詩集・俳句作品一覧

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  • 詩誌街灯 vol.3  2015秋
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    ちいさな同人、街灯詩舎による詩誌の第三号です。 新しく夕鷹さんを迎えて今を表現しています。先の見えない夜にポケットに街灯を。
  • 詩誌街灯 vol.2  2015春
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    ちいさな同人、街灯詩舎による詩誌の第二号です。 序文に変えて~ ねえ、ぼくらの心臓はなんだって こんなにさびしく鳴るんだろうね ふたり分に重ねてみても どうしてかなしく響くのだろうね 短詩『無題』 北井戸あや子
  • 詩誌街灯 vol.4  2016春
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    文を楽しむブンガク結社、街灯詩舎による詩誌の第四号です。 ゲストに音楽家のスズキカヒロさんを迎えました。
  • 詩誌街灯 vol.6  2017春
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    文を楽しむブンガク結社、街灯詩舎による詩誌の第六号です。秋冬の年2回発行しています。 今年も春は来ました。来年も春は来るはずです。それぞれの春が来て、それぞれの花が咲くことを願って、ここに遅ればせながら二〇一七年春号をお届けします。
  • 詩集 あいことば
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    1巻528円 (税込)
    「あいことば」愛の言葉を素直に伝えたい恥ずかしがらずに私たちは愛から生まれたのだから「会」「愛」「合」。人には欠かせないこれらの「あい」。44篇の詩は、この世がいくつもの「あい」に満ちていることを、一心に訴えかけてくる。そして、読む人すべてにとって、大切な「あい」があることを気付かせてくれる。そこに綴られている数々の言葉は、人々の心を勇気づけてやまない、希望であふれている。

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  • 詩集 愛について
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    電車で 並んで座り だまったまま 風景を 見つめていた あの日 あれが わたしの ずっと 探していた 幸せだった (収録作品「車窓」より) 愛する人への想いに心を揺さぶられる、珠玉の36篇 「いなくなってしまった大切な人」への想いを綴る、詩集として異例の売行をみせる著者の最新詩集。
  • 詩集 アイヌモシリの風に吹かれて
    -
    1巻2,178円 (税込)
    【小熊秀雄賞】リブの時代だったのだよ 鮮烈な宣言だった 男の便所からの解放 痛みと暗闇を見据えてのウイメンズ・リベレイション 熱い血潮が脈打っていた(「リブの時代」より) 現代史の死角を炙り出した詩集を増補復刊。
  • 詩集 青空の牧場
    -
    1巻550円 (税込)
    第一詩集『お空のとび方』の改訂版。35歳から詩を書き始めた著者の初期の作品を収録。珠玉の33篇。 第1章 青空の牧場   私も空を飛べたなら 第2章 小さな花   草花に思いを寄せる 第3章 ひとり   生活を心を見つめる
  • 詩集「アナザーハーフ」
    NEW
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌ではない詩集本。 失ったものは、いつか別の形で戻ってくる。 砕けた夢の欠片も、枯れたはずの花も、 やがて新しい色を帯びて、姿を現す——。 届かない夢 存在しなかった居場所 憧れと恋の痛み 家族のぬくもりと欠落 自然が教えてくれる無常と永遠 絶望の底で灯る、かすかな希望 喪失の後に訪れる、静かな再生 「もうひとつの半分」を求めながら、過去を抱きしめ、未来へ歩き出す軌跡を描いた一冊。 全46篇。一部水彩挿絵付き
  • 詩集 宇宙のまなざし
    -
    1巻880円 (税込)
    希代の詩人・坂村真民の代表作を編んだ、決定版詩集の三部作、ここに堂々の完結。鳩寿(90歳)を超えて、さらなる詩境に到達した真民さんの最近の詩を中心に、前の2作に収められなかった代表作をカバー。

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  • 詩集 美しいとき
    4.8
    1巻1,980円 (税込)
    あなたといるとき  わたしは  自分のことを  忘れていられる  懸命に  生きようとさえしないまま  今だけをじっと  味わっている  しあわせか  どうかも 考えず  ただ 今  このときだけは  美しいと 感じている    ――美しいとき 悲しみとは 何かを愛した証し 悲しみ、祈り、愛すること。 暗闇で手探りするように、一語一語、つむがれた言葉の捧げ物。
  • 詩集 海
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 繊細なことばでノスタルジックな景色を綴る佐々木寿信の最新詩集。45編収載。 (本書は2019/9/2 にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • 詩集 おかあさん 1
    -
    少年時代、無類の腕白坊主だった詩人・サトウハチローが、母を偲び、母と子の情愛の美しさ、深さをうたいあげた、永遠の詩集・全3巻。どの詩も読む人の共感を呼び、心に深い感銘を与えます。この第1巻には「ちいさい母のうた」「おかあさんの匂い」「秋風に母の声がある」「この世でこよなく美しきもの」など125編を収録。心のふるさと、おかあさん。この世でいちばんやさしいおかあさんの喜びや願いをうたったこの詩集は、ふるさとのように暖かく、あなたを包んでくれます。
  • 詩集『おひさまのかけら』
    -
    渡り鳥 あなたとわたしの間に もし白い鳥がいたら その鳥にたくしましょう 青い文字の手紙を

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  • 詩集 風の音
    -
    1巻330円 (税込)
    さまざまな思い出が蘇ってくるような、懐かしさと寂しさと温かさとが入り混じった気持ちを想起させる。
  • 詩集 風の森
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 風や光や森の精気 清々しい樹木の香り 手に触れる言葉たち……。 ※本書は2017/11/20に竹林館より刊行された書籍を電子化したものです。
  • 詩集 風は君に属するか
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 その建物は小さく、森の手前にあって静寂につつまれている――。それは、あなたの心の中の城。そこに清々しい風を吹き込み、迷いやしがらみを一掃する。そんな言葉たちが強く語りかける本格詩集。
  • 詩集 君にしてあげられること
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 入退院を繰り返す日々の中での、妻への思いと感謝がちりばめられた詩を中心に編集した第2詩集。
  • 詩集 銀河クジラの夢想
    -
    1~2巻220~385円 (税込)
    「海の紙片」「月光浴室」に続く、短詩が多い第三詩集です。ちょっとした空き時間に、さくっと読んでイメージの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。
  • 詩集 草の葉
    5.0
    19世紀アメリカの民衆詩人ウォルト・ホイットマン――。かぎりなき愛の衝動を信じながら、自由と平等とを民衆にわかち与えるため、懸命に歌い続けた〝生命讃歌〟の青春譜。レグルス文庫版をハードカバーの新装版「第三文明選書」として復刊。 訳者・富田砕花の後記に加え、池田大作SGI会長による「『草の葉』に寄せる」も原著のまま収録。
  • 詩集 群青色の空
    -
    1巻968円 (税込)
    群青色の空に/白い雪を頂いた岩山が/傾きかけた西陽を受けて輝いていた/……/張りつめた空気が私の体をとり囲む/いつかあの頂に立つことを夢見た人よ/夢みた空よ/……/群青色の空の彼方/やがて沈み行く陽の光のまぶしさが/私の目にはしみた(「群青色の空」より)。鋭敏な感性を解き放ち、自然の中から享受する真理。時に柔らかく、美しく、涼やかに、人と自然を謳い上げた詩集。
  • 詩集「月光浴室」
    -
    詩集「海の紙片」に続く第二詩集です。タイトルは櫻間中庸氏の「日光浴室」に敬意を表して付けました。現実とファンタジーのはざ間を行き来するような詩集です。
  • 詩集 原風景への道程 第一集
    -
    1~2巻1,232~1,386円 (税込)
    今の日本社会の世相はどこか虚ろです。騒がしくて表面的で、深くて静かな世界に沈潜することなどまるでないようにも思えます。この詩集がそうした人々の心に少しでも潤いをもたらすことができれば、と心から願っています(「まえがき」より)。画家すずきゆきお作「心あいの風」にインスピレーションを得て詩作した詩は、誰の心の奥底にも根差す人間存在自体への深い洞察が感じられる。
  • 詩集 こうもつらき今を
    -
    1巻262円 (税込)
    人の奥深さや想い、生きるということ、光と影をうまく表現されている作品です。停滞感、行き詰まり感の強い現世の中を鋭くえぐっている詩集。
  • 詩集 ことばのきせき
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    色んな人に  あいさつをする  会社でも道端でも  手紙を書くときも  相手と そっと  つながりたいから  丁寧に  でも わたしは  近ごろ  自分に  あいさつをしていない     ──「あいさつ」 --------- 〈 自分にそっと 優しく 声を掛けてください 〉 ──ことばがこころを包む時がある。 かなしみと共に歩むための、詩という姿をまとった贈り物。 NHK「100分de名著」指南役としてお馴染みの批評家・詩人による第7詩集。 --------- 【目次】 ■言葉とことば ■あいさつ ■言えないことば ■常識 ■現実 ■言葉の壁 ■ことばの抱擁 ■二つの理由 ■涙の石 ■ことばの光 ■旅することば ■高貴な人生 ■ノヴァーリス ■愛しみを産む ■愛の秘義 ■美神のおとずれ ■言葉を溶かす ■孤独の意味 I ■孤独の意味 II ■ある詩人への手紙 ■亡き者のつぶやき ■天使 ■啓示 ■なぐさめ ■四十六億年の果て ■永遠の日 ■痛み ■休日 ■沈黙の声 ■言葉を生きる ■火花 ■ことばのありか ■光であることば ■時間の壁 ■ことばの翼 ■奇蹟のことば ■あとがき
  • 詩集 ことばは たいようの絵
    -
    1巻528円 (税込)
    葛藤を抱えて生きる現代人への祈りの詩。 絶望のなかでも光り輝くことばを探す、心の旅へ。

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  • 詩集 サッちゃん
    -
    ときには子供の王国に遊び、また、深く沈潜する心情の森に分け入る。あふれる詩心とやわらかな目、そしてことばへのつややかな感覚。ここにみのり豊かな世界が熟成する……。8歳から80歳までの子供と詩人の魂にたかく、なつかしく響きわたるみずみずしい詩篇の数々。数々の童謡の名作を生み出した作家の詩集。
  • 詩集「三人」
    -
    反骨の詩人金子光晴と妻・森三千代、息子・森乾が綴った詩を、光晴が手書きで私家製の詩集にまとめあげた、家族愛と戦争への嫌悪に満ちた、貴重な戦中詩集。 戦争よ。/破砕くな。/年月よ。/もつてゆくな。 父とチヤコとボコは/三つの点だ。/この三点を通る/三人は一緒にあそぶ。 (中略)三本の蝋燭の/一つも消やすまい。/からだをもつて互いに/風をまもらふ。(「三点」より)
  • 詩集『詩の花束 ― a Poetic Bouquet ―』
    -
    言葉を詩に編み、一編一編の詩を花のように束ねていった詩集。 美しい花を花束にするには、水揚げや下葉取り、棘取りなどが必要。 詩も復然り。 花に当たる詩もあれば、葉に当たる詩もある。 花束は花と葉の調和でさらに匂いたつ……。

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  • 詩集 象徴の輝く白い道
    -
    1巻1,188円 (税込)
    「象徴の輝く白い道」と題された詩は、過去と未来が交錯するこの道をいつまでも歩み続けたいという気持ちを象徴的に表現している。定年退職後、人生のモットーを「読む書く生きる」に定め、人生の来し方行く末を折々の季節の彩の中に自分史のように詠った。四季の移り変わりと人生の四季が折り重ねられた詩は特徴的で、今という時代を生きる様々な問題も詠っている。62篇を収録した詩集。
  • 詩集 支離滅裂
    -
    1巻649円 (税込)
    青春、それはどんなに奔放自由であっても、底辺には一抹の憂愁が沈殿している。強烈な自我に基づく自己存在感への渇望が沸々と在る。ここに収められた詩の数々は精神的奇形期の支離滅裂な心の吐露である。
  • 詩集  知るということ
    値引きあり
    -
    集大成となる詩創作25周年記念詩集ついに完成! 「知ること」とは言葉を体験することだ あえて言わせていただくと、私の詩集というものは、どちらかというと哲学的なにおいのするものが多いということがあって、まあ哲学という世界観は、大変に好きな観念なのであるから仕方がないのだが、今回もそういった世界観で構成されたものである。(「あとがき」より) (※本書は2018-06-26に鳥影社より発売された書籍を電子化したものです。)
  • 詩集 若柳
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「喜び」「悲しみ」「哀れみ」を感じる心が詩の発露。詩心の尊さは生きるうえで大切にすべきこと。そんな思いを抱き昭和11年に発刊された詩集を、ここに復活させ後世に伝える。美しい響きを持つ詩語は不変だから──。「榮枯盛衰世の習ひ、/我も一度はあなる身か。/葉陰に集く千々の虫の/奏でる歌の侘しさよ。/訪ふ風にはらはらと、/落つるは櫻の涙雨。」(『涙雨』抜粋)
  • 詩集 水中温室の二月
    3.0
    「海の紙片」「月光浴室」「銀河クジラの夢想」に続く第4詩集となります。穏やかな詩を含めさまざまな心象風景のパノラマを楽しんでいただけると嬉しいです。
  • 詩集 水底に眠る
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ―奇跡は起こらない。無表情な現実。だけど、自分が変われば 世界は変わる―  言葉には力がある。傷をつけることも、支えになることもある。言葉と出会うと、人は動く。 忘れられない一行。勇気をくれる一言。目の覚めるような、言葉との出会い。 本を読むすべての人に、かけがえのない出会いがありますように。  著者が書いた、2007年から2014年までの詩を収録。 <著者紹介> 1981年、京都で図案家の家に生まれる。京都造形芸術大学で、テキスタイルデザイン、文芸を学び2000年よりフリーで活動。 多数のデザインイラストが製品化されるほか、小説『02』『水深5センチメートル』絵本『そらくま』などの執筆にあたる。そのほか作詞提供など、国内外で幅広い展開をしている。 http://ae-sha.com
  • 詩集 StarBridgeFire Works
    -
    星と海と夏と雪と子供の頃の記憶をモチーフにしました。2017年9月に亡くなった父へ、この詩集を捧げます。
  • 詩集 砂の都 風の民
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中世の東西交易路シルクロードを若かりし頃旅し、幻想的な砂の城や城壁、何より歴史的建造物に秘められた蒼の世界に魅了され、そのままに心の奥深くに眠らせていました。時代を越えた今、再び、想いを詩に託し綴ります。
  • 詩集 すみわたる夜空のような
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見上げると、夜の広さ、しんしんと降りそそぐ、夜の深さ――。何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいより、すみわたる夜空のような孤独を。片思いをしているすべての人に捧げる詩集。
  • 詩集 生を受けて
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国立大学卒業後、地方公務員となった著者は28歳のとき不安神経症となり、その後統合失調症と診断され入院ー。以来、詩の創作は20年以上にわたり続けられてきた。病と向き合いつつこころの遍歴をまとめた処女詩集。
  • 詩集 ソナタ/ソナチネ Sonata/Sonatine
    -
    詩人石村利勝は、「詩」を中原中也に奪はれたところから出発してゐる。これは比喩でもなければ、臆断でもない。 (文藝評論家・小川榮太郎) 孤高の詩魂――四半世紀に及ぶ雌伏の時を経て放つ、渾身の第一詩集。 石村利勝の詩に解説や解釈はいらない。繰り返し眺め、聲にして読み親しみ、じつくり一字一句を辿りながら心中に湧くイメージを追ふ、それだけでいいのである。『ほんとうの詩とはなにか、そして何故そんなものがこの世に在るのか』と問ひ続けた、このモラリストは、感情の氾濫を求めもせず、詩に観念や思弁を持込みもせず、時代から遠く離れて、手仕事を重ねたのだつた。石村の詩の軽やかさ、煌びやかさに近づかうと注意深く読み味はふ時、私をいつも驚かせるのは、その平凡な事実である。音韻を探り当て、色彩と色彩を重ね、五感が互ひに共鳴し合ふ為に、この人が重ねた手仕事の、かすかに作品の底流に残る跡である。(解説より抜粋)
  • 詩集 空の塗り絵
    -
    1巻528円 (税込)
    この世界を、どう言葉に表そう。素直な言葉で表現できたなら――。 自然界に息づく様々な動植物、風や空や月や星たち、そして人間の生き様。 ふと入り込んできた風景に目を凝らし、耳を澄ませて切り取った42篇の詩集。 静寂のなかで通わせる心――語らい フェンスに噛みついている紅葉の枝――生きるということ なぜ、我々はここにいるのか――時空のロマン 自然がつくりだすドラマチックな情景――神秘の詩 移ろう季節と時空の旅――自然に抱かれて

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  • 詩集 宙をみあげて
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どんな環境にあっても、明るく、やさしく、そして、力強く生きた青春の日々、難病「筋ジストロフイー」と戦い、燃え尽きた、炎の生涯。彼の残したものはあまりにも大きく、人の心をとらえて離さないものであった。ここにその遺稿詩集をおくる。

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  • 詩集 続・海の紙片
    -
    第一詩集「海の紙片」の続編です。 「明日、海へ行こう」、「夏のスポーツ」、「透明度」、「散歩する女」など海にちなんだ様々なことを詩にしました。海の好きな人へお贈りします。
  • 詩集 たましいの世話
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    亡くなったのは わたしが愛した あの人で 千人の中の 一人ではないのです たった ひとつの いのちを喪った わたしのような 人間がいるのを 忘れないで下さい  ――「いのち ひとつ」 先に逝ってしまった大切なあなたへ。 残された者にできるのは言葉を贈ること。 悲しみと祈りを込めて紡がれる、34の言葉の捧げもの。
  • 詩集 小さな手紙
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 好きな人のことばやしぐさは人から人へ伝わる透明な小さな手紙のようなものだと思います。
  • 詩集 散リユク夕べ
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 速いのか遅いのかわからない、時のたつ、この世の中で、同じ時に生きて、会えること、知りあえたことが、うれしく思えます。
  • 詩集 沈黙の絶望、沈黙の希望 完全版
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 16歳で統合失調症を発症。病を得て34年を迎える著者が、生きることの意味を問い続ける中で選び取り、磨き上げた言の葉たちを紡いだ詩集。2017年に出版された「詩集 沈黙の絶望、沈黙の希望」を推敲し、新たな詩篇を加えた完全版。
  • 詩集 追尋 ─言葉を紡いで─
    -
    1巻924円 (税込)
    三重県の新進気鋭の詩人による「生と死」という根源的なテーマが全体を貫いている詩集。「追尋」とは、目的を達成しようとして追い求めること。当たり前のように思っていた日常の愛おしさ、人の命の素晴しさ、親子、家族を含め人と人の深い絆をテーマに言葉の持つ力を存分に発揮している。この詩集はあなたの幸せの引き出しを開ける鍵となるだろう。
  • 詩集「TSUNAMI」
    -
    1巻330円 (税込)
    2011年、3・11の震災の折、5月に塩釜、6月に亘理町にボランティアした経験を綴った詩集です。テレビや報道を観たり、聴いたり、読んだりして、感じたことも書きました。
  • 詩集 吊された永遠
    -
    1巻880円 (税込)
    どれだけ泣いてもいつか笑うことができるはずもがきながら、行方不明の心を探す13poemsどうしても手に入れたいから偽りだとしても信じるのかそれなら私は木に吊された永遠でいい「永遠」より

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  • 詩集 点滅
    -
    1巻1,100円 (税込)
    幸せとは。人生とは。 幽体離脱を体験、仏教哲学に親しんだ著者が、新型コロナのまん延を機に様々なテーマについて自在に書き留めた、withコロナ時代のための詩集。 「パンデミック」「かんせん」「正常性バイアス」「テレワーク」「ボランティア」「自己責任」「幽体離脱」「点滅」「おもてなし」「時空」「生きる」「空(くう)」など、162篇を収録。 ――以下は「あとがき」より。 本書は、皆様に幸せになってもらいたいとの一心で書いたものであります。 幸せとは何か。 人生とは何か。 この世とは何か。 あの世とは何か。 自分とは何か。 存在とは何か。 時間とは何か。 空間とは何か。 「苦」とは何か。 宇宙とは何か。 これらの答えを皆様自らに見つけて頂きたいのであります。難解な哲学や数学を持ち出すつもりは一切御座いません。ただ、「何か」を見つけて欲しいのです。生きているあいだに。

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  • 詩集 時計の針
    -
    1巻550円 (税込)
    多くの人たちが、人類の滅亡を確信しています。 人類の絶滅を午前0時になぞらえ、その終末までの残り時間を象徴的に示すとされる世界終末時計は、残り90秒を指していると言われています。 果たして、人類は本当に絶滅するのでしょうか? 神様は、全知全能の御方です。 神様が求める真理とは、正義と愛のはずですから、正義の掟と愛の掟を守るならば、間違いは起きないはずなのです。 私たちは、いったい何処で間違えたのでしょうか? イエス・キリストが語った「神と富の問題」を解明する話題作。
  • 詩集 21世紀の船
    -
    1巻1,056円 (税込)
    「私の心は大海原を船倉いっぱいに積荷を積みながら走る貨物船のようだ」。21世紀に漕ぎ出した船は、過去を振り返り、戦争の悲惨さ、家族の絆、そして自然の美しさを、詩に託して後世へと語り継ぐ。鋭い稜線に降り積もる純白の雪を描く「根子岳」では、冬の厳しさと、雄大な山並みが織り成す美しい風景が、そして「手」や「白川水郷の恋」では、つつましくも激しい恋のときめきが綴られる。時代の変化の荒波の中にあっても、忘れてはならない心の原風景をたどる詩の船旅へと、読むものを誘う。

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  • 詩集 二度とない人生だから
    5.0
    1巻880円 (税込)
    「国民詩人」坂村真心の代表作「二度とない人生だから」をはじめとする作品を厳選した、ベストセレクション。三部作、堂々の第二弾。

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  • 詩集 人間賛歌
    -
    1巻1,188円 (税込)
    第一部「大地」、第二部「大河」の二部構成。それぞれ、人間の生き方や内なる力、夢や祈り、自然との調和、心の平安、人生の挑戦や困難に立ち向かう勇気、希望の持続、魂の修養、天使や神とのつながり、そして未来への信念が詠われている。全81編を通して著者の人生経験や信仰、詩作への思いも織り交ぜられ、読者に励ましと希望を与える詩集。
  • 詩集 NEON BABY
    -
    SFやファンタジーをモチーフにして空想的日常を描いたポエム集です。1ページにおさまるような短めの詩が多く、さまざまなイメージを想起させます。
  • 詩集 念ずれば花ひらく
    4.0
    1巻699円 (税込)
    希代の詩人・坂村真民が半世紀におよぶ詩作生活の中で歌い上げた一万余篇の作品から、128篇を厳選した決定版。決定版詩集の第一弾!

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  • 詩集 はなびら
    値引きあり
    -
    とおいそらを見上げている/せせらぎに身をまかせて/ひんやりとした水の流れが/僕をはこんでくれる/響きわたる静けさ/鳥のこえ、水のおと/それだけの空間に僕は/ただ木片のように在るー「流れるひと」より。 その時、その瞬間の心象を切り取って紙の上に焼き付ける。空想でありながら、ひとつの虚構もない…。詩はうたでありたいと願い、WEBを中心に活動を続ける著者による漂泊の第一詩集。

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  • 詩集 陽春
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生は心のひだに刻まれた美しい感動の物語に違いありません。 詩集陽春(はる)はその瞬間瞬間を言葉に置き換えた青春の詩集です。 恋のうたや自然の美しさにうたれた感銘をモチーフにつづりました。 楽しいとき、うれしいとき、そして悲しいとき、辛いときにぜひ手に取って読んでみてください。 あなたの心に一陣の温かい風が吹き抜けるでしょう。
  • 詩集「ひとりごと」
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自分と宇宙と愛。それらはすべて等しく、いずれ誰もが向き合わなければならないものです。詩集『ひとりごと』は、あなたがその神秘を思い出す手助けをしてくれる作品です。哲学的な詩、可愛らしい詩、情熱的な詩、繊細な詩――さまざまな詩が収められていますが、あなたが望むなら、すべての詩があなたの力となってくれます。僕と一緒に詩集『ひとりごと』を読み、自分の尊さや美しさ、そして偉大さを共に思い出していきませんか? 僕一人では少し心寂しいです。あなたが必要です。僕のためにも、そしてあなた自身のためにも、ぜひ詩集『ひとりごと』を手に取ってください。
  • 詩集 ふわりリレーファ
    -
    春風のようにふわりとした優しく穏やかな詩が多く、初夏の陽射しのように暖かな詩が多く含まれている詩集です。
  • 詩集 White Cotton Shirt
    -
    1巻1,430円 (税込)
    「台風がくるので/昨日のうちに/済ませておいた/洗濯物が/白い椅子の/背もたれにもたれて/いま台風の音を/聞いている」(生活)。「試供品の/コロンをつけた/女性用のコロン/誰かといるようで/さみしくなくなった/雑踏の中でも」(コロン)──穏やかな日常と、その穏やかな日々の中で生まれた感情を飾らない言葉で結晶化した45篇の詩集。文芸社詩歌句(しかく)大賞受賞作品。
  • 詩集ボル
    -
    1巻880円 (税込)
    足も目も不自由な猫、ボル。見えない目で見ている世界はなんなのか。呼ぶと、おかしな声を出して寄ってくる。ボルは主人に呼ばれることを、いつも待っている。主人はボルがひょこひょこ歩いてくるのを待っている。生きているとは、こういうことなのか――。晩翠賞受賞の詩人が残した私家版「詩集ボル一九七三年」を再編集。巻末には詩人の娘が解説を寄せる。猫との暮らし、その死を通して、生きているとは何かを自己に問いかける。

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  • 詩集 見えないものを探すために ぼくらは生まれた
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    きみは   どんなときも   けして   忘れてはいけない   貴く生きることも   大事だが   君が生きている   そのこと自体が   貴いんだ   ──「固有な実在」より ********** 生きていくために、言葉が必要だった。そんな思いを持つ人にこの詩集を捧げる。 NHK「100分de名著」人気講師がつむぐ、見知らぬ誰かに宛てられた、たましいからの手紙。 ********** 【目次】 目次 告白 秘密のことば 桜葉 ことばの光 意味の光 孤独1 孤独2 隠れた勇者 美しい心 独裁者 郵便配達夫 詩の公理 言葉のことわり 光源 空気1 空気2 自己探究 人生の扉 見えないものを探すためにぼくらは生まれた 死者からの便り 叡知の人 評論家 寂の世界 固有な実在 未来の詩人 小さな定義集 詩の教え 詩のおきて 詩人追放 書く理由 **********
  • 詩集 めんどうくさい人間
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「自由詩はネットをはらないでテニスをやるようなものだ」とロバート・フロスト(アメリカの国民的詩人)は指摘しています。好き勝手に自由詩を書くことは単なる「型なし」でしかないと、自戒しています。また若い時見えなかったことが、年齢を重ねてはじめて見えることもあります。月並みですが、年をとるのも悪いことばかりではありません。著者50年ぶりの自由詩集。
  • 詩集 物語/世界
    -
    1巻847円 (税込)
    自転車の車輪は夏空の軋み/叢の向うに青い空が見える/アゲヒバリにさそわれ/僕もまた 夏の中に墜ちていった──任意の一点から「世界」を凝視する。風にそよぐ木を眺め、行きなずむ人びとを思う。意味のないこの宇宙のなかで、「物語」をさがす旅をする、孤独なたましいたちの軌跡。意味のないこの「世界」で、「物語」を探し求める、孤独なたましいの彷徨を綴った詩集。
  • 詩集 夜想繭・妖精繭
    -
    第5詩集となります。 初期の頃の作品を多く含んでおります。繭の中から外に出ようとしてもがいているような、そんな内容の作品が特徴的な詩集です。
  • 詩集 憂鬱
    -
    1巻880円 (税込)
    “彼を愛して 私は私になった”「塔」「生きて」「白い憂鬱」「林」「貴方 ~星になって~」「棺」「森の魔物」「別れ」「鉄線」「憎しみ」「炎」「花びらと棘」「姫百合」「憂鬱を越えて」「虹」やさしくて切ない15篇の詩があなたの心に染みわたる。なぜ人は、こんなにも傷を負い、ボロボロになっても、人を愛し続けるのか……?愛する人を失っても、愛は消えない。行き場を失った消えない愛を綴った、『吊るされた永遠』に続く待望の2作目。

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  • 詩集 夜の声
    -
    1巻1,100円 (税込)
    大分県在住の詩人、河野俊一氏の詩に励まされて、その交流を契機に自ら詩作の世界へと足を踏み入れた著者。「自分の詩が微力ではあっても誰かの心の添え木になれたら」との願いを込めて三十数年間書いてきた作品を世に問う一冊。
  • 詩集─瑠璃色の星の片隅に
    -
    1巻462円 (税込)
    あらゆる命が光りだす/緑豊かな大地には/命の連鎖が支え合う/海に輝く青い星/みんなの色が融けている/自分の色を押しつけず/慎ましやかに和している/耳を澄ましてごらん/椰子の木の唄が聴こえてくるよ「椰子の木の唄」より/鎮魂・御礼・慰め・励まし・餞別の思いを込めて知人・友人・恩人へ贈った、和して心をつなぐ詩集と、人と融和し、常に前に向かう連句の世界。
  • 詩集 るるる・充ちる・満ちる・見知る ~心の充実を求めて~
    -
    1巻693円 (税込)
    「こんな時間を作った自分をほめよう/やればできる やれるんだ」こんな無我夢中の時間に没頭できる幸せ。百聞は一見にしかず、見て知っていきたい。そして一つでも前向きに、ポジティブにできたら、うれしいものなのです。生きていく中で自然に生まれてくる言葉たちを詩にして、人の心に、琴線に触れるような感動を伝えられたら……。豊かな感性と楽しい語感で綴られた第六詩集。
  • 詩集 ロマンス
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「素敵だと思うのは、素敵だと感じる自分自身の中にある何か」誰のなかにもある、悲しみや切なさ、そして愛。特別ではない心の動きに、特別な言葉を与える詩人・銀色夏生がおくる、ロマンス詩集。
  • 詩集 私を支えるもの
    4.2
    私を支えるものを 私が忘れる時 私は自由になる 私が支えたものを 私が忘れる時 私は解放される――煮詰まったときこそ空を見上げてみると、きっと何かが変わるはず。 銀色さんからのエールをあなたに
  • シジミガイのゆめ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 一年生の詩 ひみつ・・・ ひみつはひとりぼっち おとうさんもおかあさんもいない さびしいね ないしょ・・・ ないしょってどうしてないしょにしとかないといけないの? おしっこ・・・ うまれるまえ なつきがおしっこすると おかあさんがおしっこしたのかなぁ? ながぐつ・・・ きりんのながぐつは ながいだろうな
  • 詩人・菅原道真 うつしの美学
    4.0
    日本の文化伝統のなかには「うつしの美学」がきわめて深い根拠をもって生きている.「うつし」とは「移し」.すなわち,あるものを別のものに成り入らせ,その動勢と調和に美を見出す精神の活動である.菅原道真の詩は,その「うつし」が生んだ,最もめざましい古代的実例であった.和歌の詩情を述志の漢詩に詠んだ詩人を論じる.(解説=蜂飼 耳)

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  • 詩人と母
    -
    1巻1,543円 (税込)
    2021年冬、ほぼ同じ頃に母を亡くした同世代の詩人が、 それぞれの母への想いや少年時代のエピソードなどを詩とエッセイで綴り、 それが1冊の詩集になりました。この詩集は、母の死をきっかけに生まれた詩集であり、 同時に、中国と日本の詩人の友情から生まれた詩集でもあります。 二人の詩人は「あとがき」に次のような言葉を記しています。 「母が亡くなった翌日、涙を流しながら、詩を書き始めました。 私たち二人の母だけでなく、天下のあらゆる母に感謝します。産んでくれてありがとう」(田原) 「読んでくれるみなさん、一人ひとりが、身近な人の死に関わる時、 そこから命を引き継いで自分らしく生きていくヒントになればと願って、 私はこの本と『さよなら』して、読者としてまた鑑賞します」(松崎義行) 本書では、「母の死」を描くことで「母の生」に光を当て、 詩人らしい感性豊かな言葉で生き生きと「私の母」を描いています。 それは心の中でいつまでも生き続けるやさしい母ですが、 同時に「謎」としての母でもあります。 そして詩の中の母は、肉体の死を超えて永遠に生き続けるようにさえ思えます。
  • 詩人なんて呼ばれて(新潮文庫)
    4.1
    20歳で『二十億光年の孤独』を刊行し、日本語の可能性を拡げ続けてきた国民的詩人、谷川俊太郎。その70年以上にわたる創作生活のすべてを、多彩な作品を交えて振り返る。哲学者・谷川徹三との父子関係、3人目の妻・佐野洋子との別れの真相、迫りくる老いと死への想い。長時間の入念なインタビューによって、巨星の全貌が初めて姿を現した――。文庫化にあたり最新肉声を含めた新章を収録。
  • 詩人のラブレター
    -
    1巻2,304円 (税込)
    ◆ふらんす堂ホームページ連載コラム、待望の書籍化! ―伝えたい言葉― ボードレールやランボー、マラルメ… 詩人たちからあなたへの素敵なラブレター ◆収録作品より そこ深い 池の鏡に 映る影、 その黒い柳に 風は泣き…… さあいまは、夢みる時。 (詩集『よい歌』 第六歌 渋沢孝輔訳 ポール・ヴェルレーヌ「(白い月)」より) ◆著者あとがきより 書いていくうちに大学で勉強したフランス語の詩人だけでなく、子供時代に知り、ずっと記憶に残っているフランス以外の歌やフレーズも抑えがたく浮かび上がってきました。「おおスザンナ」や「ソルヴェイグの歌」、「四つ葉のクローバー」など作者の名も知らないまま記憶の中に住み着いているのでした。正統派のフランス詩でも、ヴィヨンやネルヴァルなど、なぜ入れないのかと文句を言いに顕れた朝方の夢もありました。残念ですがまた別の機会まで待ってもらいましょう。
  • 詩人別でわかる 漢詩の読み方・楽しみ方 時代や作風で深める読解のコツ35
    完結
    4.0
    全1巻1,892円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 詩人たちが生きた時代を知り、心の動きを追う。 ★ 覚えておきたい読解のルールに加え、 『時代背景の遷り変わり』や『詩人たちの人生』を 深堀りして解説! ★ 三国六朝時代から唐・宋・明以降まで。 ★ 陶潜・王勃・杜甫・王安石・高啓 ほか ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 漢詩漢文を学ぶ機会が少なくなり、 漢詩漢文不要論も一部に声高に叫ばれていますが、 一方で、ひそかに漢詩漢文を愛好する人がいて、 詩を身近に感じ味わっている人が 多くいることを知り、嬉しくなりました。 唐代では詩人は約三千人、作品は約五万首、 宋代では詩人は約一万人、 作品は約三〇万首残っています。 時代が降ればさらに詩人の数も作品の数も増えます。 日本でも近江朝から詩が作られ、 今日に至るまで多くの作品が残っています。 古今東西の漢詩人・漢詩作品は どれほどあることでしょうか。 名作と言われる詩を読まずにいるのは もったいないと思います。 何やら閉塞感の漂う昨今、 人が生きた証の詩や古典を読めば、 新たな発見があり、活力も湧くはずです。 詩を読んだり、古典に親しんだりと、 心に余裕を持ち続け、 潤いのある人生を送りたいものです。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第1部 漢詩とは * 詩は情を詠うもの。 感動が無いところに詩は生まれない * 漢詩の歴史を知りましょう * 漢詩の種類を確認しましょう ~詩形について(古体詩と近体詩)~ * 古体詩とはどのような詩かを知りましょう * 近体詩・絶句の規則を確認しましょう ・・・など ☆ 第2部 各時代の代表的な詩人の生涯とその詩の味わい方 【三国六朝時代】 ≪隠者の生活を愉しむ陶潜の詩≫ * 理想の生き方を詠う詩を鑑賞する ・・・など 【唐王朝時代】 ≪自分に正直すぎて人生を誤った天才・王勃の詩≫ * 望郷の念を詠う詩を鑑賞する ・・・など 【宋王朝時代】 ≪表現力に優れる哲学者朱熹の詩≫ * 酔って豪快な気分を詠う詩を鑑賞する ・・・など 【明王朝時代】 ≪江南の風景を愛した平易明快な高啓の詩≫ * 楽しい散歩を詠う詩を鑑賞する 【現代】 ≪レトリックを駆使した魯迅の詩≫ * 教え子を失った悲しみを詠う詩を鑑賞する ・・・など
  • 七十二候で楽しむ日本の暮らし
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「虹始めて見る」「寒蝉鳴く」「菜虫蝶と化る」など、七十二に分かれた歳時記によせて、伝統行事や季節の食べ物、植物、俳句に使える季語や祭りなどを紹介。オールカラーのイラストでわかりやすい手引き。 ※本書籍は見開きのデザインが含まれています。見開き表示での閲覧を推奨いたします。
  • 知っておきたい「この一句」
    -
    「五・七・五」で詠む俳句――それは、世界一短い詩。十七音の言の葉は、心を癒し、励ましてくれる不思議な力を秘めています。 恋をしたとき、失恋したとき、つらいときや苦しいとき、心に留めた一句をそっと口ずさめば、次の一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。また俳句に触れることで、花鳥風月や四季のうつろいを敏感に感じとり、変わらない毎日の中に新たな発見ができるようになります。移りゆくふるさとの景色、自然界に宿る命の尊さ、大切な人を想う心……句に込められた詠み人の想いやその背景に触れながら、あなたの心の支えとなる「この一句」を見つけてみませんか?本書では、著者が俳句を始めるきっかけとなった杉田久女の句をはじめ、中村汀女、橋本多佳子などの女流俳人や、正岡子規、高浜虚子など著名な俳人の句のほか、著者自身が日頃から愛誦する“大切な一句”を50句厳選し、四季のうつろいとともに紹介します。

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  • しっぽいっぽん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ないはずのしっぽがくすぐったい時があります。揺らしてみたい時もあります。調子出ないなと思ったら、しっぽの先が冷たくなりすぎていたり、どこかに落としてきた気がして、ごそごそとさがしている時もあります。私にとって詩は、しっぽみたいなものです。だから詩っぽです。もちろんなくたって、生きていくにはこまらないのですが、できればあった方が楽しくて、元気になりそうな気がします。そんな詩っぽたちが集まって、ぶつぶつひとりごとを言っているような本になりました。詩っぽのひとりごと、聞いてくれてありがとう。あなたのしっぽは、お元気ですか?―あとがきより抜粋―
  • 詩とエッセー 煌めきの瞬間
    -
    1巻550円 (税込)
    私たちの育った時代はテレビが普及する前のラジオの時代で、月刊漫画雑誌の人気漫画が劇になって放送されていたりしました。また、一家団欒は高座の落語中継や講談、浪花節をラジオで聴くことでした。テレビは駅前の電気屋さんで見せてもらうか、お金持ちの家に見せてもらいに行くのが普通でした。そのような体験は現代の日本では考えられません。しかし発展途上と言われる国の殆どの国民が、私たちの子供時代と変わらない生活を送っていることを、これもまたテレビが教えてくれます。 そのことを考えると、豊かさを享受し、全てが揃っているのを当然のこととして暮らしている現代の日本の若者たちが、私たちおじさん世代の感性に触れることで、自分とは異なる環境で生きてきた人たちの感性を知るきっかけになるのではないかと思います。または劇的な変化を体験してきた我々と同世代の人たちにも、共感してもらえることがあったり、ある種の郷愁を感じていただけるのではないかと思い、この本を出そうと考えたわけです。 私の詩やエッセーを読んで、共感したり楽しんだりしてもらえれば嬉しいです。 おじさんにだって青春があって、人生について考えたり、人を愛して悩むこともある。そうやって感性を研ぎ澄ましてきたのだと知ってもらいたい。そう願っています。 (はじめに より)
  • しとしと
    -
    1巻704円 (税込)
    ……トラが大きなあくびをしました。/熊が大きなあくびをしました。/あくびの連鎖が始まって、/それはいずれ人間の世界へと続きます。(「あくび」より)。人間だけでなく、トラや熊、カラスなど、この世界で同じ時を過ごすものたちの目を通し、しいたげられている弱者へのやさしさ、そして悲しみを乗り越えて生きる力強さを詠み上げた詩19編。
  • 詩と世界のヴィジョン
    -
    1巻3,168円 (税込)
    ワーズワス、コウルリッジ、キーツ……自然の描写や異国への憧れから、詩人たちが世界をどのように見ていたのかを読みとく。
  • 詩とダダと私と
    -
    吉行文学の抑えた描写に垣間見える詩情――学生時代、萩原朔太郎に影響を受けての詩作が、その文学的出発となった作家の、生涯変わらぬ本質の現れであった。若き日に書いた詩の数々、苦悩の中で文学を志した戦中戦後の回想、昭和初期文壇で異彩を放った父エイスケの詩篇、恩師が翻訳した「ダダの歴史」をあわせて収録。吉行淳之介の全体像把握に必須のユニークな詩文集。
  • 詩と出会う 詩と生きる
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    言葉と人は、どのような関係にあるのか。詩に込められた想いを知ることで、何を得ることができるのか。困ったとき、苦しいとき、悲しいとき──私たちを守ってくれる言葉を携えておくために。文学・哲学・宗教・芸術──あらゆる分野の言葉を「詩」と捉え、身近に感じ、それと共に生きる意味を探す。
  • 詩に就いて
    -
    吉田健一さんの同題のエッセー集にある詩の考え方に,私は共感と反発を覚えているので,無断で題名を拝借したのだが,散文では捉えられないものを詩は果たして捉えられるのかという疑問は深まるばかりだ.詩で詩を語ろうとする試みは,私のobsessionみたいになっている.

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  • Cinema Haiku Rumbling
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Bilingual Haiku / Manga (Japanese & English) Possibly the world’s first attempt at storytelling through such a medium, this work tells the tale of post-disaster trauma. Haiku poet and scriptwriter Kimiko Nakanaga draws on her own experience of the Great Hanshin-Awaji Earthquake to create a story of seeking salvation from suffering. The work depicts the despair of a woman who has lost her love in a city turned to rubble, through the confused and distorted lens of her mind. The vivid imagery of the haiku works in tandem with manga artist Atsushi Sasaki’s striking illustrations to masterfully weave reality and fantasy together, in a manner such that reading this work feels like watching a film. ~~~~~~~~~~~ "HAIKU×MANGA×英訳。という、世界初の試みによる震災の物語。 俳人・脚本家中永公子の阪神淡路大震災の被災体験から生まれた救済ストーリー。 街の崩壊と恋人を亡くした女性の悲嘆を、あやうい心の深層を辿ることで表現。 まるで映画のように、現実と幻想の交錯する世界を、イメージ鮮明な俳句の連作と、 マンガ家佐佐木あつしの圧巻なイラストで構成する。 “満月を吊るせば重し がれきの街/the full moon/hangs heavy/over the rubble”"
  • 詩の現在を読む 2007-2009
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自らの詩論に引きつけることで「読み物としての鑑賞に耐えるもの」を常に念頭に置いて書き進めました。
  • 詩の誕生
    4.0
    詩とは何か,詩が生まれ死ぬとはどういうことか――.言語以前の詩について,刻々の詩を感じる人間の瞬間の意識について,あるいは七五調の呪縛力についてなど,詩をめぐる万古不易のトピックに,現代詩に大きな足跡を残すふたりが果敢に切りこむ,白熱の対話による詩論.日本的感受性,日本語,日本文化を根源から探る.

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  • 詩の礫
    4.4
    1~2巻1,386~1,584円 (税込)
    2017年、フランスの文学賞、「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」! 「詩の礫」は、福島在住の詩人・和合亮一氏が被災6日目から「ツイッター」で発表を開始した新たな形式の詩です。140字という独特な制限の中で記された言葉は、迫真性と臨場感にあふれ、圧倒的な言葉の力は、極めて短期間で1万人を軽く超える読者の支持を得ました。湧出する感情のまま、まさに礫のごとく向かってくる詩の数々は、故郷・福島への愛しさ、肉親、子、友、自然への慟哭、震災への行き場なき怒り、絶対という概念を失った世界の不条理を描き、読者の心の深い部分を痛いほど衝いてきます。(以下、本書より) <今、これを書いている時に、まだ地鳴りがしました。揺れました。息を殺して、中腰になって、揺れを睨みつけてやりました。命のかけひきをしています。放射能の雨の中で、たった一人です。> <どんな理由があって命は生まれ、死にに行くのか。何の権利があって、誕生と死滅はあるのか。破壊と再生はもたらされるのか。> <避難所で二十代の若い青年が、画面を睨みつけて、泣き出しながら言いました。「南相馬市を見捨てないで下さい」。あなたの故郷はどんな表情をしていますか。私たちの故郷は、あまりにも歪んだ泣き顔です。> <命を賭けるということ。私たちの故郷に、命を賭けるということ。あなたの命も私の命も、決して奪われるためにあるのではないということ。> <誰もいない 福島 静かな雨の夜 静かな涙は誰が流しているの この世を去ったその人を想いながら 想うしかない まぶたの中で目覚めるのは海> テレビ、新聞、雑誌、ラジオなど、「詩の礫」は多くのメディアに取り上げられました。修羅のごとく言葉をつむぐ姿は、読者を大いに共感、驚嘆させること必至です。ぜひご一読を。
  • 詩の中の風景 くらしの中によみがえる
    5.0
    いつでも訪れることができる、不思議にひろい場所。ときどき深呼吸をしたくなる原っぱ。かたくなな心に手をさしのべてくれ、暮らしの中で鏡のように光るもの。――詩は自分にとって実用のことばという著者が、みずみずしい感性で五三人の詩篇を選び、エッセイを添える。読者ひとりひとりに手渡される詩の世界への招待状。〈解説〉渡邊十絲子
  • 詩ノ黙礼
    4.5
    1巻1,056円 (税込)
    家族、学校、自然、思い出、風と香り――どうか故郷を、福島を返してほしい。国語教師である福島在住の詩人が、被災以来、憑かれたようにツイッターで詩を書き続けている。怒りと悲しみ、絶望と希望、そして死者たちへの鎮魂。そこに暮らす者にしか産み出せない言葉をつむぐ。俺は修羅だ、詩を書き続けるしかない!

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  • しみづあたたかをふくむ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ 第62回俳人協会賞受賞! ◆最新句集 「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」。暦の中にこのことばを見つけたときなつかしくなった。新年が明けて大寒の少し前、寒さが最も厳しくなる頃の時候である。 私の生家は瀬戸内の石鎚山の登り口に近く、湧水を水源とする地にある。凍るような朝は蛇口を開け放って出し流した。水が温んでくるのを待って顔を洗うのだ。 七十二候を眺めるに多くがふとした気づきを誰かがつぶやいたようだ。なかでも玄冬の底に置かれたこの語の寧らかさにひかれる。いっそうの寒さがはじめて水の温みを気づかせる。(あとがきより) ◆作品紹介 雨太く楝の花に吹き込める この夜を落葉の走る音ならむ 春風に背中ふくらみつつ行けり 烏瓜の花が黙つてついてくる 日の窓の一つかがやき初氷 末枯れて足あたたかに人の家 虎杖やひとり仕事の歌もなく 凍雲や生簀は声の散りやすく 靴下のちひさく乾く寒さかな 秋の水映画に長き掉尾あり
  • 下田喜久美詩集 (現代児童文学詩人選集)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「現代児童文学詩人選集」シリーズ 少年詩の創作、普及に歩んだ詩人の集大成。代表的既刊詩集から未刊詩集、童話、エッセイまで収録。畑島喜久生、野呂昶による下田喜久美作家論、詩人論。 目次 詩篇(詩集『かあさんの花』から;詩集『心の詩』から ほか) 童話篇(シクラメン;杜鵑草) エッセイ篇(どんぐりと山ねこ;セロ弾きのゴーシュ ほか) 詩人論・作家論篇(妖精の紅いスキップ(野呂昶) 日本人的な感性の「少年詩」へのオマージュとして(畑島喜久生)) (※本書は2007/3/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • 釈迢空全歌集
    5.0
    折口信夫(釈迢空)は近代日本にまるで奇蹟のように、古代の心、古代の詩歌のひびきを、鮮烈に蘇らせた歌人であった――。 短歌滅亡論を唱えるも、その真意は再生への願いであり、日本語の多彩な表記を駆使しながらつねに短歌の未来と格闘し続けた。折口が残した6冊の歌集に私家版・自筆選集、短歌拾遺、さらに関東大震災に直面し、短歌形式に収めることのできない苛烈な体験を詠んだ詩作品含めた、初の文庫全歌集。 「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」 生涯「旅びと」であった折口の姿が立ち現れてくる。 (目次) 海やまのあひだ 春のことぶれ 水の上 遠やまひこ 天地に宣る 倭をぐな 私家版・自筆選集 短歌拾遺 詩拾遺 解題 解説 岡野弘彦 略年譜 作品初句索引
  • 写真句行 一茶生きもの句帖(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 痩蛙負けるな一茶是に有り。江戸期の俳人小林一茶は、終生家族運に恵まれなかった。その欠落を埋めるかのように小動物を愛した。蛙、雀、猫、犬はいうにおよばず、蚤、虱に至るまで、詠んだ句は膨大な数に及ぶ。その中から480句を厳選、やんちゃで繊細、そして深い業を道連れとした不遇の俳人の心象を、美しい中国地方の里山風景とともにたどる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 【写真詩集】あの空は夏の中
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【写真詩集】私は孤独である限り、詩を書き続けるでしょう――。誰もが胸に秘めている大切なものを、愛おしむようにそっとすくいあげる、親密で、密やかな写真詩集。
  • 【写真詩集】君のそばで会おう
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【写真詩集】好きなものを好きでいるために、私にとって世界は一瞬一瞬が0からはじまります。

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