ばかりして、クラスになじもうとしない。 唯人はそんな梓に親近感を覚えるようになる。 老人福祉施設を訪問してのクリスマス会、年末年始の家族のやりとり、年明けのなわとび大会…。 唯人は、中国残留邦人としておじいちゃんが抱えてきた悩みや家族への葛藤、梓が抱えている孤独を知っていくことになる――。 第24回ちゅうでん児童文学賞 大賞受賞作品。 [選考委員:斉藤洋氏、富安陽子氏、山極寿一氏] いろいろな者たちの孤独が、あるところでは重なり、他のところでは、同じ言葉ではあらわせないほど遠くへだたっている。元来、孤独ということは、そういうものなのだ。――斉藤洋 多種多様な子ども達を、「そんな子がいてもいいのです」という、小学校の先生の一言が支えます。その言葉のなんと強く、温かいこと!――富安陽子 いったい自分は何者なのか。アフリカの多くの民族が入り交じった地域でゴリラの調査をしてきた私には、その葛藤がよくわかる。――山極寿一
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4.4生まれたときから光のない世界にいながら、音楽への非凡なセンスを示し、ピアノの才能をのびのびと開花させてきた辻井伸行さん。特別な天才のように見える彼も、お母さんが“炎のレッスン”と呼ぶように、毎日何時間もピアノに触れることで、わたしたちに美しい音色を届けています。伸行さんを小学校5年生のときから知る著者が、輝く才能が生まれた秘密を、ときあかします。