エッセイ作品一覧
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-【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 アイドルオタクがなぜ歌舞伎町ナンバー1になれたのか?スダラーこと元カリスマホスト将暉の初エッセイ。 日本テレビ「新・日本男児と中居」で人気なったスダラーこと将暉。 菅田将暉に憧れ、菅田将暉を追い、将暉と名乗った元カリスマホスト。 貧乏でいじめられっ子で陰キャでアイドルオタクだった将暉が、 歌舞伎町最大手のホストクラブで年間指名ナンバーワンになった理由。 そこには恋愛経験ゼロのアイドルオタクだからこそできた、将暉ならでは秘策があった! 「物欲なし」、「性欲なし」、「一生ニート」、「頑張らないで生きていく」、「水を売る」 そんな新・日本男児と呼ばれるライフスタイルの提案書だ。 将暉(マサキ):日本テレビ「新・日本男児と中居」でおなじみのスダラーこと将暉。菅田将暉に憧れて菅田将暉の追いかけ、歌舞伎町で年間指名数ナンバーワンになった伝説の元ホスト。「頑張らなくで生きていく」令和時代の今どき男子の代表格。ツイッター登録者2万人。
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-生きること、愛することの道しるべ―― ダウン症の告知を受けた日、「私は日本で一番悲しい母親だろう」と記した。 三十年を経て今、私は「翔子! 母さんは世界一幸せだよ」と言えた。 生きてさえいれば絶望はない―― ダウン症の娘・翔子さんを、深い愛で育て見守ってきた母の、愛の記録。 娘が持って生まれた「障害」は、決してマイナスではなかった――。 翔子さんの日常、書家としての活躍、そして 翔子さん念願の「一人暮らし」に至るまでの著者の葛藤。 娘の可能性を信じ、成長に導いていく様子は、私たちに多くの示唆と感動を与えてくれます。 エッセイごとに、翔子さんの書作品を掲載。
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-「若い医者と軍人の結合体にとって、詩と死はただの同音ではなかった」(谷川雁) 医師で詩人の著者は臨時召集を受け、軍医少尉として出征。北ビルマの最前線ミイトキーナでは、司令官・水上源蔵少将に対し死守が命じられるが、少将は残存将兵への転身命令を発したのち自決。部隊は全滅を免れるも、その後は「中国の雲南からビルマをよぎって、タイのチェンマイまでの泥まみれの敗退」となった……。 壮絶を極めた南方戦線から奇跡的に生還した著者は、その記憶を書き残す決意を固めるには四半世紀の時間を要したと述懐している。一九六九年夏に西日本新聞に連載した「月白の道」は、2000キロの敗走を綴った戦場の記録である。 第一篇には、「私たちはおたがいに心の虫歯をもっていたほうがよい。…でないと、忘却というあの便利な力をかりて、微温的なその日ぐらしのなかに、ともすれば安住してしまうのだ」とある。声高に叫ぶのではなく感情を抑えたさざ波のような断章が連なり、野呂邦暢や川崎洋らが賞賛する詩的な香りの漂う孤高の戦記文学となった。 都合三度刊行された『月白の道』の「序」「あとがき」に加え、二度目の刊行時に書き加えられた後日譚とも言うべき「南の細道」、文藝春秋に寄稿した「軍神を返上した水上少将」、および、私家版『定本 丸山豊全散文集』から戦争・戦友に関する一〇篇を収録した、戦争散文の集大成。 さらに、谷川雁の追悼文、野呂邦暢、川崎洋、森崎和江のエッセイ、映像制作者・木村栄文の「『月白の道』に寄せて」を収録。
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-住宅評論の第一人者である櫻井幸雄。約40年にわたって見てきた住まいの数は7000件以上。同時に様々な人生も見てきた著者には、これまで数多くの相談が寄せられてきました。核家族化の進展とともに、人生の先輩から知恵を授かる機会が減ってしまった今、豊かな人生経験から発せられる言葉には、一際説得力があります。そんな珠玉の人生相談を初の書籍化。WEBサイト掲載中の相談から厳選した10の相談に未公開の書き下ろしを合わせた32の相談を収録。コロナ禍で“おうち時間”が見直される中、住宅のプロが贈る、どこかホッとするやさしい人生相談です。カバーデザインは(株)ブックウォール。
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-現代唯一の演歌師が歌いあげる豊かな風刺の世界 「オッペケペッポー ペッポッポー」「ア、ノンキだね」「ヨワッタネ 生活戦線異状あり」 「演歌」とは、明治・大正期に流行した「演説歌」。面白おかしい詞を織り交ぜながら、時の権力や世相を風刺する。政府批判・演説が弾圧された時代、「それならば歌で」と街頭で高らかに歌いあげる演歌師が現れた。その草分けである添田啞蟬坊の流れをくむ現代唯一の演歌師・岡大介20年の記録。1978年生まれの岡は、寄席で、ホールで、「流し」として居酒屋で、そして山谷や西成などの労働者の街で歌い続けている。岡大介「演歌」動画付き! 【目次】 第一章:政治や社会をチクリと刺す「演歌」——尊敬する添田啞蟬坊・知道のこと 第二章:「無翼」の歌、「庶民翼」の歌——カンカラ三線を持ってどこへでも 第三章:同世代の流行り歌にこころ動かず——ぼくが「演歌」にたどりつくまで 第四章:歌ってつながる人の縁——歌と酒と、厳しさと人情と 第五章:政治の過ちを風刺に変えてまっすぐに——松元ヒロさんに学んだ芸の姿勢 付 録:岡大介カンカラ演歌集/岡大介自作曲集 【著者】 岡大介 1978 年、東京都に生まれる。添田啞蟬坊・知道の流れをくんだ、明 治・大正演歌を歌う現代唯一の演歌師。空き缶で作ったカンカラ三 線をリュックに差し、全国を回って演奏活動を続けている。演奏の 場は、寄席、演芸場、ホール、居酒屋など多岐にわたり、集会や祭 りに呼ばれることも多い。年間ステージ数は365 を超える。 リリースしたCD に、『かんからそんぐ』Ⅰ〜Ⅲ、『にっぽんそんぐ』 (いずれもオフノート発売)がある。
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-翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人によるミステリ好きのための書評本。 書評七福神編著 (川出正樹 北上次郎 酒井貞道 霜月蒼 杉江松恋 千街晶之 吉野仁) おれたちはこの翻訳ミステリーが好きなんだ! 翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人によるミステリ好きのための書評本。この本を読めばミステリがもっと好きになる!? 読んでも読んでも読み切れない! 七福神各位の気持ちを勝手に代弁するとそんなことになるのではないかと思う。本当におもしろい作品ばかり出るんだもの。(あとがきより) スティーヴン・キング、ピエール・ルメートル、ジョー・ネスボ 等520作品収載‼ 【目次】 まえがき 2011年 COLUMN・十一月は変化球の月 霜月蒼 2012年 10年間のベスト 川出正樹 2013年 COLUMN・人工的本格ミステリの復権 千街晶之 私のベスト10 北上次郎 2014年 COLUMN・仏はヘンに宿る 吉野仁 十年間の印象鮮烈な作品5選 酒井貞道 2015年 怒り、暴力、そしてその他の悪いこと 霜月蒼 2016年 COLUMN・世界を知り、人生を選択する少年少女 川出正樹 「今月の一冊」からベスト10を選ぶと 杉江松恋 2017年 COLUMN・選択の基準について 北上次郎 十年間のベスト 千街晶之 2018年 COLUMN・翻訳ミステリー大賞 杉江松恋 見逃された10年間のベスト 吉野仁 2019年 COLUMN・翻訳ミステリー大賞シンジケート 杉江松恋 2020年 COLUMN・翻訳と演奏と 酒井貞道 あとがき 執筆者プロフィール&ひとこと 訳者名さくいん 著者名さくいん 書名さくいん 【著者】 書評七福神 書評七福神
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-【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 この商品は過去に写真集として配信しておりました作品と同様の内容でございます。重複購入にご注意ください。 女優として大注目の岡崎紗絵が、初のデジタル写真集を発売!数回にわたりお届けする写真集の第1回は、"彼女感"満載の内容に! ファッションモデルとしてはもちろん、現在女優としても大注目の岡崎紗絵。そんな彼女がお送りする初めてのデジタル写真集は、なんと連載として、毎月違ったテーマで数回にわたり発売予定。 オンラインイベントでは抽選で選ばれた”編集部員”と写真を選ぶなど、ファンの方と一緒に作りあげていく参加型写真集です。記念すべき第1回のテーマは「ひとりじめ。」。普段見ることのできない彼女感満載の表情を、たくさんお届けします。 岡崎 紗絵(オカザキサエ):ファッション誌『Seventeen』(集英社)専属モデルオーディション『ミスセブンティーン2012』でグランプリを受賞し、専属モデルとしてデビュー(2015年4月号で卒業)。2016年5月号より、ファッション誌『Ray』(主婦の友社)の専属モデルを務める。女優として、フジテレビ系スペシャルドラマ『教場II』をはじめさまざまな作品に出演。
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-幼少期から蝶や草花を愛した著者が、長年調べ、書き綴ったスケッチと文章から厳選。植物の特徴や図鑑的な知識と、草花への愛情に満ちあふれたエッセイ、俳句によってまとめられている。自然への優しく深いまなざしが、心地よく読み手の心を温めてくれる一冊。 信濃追分の野辺、東京都内の散歩路に佇む200種類以上の草花の特徴を、スケッチや思い出とともに抒情的に綴るエッセイ集。 【目次】 Ⅰ 追分ひとり遊び (一) 君へ (二) 蝶と草花 (三) 信濃追分 (四) 院の中 (五) 再訪 Ⅱ 草友帖抜粋 Ⅲ 遊び友達の草花 (1) イチゲの仲間 (2) スミレの仲間 (3) ケマンソウの仲間 (4) ハコベの仲間 (5) ナノハナの仲間 (6) キンポウゲの仲間 (7) キジムシロの仲間 (8) タンポポの仲間 (9) シソの仲間 (10) マメの仲間 (11) ユリの仲間 (12) ランの仲間 (13) 花野・草の花 (14) 田んぼの四季 (15) 印象的な花の色 (16) 可哀そうな名前の草花 (17) 美しい名前の草花 (18) 動物の名前のつく草花 (19) 変わった名前の草花 (20) サクラ
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-いま、ここで語り継ぎ、残していくべきもの 昭和の戦火と復興の辛苦を生き抜いた市井の人々の姿と思い―― どのような時代背景にあっても、人は生活し、愛し、命をつないでいく。自分が、この社会が、どのような連鎖のもと存在しているのか、父の人生からたどるヒューマン・エッセイ。 「金銭的絶望の淵に立っている民を見放してしまう政治と金持ち達。 これが日本であっていいはずが無い。そんなんでは伝わらない。ここで伝えたいのは戦争で辛苦を舐めた、その時分の子供の「小さな心」、決して良くはなかった青春の「想い出」、成人を迎え自分に課する「使命感」なのである。」 (本文より)
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-大丈夫。誰だって、きっと変われる 愛に飢えた幼少期、手が付けられなかった中高時代…… 24歳、医師を志した瞬間から、私の人生は変わった。 ヒトに傷つけられた痛み、ヒトを傷つけた痛み、すべてを背負って、人を救う。Doctor FUKO怒涛の半生記。 「どんなにつらい思春期を過ごしたとしても、大人になれば自らの意思で歩むことができます。周りのせいにして自分の人生を歩まないことはやめてください。……価値がない子どもなんていないし、生きている意味がない人なんていない。人には必ず光り輝ける場所や役割があり、生涯をかけてそれを見つけるものなのです。」(本文より)
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-私の夫は、DV夫でした——。 椅子のビスを外し、壁紙を剥がし、さらには非通知の無言電話。 それでも飽き足らず女遊びまで! 度重なる陰湿な嫌がらせによるストレスで体調は崩れ、家庭は冷え切っている。 しかし、このままDV夫に翻弄されていてはたまらない! 本当に大切なものを守るべく、横暴夫に果敢に立ち向かうある女性の奮闘記。 円山 賀子(まるやま かこ) 札幌生まれ、札幌育ち。 現在、世界中で知られる「人間らしく生きる権利」が得られていない人たちが多くいる。その理由の一つにDV(ドメスティック・バイオレンス)により自分らしく生きる権利が損なわれている人が増えていることが挙げられる。例外でもないその1人が私と家族であった。そこで、体験者として私と家族がどのように克服して来たかを知ることによって是非本来の自分を取り戻してほしいと願い書き記した一冊です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「忍者戦隊カクレンジャー」「星獣戦隊ギンガマン」「救急戦隊ゴーゴーファイブ」「未来戦隊タイムレンジャー」「魔法戦隊マジレンジャー」「仮面ライダーアギト」「仮面ライダー龍騎」「仮面ライダー555」「仮面ライダー剣」「仮面ライダーカブト」「仮面ライダー電王」「仮面ライダーキバ」「仮面ライダーディケイド」「仮面ライダーW」「仮面ライダーオーズ」「仮面ライダーフォーゼ」「仮面ライダーウィザード」「仮面ライダー鎧武」「仮面ライダードライブ」「仮面ライダーゴースト」「仮面ライダーエグゼイド」「仮面ライダービルド」「仮面ライダージオウ」に主役で出演した裏話が満載。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この【瞑想する人工知能】は、私のエッセイ及び散文詩からパリス滞在中に書いたものを中心にフランス語訳されたものを集めたものです。今回、既に出版されたものの他に1994年の京都建都1200年に合わせてサンジェルマン・デプレで書かれた【超光速現実的へのメモ】【隔てられた情熱は超光速で大宇宙の端から端まで駆け抜けることができるだろうか?】等を加えています。欧米のイノベイテイブアート&サイエンスのヒストリーと日本の禅文化、俳句に代表されるような人間と大自然と大宇宙のはざまの直接体験-色即是空-直観リアリティが、一瞬の永遠の〈はざま〉に交錯するような風景が読者の方々に垣間見えてくれれば幸いです。表紙の円相の禅的カリグラフィーはパリジャンアーティスト、ソフィー・サーモンさんの作品。彼女は生粋のパリジャンながら若き日よりカリグラフィーを習得し数々のコラボレーションを展開しています。特筆すべきは、彼女の家系はシュールレアリストと親しく幼年時、父親と共にサルバドール・ダリ氏のフィゲラスの別荘でダリの姪と遊んでいたことです。しかし彼女は西洋の前衛より日本の伝統的アートに強く傾倒。フランスのマカロンより日本のわらび餅を好んでいます。彼女のカリグラフィー作品には、パリスの路地裏で日本のわらび餅に出会ったような感慨深いものがあります。地球はただ国境で分断されてはいない。我々のマインドは民族・国家を超えて繋がっていると思わせるものがあります。又、若き日にアメリカ🇺🇸カウンターカルチャーの中心地として現在、世界遺産となったサンフランシスコのシテイライツ書店&出版社の創始者で詩人だったローレンス・ファリンゲッテイ翁の薫陶をうけており、パリスのシェイクスピア&カンパニーの設立者、ジョージ・ホイットマン翁にも紹介され暖かく迎えて頂いた経緯があり今は亡き2人にこの本を特に捧げたく思います。又、ソフィー・サーモンさんとサヤカ・ヤマグチさんに心から感謝を送りたい。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 老人となった著者が、日本の歴史や文学作品、言葉に対する思いを表しながら、日頃疑問に思っていることや腹が立った過去の出来事、ほのぼのとした笑い、教育現場の現状、老いについてなどを語ったエッセイ。 主体となる話し手が2人(私とヒロウ氏)いて、私という人物はもちろん著者のことであるが、ヒロウ氏(ある箇所では生前のムロウ氏)というのも本質は私であり、時として私を超えた非常識な過激主義者となる。前作で死んでしまったムロウ氏が、この作品で蘇生したものの、加齢のために疲労困憊してヒロウ氏になり、様々な話題について愉快な持論を展開する。
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-日々の小さな変化の気配を大切に綴られたエッセイ集。 なんとなく好き、気になる、そしてなぜか切ない・・・・・・。そんな見過ごしてしまいそうな日常のひとコマをやわらかな視点で鋭くとらえた随想録。著者は、呼吸をするかのように、日々興味をもったことについて考え、気付いたことをメモし、文章にする。例えば、ハレの日の酒やふくらみ始めた梅のつぼみのこと、仕事先で出会った若者や年老いた母のことなどを感慨深く振り返る。そして日常とは、昨日と今日と明日の単なる繰り返しではないと認識する。だから、「慣れ」とか「それらしく見える」ことに安心していては、日々はちゃんと積み重なっていかないのではないだろうかと考える。著者にとって、生きることは感じて考え続けることであり、表現することだった。「ありふれた日々こそ愛しいのだ」と気付かせてくれる一冊。
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-戦争、不況、世情不安……私たちが生きている現代文明社会は、率直に言って、いままでの思考では生き抜けない状況に落ち込んでしまった。個々人として、また、組織体として、どのようにこの状況に対処していったらよいのか。本書では、過去に数多の戦場をくぐりぬけてきた戦闘的作家が、現代を極限状況に見立て、サバイバル思考を伝授する。著者によれば、極限状況においては、「割り切って考えられるものほど強い」ということになる。優柔不断であるほど、ダメである。シンプルかつフランクに考え、着実に実行に移すものこそが、勝利をつかむのだ。要は、「自分にとって価値あるものを追求せよ!」、「自分にとって意味なきものは捨て去れ!」ということ。萎縮する人々への叱咤激励である。
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-作曲家・池辺晋一郎から才能を賞賛された少年は、 幼少時から500曲を作るも、脳腫瘍で世を去った―― 栄光学園同級生に影響を与え、病に向き合う人々を 勇気づけた〈永遠の十六年〉をたどる感動のノンフィクション! 「模倣がなく、すべてがオリジナルだ」 「目の前の風景を描くように音を紡いでいる」 幼少期から類いまれな作曲の才能に恵まれた加藤旭は、 音楽家から「モーツァルト以上の才能」と評され、将来を 嘱望される存在だった。しかし、栄光学園(神奈川県)進学後、 脳腫瘍を発症し、全身にがんが転移する悲劇に見舞われる。 宮沢賢治の童話に影響を受けた旭は、失明しながらも オリジナルCDを世に残そうと、周囲の支えの中で一度 遠ざかった音楽に再び向き合う――。 序章 小さな天才作曲家 第一章 クレヨンの五線譜 第二章 広がる音楽の世界 第三章 発病 第四章 余命宣告 第五章 A ray of light(一筋の希望) 終章 旅立ち
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-電子書籍普及を目前にして、検索サイトをなぜ閉じたのか? 元経営者自らが起業から会社解散までを描く。 hon.jpの元社長・落合早苗自身が2004年の起業から2018年の会社解散までを書いたノンフィクション。落合は2004年にインプレス創業者・塚本慶一郎と出会い、電子書籍検索サイトhon.jpを運営するインプレス100%子会社の経営を任される。だが、まだまだ支援が必要な時期に塚本が倒れ、1年後のリーマンショックで親会社から事業撤収を告げられる。事業を継続するにはスピンオフしかない。もう一人の経営者・塩崎泰三とMBOへと動き、2009年に独立。黒字化も果たし、待望の『電子書籍元年』を迎えたが…… 【目次】 第1章 ◎インプレス創業者・塚本慶一郎の面接◎株式会社リーディングスタイル設立◎新たな仲間はシリコンバレー帰り◎カリスマ経営者が見つけたドメイン◎電子書籍をさがすなら hon.jp始動 第2章 ◎商号変更 株式会社hon.jpへ◎社長のミッション◎カリスマ経営者、倒れる◎GPSを使った書店在庫検索機能を実装◎リーマンショック 事業撤収宣告 第3章 ◎報酬0のMBOを仕掛けて◎インプレスグループ初の子会社独立◎MBOは株式譲渡から事業譲渡へ◎悲願の黒字化達成 第4章 ◎電子書籍のグローバリゼーション◎次世代書誌情報の共通化に向けた環境整備◎海外調査 GAFAの国へ◎出版デジタル機構設立構想◎片翼飛行のhon.jp 第5章 ◎出版デジタル機構の提案◎このディール、1億円◎5年ぶりの塚本との再会◎深まる溝◎ビッグデータの時代を見据えて◎危機的状況◎サーバー移管失敗 第6章 ◎hon.jpの強みはメタデータと中立性◎ベストセラーなのに見つからない◎データベース事業はジリ貧に など 【著者】 落合早苗 学習院大学文学部卒。出版社、IT関連会社などを経て、2004年株式会社インプレス入社。同年、株式会社hon.jpの立ち上げに参画。2006年代表取締役社長に就任。2009年MBOを実施、グループより独立。2015年6月にO2O Book Bizを設立し、hon.jpよりマーケティング・コンサルティング事業を新会社に承継した。一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)特別委員として、出版情報登録センター(JPRO)、BooksPROなど業界横断のメタデータ・データベースの構築などにも参加。
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-希代の読書家にして、書誌学者。しかし、著者の真骨頂は、時代の「空気」を素早く察知し、洞察し、そのうえで「えいやっ!」と気合を入れて、鋭く斬り込んでいくコラムにある。本書は、25年もの間、月刊誌『Voice』連載の時評コラムとして続けられた「巻末御免」計300回を、<完本>として纏めたものである。著者は、最終回の平成21年12月号まで、病に悩まされた時があろうとも、一度も休むことなく、毎回、渾身の一閃を読者に提供し続けてきた。このコラムニストとしての気概に、往年のファンの方々は、心を揺り動かさずにはいられないだろう。次第に忘れ去られようとしている昭和という時代から、いまの平成の世まで――移りゆく時代の「風」をつかみつつも、けっして流されることなく、著者は書き手として、独自の「煌き」を放ち続けてきた。本書の内容が、より多くの読書人、そして多くの日本人の、心の琴線にふれることを、念じてやまない。
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-大丈夫、きっとうまくいく。 こんなに便利で面白い時代に、悩んでばかりじゃもったいない! 変えるなら、今が絶好のチャンス。 人間関係、恋愛、夢、仕事、お金、健康…… 初めて語るエピソード満載の自己啓発的エッセイ。 読めば読むほど、心が軽くなる本。 「この本を手に取ってくれたあなたに、 『ポジティブの魔法』がかかりますように」 ——マオ 【内容】 ポジティブの魔法1 人間関係のこと ・バンドは究極の人間関係の塊 ・人間関係の悩みに、素の自分で立ち向かわないで! ・究極の社交術「世間話」は難しい ・ライバルなんていらない ・無駄な人間関係のスルースキルと解消法 ・結局のところ、人間関係なんかで悩まなくていい …ほか ポジティブの魔法2 恋愛のこと ・告白しなきゃ始まらない! ・恋愛は自由だけど、自重すべき恋もある ・縁もゆかりもない先輩に突然告白した話 ・中学生時代、博多・天神デートの思い出 ・男から謝る、それが鉄の掟 ・僕は常にみんなの一番の座を狙います …ほか ポジティブの魔法3 夢実現のために ・「夢を持ちなさい」と言われて焦らないで ・自分の人生だから、判断基準は自分 ・本気を出せば、欲しいものが手に入る確率は上がる ・作詞を一度は諦めた ・本嫌いだった僕がいっぱしの読書家になるまで ・夢を追い続けるために、今日いちばんの結果を出し続ける …ほか ポジティブの魔法4 仕事のこと ・好きなことを仕事にするのは難しい? ・嫌な仕事を〝ちゃんと〟やり続けている人は要注意! ・「お金がない」を口癖にしている人は ・「働きたくない」を目標にする ・後悔しない人生なんてない ・相手を変えることができないなら、自分が変わる …ほか ポジティブの魔法5 お金と価値観 ・とにかく貧乏でした ・夢や目標に近づくお金の使い方 ・その価値は、誰のためのもの? ・いい借金と悪い借金 ・ミュージシャン流の経費の使い方 ・「人生、お金じゃない」と言うには早い …ほか ポジティブの魔法6 心と体を整える ・母譲りのポジティブ思考 ・ルーティンを決めて〝自分との戦い〟の時間をなくす ・神頼みは、お願いしっぱなしじゃダメ ・コンプレックスの悪循環 ・オリジナルの武器を開発しよう ・マオ流アンチエイジング。若さの秘訣とは? …ほか
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-PUFFYデビュー25周年! 手芸に漫画にウサギに釣りにK-POPアイドル、そして最愛の娘!! 大好きなものを詰め込んだ、大貫亜美、初の個人エッセイ集。小学校2年生の時、母が作ってくれた手提げバッグの刺繍にすさまじく感動! 以来、母を手芸の師と仰ぎ……(「母と娘と、暗い趣味」)小さい頃からずっと、丸いものとふわふわなものが大好きで、ウサギをこよなく愛してきた。高校生のある日、ペットショップで衝撃の出会いが……(「ウサギ大好き倶楽部」)娘がお友達と盛り上がっていたのをきっかけに自分もハマったK-POPアイドル。「韓流ってね、思いっきりハマった方が楽しいよ」というママ友の言葉にリミッターが外れて……(「アーミー、愛してます」)とことん多趣味で、娘大好き! 月刊誌「小説すばる」7年間の連載をギュギュッと一冊に!!
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-カルテの最後のページに、亡くなった患者への手紙を綴り続けてきた看取り医師による、様々な出会い、別れを綴ったエッセイ。 山崎章郎氏(ケアタウン小平クリニック)ご推薦 「本書は心優しき緩和ケア医と患者・家族との魂の交流記である。いつか必ず来る死、叶うことなら、こんな医者に看取られたい!」 死に方は、その人の人生を物語る 「患者さん、そのご家族と関わりを続けていく中で、緩和ケア医が感じた感想や入院中に心に残ったエピソードを、 死亡宣告した後、霊柩車までお見送りした後に『最後のカルテ記録』としてカルテの最後のページに記していました。 (中略) 死は日常の事、誰にでも訪れる事、時には命よりも大切な事がある事、皆様の日常生活の中で死を考えるきっかけになればと思います。」 ――「はじめに」より
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-平成時代、自衛隊で切磋琢磨した著者が国民と後輩に残す熱いメッセージ 元自衛隊(空挺隊員)の著者が令和の今、 後輩と日本国民にメッセージを送る熱い自叙伝。 自衛隊の本来任務である安全保障面に目を向けると、 拉致問題の解決には全く進展がないと感じている著者は 「覇権主義ではなく、民主主義を支援し守ることで日本国民に寄与し、 ひいては国際社会にも貢献するのが自衛隊の使命であるはずなのだから……。 何よりも、上から降りてくる命令をそのまま下に垂れ流すのではなく、 自分の信念や価値観にも十分に照らし合わせ、 入隊の時に立てた誓いを果たすためにはどうあるべきか? そして日本国民を危険から少しでも遠ざけるためにはどの道を選ぶべきか? それを良く考え、必要とあらば“ストッパー役”となってくれる者が 自衛隊の中から現れてくれることを期待して止まない」 と熱く語る。 著者のメッセージを読むと、私たち日本国民は 日本の平和、安全、そして将来について 今一度考えなければならないと身につまされる。 日々巷に流れているニュースではなく、 自衛官の生活、訓練、仕事ぶり、思考、日本の国との接し方が分かる貴重な自叙伝である。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 専業主婦のナツミと独身のフユミ。高校時代からの親友でいちばん仲良しだったはずなのに、結婚や子育て、仕事による環境の変化から、いつしか2人の価値観は変わっていってしまった……。 無数に枝分かれした人生の選択肢に正解はなく、比べることなんてできないけれど、“あの子より私のほうがちょっとマシじゃない?”と、どうしても比べてしまう2人。 夫の浮気や元彼との復縁、仕事仲間との交流など、複雑な大人の人間関係も絡み合う……。 つかず離れず、たまにムカつきムカつかれ、お互いを少し見下しながら続いていく、ちょっとダークでコミカルな大人の友情ストーリー。 映画化もされた人気コミック『美人が婚活してみたら(小学館クリエイティブ)』の著者・とあるアラ子氏による、テストする女性誌『LDK』にて掲載された連載漫画(全35話)をまとめて電子書籍化。電子書籍化に伴い、描き下ろしストーリーも掲載。
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-徒歩2分の場所にあるウリセン・バーに行く。あの男の子がいた。私の心は柔らかくなる。今日も買ってしまうんだろうなぁ。もうこの時間ではロング料金しかない。お金で男を買うのは感情を絡めたくないからだ。もう面倒なことは嫌だった。ところがある日、「あの男の子」からメールが届いた。びっくりした。目をこすって何度も読み直した。これって告白メールってやつ??? 年がら年中、金欠と心の寂しさを抱えていた著者の元に舞い降りたドナ君。彼は、新宿二丁目でゲイのお客さんを相手にする「ウリセンバー」で働く男の子たちの1人で……。元風俗嬢のノンフィクション作家があけすけに生活の全てをさらけだした極私的エッセイ。 ●酒井あゆみ(さかい・あゆみ) 福島県生まれ。元風俗嬢にして元AV女優という異色の経歴をもつ作家。父親がスーパー経営に失敗。莫大な負債をかかえ家庭崩壊。高校卒業後、キャバクラでバイトをしていた時、知り合った男にファッションヘルスの店を紹介される。それをきっかけに「風俗のフルコース」と愛人業、AV女優、銀座ホステスなどを経験。20歳のときにヘルスに来た客と一緒に「AVプロダクション」を設立。AV女優をしながら社長業務をする。デビュー作『東京夜の駆け込み寺』を上梓後、TBSの深夜番組『Tokyo 夜の駆け込み寺』のMCとして出演。小泉今日子が主演した『風花』の映画監修、江角マキコ主演のTBSドラマ『独身生活』、フランスで上映した吉本多香美主演の『TOKYO NOIR』の原案・監修、『アキハバラ@DEEP2.0』ではアシスタントプロデューサーを務めるなど、映像業界でも活躍する。風俗業界と売る女たちを机上の知識ではなく、痛みを伴う性と生の経験から描き出す文章は人の心を打ち、著書は20冊以上に及ぶ。
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-本書は、季刊『道』で行なってきた武道家へのインタビューをまとめたものです。 武道修業がどのように自分を支え、生きる指針となってきたか。 武道のあり方や、人としてのあり方など、厳しい時代・修業を経てきた先生方にじっくりとお話しいただきました。 その生き様に、多くの読者はたくさんの勇気と前に進むエネルギーを与えられることでしょう。 また、自らを律し社会に貢献する人材育成を目指す方は、指導者としてリーダーとしてのあり方の多くのヒントを見出すことでしょう。 【剣道編】 中村鶴治 剣道範士 青少年育成を終生の仕事として 芳根鋭蔵 剣道範士 剣は、実社会に通じて、はじめて「道」になるのです 羽賀忠利 剣道範士/居合道範士 子供の心に焼きつく手本となれ 石原忠美 剣道範士 我が剣道を語る 剣による人間形成を目指して 井上義彦 剣道範士 「生きる」尊さへの気づきが、武道を命と結びつける 森島健男 剣道範士 技の剣道から、 心・気の剣道へ 日本人を取り戻すためにて 児嶋 克 剣道範士/居合道範士 相手を迎えて一つになる 藤野圭江 剣道教士 子供たちとともに人生真剣勝負! 【弓道編】 大沢万治 弓道範士 阿波研造範士の教え 正しきを求めて 池田正一郎 梅路見鸞門人 中てることにこだわらず、そこを抜け出す境地へ 浦上博子 弓道範士 型で自由になる弓と心 リアム・オブライエン 弓道教士 “とらわれない” 世界へ 自己と向き合う修行の日々 岡﨑廣志 弓道範士 的に向かい自分を磨く 弓道は時代を支える人間をつくる道 【なぎなた編】 澤田花江 なぎなた範士 七十余年の修行の賜物を次の時代に伝え残す 松尾綾子 なぎなた範士 わが身を修める なぎなたへの道 池嶋和子 なぎなた範士 深さに向かう稽古が人を育てる ― 季刊『道』144号(2005年春)~172号(2012年春)に掲載 ー
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-【本書は紙版では、前から右開きで、後ろから左開きで読める構成になっていますが、電子版では対応しておりません。予めご了承ください。】生い立ちから臨終をなぞりながら考えた女の人生のあれこれ。気鋭の文筆家が人生の節目を数え上げる、筆者とあなたの「ミラーエッセイ」27篇。「いままで」と「これから」あなたの人生にA面が2つ。 ■〈初恋〉〈初体験〉〈就職〉〈結婚〉〈出産〉〈閉経〉〈死別〉…… ■初めて経験したあのときは……まだ訪れないターニングポイントは…… 人生のかたちに想いを馳せられる、来し方&行く末の「両A面」構成! 死ぬまでに直面するであろう「まだ見ぬ」節目について考えた“未来編(縦組み)” 誕生からくぐってきた「初めて」の節目を思い出しながら書いた“過去編(横組み)”
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-幼時に発症した小児まひの後遺症で、右足が不自由な身となった著者。 友人にからかわれたり、悔しい思いをしながらも生来の明朗な性格でハンデをはね返し、 父が創業した会社を継ぎ成長させる。 世界中を飛び回っていたある日、NYで見かけたキャスター付きの大型トランクをヒントに、 機内持ち込みができ、身体を支える用途もこなす「スワニーバッグ」を開発し、ヒット商品となった。 55歳から学び始めた国際語・エスペラントを通して、世界中に友好な交友関係を築いている。 生後6ヵ月で罹った小児麻痺の後遺症で不自由になった右足。 多くの苦悩があったから、障害のある人にもない人にもやさしい商品を作り出せた。 あきらめず、追い求める。絶望を希望に変える、積極人生のススメ! 本書で、私は生来の身体障害をばねにして闘ってきた「再生の物語」を語ろう。 後年「不遇であったからこそ幸せになれた」と、思えるようになるのだが、 いつしか81歳になり、次第に細る命への執着が頭をもたげてきた。 自分と同じようなハンディキャップを背負って人生を精一杯生きている方々や、 コロナ禍の世界で、仕事や家庭の中で今、様々な困難に直面している人にとって、 自分の人生体験は何らかの役に立つ情報が含まれているかもしれない。 清水の舞台から飛び降りる思いで、恰好をつけることも、背伸びすることもなく、 素直に自分の経験を綴ろうと思う。 (はじめにから) ■目次 ●第1章 支えるニーズを知って ・背負った因縁 ・障害克服 ・顧客開拓 ・悲願は年中商品 ・海外進出 ・突破、突破 ・誰もが師匠 ●第2章 支えるニーズに応えて ・「支えるバッグ」ユーザーからの声 ・「支えるトランク」の発見 他 ●第3章 断食療法の科学 ・断食に魅せられて ・奇妙な断食道場 ほか ●第4章 未来の地球語とは ・英語は真の共通語か ・エスペラントを学び ほか ■著者 三好鋭郎(ミヨシエツオ) 株式会社スワニー相談役。1939年、香川県に生まれる。 生後6ヵ月で罹った小児麻痺の後遺症で、右足が不自由になる。 1964年より、株式会社スワニーの後継者として、スキー・防寒用手袋のセールスに世界中を飛び回る。 ニューヨークで見たキャスター付きトランクを機内持ち込みサイズに小型化し、 身体を支えながら運べる「スワニーバッグ」や、世界一小さく折りたためる車椅子「スワニーミニ」を考案しヒットさせた。 社長、会長を経て、現在は相談役 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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-■二十一世紀は心の時代―。 かつての日本人は、心の豊かさを持っていた。だが、物質文明の発達によって、多くの日本人が心のゆたかさをどこかに忘れてきたのではないだろうか。人間を尊重する心ゆたかな社会をつくってゆくために、私たちが心がけるべきことは何か。古代から現代をつらぬく日本人の精神史を探求し続けてきた中西進が、すべての日本人の贈る言葉の花束二十一章。 [目次] 第1章 心 第2章 躰 第3章 暮らし <著者略歴> 中西進(なかにし・すすむ) 一般社団法人日本学基金理事長。文学博士、文化功労者。平成25年度文化勲章受章。日本文化、精神史の研究・評論活動で知られる。日本学士院賞、菊池寛賞、大佛次郎賞、読売文学賞、和辻哲郎文化賞ほか受賞多数。著書に『「旅ことば」の旅』、『文学の胎盤』、『万葉を旅する』、『中西進と読む「東海道中膝栗毛」』、『国家を築いたしなやかな日本知』、『日本人意思の力』、『情に生きる日本人』(以上ウェッジ)、『うたう天皇』、『楕円の江戸文化』(ともに白水社)、 『日本人の祈り こころの風景』(冨山房インターナショナル)、『こころの日本文化史』(岩波書店)、『ことばのこころ』(東京書籍)、『中西進著作集』(全36巻/四季社)ほか多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本人の忘れもの 1』(2019年6月30日文庫版第12刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
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-「作家は本当に沖にむかわなければいけない人種です。」1991年から3年間、ヤップ島、座間味島、東京と場所を変えながら、新井敏記は池澤夏樹に問いかけ続けた。作品を読み込み、そこに現れる作家のテーマを探り、読書と創作の軌跡を詳細に辿る。「作家池澤夏樹の肉声を通して、読書というある種の輝きを持った一瞬を共有したい」という思いに駆られて。なぜ読むのか? そしてどのように読むのか。なぜ書くのか? そしてどのように書くのか。作家はインタヴューを通じて作家となるまでの航跡を総括し、自らの作品を振り返る。作家池澤夏樹をより深く理解するための、お薦めの一冊。
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-長いつきあいの知人から、ふと、「あなたに会うと元気になる」といわれたら、 どんな気持ちになるでしょうか。おそらく、その「意外な言葉」に驚き、 後になって喜びが押し寄せてくるのではないでしょうか。 「人と人」が織りなす世の中で、自分がだれかを元気づけられるとしたら、 だれかからそのように喜んでもらえるとしたら、うれしいことでしょう。 モタ先生は、『「あの人」に会うと元気になる。落ち込んだときは「あの人」に会いたい。 そんな「あの人」があなたのまわりにいるなら、ただそれだけで 「幸せの種」を握っているようなものだ』といいます。 「あなたに会うと元気になる」といわれる人とは、どんな人なのか、 また、だれかを元気づけられる人になるには、どうすればいいのか。 本書では、モタ先生が生活の中で感じ、考えたさまざまなアドバイスを送っています。 ●笑顔のいい人が得をする ●自分が楽しんでこそ、人も楽しくなる ●「もう年だから」は禁句にしよう ●人の弱点を指摘してはいけません ●「大きな気づかい」より「小さな気づかい」がいい ●楽しいところが「自分の居場所」になる ●自分に謙虚な人は、どこまでも優しい ●自分の価値観が、長い人生を支える (他) ◎本書は新講社より出版された『「あなたと会うと元気になる」といわれる人の共通点』 を改題し、再編集した新版です。 ◎本書は2018/3/27に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)
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-チャンネル登録者数約41万人!(2021年3月時点) 大人気カップルYouTuberゆりいちちゃんねる、ゆりなの初フォトエッセイ。 2019年、自身のブログで病気を告白したゆりな。全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群という難病指定の病と闘いながらYouTuberになった彼女のこれまでを振り返りつつ、未来への展望を綴ります。 撮りおろし写真多数収録で、美容、ファッション、愛犬しーじゅーも紹介! 病気は私の中の一部。毎日楽しく生きたいの!! どんな日も希望はそこにある。 前向きに生きるエネルギーをくれる一冊。 ●コンテンツ はじめに これからお見せするのはゆりなの日記 0~5歳 ゆりなが生まれた日 6~12歳 評価されることで覚えた劣等感 13~15歳 中学校入学、3人からひとりへ Yurina流 かわいいにまつわる50の質問 16歳 SNSの楽しさと難しさを知る 17歳 これまでの日常を失ってしまった日 Yurinaをつくる10のこと 18歳 大学生活で立ちはだかった壁 19歳 いちろーに出会った運命の日 Yurina、ICHIROの最愛の家族しーじゅーをご紹介 20歳 「ゆりいちちゃんねる」を結成する 21~22歳 いちろーと2人で描いた新たな夢 Yurina’s Family ゆりなの家族について Yurina、ICHIROが描く これまでとこれからの未来 過去のゆりなのお悩みに現在のゆりなが回答 現在 楽しく笑って生きたい、いつでも希望はそこにあり続けるゆりなの日々 あとがき
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-「友情結婚」という新しいかたちで、一生の伴侶と幸せを手に入れる 「なぜ自分は結婚したいのか」「自分は相手の幸せのために何ができるのか」――。 友情結婚活動をする際に大切にするべきこと、押さえておかなければならないポイントとは? 約10年間、「友情結婚」のための活動を行った著者が教える、誰もが幸せになるためのヒント満載。 「常識的な結婚」とされる恋愛結婚に踏み切れない、あるいは望まない人々に提案するのが「友情結婚」。 認知度は未だ低く、世間からもてはやされることもあるのが現状である。 友情結婚を進める正しいステップと情報を徹底解説。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「自分」とは何か―。この1冊を読めば、「生きる」ことに対する視点が変わる。 大学2年生、僕は旅に出た。到着早々、見ず知らずの土地で味わった挫折。 どこに向かうでもなく飛び乗った列車内で発見したこと― それは、「今見えている世界は自分を映し出したものである」ということだった。 自身の意識が変われば周囲の世界も変わる。 「愛する」こと、 「生きる」こと、 「想う」こと、 「気づく」こと、 それぞれのテーマから見つめ直すと、新たな自分が見えてくる。 人生における発見から生まれた、珠玉の詩・エッセイ集。 待望の文庫化
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-誰もが個性を尊重され、幸福感の中で暮らせる社会の実現を目指して。 「男らしさの規範」は、戦後にあっても、半ば絶対性を有する規範として、男たちを呪縛してきた。男性は、厳しさに耐え、困難を克服し、守る役割を果たさなければならない。社会に救いを求めてはならない。配慮を求めてはならない。救いも、配慮も、女性のために存在したのである。そういう同調圧力が、男性同士の人間関係として存在し、女性もまた、その性別役割を、当然の如く男性に要求してきた。多様性という言葉がようやく拡散するようになった日本――。しかし社会は今も男性の多様性を照明することなく、ジェンダーバイアスと女性優遇の支配下で、男性の人権を侵犯する。その理不尽と対峙すべく立ち上がった著者による、10年間の活動と思想の記録。
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-いままでにない電子書籍版音楽雑誌ERIS/エリス!編集長は萩原健太で豪華執筆陣が魅力。往年のロック・ファンからコアな洋楽マニアまで満足させる内容で音楽を読む楽しさ満載。 <コ ンテンツ> 佐野元春2万字インタビュー、デビューから走り続けた40年を語る/萩原健太 ジュリエット・グレコ、セーヌ左岸の闇市派/蒲田耕二 ピーター・バラカンの読むラジオ(ダスト・トゥ・ディジタル) 音楽の未来を探して(ビヨンセのライオン・キング)/北中正和 旧聞ゴメン(にっぽん人の洋楽)/鷲巣功 僕のリズムを聞いとくれ(バッド・ストリート・ボーイズ)/岡本郁生 Gジャン放浪記~楽器オタクの雑記帳(ニール・ヤング)/高田漣 ブロードウェイまで12時間と45分(アダム・ゲテール)/ 水口正裕 誰の二番目でもなく(ジェシ・エド・デイヴィス)/天辰保文 オレに言わせりゃクラシック(キャロライン・ショウ)/能地祐子 アメリカン・ポップス1001(エルヴィス・プレスリー)/亀渕昭信 各執筆者の「ヒビノオト」ほか
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-あの日は、卒業式だった。福島の中3だった少女が今、語りはじめる希望のトゥルー・ストーリー あの日は卒業式だった。優等生だった私の日常は原発によって一変した。「安全」「危険」どちらが正しいのか、大人もわからない非常事態下で子どもが見た光景とは。現実から目をそらさなかった著者は暗いトンネルをくぐりぬけ、生きる覚悟を決めて今、語り出す。原発事故の影響という重いバトンを渡された世代が語る、希望の実話。解説:野呂美加(チェルノブイリへのかけはし)、川根眞也(元さいたま市立中学校理科教員)。鎌仲ひとみ(映画監督)氏、矢ヶ﨑克馬氏(琉球大学名誉教授)推薦! 【目次】 まえがき〜十五歳の私へ 1 事故前のこと 2 あの日 二〇一一年三月十一日から一時避難まで 3 不自然な日常 四月〜五月 避難するまで 4 「戦時中」 編入先の学校生活 5 トンネルと光 6 五年目 7 新しい旅立ち あとがき〜私の「生き方」 解説 理科教師の孤独な闘い 川根眞也 解説 十五歳のあなたへ 野呂美加 【著者】 わかな 1995年、福島県生まれ。2011年5月、福島県伊達市から山形県に避難。2015年より北海道在住。現在は北海道各地で経験を伝える講演活動を行う。
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-名著復活! みんな、ちゃんと考えないまま大人になった。 この本は、SEXをまじめに考える、性教育の本です。 「SEXは、人間が生きていくためのエネルギーであり、生きることの核心だ」 SEXにまつわるさまざまな疑問を橋本治が丁寧に解きほぐす、1993年刊行の不朽の名著が新装版で復活。 男らしさ、女らしさ、大人らしさとは。恋愛と友情、純愛とSEX。「母親になる」ということ。「父親であること」と、思いやり。「欲望」とは。同性愛は「ヘンなこと」じゃない。 SEXをまじめに考えるための、唯一無二の性教育の本。 <カバーイラスト:一乗ひかる> <本文イラスト:大島弓子> <解説:二村ヒトシ> 【目次】 まえがき SEXって本当はどういうものなんだろう 1 こども──まだSEXを考えなくてもいい頃 2 Hなことばかりが気になっちゃう 3 もうこどもじゃない、でも、まだ大人じゃない 4 「かわいい」ということ 5 「第二次性徴」という時期0 6 男らしさ、女らしさ 7 大人らしさ 8 はじめて“それ”がやって来た──初潮とはじめての射精 9 オナニーがSEXの基本 10 「性交」って、なんだ? 11 どうしてオナニーは「いけないこと」なのか 12 自分を成熟させる訓練 13 感じちゃう体 14 「純潔」ということ 15 思春期には「自分」をつかまえる 16 「性的な自分」を知る 17 恋愛と友情、純愛とSEX 18 人はなぜ人とSEXをするのか? 19 「恋」ということを知らなくちゃ 20 いやらしい言葉 21 あいさつのキス、SEXのキス 22 ペッティングとネッキング 23 「C」 24 「C」に関するよぶんな知識(その一) 25 「C」に関するよぶんな知識(その二) 26 SEXに関する「かんじんなこと」 27 「母親になる」ということ 28 「父親であること」と、思いやり 29 コンドームのあるSEX 30 結婚したっていいんだよ 31 いけないSEXたち 32 「欲望」というもの 33 「教えてやるッ!」のサディズムと「ごめんなさい……」のマゾヒズム 34 ファザコンとマザコン──誰の中にも「大人」と「こども」はいる 35 同性愛は「ヘンなこと」じゃない 36 「男であること・女であること」の混乱 37 いろんな「混乱」 38 AIDSと浮気 39 「もうそんなにSEXをしたくないな」と思う年頃 エピローグ なぜ死ぬことを恐がるのか? 解説 欲望をもつことに罪悪感を抱かなくていい 二村ヒトシ(AV監督)
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-ファンタジー宇宙文学 神話のなかの神々の戦争とは何だったのか、迷信と誤解が及ぼした混乱の原因を探り、世界中のミステリー。スポットを空想で旅するファンタジー。 【目次】 第1章 偶然の賜物 第2章 時空旅行へのチケット/宇宙卵/改竄疑惑 第3章 エデンの秘密 第4章 シュメール・アヌンナキ説 第5章 無慈悲な異星人の干渉 第6章 火星サイドニア仮説/ビブリカル・エクストラテレストリアル・コンタクト/山本佳人スペース・プログラム説/古代宇宙文学の系譜 第7章 宇宙的痕跡/古代宇宙戦争の様相 第8章 人種戦争とレイス・フォビアの起源 第9章 アレクサンドリア大図書館の記憶/フィロンのクリストロジー 第10章 史的イエスの謎 第11章 エバンゲリオンの正体 第12章 剽窃された神話/アストロセオロジーによる反論 第13章 捏造の証拠 第14章 超物理的証拠 第15章 20世紀のエニグマ/無慈悲な異星人の正体 第16章 サンタ・ソフィア博物館に託された秘密 あとがき 【著者】 紫村盆水 ベース奏者として豊田貴志、塩次伸二ハイタイドハリス・ブルース・バンド86年を経験。毎日新聞社主催88年読書感想画コンクール高校生の部指定図書、ロナルド・シーガル著作『トコロッシュ』大和書房翻訳出版後、米国永住、Japan Cable Vision社に入社、テレビ朝日制作ニュース番組『600ステーション』のアトランタ近郊での放送事業に従事。海外ドラマ制作総合コーディネーターを経験、92年に独立し、テクタイト社を設立、以降、テレビ番組制作コーディネーターとして全米を旅する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 久々に才能あふれる新人が登場した。その名もチョッキーヌ。漫画家であり詩人であるというチョッキーヌは、まさしく西暦2000年にふさわしい新しいタイプの作家、いやエンターテイナーといえるだろう。4コマ漫画を主体に詩とイラストを縦横に駆使して展開するその世界は、まさに現代人の心象風景そのものである。そこに描かれるテーマは恋人たち、失恋、幼少期の思い出、上司のことなど、我々がごく日常的に体験する世界である。しかし、そのありふれた日常がチョッキーヌの手にかかると、たちまち斬新な世界に変貌する。笑いあり、涙あり、そして驚きあり。まさに感性のなせる技である。全編に流れるのはほのぼのとしたユーモア感覚。しかし読者はページを操るうちに、ふと気づくだろう。笑いの底にひそむ人生の深い悲しみに。ここに描かれているのは単なるマンガではない。むしろ新感覚の“短歌”と言ってもよいだろう。案内役の猫と鳥もかわいい。
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-「がんになってからも、人生は続いていきます。がんになってからの人生をより良く生きることが、とても重要だと思います」 著者で医師の坂下千瑞子氏は、39歳のときに骨軟部腫瘍を発症。その後、再発、再々発と3度のがんを経験しながらも闘病を乗り越え、現在では血液内科医として勤務しながら、がん患者支援のための活動にも力を入れている、「がんサバイバー」の1人です。 「2人に1人ががんになる」と言われるように、がんはもはや特別な病気ではありません。一方で医療の進歩により、がんはコントロールできる時代になりつつあり、がんと共にどう生きていくかが重要になっています。 本書は、3度のがんを乗り越えた著者と5人のがん患者たちが、闘病を経て新しい生き方を見つけるまでの6つの物語を漫画化した、ドキュメンタリーコミックです。登場する面々は、それぞれが大変ながんとの闘いを乗り越え、現在では充実した人生を送られています。 「本書が、孤独な思いをしている患者さん、またはそのご家族やご友人、そして医療に携わる人たちや、すべての人にとって、がんと向き合うための手助けの一つになれば、こんなにうれしいことはありません」(本書「はじめに」より)
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-読書を愛好する或る男がふと思った。「人が見た夢で埋め尽くされた本が出来ないだろうか」と。そこから始まった私の格闘は実際に見た夢を書き貯めるにとどまらず、面白いネタが浮かべばどんどん夢として取り入れるというという暴走に展開し(苦笑)、やがては自らの存在意義を懸けた行為へと発展していく。シンプルな文章でテンポ良く書き連ねていく手法は簡単な様に見えて、実は何年分か迄書き溜めては最初から見直し、更に何年か書き溜まったところで再び最初から見直すという作業をひたすら繰り返した賜物である。(商いを意識しての物書きをゼロからスタートし始めた私にとって)ありふれた現実を取り上げているにも拘わらず既存の枠や形式に囚われない描写や展開に‘アレハンドロ・ホドロフスキー’や‘デイヴィッド・リンチ’、‘アンジェイ・ズラウスキー’、‘タル・ベーラ’、‘黒沢 清’etc・・・といった映画作家や、‘ルネ・マグリット’、‘サルヴァトール・ダリ’、‘横尾 忠則’etc・・・といったシュールレアリスム画家にも似た匂いを感じ取って頂けた貴方はアートを嗜み、尊ぶ資質を秘めていると言って良いであろう。一人の孤独な男が自身の可能性を懸けて挑んだ、アート性と娯楽性の融合による連続放射をとくと浴びて頂きたい。
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