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殺意はやさしく誘う
ジェナの写真展初日の夜、離婚後一度も会っていなかった元夫アダムが会場に姿を見せた。彼女が撮った、あるパーティーの写真が欲しいのだという。大企業の顧問弁護士である彼は、何かのスキャンダルを暴こうと躍起になっているらしい。一晩考えたいと言って帰宅したジェナは翌朝、アダムが深夜の公園で殺されたことを知り衝撃を受けた。警察はすでに物盗りの犯行と断定し、疑念を抱いたジェナの言葉には耳を貸そうとしない。ジェナは意を決し、アダムが密かに協力を依頼していた人物――旧友フランクの探偵事務所のドアを叩いた。★米探偵作家クラブ主催、メアリ・ヒギンズ・クラーク賞にノミネート ★ -
悲しい罠
囮捜査官が捧げられるのは悲しいだけの愛だった・・・・・・。また一人、結婚後まもない男が殺され、新妻が行方をくらました。男の預金の全額が引き出され、一房の髪が切り取られている。間違いなく例の女、“ブラック・ウィドー”の犯行だ。FBIの敏腕捜査官ジョン・ミラーは大病を患う資産家になりすまし、容疑者が潜伏する島で囮捜査を開始した。顔のわからない容疑者をおびきよせる唯一の手がかりは、容疑者と親しいマライアという女性だった。計画通り、浜辺でマライアと“偶然の出会い”を果たすジョン。しかし彼女に触れた瞬間、抑えきれない甘いうずきが不意に彼を支配した。 -
過ちは一度だけ
サンタフェ映画祭に女優マリサ・コナーズの主演作が出品されることになった。マリサに同行するのは元空軍捜査官のクレオ。実は彼女には、マリサの警護という表向きの理由のほかに、映画祭に潜入したい訳があった。昔、担当した未解決の殺人事件に、映画祭の重鎮が関与していたらしいのだ。その矢先、元同僚のジャックが接触してきた。優秀な捜査官、そしてクレオの元恋人でもある彼がなぜ……? 数々の疑惑をはらみ、華やかな映画祭の幕が上がった。 -
清らかな背徳
燃えるような赤い髪を持つエリザベスは父の城で皆に疎まれ、使用人のように扱われていた。17歳のある朝ついに城を出ることにした彼女は、贖罪の旅の途上にあるウィリアム公の一行とともに聖堂へ向けて旅立った。国王の庶子である彼は貴族の娘を殺した危険人物で、暗い噂には事欠かない。だが何よりもエリザベスをおびやかしたのは、彼が放つ強烈な魅力だった……。ベストセラー作家が中世イングランドを舞台に描く愛と陰謀のヒストリカル・ロマンス。 -
令嬢マレーザの運命
★百年に一度の愛かもしれない。愛を知らない少女がたどる数奇な運命を、男は優しく見守っていた。★18世紀末の英国。荒野にたたずむ貴族の館で産声をあげたのは、待望の世継ぎでなく五人めの娘だった。母の命と引き替えに生まれたその子はマレーザと名づけられ、愛を知らないまま美しく成長した。社交界の華となり、大勢の紳士たちに求愛されてもなお癒えぬ心の渇きを抱えていたマレーザは、ある日突如として知ることとなる――戦火よりも激しく、清らかに燃えあがる愛の炎を。ベストセラー作家が激動の時代を描く魅惑のヒストリカル・ロマンス。 -
炎の瞳
★魔のバミューダ海域の孤島で繰り広げられる灼熱のラブ・サスペンス。★ダイビングインストラクターのサマンサが所有する美しい島に、リゾート客を装い11名の人物が集まった。彼らの目的はバミューダ海域の難破船に眠る伝説のルビー《炎の瞳》。難破船探しの鍵を握るサマンサは、やがて我知らず血塗られた陰謀に巻きこまれていく。命に危険が迫ったそのとき、頼れる相手はただひとりかつて激しく愛しあい、憎しみの果てに別れたアダムだった。H・グレアムがフロリダ沖に張りめぐらした謎とスリルと灼熱のロマンス。 -
忘れえぬ嵐
英国の令嬢マドレーヌは婚約者の待つアメリカ大陸へ向け、豪華客船での旅を楽しんでいた。だが到着寸前、突然の嵐が船を襲った。ボートに乗り遅れたマドレーヌは黒髪の貴族アルマンとともに船室に残される。旅の間、大胆な振る舞いで船中の女性を魅了した危険な男。私は彼と一緒に死ぬのだ沈みゆく船の中、マドレーヌは最期のときを彼と愛しあって過ごすことを望んだ。だが情熱のひとときが去ったとき、風がやんだ。そして救出の船が近づいてきた。 -
水辺の幻惑
未解決の殺人事件が眠る美しい湖畔で、ソフィーは危険なほどゴージャスな謎めいた男に出会う。どうやら彼は、かつての事件と関わりがあるらしい。あの魅惑的な仮面の下には、獲物を求める狂気が潜んでいるのかもしれない……。警鐘を鳴らす心とは裏腹に、ソフィーはなすすべもなく男の愛に溺れていく。初めて知った切ないほどの喜びが、おぞましい惨事を引き起こそうとは夢にも思わずに。全米ベストセラー作家が贈る珠玉のロマンティック・サスペンス。 -
恋という名の甘い罠
ケイトリンは実業家の父の多額の負債を知り、“偽りのフィアンセ”というテレビ番組へ出演する決意をした。家族へ偽の婚約者を紹介し、それと気づかれないまま結婚式まで漕ぎつければ成功というものだ。相手役のエイデンは青い瞳が特徴のすてきな男性だが、カメラの前では恋人のようでも、時折冷たいまなざしを向けてくる。わたしは大変なことを始めてしまったのかもしれない。けれど父の会社や生まれ育った実家を守るため、今はお金が必要だ。たとえわたしの心を犠牲にしても。★トリッシュ・ワイリーがお届けする恋のショーは、演技を超えた愛を育て、裏切りと本心の狭間でヒロインを責めさいなみます。ふたりの結婚式は、はたしてどんな結末を迎えるのでしょうか。そしてエイデンの意外な正体とは。★ -
完全なる騎士
12世紀、フランスはエレオノール女王の宮廷。ここでは日々、廷臣たちが貴婦人に詩と花を捧げ、恋の駆け引きに興じている。その噂はヨーロッパ全土に轟き、“愛の宮廷”と呼ばれるほどだ。女官アレインも女王の庇護を求めて、この宮廷に身を寄せた。しかし彼女は男女の愛の戯れになど興味はなく、むしろ、どんな男性も愛せない秘密がある。そこへイングランドから折り目正しい騎士がやってきた。聞けば、ヘンリー~世の使いだという。彼の放つ磁力にアレインはたちまち吸い寄せられ……。★本書に出てくる吟遊詩人は、ヨーロッパの宮廷において、おもに恋愛を主題とした詩を楽器の伴奏に合わせて吟じました。詩には見目麗しく颯爽とした騎士が登場し、乙女の胸を焦がしたと言われています。★ -
ベネチアの幻
占いの腕を見込まれて、賭博場に連れてこられた美しいジプシーの娘キアラ。奴隷として売られた彼女を買った貴族は、妹を陵辱した男に酷似していた。★ジプシーの血を引くキアラは、ベネチア、サン・マルコ広場で占いをしている最中、怪しげな男に拉致された。着いた先は賭博場で、彼女は客の運勢を見るよう言われる。ふと、ひとりのベネチア貴族が目に留まり、キアラは愕然とした。ルカ! 妹を陵辱した悪魔だわ。抗いがたい魅力で女を虜にする情け知らずの悪魔。わかっていながら、キアラも例外とはなりえなかった。金で買われ、彼の館に閉じ込まれる羽目に陥ったのだから。 -
愛を賭けて
家族を火事で失って失意の日々を送っていたジュディスは、英国女王エリザベス一世ともゆかりの深いラティマー家に仕えることになった。跡継ぎのジョージは聡明で見目麗しく、貴族の女性たちから理想の花婿と噂されている。だが、生まれつき未来を予見する力があるというジョージはジュディスこそ夢にまで見た運命の女性だと言いだした。まさかわたしのような一介の召使いが、伯爵家の御曹司と結ばれるわけはないのに! -
ふたたび熱く
「今どき一度もベッドをともにせず結婚するなんて!」親友の言葉に一大決心したマギー。しかしそこには運命の罠が待っていた。★「今どき一度もベッドを共にしないで結婚を決めるなんて」マギーは自宅で開いたギャリーとの婚約披露の仮装パーティで、親友にそう言われ、心が揺れた。シャンパンと仮装のせいで大胆になっていたマギーは、オペラ座の怪人に扮したギャリーが姿を現すと、クローゼットの中に誘い、自ら唇を重ねて抱きついた。意外にも彼は情熱的で、いつしか二人は激しく求め合う。ところが、マギーが身繕いを終えて部屋に戻ったとき、ギャリーとまったく同じ仮装の怪人がもうひとりいた! さっきまで一緒にいたのは、どっちなの? -
ため息の午後
デパート社員のアレックスは取り引き先の広告代理店を訪問し、経営者のジャックの社会人らしからぬ服装に眉をひそめた。さらにディナーにまで誘われ、憤りを覚える。彼との取り引きはやめるべきだと社長に進言するが、社長は翌日のプレゼンテーションを見てから決めるという。どのみちジャックに契約まで持ち込む手腕があるとは思えない。そう高をくくるアレックスだったが、当日、会場に現れた彼の姿に目をみはった。完璧な髪とスーツ……どこから見てもエリートビジネスマンだわ。彼女の反応を楽しむようにジャックの唇に危険な笑みが浮かんだ。★ハーレクイン・アフロディーテ創刊を記念して、S.ボンドのRITA賞受賞作をお届けします。セクシーかつドラマティックな展開、そして読後感のよさをお楽しみください。★ -
プレイボーイを愛したら
深夜番組の人気DJローレンは、華やかな表の顔の裏で、ほとんど男性とつき合ったことがなかった。いつかきっと、私だけの王子様が現れるはず……。そう信じていたある日、彼女は一人の男性を紹介されて息をのんだ。ジャック・モントローズ――レコード会社社長で、女性の憧れの的だ。女性を次々に変えると噂のジャックのアプローチに戸惑いつつも、引かれる気持ちを抑えられず、ローレンはある日彼と夜をともにする。だが翌朝、これからも会いたいと言われて恍惚となったローレンは、彼の次の言葉で打ちのめされた。「ただし、半年だけ」★理想とは違う男性を愛してしまったローレンの恋のゆくえははたして……。★ -
別れの理由
ギャノンとひそかに交際していた。しかし、二人の関係が世間に知られそうになったとき、スキャンダルを嫌うギャノンに別れを告げられる。それから一年以上が過ぎたとき、彼は突然エリカの前に姿を現した。ある事情から、有能な雑誌編集者が必要になり、エリカに協力してほしいのだという。「君を取り戻すためなら、なんでもしよう」そう告げるギャノンに、エリカは思いがけない言葉を口にしていた。「あなたの子供が欲しいの」★ニューヨークで一大出版帝国を築くエリオット家の人々をめぐるラブストーリーです。★ -
悩み多き花嫁
★愛に飢える女にとってその提案は残酷だった。★ウェスコット・オイル社で秘書として働くダイアナは、食堂(ダイナー)で不注意から、後ろにいた男性のスーツを汚してしまった。慌てて謝るとハンサムな紳士は大丈夫だと言ってくれた。後日ダイアナは自分の失敗が予想以上に大きかったことを知る――あのときの紳士は、実は会社の重役ウィルだったのだ。しかも急死したボスが残した問題を、彼と一緒に処理しなくてはならないことになった。気まずい一方で、女性社員の羨望の的であるウィルと働くことにダイアナは胸の高鳴りを覚えた。彼が女性との深い関係を望まないとは知らずに……。 -
落札されたヒーロー
ナタリーはホテルのきらびやかな舞踏会場に座っていた。独身男性オークションに、飼い犬を救ってくれた男性が出るからだ。子犬の救出劇がテレビで報じられせいで彼はすっかり有名になってしまい、連絡をとることもできない。もう一度ゆっくり話をしなければ。どうしても伝えたいことがある。貯金を全額はたいても、必ず競り落としてみせるわ。■オークションから始まる物語”――純真なヒロインが、思いがけずオークションで落札された男性と熱い恋に落ちてしまったら? -
涙のクリスマス
憧れの仕事、明るい同僚、すてきな親友。昔は抜け殻のようだった私が、新しい町で本当の自分を見つけた。これでちょっぴり恋も楽しめれば、最高のクリスマスを迎えられる。魅力的な男性が隣にいるのよ。難しいことじゃないわ。宿り木の下でなら誰とキスしてもいいというクリスマスの伝統も、私の味方をしてくれるはず。だから思いきって、リーナは同僚のコリンにささやいた。「キスをする勇気はある?」コリンは答えた。「挑戦を受けるよ」だがコリンの思惑を、リーナはまだ知らなかった。★リーナが、つらい過去を乗り越えて新たな生活に乗り出そうとします。折しもクリスマス目前、ロマンスにはぴったりの季節。望み以上のすてきな関係を、一度は手にしたように思えたのですが……。★ -
渚の吐息
心ときめく恋も知らない疲れ果てた女でも、ひとときのバカンスくらい楽しんだっていいはずだわ。父の期待にこたえるために、これまで精いっぱい働いてきたんだもの。本当の夢をひた隠しにして生きることにも、厄介な最近の悩み事にも、もう耐えられそうにない。そう決心してセント・トーマスへ向かったローレルを、思いもよらない道ゆきが待っていた。氷と炎にぶつかって、何もかもスピンしそうな人生の急カーブが。★美しい南の島で始まる波瀾万丈のロマンスを、心ゆくまでお楽しみください。★ -
恋はスパイシー
ここはメンフィス一の高級ホテル。リプリーはバスルームで一日の疲れを癒していた。だが至福のときは、物音と人の気配で破られた。鏡を見ると、銃を持った大男が三人、映っている。相手はまだこちらに気づいていない。彼女はとっさに湯の中へ身を沈め、隙をついて逃げ出した。バルコニーから隣の部屋に飛び移ってベッドに忍びこみ、シーツに横たわる男性の神々しいばかりの体へ腕をまわす。驚いて抵抗しようとする男性を、リプリーはキスで黙らせた。「じっとして」彼女は言った。「あの世へ行きたくないなら」 -
甘いタブー
官能的な出会いとアバンチュールに満ちた経験――今の私に必要なのはこれだわ!女性だって、ときには純粋な快楽を求めてもいいじゃない。結婚して落ち着く前に、“ロマンスの達人”と恋の炎を燃やすのよ。たとえば……真上の部屋に住んでいる彼と。名前も知らないし、言葉を交わしたこともないけれど、彼が私に興味を持っているのは間違いない。心の奥底まで見透かす、むさぼるようなあのまなざし。細身で筋肉質の体は、狩りをする飢えた野生の獣のよう。彼との情事を想像しただけで、エリンは体が熱くなった。 -
復讐は恋へといざなう
ケイトが十年ぶりに故郷に帰ってきたのには理由があった。彼女の母は地元の名士ウィンフィールドの愛人だったのだが、彼に弄ばれ捨てられたのだ。ついに復讐の時はきた――そう思ったケイトは最も残忍な方法を選んだ。ウィンフィールドの息子を誘惑し、虜にし、捨て去る。母がされたように。彼女はJ・J・ウィンフィールドという名前の男を捜し始めた。それはよく練られた、周到な計画に思えた……。★The National Reader's Choice Award受賞の名誉に輝く作家レスリー・ケリーがテンプテーションに登場! この作品で彼女はリベンジ物という新境地を開きました。おぞましい復讐の念にとり憑かれたヒロインが欲望の嵐にのみ込まれ苦悩する様が鮮やかに描かれます。怒濤のラブストーリー、必見です!★ -
恋人はジゴロ?
ライアンは企業研修を行う会社に勤めるかたわらロマンス小説を書いている。会社をやめて執筆活動に専念したいけれど、肝心のラブシーンが書けないようでは望み薄だ。自分でも頭がおかしいと思ったが、友人の勧めに応じてジゴロを派遣してもらうことにした。とびきりすてきな男と魅惑の一夜を過ごし、ヒントを得よう。そう思って、おそるおそる待ち合わせのホテルに出向くと、鷲のような風情の男がロビーの椅子に座っていた。ああ、神さま! ライアンは震えながら男に声をかけた。 -
永遠の絆
★一目で引かれ合った変わり者の令嬢と実業家。しかし、彼には美しい妻がいて…。★大火災から五年。父を亡くし財産を失ったルーシーは、養女マギーを育てながら、女性のための書店〈ファイアブランド〉の経営に情熱を燃やしていた。資金繰りの苦しい中、融資の話し合いに現れた銀行家は二度と会いたくなかった男――ランドルフ・ヒギンズ。あの大火の夜、彼に愛人になってほしいと申しこみ、あっさり断られたのだ。しかし、再会は思いがけない運命の転換をもたらした。ランドルフが大火で亡くしたという娘とはマギーのことだったのだ! -
まどろむ夜の香り
★刑務所帰りの義兄の土産は、恐喝、殺人、そして…。一流シェフとして成功したアビーを試練が襲う!★「金をよこせ、このあばずれ!」鈍い光を残してナイフが空を切る。アビーは夢中でアクセルを踏み深夜の湖岸を逃げ出した。順風満帆な人生が恐ろしい悪夢と化した瞬間だった。謎めいた脅迫、義兄の死、幼い息子の失踪――さらには刑事ジョンの放つ強烈な魅力にアビーは心を乱されていく。逼迫する事態に立ち向かう二人を待ち受けていたのは、あまりにも悲しい殺人者の姿だった……。実力派作家が仕掛ける巧みな罠、珠玉のロマンティック・サスペンス。 -
欲望のゲーム
★封印されたはずの過去がある日突然、襲ってくる。★起業家として巨万の富を築いたブランは、わけあって独身主義を貫いてきた。だが、たまたま仕事で知り合った女性美しく謎めいたテイラー・フィールディングにたちまち心を奪われてしまう。しかし彼女にも男性を愛せない事情があった。ゆがんだ愛の記憶を抱える孤独な二人が出会ったこのとき、限りなくせつない欲望のゲームが幕を開けた……。世界中の女性たちから熱烈な支持を受けるベストセラー作家が男と女の悲しき愛憎を描いた魅惑のロマンス。 -
真夜中のドクター
レイラはひどく不機嫌だった。明日、病院に新しい上司が着任する。いくらハリウッドに整形美人があふれているとはいえ、豊胸手術のプロとして名高い男など、尊敬できそうにない。そのうえ、親友たちと集まって憂さを晴らそうと思ったら、みんな都合が悪くなってバーで待ちぼうけだなんて。「この席は空いているかな?」顔を上げ、思わず目をしばたたいた。すばらしく魅力的な茶色の瞳がこちらをのぞきこんでいる。でもおあいにくさま、行きずりの男性の誘いにのる習慣はないわ。少し話しただけで席を立つと、彼があとを追ってきた!夢心地でキスを奪われた翌日、病院でレイラを待っていたのは……。★ロサンゼルスを舞台に繰り広げられる、個性豊かなヒロインの恋物語をお楽しみください。各国で人気をさらっているトーリの実力が光ります。★ -
恋の秘訣
いやな上司にしつこく迫られて、ジェシカはほとほとまいっていた。しかも将来のかかった大切な仕事のために、来週いっぱい同じホテルに泊まりこむはめになってしまった。身の危険さえ感じるけれど、守ってくれる人などいない。思いついた最後の手段は、誰かに恋人役を演じてもらうこと。一週間だけぴったりエスコートしてもらえば、かどを立てずに上司を撃退できるかもしれない。そう思って友人に相談すると、適任の男性がいるという。すがる思いで会ってみたが、彼は思ったより風変わりだった。なにしろ、報酬がわりに女心を研究させてくれ、と切りだしたのだ。★しつこく迫る上司から逃げるため、ジェシカは友人から紹介されたダンに恋人役を演じてもらうことに。彼は上司の前でジェシカに熱いキスをした。★ -
ニューオリンズで恋して
ミッキーは世界的な大富豪バースが待つパリへ旅立った。麻薬中毒から救い出した彼の妹を送り届けるためだった。彼女が無事にリハビリテーションセンターへ入ったら、私はすぐさまシカゴへ戻り、今度こそ自立の道を歩むのだ。ところがバースは、妹とある約束をしたという。ミッキーの夢をかなえて恩返しをする、という約束を。それはつまり、私がこっそり持っている『恋の綱渡り』に従って、セクシーなファンタジーを一緒に実践するということ?もちろん抵抗したけれど、彼はがんとして譲らない。「自家用ジェット機が空港で待っている。行き先は君しだいだ」 -
ひそやかな愉しみ
親友の結婚を機に、ライザの中で心境の変化が起きた。ハリウッドでの生活はきらびやかで楽しかったけれど、いつのまにか心にぽっかり穴が開いて、自分を見失ってしまった。今、わたしの午後は一秒ごとによくなっていく。青いオープンカーを飛ばしながら、ライザは微笑んだ。緑深い渓谷、こんこんと湧く泉、山の麓のかわいらしい町……すべての風景が目にしみ、旅に出た自分を祝福してくれるようだ。そのとき樫の大木が、いや、木の枝にいる男性が視界に入った。おっと、彼を素通りすることはできないわ。ライザは急ブレーキをかけて、大木のそばに車を止めた。★恋人に裏切られたライザは自分の生き方を探ろうと、すべてを捨てて旅に出ますが……。完成度の高さと丁寧な心情描写に定評のある作家ドナ・コーフマンの作品をご堪能ください。★ -
エキゾチック・ムーン
頑固で、保守的で、威圧的。リード・サリヴァンと初めて会ったとき、ゾーイは思わず身がすくんだ。いくらボストンの名家の出で財閥の御曹司だからといって、虫けらでも見るような目つきで私を見るなんて、許せない。私が起こした会社にはびた一文資金を出す気はないと、初めから断るつもりでこんな態度をとっているんだわ……。ゾーイはささやかな仕返しをすることにした。彼を見据え、あなたなんかこっちからお断りよというふうに嘲笑を浮かべる。ほら、成功。リードが眉をひそめ、唇をとがらせた。 -
アダムの誘惑
「人生のパートナーが欲しいんだ」幼なじみのアダムに相談されて、ローレンは驚いた。女性とは一時的な付き合いしかしてこなかった彼が、私に花嫁候補をさがしてほしいだなんて。兄妹のような関係なのに、なぜか心がかき乱される。「ふさわしい人を見つけたら積極的にアプローチして、ロマンチックな贈り物をするのよ」そうアドバイスした日に、ローレンのもとに匿名で美しい詩と薔薇の花が送られてきた。もしかして……彼の考えている花嫁候補は、この私? -
危険な花束
そろそろ私も準備ができた。思いきって人生の第二ステージの幕を開けよう。いつまでも過去の失敗にこだわっていたくない。一夜限りの男性と、気軽に楽しく火遊びをして、自信と勇気を取り戻すのよ。そうしたら、今度こそ真実の愛を探せる。さっそくおしゃれなバーに出かけたサマンサは、写真家だというジャックに声をかけられた。「モデルの仕事に興味はあるかい?」やったわ。彼こそ私の“ロマンスの達人”にぴったり!★結婚の失敗で心に傷を負いながらも、少しずつ本来の純粋さを取り戻していくサマンサ。しかし、そこには奇妙なストーカーの影が……。新鮮なストーリー展開をお楽しみください。★ -
魅惑のメロディ
テスは耳を疑った。あのダッシュ・ブラックが私をパーティに誘っているの?ノワール社の御曹司で、女優たちとの噂も絶えない有名人が、彼のもとで働く園芸係の私をエスコートしたいなんて。気まぐれ? 同情? 物珍しさ?でも、理由なんてどうでもいいわ。憧れのプレイボーイとデートできるチャンスよ!一度きりの、はかない夢でもいいじゃない。華やかなシンデレラに変身して、思いきり楽しんでみせる。それ以上、何も望みはしない――たとえ彼に望まれても。★落ち着いた結婚をするより、危険で甘い経験を追求しようと話し合う、メール仲間の女性たち。生い立ちも境遇も違うヒロインがそれぞれ理想の男性を手に入れようとする<ロマンスの達人>シリーズ、第二作目です。★ -
偽りのパートナー
★ほんの数日前に出会った謎の男性。彼との婚約に追い込まれるなんて……。★広告代理店に勤めるキャリーは、バルセロナ支店の要職にある。今日もパリでの仕事を終え、彼女はあわただしく機上の人となった。弟が亡くなり、三カ月前に引きとった姪のモリーを、一刻も早く幼稚園に迎えに行かなくてはならないのだ。機内で隣の席に座ったのは、マックスというハンサムな男性。目下、あるワイナリーと広告契約の交渉をしている彼女に、弁護士だというマックスはいろいろと質問する。「また会おう」別れ際、彼はキャリーに不思議な言葉を残した。どういう意味? キャリーはただ不審な思いにとらわれた。その二日後、彼が自分の婚約者になるとは夢にも知らずに。 -
誘惑はオアシスで
★砂嵐のなか、彼女はオアシスに取り残された。傲慢なシークと二人きりで。★マリエラは、思いがけずズーランの皇太子に招かれた。動物専門画家としての才能を認められ、絵の依頼を受けたのだ。つつましく招待を受けたものの、彼女には別の目的があった。妹と生後四カ月の姪フラーを捨てた相手に責任を取らせなければ……。フラーの父親がズーランにいることはわかっている。マリエラは、冷酷で身勝手なその男に対する怒りをつのらせながら、彼のいる砂漠のオアシスにむかってひたすら車を走らせた。やっとの思いでたどり着くと、そこには大型テントが一つあるきりだ。「きみはもう今夜どこにも行けない。砂嵐がきている」中から現れた傲慢そうな男の言葉に、マリエラは思わず身震いした。■アラブの王国を舞台に、エキゾチックな男性との恋を描いた作品。出会った瞬間、ひと目で引かれ合ったシーク・ザビアとマリエラ。ところが二人はお互いを別の人物と勘違いしていて、敵だと思い込んでいますが……。スリリングな展開をお楽しみください。■ -
フィアンセの秘密
ジュリーは〈ウエディングベルズ〉のアシスタント。同僚たちは皆幸せな結婚をして、次はいよいよ彼女の番だ。ジュリーを“僕の優しい奇跡”と呼んで愛してくれる婚約者は、ボストン有数の名家出身で、天才エンジニアのマット。亡き父の失策のせいで傾いた事業を見事な手腕で甦らせ、愛も名声もすべて手にした彼は、盛大な婚約披露パーティーを開いた。つらく苦しい時期に、ずっと彼を支えてくれたジュリーのために。だが幸せの頂点にいたジュリーは、恐ろしい事実を知ることになる。マットを成功に導いた共同経営者は彼の元恋人で、さらには別の女性とのあいだに生まれた娘までいることを……!◆六カ月にわたってお届けしてまいりました作家競作ミニシリーズ〈ウエディング・プランナーズ〉。いかがでしたでしょうか。大波瀾の最終話はメリッサ・ジェイムズ渾身の一作。〈ベルズ〉の女性たちのその後も垣間見ることができます。おたのしみに!◆ -
妖精たちの甘い夢
小さな体に淡い金髪の美しい“ケーキの妖精”ナタリーは、結婚式のプランニング会社〈ウエディングベルズ〉のケーキ職人。見かけは少女のようでも、ボストンで一番のケーキ作りの腕を持ち、お転婆な双子の娘たちを女手一つで育てているタフなママだ。だが、亡き夫の親友だったクーパーとの再会をきっかけに、ナタリーは思い出してしまう。恋の、ほろ苦く甘美な感覚を。今や優秀な小児外科医として名を馳せているハンサムなクーパー。彼は親友の遺した家族を気遣って、経済的な援助を申し出たが、母であり一家の大黒柱である彼女は、同情や哀れみを受けつけない。たとえ心は一人の女に返って、彼に惹かれていたとしても……。★〈ウエディング・プランナーズ〉、次回は経理のオードラのお話です。一話目「幸せのブーケ」で、結婚式の直前に新郎に逃げられてしまった彼女。もう恋愛はこりごりだったはずですが……。どうぞお楽しみに!★ -
優しいフォトグラフ
ボヘミアンなファッションで明るく奔放に生きるレジーナは、結婚式のプランニング会社〈ウエディングベルズ〉のカメラマン。彼女の夫は、同じ町で育ちながら上流階級の別世界を生きてきたデル。ひょんなことから出会った二人は、ある悲しい出来事をきっかけに、お互いのことを何も知らないまま契約だけの結婚をした。一年半が過ぎ、レジーナは悟った。こんなこと無意味だわ。私は恋愛なんてこりごりだけど、夫にはもっとふさわしい女性がいる。私を気遣う優しい彼を、早く解放してあげなければ。ところがデルは、結婚を続け、もっと互いを知り合おうと提案する。離婚は彼の家名を傷つけるから?それとも……。★〈ウエディング・プランナーズ〉の二作目は、契約結婚をきっかけに本当の愛を見つける心優しい二人の物語です。アメリカ東部十三州の古都ボストンの魅力的な名所も数多く登場します。お楽しみに!★ -
永遠が欲しくて
ナイトクラブで会計士をしているローリンは、クラブのオーナーであるアダムにとんでもない取り引きを持ちかけられた。百万ドル支払う代わりに、二年間だけ彼の妻になってほしいというのだ。アダムはビジネス協議会会長の座を狙っていて、貞淑な妻をめとることでプレイボーイのイメージを消したいらしい。実のところ彼の提案は、ローリンにとって願ってもないものだった。そもそもアダムのもとで働き始めたのは、彼の所有する家が、かつてはローリンの生母の家だったため。妻になれば、家に隠された自分の出生の秘密を探りやすくなるだろう。だけど……愛のない結婚なんてできる?しかもこんなに魅力的な人と。不安を覚えつつもローリンは覚悟を決めた。「あなたと結婚するわ」★〈マイアミで愛して〉第5話は三男アダムの登場です。世間体を良くするために妻が必要になった彼は、地味で目立たない部下に白羽の矢を立てますが……。来月はついに最終話です!★ -
恋はノン・ストップ
夜ふけのニューヨーク。クレアはナイトクラブ〈ザ・ジャングル〉に足を踏み入れた。人類学の教授になったばかりの彼女が選んだ研究テーマはずばり“夜間の男女の出会いについて”だ。魔法のスカートをはいて、自分が実験台になり、クラブに集う若者を片っ端からリサーチしよう。そう考えたが、店の用心棒からつまみ出されてしまった。彼女に男たちが群がって店を大混乱に陥れたからだ。クレアは催眠術にでもかかったように用心棒の姿に見とれた。そして思った――私って、恋をしたことがあったかしら?★スカートのおかげで見事、マンハッタンの豪華なアパートに住むことになった三人の女性たち。今回は地味で学問一筋のクレアが主人公です。RITA賞受賞作家クリスティン・ガブリエルが上質の現代のおとぎばなしに仕立てました。★ -
禁断のカクテル
この店を守りたいの。だからあなたを全力で誘惑するわ。★今夜もマロリーの店は大盛況だ。バーカウンターの上で官能的なダンスをくり広げる三人の女性バーテンダーと、それに群がる男たち。満足げにバーの中を見まわしたマロリーは、壁際に座った男性から目が離せなくなった。乱れた黒髪にブルーの瞳。思わずキスをしたくなるような唇。視線がからみ合った瞬間、周りのすべてが意識から消え、彼の目と大きく響く自分の鼓動しか存在しなくなった。私は魔法にでもかかったのかしら?★ -
夢みる瞳
★緊急事態発生。ホームレスの男、魔法のスカートに反応す!★A・Jは実際に見たものしか信じない。だから魔法のスカートの威力を目の当たりにしたとき、彼女はすべてを信じた。まず、マンハッタンのすばらしいアパートメントを手に入れた。それから二人の得がたいルームメイトに出会った。このうえ何を望めというのだろう?だが幸せは長く続かなかった。A・Jがあげた二十ドル札を握りしめたホームレスの男が、うっとりした瞳でこちらを見上げているではないか。しまった、私ったら魔法のスカートをはいてきちゃったわ!★Golden Leaf Award 受賞の作者が贈る洒脱なラブストーリーはニューヨークを舞台に、仕事も恋も手に入れたいあなたの心にじわっと効いてきます!★ -
今夜は帰れない
サムはイベント・プランナーとして働くキャリアウーマン。ニューヨークにやってきた彼女は、宿敵ジョシュと再会した。二人は仕事をめぐって何度も対立してきた。彼は一見さわやかで、誠実で、一緒にいると楽しい人物に思える。だがそれはジョシュのしたたかな戦略にすぎない。以前、私を誘惑して新しい契約をさらったことが、そのいい証拠だ。あのとき、私は彼が本気で好きになってくれたと信じた。こうしてまた会ったからには、仕返しをしなければ気がすまない。そうだわ、はけば男性をとりこにするというこのスカートで彼を骨までとろかしてから、あっさりふるのはどうかしら? -
百万ドルのバレンタイン
★幸せは心のうちにあるもので、財布の中にあるのではないと言うけれど。★クリスタルの夢は億万長者と結婚することだった。お金をめぐる両親の争いを見てきた彼女にとって、それは悲願だ。理想の相手を射止めたいけれど、なかなかうまくいかない。今もまた、結婚には結びつきそうもない男性に惹かれている。ブレイクとは性格も好みもまるで違うし、なにより彼は、億万長者ではないのに。そこでクリスタルは、考え方を変えることにした。結婚相手としては、彼はふさわしくない。それなら、ひとときの情熱を分かち合う相手としてはどうかしら?ほら、ブレイクも熱っぽい目で私を見ている。 -
愛のかたち
別居していた妻、ケンドラの突然の訃報。ダンは打ちひしがれ、無力感にさいなまれた。ケンドラだけを愛していた。やり直したいと願っていた。しかしその願いを拒んだまま、彼女は逝ってしまった――絶望のなか墓参りをすませたあと、目の端を人影がかすめた。あそこに立っているのは……ケンドラ? そんなばかな!輝く黒髪も、シルクのような肌も、悲しみが見せる幻なのか?呆然とするダンを前に、その女性は口を開いた。命尽きたケンドラから、大切な伝言を頼まれた、と。 -
悪女マニュアル
★あなたが求める女性に変身できたら、私の夢をかなえてくれる?★あるパーティに潜入して依頼された品を盗み出すため、私立探偵のコールは同伴してくれる女性を探していた。条件は、セクシーで、洗練されていて、知的であること。それを耳にした秘書のメロディは色めきたった。ずっと憧れていたコールを振り向かせるだけでなく、秘書以上の仕事を任されるチャンスがきたわ!だが直訴したものの、コールからはあっさり拒絶されてしまう。いやよ! もうわたしは次のステップに進みたいの。かくして、~清楚でまじめなお嬢さん~メロディのさらなる闘いの火蓋は切っておとされた。 -
偽りのラブレター
バレンタインのいたずらは、恋の爆弾をかかえた天使におまかせ!-「ハッピー・バレンタインデー、モーガン」ヴァネッサはささやき、甘いため息をもらした。ついにモーガンが私のもとに忍んできてくれた。豊かなダークブラウンの髪、危険な黒い瞳、完璧な肉体。あこがれの彼を嫉妬させ、振り向いてもらうために、私を慕う匿名の崇拝者のふりをして、官能的なラブレターを書きつづったかいがあったわ。だが、めくるめく至福のときを過ごして目覚めた朝、ヴァネッサの目に彼の唖然とした表情が飛びこんできた。モーガンは口を開いた。「まさかあなただったとは!」★デビュー作でロマンティックタイムズ誌のベスト・ファースト・シリーズロマンス賞を受賞したジュール・マクブライド。以来、心躍るロマンスを書き続け、多くの読者を引きつけてやまない彼女の作品が、いよいよ〈ベッドを間違えて〉シリーズに初登場です。★ -
真夜中のジンクス
サラは赤い衣装に身を包み、招かれざる仮装舞踏会にまぎれこんだ。新年を迎える瞬間までは、誰も仮面をはずさないはずだ。ここは祖父の代からの宿敵、ウルフ家の屋敷。これから部屋へ忍びこむのだ。家族の名誉を守るために。「迷ったのかい、赤ずきんちゃん?」黒い仮面の下で光る瞳は、屋敷の主マイケル・ウルフに違いない!彼は思いがけない言葉をささやいた。「真夜中に会ってくれ。名前はきかないから」豪華できらびやかなパーティという喧噪の森で、よりによって腹ぺこの狼につかまるとは思わなかった。★RITA賞受賞作家クリスティン・ガブリエルの自信作。愛の輝きに満ちた物語をお見逃しなく!★ -
楽園の罠
熱い旅路をたどるうち、見知らぬ罠へと落ちていた。~親友になりすまして乗り込んだ自家用ジェット機の中で、ナタリーは心臓が飛び出しそうだった。美しい南の島では、何も知らない親友の兄が妹の到着を待っている。もう後戻りはできない。大切な研究のためなのだから。男性を引きつけて離さない方法を知るために、秘めたファンタジーを探り出し、データを集め、分析してきた。あとは実地に試すだけ。いつも研究室でしている実験と同じよ。彼を説得して、ぜひとも協力してもらわなければ!ナタリーは深呼吸をし、危険な賭に立ち向かう覚悟を決めた――ほんとうの危険が待ち受けていることなど、露ほども知らずに。★ゴールデン・リーフ賞などの受賞歴を誇るカーラ・サマーズがブレイズに初登場!「リスクを恐れぬ勇気ある女性を書き続けたい」と語るカーラが本領を発揮し、印象的なヒロインを描きます。思いがけないミステリアスな展開も見逃せません。★ -
背徳のレシピ
★レストランの名は〈罪深い喜び〉あなたも一度、ご賞味あれ。★〈罪深い喜び〉のオーナー兼料理長マリオンはシェフの仕事に応募してきたニックを一目見るなり、気に入った。一流店で働いてきた優秀な料理人であるうえに、陰りのある笑顔と琥珀色の瞳がひどく魅力的だ。彼は今、マリオンの前でまかない料理を作っている。チキンをきつね色にソテーし、レモンを絞り、オリーブを添え……洋梨とゴルゴンゾーラのサラダも、あっという間にできあがった。そのうっとりするような手さばきは官能的で、やさしい愛撫のよう。マリオンはごくりと唾をのみ込んだ。気をつけないと、料理ではなく、彼を食べちゃいそうだわ。 -
恋と剣
★連れ去られ、遠い異国で奴隷となった姫君。祖国に戻っても彼女の心は捕らわれたままで――9世紀ヨーロッパを舞台にした、灼熱の愛の物語。★九世紀半ば、フランスはピカルディー地方――有力貴族を父に持つシーアが妹とふたり、川辺で薬草摘みに興じているところに一艘の小舟が忍び寄る。中には野蛮なバイキングの姿があった。男たちの目的は、女性を誘拐して自国に連れ帰ること。敵に襲われて奪取された女たちの代わりに妻にしようというのだ。妹は逃がすことができたが、シーアは敵の手に落ちてしまう。幸い、賊はバイキングではなかったものの、賊の首領、北の鷹と呼ばれる男はシーアの身分に気づかず、彼女に不当な仕打ちをしようとする。 -
夢で会えるから
傷心を抱えてダラスにやってきたヒラリーは、仕事に生きる決心をしてマカリスター・ベッド社に入社した。引っ越したばかりの古い一軒家は予想以上に老朽化していて、嵐の夜、雨もりに耐え切れずヒラリーはついに家を飛び出した。会社の商品テストセンターには、最新型ベッドがあるはずだ。あれを使わない手はない。至福の寝心地に味をしめ、ヒラリーは翌日も同じベッドに潜りこんだ。だが数分後、彼女の胸に何者かの手が伸び、首筋を唇がかすめた。マーク……私を捨てた元婚約者。あなたなんでしょう?現実と夢の境界がぼやけ、ヒラリーは温もりに身を任せた。 -
恋しくて、せつなくて
テイラーは誰もがはっと振り返るほどの美人だ。しかし、彼女の心は冷めきっていた。人はみな真実の愛をほめそやすけれど、そんなものは存在しない。私が男性に求めるのは一夜かぎりのかりそめの愛……。マックもそんな相手のはずだった。琥珀色の澄んだ瞳が神秘的で、屈強な肉体を持つ彼は男性としての本質的な魅力に溢れ、火遊びの相手にちょうどいい。ところがキスを交わした瞬間、テイラーは動揺した。胸が締めつけられ、克服したはずの記憶がよみがえったのだ。遠い昔、結婚直前に事故で失った恋人の面影が。★裕福な家柄のヒロイン、テイラーは誇り高く傷つきやすい女性です。本作品は過去の記憶が邪魔して心の扉を閉ざしている彼女の、愛と再生の物語です。★ -
愛と復讐の旅路
★悲しい復讐心に支配される亡命貴族テオと、叶わぬ恋に心痛めるジュリー。“復讐”と“離別”、それぞれ違う目的を持ち、夫婦を装う二人の旅が始まった。★革命の嵐が吹き荒れる十九世紀半ばのヨーロッパ。ロシア亡命貴族の娘ジュリーは使命感に燃えながらトリノの病院で看護婦として働いていた。入院患者のひとり、ハンガリー亡命貴族テオは、自分に大けがを負わせたうえ、恋人を奪った男に復讐しようと固く決意している。民間人の夫婦を装ってロシアを目指すというテオの計画を知り、ジュリーは衝動的に協力したいと申し出た。かくして愛と復讐の交錯する二人の旅が始まった……。 -
眠れる美女
★ロンドンから遙か離れた北の地に、社交界を捨てた眠れる美女がいるという。嘘か、真か、半信半疑で屋敷を訪ねた放蕩者が目にしたのは…。★イングランドの北の果て、ノーサンバーラントには、 “眠れる美女”と評判の貴族の娘が隠れ住むという。 彼女が美しさと気品のみならず富の持ち主と聞き、 ロンドンで放蕩三昧に明け暮れる伊達男アダム・マニオンは、 噂のレディ・ヘレナ・ラスフォードに求婚しようと思い立った。 ところが、ラスフォード邸は暗く荒れ果てた屋敷で、 当の“眠れる美女”は、やせたみすぼらしい娘だった。 意外にも彼女の父親はアダムを受け入れ、結婚が決まった。 そして財産だけが目当てだったアダムもいつしか巧妙に覆い隠されたヘレナの魅力の虜になっていた。 -
さよならは甘く
デモ行進を先導するヘレンの胸は高揚感でいっぱいだった。大型コーヒーショップが進出したら、界隈の雰囲気が壊れてしまう。それに、ダブリーズとかいう名前のオーナーは金の亡者に違いない。彼が店を出す場所では、必ずライバル店がおかしな災難に遭うから。私の小さなカフェなんか、あっという間につぶされてしまうわ。負けるものですか。通りすがりの人々も応援してくれているようだ。たとえば今、隣に来て看板を持ってくれたすてきな男性も。「僕が喜んで助けになるよ。よかったら夕食をどう?」まあ! 彼が興味を持ったのは、デモじゃなくて私だったのね。「よろしく、ヘレン。僕はルーク。ルーク・ダブリーズだ」★ロマンティック・サスペンスを得意とする作者らしい、揺れる女心と危険な謎が絡んだストーリーです。★ -
はじまりは嵐に似て
これって悪夢以外の何ものでもないわ。スーザンはあまりの惨状に言葉を失った。嵐の夜、ベッドで眠っていたら、いきなり大木が屋根を突き破って倒れ込んできたのだ。ドアも窓もふさがれて、脱出できない。そのとき、暗闇のなか一人の男が現れ、彼女を抱きかかえると緊迫した声できいた。「けがはないかい?」無線機で外の人間と応答する彼の喉元が、目の前に見える。「大丈夫よ」そう答えた直後、目もくらむ稲光が部屋を貫き、スーザンは呆然となった。ふるいつきたくなるほどいい男だわ。★架空の町サウスヴィレッジを舞台に三人の女性が織りなす恋愛模様をお送りします。ガテン系のヒーローのセクシーで新鮮な魅力が光ります。★ -
彼女が消えた夜
★美人実習生の謎の失踪。あなたはどの段階で手掛かりをつかめるか?★州議員事務所の実習生が消息を絶った。彼女は失踪前、議員との不倫を母に語っていた。事件か、それとも自ら姿を隠したのか?ゴシップが囁かれ、周囲は追い詰められていく。再選にすべてを賭ける議員、夫をかばいつつ心乱す議員の妻、娘の発見に腐心する母親入り交じる思惑を各々の視点から描き、同時に失踪当日の経過を追って衝撃の結末へ! ベテラン・コラムニストが独特の手法と圧倒的なリアリティをもって綴る、一級サスペンス・フィクション。 -
駆け引きの誤算
★熱い女とタフな男がぶつかりあって、ロード・トリップは明日へ続く。★厄介な仕事にはジェイド・モローを送りこめその評判がわたしの誇り。みんながさじを投げてもあきらめない。今回のセールスコーチという仕事でも、必ず成功してみせる。だからクライアントには指導のとおりにしてもらいたいのに、頑固で傲慢なドルーは、わたしを信じていない。それでも彼は、会社を立て直すことにすべてを懸けているのだから、こちらも全力をそそいで本気でぶつかろう。ただし有能なコーチにとって、クライアントとの恋愛は問題外。いくら彼がほしくても、私情をはさむ余地はないのよ。得意先を回るため、二人きりで三週間の旅に出るとしても。 -
シチリアの恋人
★シチリア島の海辺にそびえる城で、スーパーモデルの人生は一変した。★『ブライダル・ドリームズ』創刊号の表紙撮影のため、スーパーモデルのファロン・オコンネルはシチリア島を訪れた。どしゃ降りの空港で、彼女はステファノという男性に声をかけられる。「運命が僕をここによこしたのかな?」ステファノは目的地まで送ろうと言ってくれたものの、ファロンの職業を知って急に冷淡になり、二人は気まずく別れた。だが数日後のある雨の夜、二人は思いがけない再会をする。ステファノの乗るオートバイをよけようとして、ファロンの車が木に激突したのだ。彼が駆け寄ると、ファロンの顔には見るも無惨な傷がついていた。 -
ひとときの恋人
★同情心から少しの間優しくしてくれるだけ。わかっていても、求めずにはいられない。★キャリーは夫を亡くして以来、海辺の家に引きこもり、世捨て人のように暮らしていた。そこへ一人の男性が訪ねてきた。夫のかつての同僚、ブロック・アームストロングだ。彼はしぶるキャリーを説き伏せ、毎日のように外の世界へと連れ出した。セクシーでたくましいブロックとともに過ごすうち、いつしかキャリーは笑顔を取り戻し、熱い切望が胸の奥で芽生えるのを感じた。 -
愛を知りたくて
★彼の支配する王国に引きずりもどされるわけにはいかない。★モーガン・コンローにこんな姿を見られるなんて!セリーナは交通事故で怪我を負い入院していた。事故の知らせを聞きつけ、彼は病院にやってきたという。母親がモーガンの父親と再婚したとき、セリーナは十二歳。何かと優しくしてくれるモーガンに淡い恋心を抱き、十七歳になるや、とうとう愛を告白してしまった。ところが、それを境にモーガンは急に冷たい態度をとりはじめ、ひどく傷ついた彼女はコンロー家を飛び出したのだった。今、二年ぶりの再会で目頭をうるませるセリーナに、モーガンが低い声で言い放った。「きみを家に連れて帰る」 -
恋はラテンの国で
★夢にまで見たあこがれの男性とこんな姿で鉢合わせするなんて!★義姉の家を訪れるという大富豪キャッシュの写真を見た日、ヴィヴィアンは気もそぞろだった。ハンサムな彼になぜか絆を感じてしまう自分を戒め、彼が到着しても、何かと理由をつけて会うのを避けていた。だが夜中に彼との禁断の夢を見て、プールで頭を冷やすことにする。プール小屋に入って水着を着ようと裸になったとき、深みのある男性の声がして、ヴィヴィアンは硬直した。そこにはベッドから彼女の全身を眺め回すキャッシュがいた!赤面する彼女に、彼は提案した。「いい解決方法がある」そして床に飛び下りた彼の腰から、シーツがはらりと落ちた……。 -
冷酷な夜明け
★~彼を慰めるために純潔を捧げよう~その決意は冷たい現実につぶされた。★元妻の訃報を受けた夜、ミッチは痛飲し、ナニー子守のエミリーとキスを交わしたあとベッドに倒れ込んだ。翌朝、一糸まとわぬ姿の彼女を発見してパニックに襲われる。酔いのせいで昨夜の記憶がまったくない。最悪の事態を予想しつつ、ミッチは彼女に詰問した。「昨夜、僕たちの間にいったい何があったんだ?」ミッチの傍らで眠れぬ夜を過ごしたエミリーは、悲愴な思いでその質問を受け止めた。愛する男性を慰めようと、一大決心をしたのに……。エミリーは何もなかったとだけ答え、彼の前から姿を消した。 -
スペインからの復讐者
★純粋な愛を捧げた報いが、愛人にされることだなんて。★リーザは十八歳のとき、スペインで出会ったウエイターのディエゴを全身全霊で愛した。だが美女とたわむれる現場を目撃し、侮蔑の言葉を投げつけて彼のもとを去った。身を焦がすような恋は二度としないと誓ったリーザは、五年後のいま、父の経営する雑誌社で編集者を務めている。だが平穏な日々は、復讐に燃えるディエゴの出現で激変した。大企業の社長となった彼は、父の雑誌社をつぶしにかかった。取りやめる唯一の条件は、リーザが愛人になり、飽きるまで快楽を提供することだと言う。彼は残酷にこう続けた。「スペインの男のプライドを傷つけたら、必ず報復される」 -
復讐の鐘が鳴るとき
すみれ色の瞳で一世を風靡したトップモデルはもうここにはいない。タイラー・スチュワートは結婚式の朝、ホテルの部屋で鏡に映ったみずからのウエディングドレス姿に衝撃を受けた。かつて貧困にあえいだ彼女は故郷を捨て、頂点をきわめた。にもかかわらず、人に裏切られ、手元には何の財産も残っていない。そして今、身売り同然に嫁ごうとしている……。やっぱりこのまま結婚なんてできない! とっさに逃げだした彼女は、隠れようと飛び込んだホテルの一室で凍りついた。「ノックもなしとは。事情を説明してもらおうか」氷のように冷ややかな青い目の男がタイラーに拳銃を向けていた。■栄えあるRITA賞を二度も受賞したゲイル・ウィルソンのミニシリーズ『孤高の鷲』。元CIAのエリートたちが正義を貫き、真実の愛を見出すさまを描いた連作です。 -
プロポーズの理由
★億万長者の社長が、このわたしにプロポーズ!きっとなにかの冗談にちがいない。★あと半年で、もう子供が産めない体になるかもしれない……。医師から衝撃的な診断を下されたアンドレアは休職して治療に専念しようと決め、社長ゲイブのオフィスを訪れた。アンドレアが詳細な話を伝えると、なぜか彼は急に動揺し、休職する前に自分と一緒にパリへ出張するよう命じた。現地に到着してチェックインしたのは、川沿いの古風なホテル。しかし、いつまでたっても仕事に取りかかる様子がないので、彼女はこの出張旅行の目的を問いただした。「きみをパリに連れてきたのは、結婚を申しこむためだ」信じられない返答に、アンドレアは茫然として言葉を失った。 -
愛の一夜 ハーレクイン・ロマンス~伝説の名作選~【ハーレクイン・ロマンス版】
一夜限りの愛が残したのは、冷たい再会と、消せない命の証。 新進ピアニストのヘザーは、有能な医師ラウールと出逢い、魅力的な彼に熱烈に告白されて天にも昇る心地がした。けれど遠い異国で働く彼との結婚は、不可能だった。せめて一夜でも愛されたいと願い、純潔を捧げた3カ月後――突然訪ねてラウールを驚かせようとしたヘザーは、彼の予想外に冷たい態度にショックを受ける。翌朝の飛行機で帰るよう言われたが、不運にも帰国便が墜落。救助されたヘザーはラウールの診療を受けることになった。そして、あろうことか、彼の口から妊娠の事実を告げられ……。 ■妊娠を知ったヒーローにプロポーズされたヒロイン。子供のための愛のない結婚とわかっていても、夫が美しい同僚の女性医師といるのを見てはやきもき。さらに夫に週末だけの別居婚を提案され、同じベッドで一緒に眠るだけの生活が続いた5カ月めのある日……? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
ボスへの想い ハーレクイン・ロマンス~伝説の名作選~【ハーレクイン・ロマンス版】
見返して忘れるはずの恋だった――まさか、ボスの子を身ごもるなんて。 バイオレットは、ボスのブレイクを密かに愛していた。だがある日、思いもよらぬことから彼の逆鱗に触れ、その日のうちに解雇されてしまう。しかも、少し太り気味だとほのめかされて。どれだけ傷ついてもブレイクを忘れられないバイオレットは、ダイエットに励み、仕事を見つけ、再び輝きを取り戻した。そんな彼女に、ブレイクは目の色を変えた。自宅に招かれ、彼に愛はないことを知りながら純潔を捧げた――まさかその一度きりで身ごもってしまうなど、夢にも思わず。 ■解雇の屈辱をバネに美しく生まれ変わった元部下と、彼女の変貌に惑わされた傲慢なボス。忘れるはずだった恋なのに、授かった新しい命が、二人をつなぎ止めて……。「愛はない」と言い放つボスの突然の執着に翻弄される、秘書の切なくも華麗なる変身物語! *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
ベビーを差し出す契約結婚
私は幸せな花嫁だったかもしれない――もし生まれ来るわが子を奪われる運命でなければ。 15年前の初恋――夢の続きを見るには時間が経ちすぎたわ。ゾーイは教会の祭壇の前に立つアルキメデスを見て思った。身寄りのない二人は養父の家で育ち、ゾーイは彼に強く憧れた。でも彼は18歳で家を飛び出し、その後、会うこともなかった。今になって、いくら養父に強いられたとはいえ、ゾーイとの1年の契約結婚に応じるなんてありえない!しかも、子供をもうけて養父に差し出せと言われているのに。私は専門医の手を借りて人工的にすませるつもりで、やむをえず同意したのだった。でも、こんなのはいや。初恋の人とこんな結婚はしたくない――また恋におちてしまうのも。 ■花婿は長身で青い瞳の憧れの男性。本当なら嬉しいはずの結婚は、生まれた赤ん坊を闇のハッカー組織を率いる養父に差し出すという非情な条件付きで……? デビュー当初から編集長大絶賛、ジャッキー・アシェンデンが綴る、ベビーを巡るスリリングな物語です! -
花嫁は白い秘密を宿す ハーレクイン・ロマンス・プレミアム~リン・グレアム・ベスト・セレクション~【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
愛した富豪には妻がいた。絶望し、逃げた彼女を、彼は息子ごと奪いに来た! 妹たちと身を寄せ合って暮らす貧しいウィニーのもとに、ある日突然、ギリシア人大富豪イロスが現れた。「きみはなぜ、僕の子を産んだことを隠していたんだ?」2年前、専属シェフとしてイロスの屋敷に雇われたウィニーは、たちまち彼に魅了され、身も心もすべて差しだしてしまった。なのに、なんて酷い裏切り……彼に妻がいると耳にしたのだ。傷心のウィニーは黙って屋敷から姿を消した──身重の体で。幼子をかばって震える彼女に、イロスの厳しい言葉が飛んだ。「息子と暮らしたければ僕と結婚するんだ。口答えは許さない」 ■数奇な運命に翻弄される里子育ちの三姉妹の恋を描く3部作〈灰かぶりの結婚〉。1話目のヒーローはブロンズ色の肌に彫刻のような端整な顔立ち、鍛え抜いた肉体を持つ、身長193cm超えのギリシア富豪! 3話ともリンの描くヒーロー像から目が離せません! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
愛をはぐくんで ベティ・ニールズ・コレクション【ハーレクイン・マスターピース版】
今夜、眠れないのは、まぶたの裏に映る教授のせい……? 父を亡くした看護師チャリティは失意の淵に沈んでいた。思い出の家も、継母によって売り払われてしまったのだ。そんなチャリティは、オランダの病院で働かないかと誘ってくれたチャーミングな医師コールに従って、心機一転、異国へ渡ることに。結婚をほのめかすコールの言葉を信じたチャリティだったが、彼にデートをすっぽかされて待ちぼうけを食わされたあげく、美人看護師と出かけていく彼を目撃して絶望のどん底に突き落とされる。仕事中、こらえきれずに泣いてしまい、懸命に涙を隠そうとする彼女に声をかけたのは、外科医のファン・デル・ブロンス教授だった。「こっちを向いてごらん。泣くのは恥ずかしいことじゃない」 ■何もかもうまくいかなくて、我慢や忍耐が限界を迎えたとき、涙が自然とこぼれ落ちる――そんなときに、我らがベティ・ニールズのヒーローのように陰になり日向になり寄り添ってくれる人がいたらいいですよね。温かさと優しさに満ちた清らかな恋物語をどうぞ! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
罪深き天使 至福の名作選【ハーレクイン・イマージュ版】
母に奪われ続けてきた私の人生。初めて知った愛が、私の運命を変える―― 意地悪で身勝手な母に支配され、虐げられながら生きてきたトレイシー。ある日、目が覚めたら、彼女は見知らぬ寝室に横たわっていた。そこは隣人で石油会社を営む大富豪タイ・キャメロンの家だった。どうやら前の晩、トレイシーがナイトクラブで気を失い、偶然居合わせたタイが助けて自宅で休ませてくれたようだ。たくましくて自信に満ちあふれた彼に、トレイシーは強く惹かれていく。だがその後、彼の車を借りて帰宅しようとした彼女は体調が優れずに事故を起こし、高級車を壊してしまった!タイから、弁償する代わりに彼の大牧場に住み込んで働くよう命じられ、トレイシーは従うほかなかった。しかし、タイはトレイシーのことを、彼女の母と同じ狡猾で節操のない女だと思い込んでいて……。 ■逆境を耐え忍ぶ不憫なヒロインと、そんなヒロインに手を差し伸べつつも誤解から冷たい感情を向けるヒーローが繰り広げる、エモーショナル・ロマンス! 米国ロマンス界の最高峰RITA賞の最終候補にも選出されたS・フォックスの名作。読後の爽快感は格別です。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
ポピーの知られざる授かり子
私を捨て、我が子も切り捨てた彼なんてもう見たくもない……はずだった。 女手一つで6歳の息子を育てながら小さな店を開く予定のポピー。息子を連れてまだ改装中の店を見に行ったとき、圧倒的な存在感を放つ長身の男性が目に入り、そのたくましい体つきにポピーの胸は思わずときめいたが、振り返った顔を見て凍りついた。少年のようなえくぼに、きらめく青い瞳と魅力的な巻き毛――忘れもしないトーベン・ブーンだわ! 私の大切な息子の父親!7年前、情熱の一夜を共にした直後、彼は忽然と姿を消したのだった。やがて妊娠がわかって手紙を送ったり電話をかけたりしたが、自分は関わりたくないという意思表示か、彼が反応することはなかった。今、子連れのポピーを見て、トーベンは言った。「家庭的になったんだね」信じられない! この子のあなた譲りのえくぼと巻き毛に気づかないの?! ■USAトゥデイのベストセラー作家が描くシークレットベビー物語!ヒーローは7年ぶりに再会したヒロインが連れているのが自分の息子だとわかるや、知らせるのが遅すぎると彼女を責めます。妊娠ならとっくに知らせたはずなのに……。二人のすれ違いの真相は? -
ダーク・モザイク【ハーレクインSP文庫版】
目覚めた私は、自分そっくりの女として生きていた。 似ているわ……。セシリーは驚いた。列車で向かいに座った高級な毛皮のコートを着た女性は、身なりこそ違うけれど、目鼻立ちも、すみれ色の瞳も、明るい茶色の髪も、わたしと同じ。その時、轟音とともに列車が急ブレーキをかけ、激しく揺れた。病院で目を覚ました彼女は、記憶を失っていた。彼女の名前は“ジェシカ”といい、亡き父の遺産相続のため、町へ向かう途中の事故だったと、亡父の従弟ジェイムズは言った。彼の屋敷で静養することになるが、どこか腑に落ちない。それにジェイムズがわたしを訝しむような目で見るのは、なぜ? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
過ちの代償【ハーレクインSP文庫版】
彼に気づかれてしまった?この子が、あなたの娘だと。 レオニーは青白い顔で、再び現れた大富豪ホークを見つめた――。ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、手切れ金を払うと家まで乗り込んできたのは、9カ月前のこと。彼女の顔色が優れないのは、彼との望まぬ再会のせいだけでなく、先日の早産で体が弱っているから……。初めて会った日、一度だけ枕を交わしてしまったのだ。私たち姉妹を侮辱した彼と。この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、赤ん坊が自分の血を引いていると見抜いていた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
24時間見つめてて【ハーレクインSP文庫版】
私を捨てた元婚約者に、24時間守られて。 キリーはあらぬ誤解から、元婚約者ラングの愛を失った。泣きながら潔白を訴える彼女に耳も貸さず、彼は去っていった。あれから5年。ラング以上に愛せる男性とは巡りあえないまま、23歳のキリーは仕事が生き甲斐の日々を送っていた。ところが最近、警備員の男からの執拗なセクハラに悩まされ、元CIA捜査官のボディガードがつくことになる。オフィスでその人物を迎えたキリーは、思わず息をのんだ――そこに現れたのは、片時も忘れたことのない、ラングだった!私の心を引き裂いた彼と、24時間一緒に過ごすだなんて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
スター作家傑作選~愛と小さな天使の物語~
米国と英国のロマンス最高賞受賞作―― 愛の調べが美しく響く、感動傑作2選! 1998年に米国ロマンスの最高峰であるRITA賞を受賞したルーシー・ゴードンと、2009年に英国で権威あるRoNA Rose賞を獲得したインディア・グレイ。本書では、流麗な筆致が評価されたその受賞作をご堪能いただけます! 読んだあとに感動の余韻に浸れる名作揃い。