検索結果
-
-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ボスと秘書の休日」「囚われの結婚」「海運王に魅せられて」の3話をまとめて収録。
-
-
-
-すべてを奪った悪魔からの贈りもの。それは、おなかに宿った小さな命。 亡くなった継父の遺言書を見て、ジニーは愕然とした。全財産は実の息子アンドレに遺され、彼女と妹と母は一夜にして無一文になった。相続人として現れたアンドレはハンサムだが傲慢な富豪で、母の泣き言にも、駄々をこねる妹にも耳を貸さない。それでいてジニーには、値踏みするような熱い視線を向けるのだ。そんな折、ジニーはアンドレの部屋から出てくる妹を目撃する。妹に手を出すなんて! かっとした彼女はアンドレに詰め寄るが、逆に誘惑されてベッドを共にしてしまう。なんて愚かなことを……。罪の意識に苛まれるジニーを嘲笑うように、アンドレが言った。「きみは妊娠したはずだ。僕の城へ一緒に来てもらおう」 ■ハーレクイン・ロマンスの黎明期から第一線で走り続けたサラ・クレイヴン。クラシックな香りが漂う王道ロマンスをお楽しみください。悪魔のような相続人に振り回され、気づけば彼に心を奪われ、身ごもってしまったヒロイン。驚きの展開から目が離せません!
-
-
-
-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「秘書の小さな秘密」「愛の惑い」「この結婚は無効?」の3話をまとめて収録。
-
-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「熱砂に燃えて」「魅惑の億万長者」「愛のダイナマイト」「クラシック・ラブ」の4話をまとめて収録。
-
-純真な恋心は、報われたとたん、氷水を浴びせられて……。 9歳年上の逞しい隣人カルに密かに恋する18歳のアメリアは、危険な任務で重傷を負った彼を世話するうちに絆を深めていった。だが気がかりなのは、カルに執心している名家の令嬢の存在だった。アメリアを敵視する令嬢は、不穏な言葉で彼女の胸をかき乱した。「カルはあなたと遊んでいるだけよ。今のうちに楽しんでおくことね」そんなある日、最愛の祖父が急逝して家も人手に渡ることになり、涙するアメリアを慰めてくれたのは、カルだった。その夜に彼と結ばれ、これからは幸せが訪れると思われた矢先、カルは急に冷たくなって、例の令嬢を連れて祖父の葬儀に現れた。あのふたりは親密な仲だったのだ。これは彼からの絶縁状ということ……。アメリアは失意のまま故郷を去った――その身にカルの子を宿して。 ■生まれ育った町を離れ、亡き祖父の妹と暮らすことになるアメリアですが、そこで思いもよらなかったまさかの衝撃的出来事が――! もう再び結ばれることは永遠にないように見えたふたりの恋のゆくえは? 〈テキサスの恋〉の関連作です。
-
-一度捨てた幼妻に、 もう未練などないでしょう? 18歳の誕生日、ペトラは投資家ケイン・フレミングと恋におちた。やがて二人は10歳の年の差を乗り越えて、結婚。だがある日、帰宅した夫は、衝撃の事実を告げた。ペトラの伯父に100万ドルの借金を申し込まれたというのだ。しかもペトラが結婚したのは、金目当てだったと断言して。ケインは反論の余地も与えず、彼女に出ていけと言い渡した――。あれから8年。ケインがペトラの前に現れ、借金の返済を迫った。100万ドルなんて、とうてい無理よ……。青ざめるペトラに彼は言った。「僕と再婚するという方法もある」 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-夫を愛してしまう自分が怖い……。社交界の誰もが知る、政略結婚なのに。 ギャビーはハンサムなスペイン系大富豪の夫ベネディクトと、オーシャンビューの大邸宅で、誰もが羨む豪奢な生活を送っている。しかし、ベネディクトがビジネス帝国を築くために政略結婚したことは、上流階級の人々のあいだでは周知の事実だった。どこか距離を置こうとする夫の心をつかみきれないギャビーは、ベッドの上でしか愛されない悲しみを氷の仮面で隠してきた。本当は彼を心から愛しているのに……私の役目は跡継ぎを産むことだけ。あるとき、ギャビーの血のつながらない美貌の妹が町に帰ってきた。姉を敵視する妹は不敵な笑みで告げた――ベネディクトを奪ってみせると。その日から、ギャビーの嫉妬と不安に苛まれる日々が始まった! ■名作家ヘレン・ビアンチンによる、最愛の大富豪との愛なき結婚生活に悩む若妻の物語をお届けします。妹の宣戦布告に対して「彼の愛人になりたいのね」とギャビーは言いますが、妹から、さも自信ありげに「彼の奥さんになりたいのよ」と返されてしまい……。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-レベッカ・ウインターズが遺したシークレットベビー物語、初邦訳!感動のスウィート・アンソロジー ■僕が生きていたことは秘密だった。私があなたをいまだに愛していることは秘密……。大きな愛で読む者の心を包みこむ大スター作家レベッカ・ウインターズが遺した未邦訳作品『秘密と秘密の再会』を含む2編を収録した、感動のアンソロジーをお贈りします!
-
-45周年特選10 ヘレン・ビアンチン初恋の夫に愛されるのは、夜だけ。それでも幸せだった――夫の元恋人が現れて私を脅かすまでは。 美しいドレスをまとい、ハンサムな夫の横で微笑を浮かべる妻。傍から見ればジアンナほど幸せな女性はいないが、真実は違う。この結婚は、イタリア系の名門である両家が経営する会社をより強固にするための便宜的な取り決めでしかなかった。彼女は夫のフランコに10代のころから恋心を寄せていたのに、彼にとってジアンナは、いつまでたっても見せかけの妻だ。それでもいいと、ジアンナは懸命に自分に言いきかせてきた。こうしていつも彼の隣にいて、夜は情熱的に愛されるのだから。だがそれも、夫の元恋人が現れるまでのつかの間の夢で……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
-私の天使を奪った悪魔に、まさか心まで奪われるなんて……。 亡き妹の遺児と暮らすアリーズは、弁護士から突然呼びだされた。そこで子供の父親の兄、アレクシ・ステファーノスと対面し、怒りに震えた。先日弟を亡くした彼は、弟に子供がいたことを初めて知り、自分が赤ん坊を引き取って育てたいと言い張るのだ。冗談でしょう? 身ごもっていた妹を手酷く捨てた男の身内に、愛する甥を渡すなんて、絶対にできない。だが巨万の富を誇る富豪アレクシが相手では勝ち目もなく、追いつめられたアリーズに、彼は非情なひと言を放った。「この子と離れたくないなら、僕と結婚するしかない」形だけの結婚のはずが、やがて二人の関係は熱を帯びて……。 ■亡き妹の忘れ形見を守るため、苦渋の決断で傲慢な富豪ヒーローと契約結婚したヒロイン。反発しつつも彼の魅力に抗えず、ベッドを共にしてしまい……。大スター作家シャロン・ケンドリックを彷彿とさせる、スター作家ヘレン・ビアンチンの名作ロマンスです。
-
-この子は、彼との唯一のつながり。いつまで隠していられるだろうか……。 エリンは16歳のときから、親友の兄で社長のタイに片想い。25歳になった今は、恋心を隠して彼の下で働いている。そんなある日、エリンはタイにデートに誘われ、胸をときめかせた。目的が彼にしつこく迫る女性を退けるためとはいえ、長年の夢が叶うのだ。二人の距離は急速に縮まり、エリンはついに純潔を捧げたが、その直後から、彼女の人生は不幸のどん底へと突き進む。父が急逝したうえ、生前に家を売っていたため、住む場所を失った。さらに、他社へ情報を売ったとタイに疑われ、会社も追い出されたのだ!「君はもう我が家でも歓迎されない」ひどい、私はやっていないのに……。何もかもなくしたエリンは町を去った――タイの子を、その身に宿して。 ■エリンにとっては一生の思い出となるはずの夜が、タイにとっては酔った勢いで羽目を外した後悔の一夜で……。傷つき、生まれ故郷を去ったエリンは、タイには絶対に妊娠の事実を知られまいとしますが――
-
-憧れの彼との間に生まれた、あの小さな命はいま……。 生きて故郷へ帰ってきた勇猛な騎士サイモンの姿に、二十歳のリネットの胸はいっぱいになった。4年前のあの夜、わたしは暗闇のなかで彼に純潔を捧げ、そして……わたしのおなかに新たな命が芽生えた。一方サイモンもまた、あの夜のことを思い返していた。酔いつぶれた出征前夜に、夢うつつでかき抱いた薔薇の香りの乙女。かぐわしい乙女はいまもここで暮らしているのだろうか?もちろんサイモンはまだ知る由もなかった――彼が父の愛人と思って軽蔑する女性こそが、夢にまで見た、あの薔薇の香りの乙女だということを! ■HQヒストリカルのトップ中のトップとして活躍した作家スザーン・バークレーは、短い作家人生で多くの名作を遺しました。本作は、そんな彼女が最後に書いた感動のシークレットベビー物語です! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-結婚――それはあまりに甘美で残酷。 大好きな母が癌におかされ、余命幾ばくもないなんて……。故郷に舞い戻ったリーアンを空港で出迎えたのは、二度と顔を合わせたくなかった義兄のディミートリだった。母が彼の父と再婚してからずっと、彼女は血のつながらない兄に恋していた。だが、21歳を迎えた夜、彼女の淡い想いは冷たく拒まれ、傷ついたリーアンは彼を避け続けてきたのだ。そんな彼女にディミートリは思いがけない提案をする。死の床にいる母を安心させるために偽装結婚をしよう、と。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-必読! ヘレン・ビアンチンエッセイ & 全作品リスト巻末に特別掲載! ■本作の巻末に特別付録としてヘレン・ビアンチンのエッセイ&全作品リストを一挙掲載!
-
-夢に見た初恋の人からの求婚が、これほど切なく虚しいなんて……。 インテリアデザイナーのサキは、意外な客からの依頼に驚いた。大富豪ドミニク・プレストンが、わざわざ私を指名するなんて!じつは彼は苦学生時代にサキの実家で庭師として働いており、思春期の彼女の憧れの的だった──姉と親密な仲だと知るまでは。サキの家が没落した後、彼が広壮な屋敷を買い取ったと聞く。複雑な思いを抱えたまま、彼女はドミニクを訪ねた。改装してほしいという寝室に案内されたとき、彼が突然宣言した。この寝室で妻とくつろぎたい。その妻になるのはきみだ、と。サキは仰天した。これはプロポーズ? いったいどういうつもり?訝しみながらも抗えず、甘い言葉を受け入れてしまうが……。 ■大スター作家シャロン・ケンドリックも太鼓判を押すスター作家、ヘレン・ビアンチンが描く、立場逆転のドラマティックな再会ロマンスです! 姉からの「あなたはただのベッドの相手。愛されていない」というひと言にショックを受けたヒロインは……。
-
-傲慢富豪と1分も一緒にいたくないのに、1分たりとも彼のことが頭から離れない。 信じた男に傷つけられて男性不信になったステファニーは、女手一つで4歳の娘を育てながら、身を粉にして働いていた。そんなある日、彼女はブルーグレーの美しい瞳の顧客、ラウルと出逢う。莫大な富を築いたその若き大富豪はしかし、恐ろしく尊大だった。最愛の娘と過ごす時間がなくなるほど遅くまで彼女を働かせたうえ、夜はパーティに同伴するよう要求してきたのだ。まるで愛人のように。一瞬でも彼をハンサムですてきな人と思った自分が信じられない!反発心が芽生えたステファニーは、自戒の念を込めて、彼といると胸の鼓動が速くなるのは怒りのせいだと思おうとした。なのに、ラウルは彼女の娘も、さらには母さえも魅了してしまい……。 ■『愛は脅迫に似て』の関連作。今作の主人公ラウルは前作ヒーロー、ミシェルの兄で、弟に勝るとも劣らない傲慢ぶり。そんな彼に恋してはだめ。彼はやがて遠いヨーロッパに帰っていくのだから、なおさら。そう心に言い聞かせるヒロインでしたが……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-片想いに胸を焦がした少女は、形ばかりの愛されない妻になった……。 亡き母に代わり、重い心臓病を患う父の世話をしてきたステイシアは、幼い頃から隣の大牧場の長男タナーを慕ってきたが相手にされなかった。ところが彼女が19歳のとき、片想いの恋に転機が訪れる。父の遺言を機に、タナーとステイシアは結婚することになったのだ。さもないとタナーのビジネスに悪影響が及ぶからという理由だったが。しぶしぶ形だけの結婚を選んだ彼はしかし、欲望に負けて妻を抱いた。そしてそんな自分を嫌悪し、新妻を置いてギリシアへ旅立ってしまった。独り取り残されたステイシアは、やがておなかに命が宿ったことを知る。タナーが帰ってきてこのことを知っても、きっと喜ばないでしょうね。だが、妊娠を歓迎されないより不幸な運命が、彼女を待ち受けていた―― ■北米を代表する大スター作家ダイアナ・パーマーのロングセラー・シリーズ〈テキサスの恋〉の関連作! 不遇なヒロインの純真な片想いラブストーリーである本作では、作者の代名詞である“傲慢ヒーロー”が、健気で一途なヒロインをこれでもかと振り回します。
-
-傲慢富豪から逃れた先に待っていたのは、 甘美な罰と、愛の脅迫。 サンドリンは10歳年上の実業家ミシェルと電撃結婚した。 知的で官能的な夫を愛していたが、新婚半年で早くも暗雲が垂れ込めるる。 彼女が4週間海外の仕事をすることに、彼が強硬に反対したのだ。 妻を鳥かごに閉じ込めようとするなんて、と若いサンドリンは抗い、 書き置きを残してNYを飛び立った。 だが仕事でトラブルが発生し、滞在が延びて資金が底をついたとき、 長身で黒髪の男性が救世主さながら現れ、援助を申し出た――ミシェル! 彼は怒りを込めたキスで妻を罰し、投資の対象はきみだと告げる。 サンドリンが断れないことを承知で、彼は激しく妻を求めた! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-愛されていないとわかっているのに、あなたの誘惑を拒みきれなくて……。 ケイトは妹とふたり、片田舎でひっそりと暮らしている。4年前、亡き母の親友の息子で大富豪のニコラスと結婚したが、艶聞を耳にして深く傷つき、家を出て別居しているのだ。彼にとって結婚はただの隠れ蓑。本当に愛していたのは、社交界の華と謳われる人妻だったなんて……。ある日、反抗期の妹が家を飛び出して行方がわからなくなり、ケイトが狼狽していると、家の前に見覚えのある車が停まった。ニコラス! なぜここにいるの?彼は悠然と妹の無事を告げ、自分が後見人になると申し出た。だがその見返りは、ケイトが妻として彼の元に戻ることだった! ■クラシックな世界観とドラマティックな作風で人気のヘレン・ビアンチン。彼女の隠れた名作をお贈りします。身勝手な夫を憎みきれず、苦悩するヒロインの心情が胸に迫ります。まるで蜘蛛の糸に絡めとられたような結婚生活のゆくえは……? *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-お願い、この娘を奪わないで! シャネイは3歳の娘と一緒に、カーニバルの喧騒を楽しんでいた。そこで思わぬ相手とでくわしてしまう――夫の弟夫婦と。スペインの名家の一員で、億万長者のマルチェロと結婚し、上流社会に溶けこもうと努力したシャネイだったが、嫌がらせを受けたうえに、夫に愛人までいるとわかり、逃げるようにして、故国オーストラリアに帰ったのだ。その後に妊娠が判明し、娘を産んだことを隠してきたのに、このままではマルチェロにすべてを知られてしまう。案の定、夫は自家用飛行機ですぐさま現れた。娘を奪うために。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-冷徹さと情熱を併せ持つ大富豪に、突然、“愛人宣言”されるなんて! キーナは18歳のときに初恋を経験したが、その後に待っていたのは、相手が陰で彼女を酷評する冷たい声だった。傷つき、逃げるように故郷を去ったキーナは、夜は工場で働きながらデザイン学校を卒業し、ファッション業界の帝王ニコラスに雇われた。当時、妻を亡くしたばかりのニコラスはその冷徹さが妻の死を招いたともっぱらの噂だったが、キーナは知っていた――彼が美しき妻の生前の写真を、大事にデスクに飾っていることを。恋に臆病になっていなかったら、私も好きになっていたかも……。そんなニコラスと出逢って6年。食事を共にしたある夜、彼がキーナに思いがけない申し出をする。「僕は君の愛人になるつもりだ」 ■無慈悲な大実業家の顔と、亡き妻を想う孤独な男の顔。ニコラスの2つの顔を知るキーナは、そのギャップに得も言われぬ魅力を覚えますが……。社長と元部下が繰り広げる、珠玉のシンデレラ物語! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-テイラーは姉の義理の兄となったイタリア大富豪ダンテに、初めて会ったときから密かに憧れていた。ところが数年後、姉夫婦が事故で亡くなり、幼い甥をテイラーが引き取ると、ダンテが異議を唱えた。彼は自分にも後見人としての責任があると主張して譲らず、テイラーと甥に彼の屋敷で一緒に暮らすよう迫ってきた。ダンテのそばで恋心を隠しながら母親代わりをするのは無理よ!でも、かわいい甥を一方的に奪われてしまうのも耐えられない。彼の強引な要求をのむよりほか選択肢はなく……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-愛をくれないあなたを、なぜ愛してしまったの? カサンドラが亡夫の異母弟ジョーナスに初めて会ったのは、会社を経営していた夫の遺言状が公開される日だった。肉親との縁を切ったはずのジョーナスが突然現れ、カサンドラにこう言い放ったのだ。「君が悲劇の未亡人?」思わぬ侮辱に彼女は唖然とした。なんて不愉快な人!だが、カサンドラの不幸はそれだけでは終わらなかった。会社の後継者に指名されたのは、ジョーナスその人だったのだ。そのうえ驚いたことに彼は、カサンドラに結婚を迫ってきた。「妻が欲しいわけじゃない。君の持っている株が欲しいんだ」
-
-彼が放ったひどい言葉は棘となって、今も私の心に突き刺さったまま……。 父の家庭内暴力に苦しみ、アビーは男性恐怖症に陥った。そんな彼女を引き取ってくれた兄夫婦が6年前に事故で亡くなり、遺された幼い姪を育てながらの暮らしも、今や困窮していた。あるとき、親戚の葬儀に出席するため故郷に戻ってきたアビーは、最も会いたくなかった男性、コーディ・バンクスと再会してしまう。彼の妻はアビーの兄夫婦の葬儀に参列した際に感染症にかかり、それがアビーと姪のせいだと、鬼のような剣幕で罵倒してきたのだ。理不尽な言いがかりによる心の傷は6年経った今も癒えておらず、恐怖に怯えたアビーは姪の手をとり、その場から逃げ出した――ほどなくコーディ・バンクスが隣人になろうとは、夢にも思わずに! ■大人気シリーズ〈ワイオミングの風〉もおかげさまで11作目に突入しました! 『仮面をぬいだ花嫁』(PS-108)に登場した、保安官のコーディがヒーローを務めます。感染症で命を落とした妻を想い続ける彼とアビーをどんな恋の運命が待ち受けているのでしょうか?
-
-
-
-
-
3.0ロミーは意を決し、社長シャビエルのオフィスに向かっていた。 3年前、彼女は初めて恋をしてシャビエルに純潔を捧げたが、彼から「君を愛していない」と突き放され、追い払われた。 今もまだ、そのときの痛みは完全に消え去ってはいないけれど、父を窮状から救うため、どうしても彼に会う必要があった。 じつはロミーの父はシャビエルの会社の経理を担当していて、病の母の治療費などに困り、とうとう横領してしまったのだ。 必死に許しを乞うロミーに、シャビエルは冷たく言い放った! 「君が僕の妻になり、子供を産むのなら許そう」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-教えて、私は誰なの? この幸せは、いつまで続くの? 意識を取り戻したとき、アリーは見知らぬ男性の腕の中にいた。 ハンサムすぎて近寄りがたいほど整った顔。セクシーな肉体。 心臓がどきんと鳴った。見覚えがある気がするけれど……。 「アレクサ、なぜ君がここにいるんだ?」鋭い視線を向けられ、アリーは戸惑った。アレクサ? 私はアリーよ。でも……。 「自分でもわからないの。思い出せないの」 そこはイタリア人富豪アンジェロの所有する島だった――。 アンジェロは首を傾げた。派手好きだったアレクサに瓜二つだ。 なのに彼女は無垢な乙女にしか見えない。 「君は僕の妻だった」」 ■可憐なヒロインに心揺さぶられ、思わずキスした直後、「僕は君に興味がない」と口走ったヒーロー。一方、ヒロインは二人の間には強い絆がある気がして……? ピュアなヒロイン像が共感を呼ぶ、アニー・ウエストが描く大人気の記憶喪失がテーマの秀作!
-
-身分違いのギリシア富豪の求愛に、心乱され…。 リベカは姉の夫のいとこにあたる実業家ジェイスを避けていた。いかにもギリシア人らしい自信たっぷりな振る舞いと、女性たちを惹きつけずにおかないセクシーな容姿──しかも彼は1年前、初対面でリベカの唇を堂々と奪ったのだ。彼女はかつて夫の酷いDVが原因で離婚しており、男性に対する不信感と警戒心は人一倍強かった。なのにジェイスは臆することなくリベカをデートに誘い続け、しだいに彼女の心と体は解きほぐされていった。しかし、リベカを監視していた元夫が予想外の暴挙に出て……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
-レストランを開くという夢を叶えたララだが、その店が経営危機に瀕していた。母の再婚相手、富豪ダライアスが援助を申し出てくれたものの、直後に事故死してしまう。途方に暮れたララは、ダライアスの息子ウルフに借金を申し入れた。彼ははじめからララ親子を金目当てと、軽蔑を隠そうともしないひどい男。出逢ったとき、唇と心を奪われたなんて忘れたい…。借金の肩代わりと引き換えに、ウルフはとんでもない提案をしてきた。子供を作ることが条件だと言うのだ!
-
-ジアンナの結婚生活は猜疑心に染まっていた。夫は、少女の頃から憧れていた、世界的大企業の若き社長フランコ。結婚は政略であり、恋愛の上には成り立っていない。いまだフランコの本音はわからないままだ。自信のないジアンナに追い討ちをかけるように、夫の元恋人――世界を魅了する女優ファムケが現れた。彼女は資産家と結婚していながら、今でもフランコを誘惑する悪女だ。ジアンナを見せかけの妻と罵り、ファムケはゴシップ誌を騒がせる信じがたい行動に出る!!
-
-ラウル! ジアンナは電話に出るなり、夫と気づいて青ざめた。3年前から別居しているスペイン人大富豪の夫、大企業のCEOが、驚いたことに戻ってくるようにというのだ。末期癌を宣告された彼の母が、ジアンナに会いたがっていると。もう二度とあの家には戻らないと決めたのに……。初めて会ったとき、ラウルは情熱的で優しい完璧な恋人だった。だが、ジアンナの予期せぬ妊娠を機になぜかよそよそしくなり、結婚後、不幸にも流産した彼女に冷たく背を向けたのだ。いまだ燻る夫への想いを隠して、“名ばかりの妻”は旅立った。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ロミーは、かつて自分を傷つけた大富豪シャビエルのオフィスに向かっていた。父の横領に対する告訴を取り下げてもらうためだ。憎くて仕方がないけど、彼に頼るしかないわ…。だが、再会した彼は懇願するロミーにある提案をもちかけた。助ける代わりに彼と結婚し、子供を産めというのだ! 私に後継ぎを得るための道具になれと言うの!? 抵抗するロミーに、彼は「代償もなしに援助すると思うのか?」と、嘲るような笑みを向ける。「やめて…」彼の瞳が暗く光った。
-
-ティナは姉の結婚式のため、幼い息子とギリシアへ向かった。旅の途中で、宿命の人、大富豪アリと再会するとは思わず。6年前、ティナはアリに激しく惹かれ、すべてを捧げたが、ほどなく彼は別れを告げ、彼女は身重の体で残されたのだった。不意の再会に動揺するティナとは違って、屈託のないアリに怒りを覚え、彼女は思わず秘密を告げた――わたしの息子は、あなたの息子でもあるわ、と。ティナはもう二度と会わないつもりで颯爽とその場を去った。ところが、結婚式でふたたびアリに会い、結婚を迫られるとは! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-私との結婚生活を手記にして出版する!?美貌のモデル・レクシーは父の財産目当てで結婚した前夫の脅迫に悩む。心臓の弱い父のため、絶対に阻止しなくては・・・。既に彼女に新しい恋人がいるとなれば、今さら前の結婚のゴシップなど問題になるまい。自信家の嫌な男・ゲオルグと恋人同士のふりをすることになるが・・・。
-
-スペイン王朝の血をひく令嬢ダニエル。 父の死後、破産寸前に陥りながらも、一人で母親を支えてきた彼女に救いの手を差し伸べたのは、貧民街育ちで危険な魅力を漂わせた、やり手実業家レイフだった。 だが莫大な額となる援助と引き換えに、レイフは悪魔のような提案をしてきた。彼と結婚して、貴族の血を引く跡取りを産め、ですって・・・!?
-
-大財閥の御曹司・スローンとの身分違いの恋に悩み、一方的に婚約を解消したスーザン。 彼を忘れようとした矢先、とんでもない知らせが・・・。なんと母が、スローンの父親と再婚するというのだ! 母の晴れの日を台無しにしたくない・・・。 スーザンはスローンの提案で、母たちの前で婚約中の幸せなカップルを演じることになり!?
-
-イレーナはデザイナーとして華やかなファッション業界に身をおくが、過去の忌まわしい記憶のせいで、もう男性を愛さないと心に決めていた。そんな彼女に積極的にアプローチする男性が現れた。冷徹な実業家、ギリシア人のサンドロだ。それが新聞のゴシップ記事にとりあげられ、嫉妬に狂った元の婚約者グラントが脅しをかけてきた! おびえる彼女を救いたいと、サンドロがある提案をもちかける。けれどそれは、イレーナにとってもっと危険な罠だった!
-
-私はこの人を、本当に愛して結婚したの?交通事故のショックで記憶喪失に陥ったエリーズ。匂いたつように魅力的で、社交界を賑わす大富豪・アレハンドロが自分の夫だという。しかも、彼女は妊娠2か月。見たこともない豪邸で、知りもしない男性と暮らす日々・・・。エリーズの不安はつのるばかりだった。
-
-写真家の兄がアラブの反政府組織に誘拐された。クリスティは兄の解放に影響力をもつ人物との接触を試みる。国際的実業家でもある首長シャリフ。洗練された外見の下に荒々しい野生を秘めている。彼とアラブに行く保証を取りつけたクリスティ。しかし彼の国では未婚女性は妻か愛人を装わなくてはならないという・・・。
-
-継母のいじめに、生きる気力さえ失ったとき、 “天使”の名を持つ美しき隣人が現れた―― 幼いころに母を亡くした17歳のミシェルは、あと数カ月で高校を卒業するというとき、悲劇に襲われた。医師だった父が治療のかいなく病死し、意地悪で自分勝手な継母との地獄のような暮らしが始まったのだ。生きる希望を失った彼女は、走る車の前へ衝動的に身を投げ出した。そのとき、間一髪のところを救ったのは、謎めいた隣人ガブリエル――ミシェルが密かに想いを寄せていた天使のように美しい男性だった。事情を知ったガブリエルは彼女の後見人となり、自宅へ呼び寄せた。やがてミシェルは募る想いを抑えきれなくなって愛を告白するが、ガブリエルに冷たく突き放される。「君はまだ子供だ」と言って。 ■〈シンデレラに愛の花を〉をテーマに、継母の横暴に耐え忍ぶヒロインに訪れる恋を描いた秀作をお贈りします。最愛の父の形見を、継母に処分されそうになり絶望したミシェル。命の恩人ガブリエルへの愛こそが生きる希望となるはずなのに、機は熟しておらず……。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.0挙式を目前にしながら、花嫁となるアイシャの心は晴れなかった。カルロとの結婚は政略結婚でしかないから…。幼い頃からカルロに淡い憧れを抱いてきたアイシャは、10年前に妻を亡くした彼が突然求婚してきたとき、内心は複雑だった。彼はまだ前妻を忘れてはいないはず。その証拠に愛していると言われたことがない。この結婚は私にとってつらいものになるわ――。そして、アイシャの予想は的中した。カルロの取り巻き女性のひとりから、みだらな密告があったのだ。
-
-明るい姉の陰に隠れて育った不器量で世間知らずのリサは、15歳のときから姉の夫の兄ジョエルに軽蔑されてきた。それは年頃のちょっとした出来心が原因だったが、リサは彼にふしだらというレッテルを貼られ、心に傷を負った。以来、恥ずかしさと悔しさから彼とは会わないようにしてきたのに……。8年後、姉夫婦が亡くなり、ジョエルとリサの2人が遺された子たちの後見人に指名されたことで、再会を余儀なくされる。またあの軽蔑のまなざしを向けられるなんて耐えられない!怯えるリサに、冷たい瞳のジョエルは驚くべきことを言い放った。「子どもたちとともにいたければ、ぼくと結婚するしかない」 ■リサは15歳のときに受けた心の傷がもとで、男性とのキスさえ怖がるようになっていきました。当然、純潔の身でジョエルとの結婚生活に突入しますが、厳しい兄のような存在の彼からは経験豊富な女と誤解されたままで……。新妻リサを待ち受ける運命やいかに? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-愛しても、愛しても、未来はない。彼は結婚しないと誓っているのだから。 ギャビーは16歳のとき、祖父によって借金の形に売られ、男たちの餌食になりかけたところを間一髪で逃れ、男性恐怖症に陥った。有罪となった祖父が8年後の今、不服申し立てをするという噂を聞き、ギャビーは当時祖父を弁護したニックを訪ねることにした。シカゴで最も優秀な彼がまた担当するのか確かめるだけのつもりが、事態は予想もしなかった方向へと転がりだす。獅子のような体格のニックが、突然自宅へ来た彼女に言った。「遅刻だぞ」どうやらギャビーを住み込みスタッフの志望者と思い込んでいるようだ。今から面接をすると言われ、言葉を失うギャビーだったが、あれよあれよと彼のもとで働くことになる――しかも、ひとつ屋根の下で。 ■ニックの下で働き始めたギャビーはやがて、彼も過去のつらい経験に囚われていることを知ります。彼を慰めてあげたいと思うようになり、気づけば彼を愛し始めていて……。女性に刹那的な関係しか求めないニックと男性恐怖症のギャビーの、予測不能な恋物語!
-
-傲慢なのに、魅力を感じてしまう。心を閉ざした女嫌いの彼に……。 教師のセアラは悩みや問題のある生徒を見捨てておけないたちで、思い入れが強いあまり疲れ果て、休養することにした。ある日、森の中で、家出して道に迷った幼い少年と出会う。父親に厄介者扱いされたと感じている彼に同情しつつも、この少年を家に帰らせなくては、とセアラは思った。そこへ、行方を捜しに来た父親グレイが現れ、いきなり怒鳴った。「息子と何を話しているんだ。誘拐でもするつもりか!」セアラは傲慢な彼に反感を覚えたが、惹かれてもいる自分に気づいて驚く。後日、突然学校を首になり、企業を経営しているグレイからの、子守りをしてほしいという申し出を受けざるをえなくなるとも知らず。 ■責任感の強いヒロインに好感が持てる名作をお贈りします。妻との離婚後、女嫌いになったヒーローは、ヒロインに対しても心を開かず、何かにつけて衝突してしまうのでした。「もう来なくていい」そう彼女に言い渡したところ、またしても息子が家出して……。
-
-2年間のフランス留学を終えてシドニーに戻ってきたクリス。 彼女は大富豪の父の死後、継母と後見人ジャレッドの命令に従っていたが、まるで“籠の鳥”のような生活にウンザリしていた。 「せめて、恋愛は自分の思うようにしたい!!」。 そう決意して帰国した矢先、クリスは、母親から一方的に『結婚相手』を押し付けられてしまう!! しかも、その相手はあろうことか日頃からクリスが、反発心を感じていた後見人のジャレッドで!?
-
2.0人気レポーターのアリアンは美しい大豪邸を訪れた。取材相手は経済界の大物で、圧倒的な存在感のあるマノロ。元夫から執拗な嫌がらせを受けていたアリアンは、そのまま彼の屋敷に留まることになった。 マノロは互いの利益のために、彼女へ契約結婚を申し出た。 愛のない結婚なんて・・・! 憤るアリアンだったが、マノロが元夫から本気で守ってくれていると知って・・・?
-
-ステファニーにとってセクシーなフランス人実業家ラウルとの初対面は最悪だった。 出資者としてレストランでもてなした彼は、なぜか彼女に対して挑発するかのような傲慢な態度で接し、たまりかねたステファニーは会合の途中、憤然と席を立ってしまったのだ。 しかし翌日、彼女のオフィスにラウルから薔薇の花束が届けられて・・・。
-
-女優サンドリンはオーストラリアで映画のクランクインを迎えた。今回の仕事に反対する実業家の夫ミシェルとは激しい口論の末、書き置きを残して彼の元を去った。 だが6週間後、資金難に陥った映画を救うスポンサーとして現れたのは・・・ミシェルだった! パーティーの席上で強引に交わされたキスには彼の怒りが込められていて・・・。
-
-富も名誉もほしいままにするスペイン富豪に強いられた子を産むためだけの〝完璧な結婚〟 スペイン王朝の血を引く名家の令嬢ダニエルは困窮していた。母と財産を切り売りしながらしのいできたが、生活は苦しく、いよいよ1週間以内に家を引き払わなければならない。最後の手段として、ダニエルは自宅の持ち主であるレイフ・バルデスに面会を申し込む。スペイン出身の実業家で、黒い噂のつきまとうレイフは、ある交換条件を満たせば、莫大な援助をしてくれるという。それは、彼と結婚して息子を産むこと――成功した彼が、高貴な血を引く完璧な跡取りを手に入れるために。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-億万長者マルチェロと恋におち、電撃的に結婚したものの上流階級になじめず、さらに夫に愛人がいるとわかり、故郷オーストラリアに逃げ帰ってきたシャネイ。おなかのなかにはすでに娘がいたが、夫には内緒でこの3年間、ひっそりと幸せに暮らしてきた。ところが、ついにマルチェロに居所を知られてしまった! 私は無理やりスペインに連れ戻されてしまう。傲慢で手段を選ばず、しかもどんな女性もあらがえない魅力をたたえるあの人に、逆らえるはずがないのだから!
-
-この結婚は赤ちゃんのため。なのに、あなたを愛してしまったの……。 なんてカリスマ性にあふれた人なのかしら! 世界的実業家マノロ・デル・グアルドの屋敷を仕事で訪れ、アリアンは颯爽と現れた長身で黒髪の彼にひと目で魅了された。妻を亡くしてまもない彼は、赤ん坊が泣くたび中座した。生後半年の幼い娘がなつかず、ナニーが辞めてしまったという。その夜――。屋敷に響き渡る赤ん坊の激しい泣き声が心配で、アリアンは声を頼りに子供部屋へ向かい、懸命にあやした。アリアンの腕の中で安らかな寝息をたてはじめた娘を見て、部屋に入ってきたマノロが驚くべき提案をする。「このまま屋敷に残って、娘の面倒を見てくれないか」 ■便宜結婚の謝礼は年200万ドル! 子供好きな母性あふれる心優しきヒロインが、魅惑的なスペイン富豪の主に見初められる、大人気テーマ“ナニー”の物語です。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-妹の忘れ形見・ジョージを育てるアリーズは、ある日弁護士に呼び出された。待っていたのはギリシアの大富豪アレクシ・ステファーノス。彼は最近弟を亡くしたといい、傲慢にも、その弟の血を引くジョージは名家ステファーノス家のものだと言うのだ! 身ごもっていた妹を手ひどく捨てた男の親族に、愛する甥を渡すなんてできない。だが勝ち目はない。追いつめられたアリーズに彼は告げた。「この子と離れたくないなら、僕と結婚するんだ」と。
-
-姉夫婦が事故で亡くなり、残された甥ベンの母親になったテイラー。そこへ、亡くなった義兄の兄ダンテが甥を自分のもとで育てたいと現れた!! 彼は大富豪として名高い実業家で、ひそかに憧れていた。しかし、テイラーとはあまりにも住む世界が違い、財産、名誉すべてを持っている。ダンテの提案に従わなければ愛する甥を奪われてしまう…。テイラーはイタリアにある彼の屋敷に移り住むことになる。しかし、甥のためだと思っても、瞳は彼を追いかけてしまい――。
-
-目を開けたくない。いまはまだ――そこにあの人がいるから。誰もが羨む、ハンサムで献身的な理想の夫アレハンドロ。でも、交通事故のショックで記憶喪失に陥り、病室のベッドに横たわる私には見知らぬ、怖い人。若くして多国籍企業の頂点に君臨し、社交界でも際立つ存在、スペイン系の大富豪が夫だと言われても、何も覚えていない。なぜかしら? 出会ってわずか1カ月で熱烈な恋愛結婚をし、2カ月の赤ちゃんまでおなかにいるというのに、何も感じない。それどころか、夫の瞳の奥にくすぶる欲望の炎が私をおびやかす。今朝も彼は甘く囁き、私は目を開けた。「エリーズ、愛している」 ■〈記憶の白いページ〉と題して、記憶喪失をテーマにしたロマンスをお届けします。並外れた億万長者だという見知らぬ夫との結婚生活は、エリーズには緊張の連続。彼女は寝室を別にしたいと申し出ますが、アレハンドロは有無を言わせずその希望を却下して……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
2.0父の会社を乗っ取った相手から、面接に来てほしいと手紙が届いた。私の能力を評価してくれるなら…そう思い面接に訪れたナタリアは、CEOとして現れた男性を見て驚愕した。アレクシス…5年前、私を無残に捨てたあなたがなぜ…!? 彼はナタリアの父が不倫している証拠をつきつけ、公表されたくなければ自分の下で働くよう命じてきた。父の会社を奪ったうえ、私をこれ以上傷つけようというの? かつて愛したアレクシスの残酷な要求に、ナタリアは従うしかなくて…。
-
-まさか妊娠してしまうなんて。若き弁護士ターシャは、思いがけない事実に愕然とした。子供の父親は2年前から同居しているジャレッド。ブリスベンでも有能と名高い法廷弁護士だ。勇気を出して妊娠の事実をジャレッドに告白すると彼はしばらく考えこんだあと告げた。「結婚しよう。それが得策だ」…なんですって。義務感で結婚しようというの!? 愛のない家庭で子供を育てるわけにはいかない。ターシャはシングルマザーになることを決意し、アパートメントを飛び出すが?
-
-インテリアデザインの会社で働くサキに、あのドミニクが名指しで仕事を依頼してきた。彼は成功をおさめた富豪の若き弁護士で、苦学生だったかつてサキの実家の屋敷で庭師をしていた――少女時代のサキは、すてきな彼に密かに想いを募らせていた。しかし、裕福だったサキの家が没落し、彼がその屋敷を買い取った。そして今、ドミニクはその屋敷の室内装飾をサキに頼んできたのだ。重い気持ちで打ち合わせに行ったサキに、ドミニクは突然プロポーズをしてきて…!?
-
-リセインは恋人のザックとともに華やかなパーティーに出席した。ザックは敏腕法廷弁護士で力強いオーラを放つ大富豪。彼を狙って近づいてくる女性は数知れず。そんな場面に遭遇するたび、リセインは思い知る――将来の約束もない、縛らない関係、それがわたしたちだと…。半月後、思いがけずザックの子を身ごもった彼女は喜びと不安を感じていた。しかし同じ日、リセインは新聞の見出しに目を疑った――なんと、ザックが別の女性と婚約したと報じられていて!?
-
-知人のディナーパーティーに招待されたミシェールは、そこに現れたギリシア人実業家のニコスに一瞬で惹きつけられた。男らしい顔つきに彫刻のような唇、冷ややかな灰色の瞳。高級な服に身を包み、紳士らしく立ち振るまう一方で彼は、肉食獣さながらの値踏みするような目つきをミシェールに向けてくる。だめ、こんな危険な男性に惹かれるわけにはいかないわ。ところが帰り際、ニコスは彼女にある事情のため偽りの恋人を演じてほしいと告げ、情熱的なキスをしてきて…!?
-
-ロマンスの巨匠たち~リン・グレアムの軌跡 1~全世界累計4200万部以上!偉大な作家の全作品を、デビュー作から順次刊行!永久保存版! ケルダの母が、6年前に別れた元夫トマソと復縁するという。ケルダの義父だったトマソは大富豪で、優しかった。でも……。彼女が母の復縁を喜べないのは、その息子アンジェロのせいだ。冷酷な銀行家で容姿端麗、7歳上の義兄アンジェロとは、ケルダが18歳だったある夜、ふとしたことからキスをしてしまい、それをきっかけに、家族はばらばらになってしまったのだった。アンジェロは私を恨んでいる……また彼と会うことになるの?再会したアンジェロは、ケルダを義妹としてすら扱わず、嗜虐的なまなざしで言い放った。「君を今度こそ僕の愛人にする」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-世界的大富豪ステファノから熱烈に求婚されて結婚。天涯孤独のカーリーはしかし、幸せの絶頂からほんの3か月でひきずりおろされた。夫は家庭をかえりみず、愛人がいることを知った彼女は屋敷を飛び出す。妊娠に気がついたのはそのあとだった。7年後、女手ひとつで育てた娘が大病にかかってしまい、莫大な手術費がどうしても工面できない。方法はただひとつ…ステファノに頼るしかない。娘の存在を知った彼は激昂し、条件を出した。「僕たちはもう1度夫婦になるんだ」
-
-見せかけの結婚のはずなのに夫婦の義務を果たす、ですって? 父が急逝し、アリーシャは遺言の内容に愕然とした。彼女は大富豪ルーカス・アンドレオと結婚しなければならず、さもないと父の会社が人手に渡ってしまうというのだ。ルーカスは父が見込んだ実業家で、セクシーなギリシア海運王。過去の酷い経験から男性が怖くなっていたアリーシャだったが、大切なものを守るためには、遺言に従うしかなかった。紙の上だけの結婚。寝室は別。私生活も別。それなら……。だが、ルーカスはアリーシャとはまったく違う考えを披露した。「結婚して後継者を作ると、僕の親と約束したんだ」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-妊娠したとたん冷たくなり、渋々、求婚するなんて……。 わたしが妊娠? ターシャは、医師の診断に愕然とした。相手は、ブリスベーンきっての法廷弁護士ジャレッドだ。彼はいったいどう思うかしら……?体を重ねるときはとても情熱的な二人だが、今まで一度だって、将来について口にしたことはない。ためらいながら妊娠を告げると、彼は急に冷ややかになり、「そんなことをしてくれとぼくが頼んだか?」と言い放った。だがそのあと、静かに「結婚しよう」と告げられ、ひどく傷ついたターシャは、彼のもとを去ることにした――。 ■大御所作家ヘレン・ビアンチンには名作が多くありますが、今作は妊娠から始まる大人のロマンス。身ごもったままジャレッドのもとを去ったターシャは、彼に言い寄る女性がいることを知り……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-メルボルンの法律事務所で働くリアンは、新しい依頼人を見て心臓が止まりそうになった。離婚係争中の夫タイラーがどうしてここに!? 夫と有名モデルの関係を知ったリアンはニューヨークを離れ、故郷でやっと新しい生活に慣れてきた頃だった。彼が偶然この事務所を選んだとは思えない。欲しいものはなんでも手に入れる男性なのだから。リアンの背筋に震えが走るが、冷静に手を出し「はじめまして。リアンよ」そう微笑みを浮かべた。それを見たタイラーは…!!
-
-誰も知らない――彼女の仮面の奥に、天涯孤独の寂しい女性が隠れているとは。 家族も友達もいないアイダが身を守る唯一の方法――それは、“次々に情事を楽しんでは男を捨てる悪女”という仮面だった。元夫に駐車場の2階から突き落とされ、心身の後遺症に苦しむ彼女は、男性を近づかせないため、懸命に鉄壁を築いてきたのだ。先日の社交パーティでは、その真実を知らない大富豪ジェイクにあからさまに侮蔑的な態度をとられ、ひどくつらい思いをした。ところが、後遺症の影響で歩くのもままならなかったある日、車が故障して困っていたアイダに、意外にもジェイクが声をかけてきた。アイダを病院まで送り届けた彼は、おもむろに彼女の携帯を手にすると、何やら操作してから返して告げた。「僕の携帯の番号を入れておいた」 ■大人気〈ワイオミングの風〉シリーズをお届けします。アイダの携帯には誰の番号も登録されていなかったことに気づいたジェイク。噂とはまるで別人の彼女に、がぜん興味が湧いて……。『不機嫌な恋の種』(PS-106)のヒロイン、ミーナに失恋したプレイボーイ富豪の、新たな恋の運命は?
-
-純白のウエディングドレスに身を包み、結婚の誓いを終えたあともティナは不安を隠せずにいた。花婿であるニックの弟バシリさえ亡くならなければ、こんなおかしな事態にはならなかったのに…。バシリとの予期せぬ一夜の結果ティナは彼の子を身ごもった――これはお腹のなかの後継者と、名家レアンドロス家の結婚式。そして、弟の子を宿している女性と平然と結婚できるニックには決して心を許してはいけない。いくら彼が魅力的で理想的な伴侶に見えるとしても!!
-
-ハンナはスペイン人実業家のセクシーで魅力的な夫ミゲルと一緒に、友人の家で開かれたディナーパーティに出かけた。そこでカミーユというフランスから来た妖艶な女性と知り合う。厄介を引き起こしそうな人ね――本能が、ハンナにそう告げた。ハンナとミゲルの結婚は、両家の事業のための便宜的なもの。だから、ミゲルとの生活がどれほど情熱に満ちあふれていても、ハンナは夫に愛されているという自信が持てずにいた。そして、日ごとに募る彼への想いを打ち明けて傷つくのが怖かった。気弱な心を懸命に隠し、社交界の華としてふるまうハンナだったが、それを嘲笑うかのようにカミーユはミゲルを奪うと宣言し……。 ■大御所作家の上質で芳醇なロマンスをお贈りする、《プレミアム・セレクション》第2弾! 名作家H・ビアンチンがきらびやかな上流社会を舞台に描いた、熱く切ない愛の物語です。あの手この手を使う魔性の女カミーユに、ハンナは打ち勝てるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・デジタルから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-“別居中の夫、ニコス・カソリスと1年間ともに暮らすこと”父の遺言状に書かれた一文にカトリーナは呆然とした。実業家の夫ニコスと別居したのは結婚直後。彼が愛人を妊娠させたと知りショックのあまり家を出たのだ。父は、もし遺言条件をのまないのであれば、一族の会社を娘ではなくニコスに譲り渡すという。大切な会社を彼に渡すなんてできないわ…。悩んだすえ、以前暮らしていた屋敷に戻るが、待っていたのは、愛憎うずまく駆け引きの日々だった。
-
-年々人気の高まる大作家シャロン・サラが綴る、感動シークレットベビー・ロマンスのほか、傷ついたヒロインたちが運命の愛で癒やされていく物語を厳選してお贈りします。いずれも劣らぬ“癒やし”の三傑が大集結した名作アンソロジーをぜひお見逃しなく! 『小さな約束』リビーは恋人のサムに浮気を疑われ、ひどい喧嘩をした。サムに嫌われたと思った彼女は、妊娠を告げないまま彼の前から姿を消す。移住先でサムにそっくりな息子を産むと、リビーは花屋に勤めながら新しい人生をスタートさせた。それは、貧しくも幸せな日々だった。だが8年後、リビーは交通事故に遭い、意識が戻らず……。 『天使を守りたくて』 私の子をつれていかないで! 突然何者かに襲われ、まだ幼い息子ごと車を奪われたアンドレア。気を失い、次に目覚めたときは病室だった。そばにはフリンという屈強そうな男性の姿が。排水路に落ちていた車を発見し、中にいた彼女の息子を助けてくれたらしい。さらに彼から、保護のため君たちを自宅でかくまうと言われ―― 『失恋に終止符を』 婚約者にぼろ布同然に捨てられたヘレンは家も仕事も失い、絶望のどん底にいた。だが、ある結婚式で新婦の兄オリバーから熱視線を注がれる。彼は、女性が放っておかない、理想の独身貴族。彼の男らしい魅力に胸がざわめくヘレンだったが、もう恋に傷つくのが怖くて思わず化粧室に逃げこんだ。すると、オリバーが追ってきた! *本書に収録の『小さな約束』『失恋に終止符を』は既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-「結婚するまではバージン」そう決めていたのに…出会ったばかりの男性とこんなことになるなんて! その日、ミアはパーティー会場で魅力的な男性と目が合った。彼は場のすべての存在をかすませミアの心をかき乱し、ふたりは運命の一夜をともにしてしまう。が、我に返り怖くなった彼女は彼の名前も聞かずベッドから逃げ出した。3か月が過ぎ、友人の家に招かれたミアは驚愕した。あの夜、愛しあった彼が目の前にいる。わたしには彼には言えない重大な秘密があるのに。
-
-【絶体絶命のヒロインたち】愛した男性は、別の女性と結婚してしまう――お腹の子とふたり、これからどうすれば…? リセインは恋人のザックとともに、華やかなパーティに出席した。力強いオーラ漲る大富豪の彼といるだけで身も心も満たされる。だからこそ、ザックを狙って近づいてくる女性は数知れず、その夜も黒髪の美女アレグラが、あからさまに誘いをかけていた。こんなときリセインは、どうしようもなく不安になるのだ。わたしはザックの恋人。でも彼は結婚のことは触れもしない……。半月後、彼の子を宿したと気づいて喜びに包まれたまさに同じ日、紙面に躍る衝撃の見出しに、リセインは目を疑った――なんとザックが、アレグラと婚約してしまったのだ! *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0男装の女盗賊の正体が、まさか“姫”とはつゆ知らず……。 「動くな。武器を捨てろ。あなたたちは包囲されている!」さる領地へ向かう途中、伯爵家の騎士サイモンに命令する者があった。暗がりに目を凝らすと、声の主はどうやら少年盗賊らしい。百戦錬磨のサイモンは生意気な相手を黙らせようと剣を抜いたが、不意をつかれて馬上から地面へ落とされ、揉み合いになった。たかが少年に手こずるとは屈辱的だと腹を立てながら、サイモンは一撃で急所を仕留めるため、相手の下腹部に手をやった――ない……あるはずのものが! 戸惑った瞬間、頭に石を打ちつけられ、遠のいていく意識のなか、サイモンは驚きの光景を見た。目の前にいるのは少年ではなく、はしばみ色の瞳の美しい女だった。 ■気を失って囚われの身となったサイモンは、“女盗賊”ビーシアへの怒りをあらわにし、自由になった暁には彼女を奴隷にしてやると心に誓いますが……。本作は初版時、HQヒストリカルの100号記念作に選ばれました。活発で聡明なヒロインが印象的な秀作です! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-僕たちの間の情熱は消えない。 それを、君に証明しよう――母の再婚を知ってスーザンの胸に湧いた喜びは、 相手がスローンの父親とわかるなり、ショックに代わった。 シドニー随一の富豪スローンとは結婚の約束をしていたが、 名家の彼に私は釣り合わないと、別れを告げたばかりだった。 だが何も知らない母から、二人で式に来て、と頼まれてしまう。 スローンは言った。僕らは親の幸せに水を差すべきじゃない。 結婚式が終わるまでは、恋人同士のふりをしていよう、と。 彼の目が意味ありげに光り、その意味を知る体が反射的に震えた。 何を企んでいるの……? 私たちの関係は、もう終わったのに。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-挙式を目前に婚約者に裏切られたリリーは、傷心を抱えてミラノへ渡った。愛する伯母のもとでイタリアンシェフとして働くために。だが、少女の頃の憧れの男性アレッサンドロに再会し、リリーにせつない初恋がよみがえってきて…。今はイタリア有数の実業家と言われるまでに名をあげた彼。恋の痛みを抱え、誰も信じられないリリーにはアレッサンドロと過ごすのはつらすぎる――恋なんて、この先私には必要ないものなのに、見つめられたくらいで、動揺するなんて!
-
3.8挙式を目前にしながら、花嫁となるアイシャの心は晴れなかった。カルロとの結婚は政略結婚でしかないから…。幼い頃からカルロに淡い憧れを抱いてきたアイシャは、10年前に妻を亡くした彼が突然求婚してきたとき、内心は複雑だった。彼はまだ前妻を忘れてはいないはず。その証拠に愛していると言われたことがない。この結婚は私にとってつらいものになるわ――。そして、アイシャの予想は的中した。カルロの取り巻き女性のひとりから、みだらな密告があったのだ。
-
-やがては自由に歩けなくなる私と、 一緒に歩んでくれる人などいないと思ってた。9歳から進行性の病と生きてきたバーニーには杖が欠かせなかった。 仕事を終えて下宿先に帰る途中、不意につまずいて車道に倒れてしまい、 バーニーの目の前で黒塗りのリムジンが急ブレーキで止まった。 「見事なタイミングで飛び出してきたな」 リムジンから降り立った男は、彼女がわざと転んだと思っているらしい。 その男、大富豪マイキー・フィオーレはそういう女に飽き飽きしていた。 スター顔負けのルックスと莫大な富を狙う女性が後を絶たないのだ。 だが、転倒した拍子に飛んでいった杖を捜してほしいと彼女が言うので、 マイキーは自分の過ちに気づき、家まで送ると申し出た。 そして、断るバーニーを軽々と抱き上げ、問答無用で車内に押し込んだ!
-
-「かつての所有物として君を取り戻す」この世で最も憎い男の言葉に、ケイラは打ちのめされた! いったいどれほど私を苦しめれば気が済むの――――父の会社を潰し、両親を不慮の死に追い込んだ、元夫デュアルド。もう2度と会わないと誓ったのに、弟が借金の取り立て人に襲われ、ケイラはデュアルドに頼るよりほかなかった。忌々しくもデュアルドは条件つきで借金の清算を承諾した。それはケイラとの復縁――妻として、ベッドのなかでも彼を満足させることだった!!
-
-ギリシア富豪の甘く技巧的なキス――つい演技だと忘れ、溺れそうになる。 モデルのレクシーは、深刻な悩みを抱えていた。根も葉もない嘘が書かれた暴露本を出すと脅されているのだ。レクシーは兄の助言に従い、偽の婚約者を仕立てることにした。世間の目を、華やかなラブストーリーに向けさせるのだ。だが、兄に引き合わされた実業家のゲオルグ・ニコラオスは、自信たっぷりで強引で、レクシーの最も苦手なタイプだった。あの魅惑的な瞳とセクシーな唇に抗える女性はいないだろう。彼を相手に、情熱的な恋人の役を演じるなんて……。激しい戸惑いと裏腹に、レクシーの背筋は甘く震えた。 ■トップ作家として長いキャリアを誇るH・ビアンチンの名作です。世慣れたギリシア富豪のキスや抱擁に、演技だとわかっていても全身が喜びに震えてしまい……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.5亡き父の借金のため海運王ルーカスと結婚することになったアリーシャ。王者の名に相応しく美しい肢体と漆黒の瞳をもつ彼は、その危険な眼差しで自分のものになったばかりの花嫁を値踏みするように見下ろした。まるで1枚1枚服をはぎ取られていくような不躾な彼の視線に、アリーシャの忘れたい過去が甦る。飽くことなく奪われ、玩具のように扱われた連夜の記憶…。彼にはとても言えない、大金を出して買った女が、ベッドでなんの役にも立たない花嫁であることを――。
-
-もうすぐ、最愛の人の妻になる。愛と疑念が渦巻く心を抱えたまま。 挙式を目前にしながら、アイシャの心は晴れなかった。少女の頃から一途にカルロを愛し続けてきたアイシャだから、彼からの突然の求婚には、もちろんイエスと応えた。たとえ彼の心が今も亡き前妻にあるとわかっていても、この結婚が、両家の繁栄のための政略結婚でしかなくても。わたしはカルロが別の女性と結婚したときだって乗り越えた。最愛の人に愛されない結婚だって、きっと耐えられるわ。ああ……でも、こんなことは予想していなかった。彼には、結婚後も別れるつもりのない、愛人がいるなんて。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-養護施設育ちのケイトはその不幸な生い立ちから、人を愛することを恐れていた。恋愛より何より、仕事で自立することが最優先だった。そんなある日、養護施設で姉妹同然に育った親友の訃報が届く。赤ちゃんが遺されたと知って、ケイトは何の迷いもなくその子を引き取ったものの、仕事との両立は困難で、シッターを雇うことにする。だが、現れたのはリックと名乗る黒髪の男性。まさか彼が赤ん坊を奪うつもりの大富豪とは夢にも思わず……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
1.0母が再婚する――その知らせを聞いてスーザンの胸にわいた喜びは、すぐにショックに押しつぶされた。再婚相手がスローンの父親だとわかったからだ。スローンとはつい三週間前まで一緒に暮らし、結婚の約束まで交わしていたが、自分から一方的に別れを告げた。別れる理由を彼にもはっきり説明しないまま、別れたことを母にも打ち明けられないまま、こんなことになるなんて……。しかも、結婚式はこの週末。親たちはスーザンとスローンの立ち会いを望んでいる。母の晴れの日を台なしにしたくないばかりに スーザンはスローンの提案を受け入れ、母たちの前で婚約中の幸せなカップルを演じることにした。★
-
-五年前、フランセスカは、やむにやまれぬ事情から第九代リンガード伯爵ウィリアム・クウェンティン――ウィルと別れた。その後、彼女は会社勤めを始め、今は自分のフラットで暮らしている。フランセスカは、この半年、正体不明のストーカーにつきまとわれていた。ある夜帰宅すると、フラットの浴室の窓が割られていたうえ、追い討ちをかけるように不気味な電話がかかってきた。彼女はパニックに陥り、安全な場所を求めてウィルの屋敷に車を走らせた。五年たっても彼は相変わらず魅力的だった。フランセスカは自分がまだウィルを愛していると気づいたが、彼には再婚話が持ち上がっていた。花嫁候補は資産家の美しい娘だ。フランセスカはウィルの幸せを願って自分の気持をひたすら押し隠し、何も告げずに彼の屋敷を立ち去ろうと決心する。
-
-■ここでまた自殺者が出れば、ダイヤモンド家の連中は喜ばないだろう。■家庭のぬくもりを求め、ダイヤモンド家で子守として働くアニーは、婚約者のいるアンソニーに惹かれて悩んでいる。アンソニーとの待ち合わせ場所の桟橋に現れた見知らぬ男性は、彼の兄のルーファスだった。調査報道記者として飛び回る彼はアニーの雇い主でもある。だからって当てこすりや傲慢な態度は許せない。私を自殺志願者と間違えた上に、弟をろくでなし呼ばわり。きちんと子供の面倒も見ているのに、仕事をしろと言うなんて。でも、また自殺者がってどういう意味?前に誰かが死んだっていうの?いったい誰が?ここは平和な田舎じゃなかったの?
-
-■私の魂の奥底まで届くようなキスをした人。彼とまた会うなんて危険すぎる。■ろくでもない夫のせいで男性不信に陥っていたリベカは、離婚して二年がたつ今も、男性を遠ざけていた。二度と恋なんかするものですか!そんな彼女にも、気になる男性が一人いた。一年前にたった一度、熱烈なキスを交わしたジェイス。義兄のいとこで、世界的な大企業の経営者だ。ある夜、姉夫婦の計らいでジェイスと再会したリベカは、唇を重ねたときの感触を思い出す。翌日、彼から届いた薔薇には誘惑の言葉が添えられていた。“今夜七時にディナーに出かけよう”一瞬ためらったものの、姉のアナの言葉にリベカは心を決める。「そろそろ世間に飛びだしてもいいころじゃない?」だがリベカの心は、ある不安でいっぱいだった。■フラワーショップを経営する美人姉妹それぞれの恋模様を描いた連作。今作のヒロインは妹のリベカです。たった一度だけ交わした熱いキスを忘れられないリベカとジェイスは、その気持ちが本物かどうかを確かめようとしますが、はたして……。
-
-■彼はモデルにしたいような騎馬警官。なのに、なぜ孤独に暮らす人間嫌いなの?■「あの人よ!彼にしてください」ジュディは騎馬警察隊の隊長に向かって叫んだ。さっき、ハイウェーで彼女にスピード違反の切符を切った警官だ。フォトジャーナリストのジュディは、騎馬警官を取材するために、カナダの北の果て、ノースウェストの小さな町までやってきた。この地を訪れたとたん、夏を前にしたすばらしい自然に魅せられ、そこで働く騎馬警官の姿を早く撮りたくてうずうずしていた。ジュディは町の警察隊の支部で見つけたその警官を、さっそくモデルにしたいと隊長に頼み込んだ。違反切符を切る間も、不愛想で、見るからに不機嫌そうな顔をしていた彼に、持ち前の好奇心が刺激されたのだ。あんな人でもほほえむことがあるのかしら?彼が見かけどおりの、こわもての警官かどうか確かめてみよう。だが、当のポール・モンローは優秀な警官ではあったが、同僚の誰とも付き合わず、町から離れた一軒家に暮らす孤独な男。ジュディがどんなに陽気に話しかけても、決して心を許そうとしない、頑固この上ない男だった……。
-
-ひとつ屋根の下で暮らすなんて絶対いや! あなたは私を愛していないのに、 私はまだ……今も愛しているから。メルボルンの法律事務所で働くリアンは、 ある大物の依頼人を担当するよう上司に言われた。 その依頼人が現れた瞬間、リアンは心臓が止まりそうになった。 離婚係争中の夫タイラー。有名モデルと夫の関係を知り、 ニューヨークの家を出て、故郷で新しい生活を始めたのに……。 彼がこの法律事務所を選んだのは、偶然とは思えない。 欲しいものはなんとしても手に入れる男性なのだから。 リアンの背筋に震えが走った。いったい私をどうするつもり? 美貌の夫の黒い瞳は冷たい光を放ち――。
-
-世慣れた放蕩富豪と壁の花。正反対の二人が、恋におちる瞬間。 テキサスの実業家コート・グリヤは美女たちと浮き名を流してきたが、金目当ての女性に辟易し、身分を隠して親戚の家で休暇を過ごすことに。そこで隣家のミーナと出会う。化粧もしない地味な彼女をからかうとたちまち犬猿の仲となり、コートはつい不機嫌な態度をとって……。引っ込み思案なミーナは学校ではいじめられ、家では悪母に虐げられた。化粧しない習慣は、母の男たちの気を惹かぬようにしていた当時の名残だ。なのに、隣家に滞在しているコートときたら、無礼で傲慢で頭にくる。ハンサムで魅力的だけれど、「君は男を望めない」なんて言う人は嫌い!だがある晩、親友に化粧を施され髪を下ろしたミーナを見たコートは―― ■9歳で父に捨てられ、苦労を重ねてきたヒロイン。ひょんなことでヒーローに救われ、尊大で皮肉屋と思っていた彼もまた苦労してきたと知り、心の氷が融けだして……。〈ワイオミングの風〉最新作の本作は、〈テキサスの恋〉も関連していますので、乞うご期待!
-
-ロマンス界の三傑がロマンティックな都市を舞台に描いた、豪華なクリスマス短篇集。思わず引き込まれる筋書きのミシェル・リード、ゴージャスなヒーローが魅力のヘレン・ビアンチン、恋に落ちた男女の会話の妙が堪能できるペニー・ジョーダンによる珠玉作です! 『シチリア式結婚』 祖父に命じられ、借金のかたに資産家ラファエルと結婚したニーナ。長年彼に片想いをしてきたニーナは、たとえ身売り同然の結婚でも、いつかは愛してもらえるかもしれないと、淡い望みを抱いていた。だが、別居状態の夫が美しい従姉とロンドンで情事に耽っていると聞き、胸が張り裂けそうに。その日、突然ラファエルが帰宅し―― 『誘惑の季節』 職場で傷ついた秘書のアニークは仕事を辞め、疲れた心と体を癒そうとおばの家へ向かった。ところが、急用で留守のおばの代わりにそこにいたのは、隣に住むパリ出身のハンサムな実業家セバスチャン。アニークは平和を求めてやってきたのに、彼女を面白がるような彼の言動に心を乱される。さらには、不意に唇まで奪われ……! 『恋に落ちた天使』 派遣看護師のメグは仕事のためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子の公爵クリスティアンと出逢う。貴族らしい美麗な横顔に惹かれる一方、彼の傲慢と偏見に満ちた言葉に、メグは声を失った。「多くの看護師が貧しい人のために奉仕しようとするが、きみは高い報酬を払う患者に雇われる道を選んだわけだ」 *本書は、既に配信されている作品の傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。