検索結果
-
-「愛している」あの言葉は嘘だったの? 夫の子を宿した妻の涙は、止まらない――。 タラはかつて恋人に裏切られたあげく、根も葉もない噂を流され、どん底の苦しみを味わった。以来、メイクもおしゃれもやめ、男性を遠ざけて地味に暮らすようになった。ところが、そんなタラに誘いをかけてくる男性が現れた──気鋭の実業家アンジェロ・ゴードン。タラの会社の社長だ。彼は時間をかけ、優しさと誠実さで彼女の凍った心を溶かし、結婚へとこぎつけた。やがてタラが妊娠。すべてが順調で、完璧に思われたとき、残酷な真実がタラの耳に飛びこんだ。嘘よ! 愛する夫は、復讐のために私と結婚したなんて……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「愛を知ったバルセロナ」「頑ななボスと一途な秘書」「秘書は偽りのフィアンセ」の3話をまとめて収録。
-
-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「赤い薔薇の約束」「シンデレラの嘆き」「不機嫌な教授」「条件つきのウエディング」の4話をまとめて収録。
-
-
-
-「ごめんなさい」「胸を打つシーンだ。じつに空々しい」 サヴァナとギリシア人の夫との結婚生活は散々だった。夫は男児が生まれないことでサヴァナを責め、数多いた愛人の一人――よりによって自らの従兄である、名高い大富豪レアンドロスの身重の妻と事故死した。かつてレアンドロスはあるパーティで出逢ったサヴァナに、従弟の新妻とは知らずに一方的にキスをしたことがあった。恐ろしくハンサムな彼は、冷たくサヴァナを見据えると、妻と跡継ぎを奪った責任を負うよう、彼女に迫った!「君には、僕と結婚して、僕の息子を産んでもらう」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-彼にとって、私はただの親友──花嫁どころか、愛人にもなれない。 仕事中に呼び出されたケイラは、人生最大のショックを受けた。社長のアンドレアスが家族をつくることに決めたので、これから結婚相手を探すという。なぜ、私じゃだめなの?6年前までアンドレアスとケイラは恋人同士だった。だが彼が事業を立ち上げる際、彼女は振られ、“親友”としてこの会社に迎え入れられたのだ。今でも彼を愛しているのに。ケイラは悲しみと屈辱のあまり、無断で休暇をとって旅に出た。するとアンドレアスが慌ててケイラを追いかけてきた。「きみは僕の人生の一部だ。結婚してもその事実は変わらない」もどかしい気持ちを抱えたまま、ケイラは彼と一夜を共にして……。 ■ギリシア海運王の婚外子として育ったヒーローと、3歳で親に捨てられ、里親のもとを転々として育ったヒロイン。愛に不器用な二人が見つけた真実の愛とは……? ルーシー・モンローらしい軽妙さと切なさの絶妙なバランスが光る珠玉作です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-子供を産めないはずの私が妊娠?ああ、本当は彼に打ち明けたいけれど……。 小学校で図画工作の講師をしているフェイスは、イタリア人実業家のヴァレンティーノとつき合い始めて1年になる。将来の約束はなく、ただベッドで楽しむだけの関係。それでも彼といられれば幸せだった――妊娠したと気づくまでは。そんなとき、教え子のジョスエから自宅での夕食に招かれた。「来てくれたらパパも喜ぶよ!」フェイスの心に希望の灯が点る。実は、ジョスエはヴァレンティーノのたった一人の息子なのだ。だがその期待は、見事なまでに砕け散った。玄関先に、“愛人”が現れたとき、彼は愕然とした表情になり――。 ■幼い日に家族を失い、家族を持つのが夢だったヒロイン。富豪の彼とは結婚できるはずがないと妊娠を秘密にします。やがて妊娠に気づいた彼にプロポーズされても、愛ゆえではないことが悲しくて拒み……。新作が待ち遠しい、ルーシー・モンローの秀作! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ギリシア富豪は思い出した──最高の聖夜には妻が必要なのだと。 夫から一度も“愛している”と言われたことのないイーデン。ついに離婚を切りだした直後だった。トラックがイーデンと夫アリスティドの車に突っ込み、視界が一瞬で真っ暗になった。目覚めると、アリスティドは重症で、全ての記憶を失くしていた。イーデンは幸いにも軽症だったが、お腹の子を流産しかけており、医師に数日間の絶対安静を言い渡されて、夫に寄り添うことができなかった。すると愛人を気取る秘書がアリスティドに近づき、作り話を吹き込んで、イーデンを冷酷な悪妻と思い込ませたのだ。退院後もすれ違う夫に彼女は絶望する。私たちはもう終わりなの?泣き崩れるイーデンの前に、不在のはずのアリスティドが現れ……。 ■スター作家ルーシー・モンローが、記憶喪失が鍵となるドラマティックな夫婦再生ロマンスを描きます。ヒーローは記憶と共に、妻への熱い想いも取り戻しますが……。大スター作家リン・グレアムも思わず涙する、最高のクリスマスのエンディングをご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-愛なんて感じない――なのに、体は心を裏切る。 サルバトーレを愛し、エリーザは彼の子を身ごもった。だが、頑なに自分の子だと信じようとしなかったサルバトーレに、エリーザは傷つき、やがて小さな命を失って彼から去ったのだ。1年後、宝石店で働くエリーザをサルバトーレが訪ねてくる。エリーザの店ではさる王家の王冠用宝玉を扱っているが、彼の経営するセキュリティ会社に護衛の依頼があったという。現れた彼は、君を完全に守るためには結婚する必要があると。それは不埒な要求だった。いまも充分すぎるほどセクシーな彼に、ひとかけらの愛もないことを、エリーザはもう知っているから。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている『憎しみは愛の横顔』を改題したハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-片隅で働く娘が、世界的大富豪の妻に――心華やぐクリスマスのシンデレラ物語! 弟の学費を工面できずに苦悩していたオードリーはある日、仕事の休憩中に上級秘書たちの会話を偶然耳にしてしまう。若くして巨万の富を築き上げたCEOのヴィンチェンツォが、義理の子供のため、母親役を務める女性を雇おうとしている、ですって?エキゾチックな黒髪、地中海のように美しいブルーの瞳、そして映画スターのように見事なスタイルの彼が?ずっと秘かに憧れる男性のもとで、幼い子供の世話をする。それで弟が進学できるのなら、ほかに欲しいものなんて何もないわ。ところが面接の場で、ヴィンチェンツォが驚きの言葉を口にする!「母親になるということは、僕の妻になるということだ――昼も、夜も」 ■聖なる季節にぴったりのシンデレラ・ストーリーの名作をお届けします。本作はクリスマス・シーズンに最も華やぐ街ニューヨークが舞台です! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-「狂おしいほどきみがほしくて、きみに触れることさえできない」 「きみの妹がぼくの家族の一員になろうとするのは、ねずみが猫の集会に入り込もうとするようなものだ」財閥一族の長男キャノンの辛辣な言葉に、マージーは絶句した。自分の弟と貧しい家の娘の結婚など、絶対に許さないらしい。唯一の肉親の妹に頼まれて彼の説得を試みたけれど、失敗だわ。彼は“専制君主”そのもの……。なんて傲慢なの? ところが後日、思いがけない展開がマージーを待っていた。キャノンがフロリダの別荘に彼女も来るよう迫ってきたのだ。さもなくば、弟ときみの妹の仲を引き裂くぞと言って! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-信じて! この子はあなたの子。 妊娠したことに気づいてアレクサンドラは愕然とした。ギリシア人大富豪ディミトリに、確かにヴァージンを捧げたが、いったいどうして? なによりも彼に知らせなくては。ところがディミトリからは、いきなり別れを切り出される。しかも、ほかの女性と結婚するのだという。「妊娠したの。あなたの子よ……」わななく唇で告げるアレクサンドラに、冷ややかな一瞥をくれ、彼は、お腹の子供が僕の子であるはずがない、きみはほかの男と寝ていたのだろう、と決めつけた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-身代わりの花嫁に求められたのは、献身的な介護と後継ぎづくりだけ。 嘘でしょう? エンリコが交通事故で意識不明だなんて……。矢も楯もたまらず、ジャンナはすぐに病院へ駆けつけた。15歳で出会ったときから、ずっと彼に恋い焦がれてきた。子ども扱いされ、相手にされないまま時が過ぎ、今や富豪となったエンリコは美女と婚約したと聞く。それでもジャンナは病床に付き添い、必死に祈り続けた。5日後。奇跡が起き、エンリコの意識が戻った。だが医者は冷たく宣告する──下半身に麻痺が残るというのだ。婚約者は早々に見切って去り、呆然とするエンリコを前に、ジャンナは誓った。たとえ愛されなくても彼を支え続けようと。 ■大スター作家リン・グレアムに次いで、ドラマティックなロマンスを数多く生みだしてきたスター作家ルーシー・モンロー。今作では、半身不随の初恋の人と愛なき結婚をしたヒロインの、切ない恋模様を描きます。ヒロインの献身は実を結ぶのでしょうか……? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ナニーの身分違いの片想い──叶わない夢だと思っていたのに……。 里親に育てられた貧しいマギーは、住み込みの家政婦をしながら大学生活を送っていた。雇主は魅力的な大学院生のトム。マギーは密かに彼に恋していたが、そんな想いもつゆ知らず、トムは別の女性と結婚し、マギーは傷心のまま彼の家を出た。6年後。妻に先立たれたという小国のプリンスからの依頼で、マギーは彼のまだ幼い息子と娘のナニーとして働くことになった。ある夜、子供たちにベッドを占領されたマギーは仕方なく、まだ会ったこともない留守中のプリンスのベッドで寝ていた。真夜中、誰かが布団に潜り込んできた気配で飛び起きた彼女は、驚きで言葉を失う。トム! なぜ、あなたがここにいるの? ■スター作家ルーシー・モンローが描く、魅惑のロイヤル・ロマンスをお贈りします。憧れの人に誘惑され、夢のような一夜を共にしたヒロイン。彼女がバージンだと知った彼から求婚されますが……。大スター作家リン・グレアムを彷彿とさせるドラマチックな逸作! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-麗しの白鳥だったら、すてきな恋ができる。醜いあひるの子は今日も夢を見る……。 ■もしも私が白鳥のように優雅で美しい女性だったら、この人生はどれほど違うものになっていただろう? ついそんな空想をしてしまうのが乙女心というもの。叶うはずもない恋に悩む醜いあひるの子ヒロインの物語を集めた、ピュアなシンデレラ・アンソロジーです。
-
-さようなら、長すぎた片想い──夢の一夜が明けるまで、涙はお預け。 偶然手に入れた写真を見て、アンジェルは衝撃で言葉を失った──婚約者であるゾーラ国皇太子ザーヒルと美女の密会写真だった。彼と婚約したのは13歳のとき。以来、密かに彼に恋い焦がれ、もう10年の月日が流れた。私にはキスさえしてくれないのに、美女に親密に寄り添いほほ笑む彼は、心から幸せそうだ。ザーヒルが私を選んだのは次期国王としての責務を果たすため。でも愛のない結婚なんて虚しいだけ。アンジェルは意を決して彼に婚約解消を申し出て、ひとつだけ条件をつけた。「お願い。ひと晩だけでいい、あなたの花嫁になりたいの」まさかその一夜で、運命の子を授かるとは思いもせずに。 ■リン・グレアム作品がお好きな方にぜひお薦めしたい、スター作家ルーシー・モンローが描くエキゾティックなロイヤル・ロマンスの登場です。我が子のため、愛なき結婚を受け入れざるをえなかったヒロインを待ち受ける怒涛の展開! どうぞお楽しみに。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-永久不滅の人気テーマ~強制結婚~ すり替わった花嫁への罰は、 妻の務めを果たし、後継ぎを産むこと。 児童養護施設で育ったグレンダは10歳のとき、 亡き娘に似ているという理由で養母に引き取られた。 だが養母は死の床で、後ろ暗い秘密を打ち明ける。 じつは娘を将来嫁がせる見返りとして、 ある大富豪から莫大な援助を受けていたのだと。 贅沢な生活を続けるために私を引き取ったの? グレンダは傷ついたが、養母の名誉を守ろうと結婚を承諾する。 ロワールの城に住む大富豪マルローは、結婚式のあと、 花嫁が以前会った娘とは瞳の色が違うと気づくが――。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-身代わりになって、跡継ぎを産む。始まりは、それだけだったはずが……。 ■文字どおり“身代わり”となってプリンス・ヒーローの赤ちゃんを出産するヒロインの物語を2篇集めたシンデレラ・アンソロジー!たとえヒーローの子をお腹の中で育んでいても、それは決して愛の証ではない……。代理母の切ない気持ちが巧みに描かれています。
-
-パイパーは、ギリシア人実業家ゼフィールに恋をしている。でも二人が分かち合うのはベッドだけ。なのに独身主義者の彼に「きみ以外の女とは寝ていない」などと言われて、近ごろ、割り切れない気持ちを抱きはじめていた。けれど、危険を冒して愛を告白し、彼を失いたくはない。絶対に恋心を悟られてはだめよ……。そんな折、彼に「避妊具なしで愛し合いたい」と言われて拒めなかった。大きな代償を支払うことになるのはわかっていたのに――決して想いを返してはくれない男性の子を、身ごもったのだ。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-妊娠判明後の皇太子からのプロポーズ。そこに愛はあるのだろうか? ヴォリャルスはヨーロッパ一富裕と言われる王国。その国のゴージャスな皇太子マックスがジリアンの恋人だ。幸運にも見そめられ、たちまち恋に落ちて7カ月。今夜こそ彼にプロポーズされると、ジリアンは信じていた。ところが、熱いキスとベッドを堪能したあと告げられたのは、夢見ていた求婚の言葉ではなく、すげない別れの言葉だった!「世継ぎを産めない可能性のある女性とは結婚できない」悲嘆に暮れるジリアンを残して、マックスは去っていった。実はこのとき、奇跡的に小さな命を授かっていたとも知らずに。 ■誰もがうらやむ完璧な恋人と幸せの絶頂にいたヒロインは、ある日突然、奈落の底に突き落とされてしまいます。愛を知らない皇太子とのロマンスは王国の継承問題がらみの意外な展開をみせて……。人気作家L・モンローの劇的なシークレットベビーの名作です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-新しいボスと、私の愛しい息子。同じ色の髪、同じ色の目……まさか。 ハリエットはやむなき事情から人工授精で匿名者の子を身ごもり、人里離れた浜辺を一人で歩いているときに産気づいてしまった。たまたま通りかかった外科医の男性に救われるも、母子ともに命の危険にさらされた状況で意識が混濁し、彼女はそのときのことを覚えていなかった――命の恩人であるそのハンサムなドクターの顔さえも。彼は駆けつけた救急隊に母子を託し、名乗りもせずに立ち去った。2年後、ハリエットは看護師として復帰し、同僚に温かく迎えられるが、ただ一人、新しい外科医長のパトリックだけはつらくあたるのだった。いったいどうして、彼は私にこんなにも辛辣なの……? ■ハリエットのことを、我が子の父親もわからない身持ちの悪い女性だと思い込んでいるパトリック。ある日、彼は自分が思い違いをしていたことを知り、素直に謝罪します。さらに、彼女の息子に何か絆を感じるのは、自分が父親だからかもしれないと思い始め……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0灼熱の砂漠で、シークの囚われの身となった私。 逆光で、彼がテントの入口に現れても顔はわからない……。 図書館員のキャサリンは、いつもの白昼夢を見ていた。 恋をしたことはないけれど、夢の中でなら私はシークのもの。 ところが、それはある日現実となった。 異国の王子ハキムが図書館を訪れて彼女に本の場所を尋ね、デートに誘ってきたのだ! なぜ不器量な私に興味を持つの? 疑問はハキムの情熱的な求愛に、消え去ってしまう。 囚われの花嫁として利用されるとは知るよしもなく――。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-どんな女性も選び放題のシチリア富豪。 そんな彼が、なぜ私を花嫁に選んだの? 「あの娘、救いようもなく引っ込み思案で平凡ね」 嘲りながらささやかれる自分の噂話に、ホープは身をこわばらせた。 いまどき珍しいほど内気な彼女には恋人の一人もいない。 しかし、ひそかに憧れている男性ならいる。 祖父の仕事仲間で実業家のシチリア富豪、ルチアーノだ。 今夜は祖父が開いた大晦日のパーティ。もちろん彼も招かれている。 夜も更け、やがて新年へのカウントダウンが始まった。 恒例のキスでルチアーノが選んだ相手は、なんとホープだった! 二人のキスは、新年を祝うにしてはあまりにも熱く甘かった。 ある裏取り引きをもくろむ祖父がほくそえんで見ているとも知らず。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-夫のアリスティドに愛されてないと感じていたイーデンは、ついに離婚をきり出した。その直後、トラックが車に衝突しふたりは意識を失った。「君は誰だ?」数日後、昏睡状態から覚めた夫は、安堵のあまり涙を浮かべるイーデンに冷たい声で言い放った。秘書や子供のことは覚えているのに、妻の私だけ記憶から消すなんて酷いわ…! ひとまず一緒に家へと帰るが、それが“不幸せな結婚”の続きの始まりだった。その上ふたりの仲をひき裂こうとする秘書は本性を表し…。
-
-中東の国ゾーラの王子アミールのもと、ニューヨークで働いている秘書グレイス。プレイボーイ・プリンスとして名をはせている彼を、彼女はひそかに愛していた。かなわぬ想いと知りながら、彼が父王から隣国の王女との結婚を命じられたのを知ってグレイスは絶望する。王女が駆け落ちしたため縁談は流れ、ほっとしたのもつかの間、アミールはグレイスに告げる。「僕に妻を見つけてほしい」愛する彼のために理想の花嫁を探すなんて、胸がひきさかれそうにつらい…!
-
-マルワーン国のプリンセスであるリーナは身分を隠してアメリカでの学生生活を楽しみ、初めての恋に落ちた。相手はセバスチャンというハンサムな大学院生。彼は王女ではない本当の私を見てくれている…。そう思っていたが実は彼の正体は王国が派遣してきたボディガードだと知る。裏切られたリーナの心はズタズタにひき裂かれた。8年後、政略結婚から逃れて失踪した彼女を見つけだした調査員がいた。彼こそはリーナが2度と会いたくなかった男性セバスチャンだった!
-
-元トップモデルのタラは、かつて愛した人に裏切られたあげく『魔性の女』とデマを書き立てられ、自らモデル業界を去った。騒動以来、男性とのかかわりはいっさい避け、息を潜めるよう生きてきたタラ。現在は仕事づけの毎日を送っている。しかし、彼女のささやかな生活はプレイボーイと名高い新社長アンジェロの登場で一変。彼は欲望を隠そうともせず、タラに言い寄ってくる。彼の甘美な誘惑と強引な口づけに負けそうになるタラだったが、彼にはある思惑があったのだ!
-
-大富豪の令嬢として育ったホープは、とてもひっ込み思案だった。もちろん恋人なんて夢のまた夢だったが、憧れている男性はいた。それが大実業家にして美しき独身者として有名なルチアーノだった。そして、祖父が毎年大晦日に開くパーティーにはルチアーノも招かれていた。そしてニューイヤーを祝うキスで彼が選んだのは、なんとホープだった。とまどうホープだったが、その裏には祖父とルチアーノとの裏取引きがあった。だがホープは、そんな事は何も知らない!!
-
-エリーザとサルバトーレはかつて愛しあい、間もなくエリーザは妊娠した。無邪気に喜ぶ彼女を、サルバトーレが冷たく突き放す。「どうせ他の男の子供なんだろう?」彼女の腹部をその瞬間痛みが貫き、芽生えた命は侮辱の言葉にいとも簡単に殺されてしまった! それから1年、再びサルバトーレが目の前に現れた――高価な宝石を扱う彼女を護衛するために。昔と変わらずやさしげに接触してくる彼。エリーザは心がひき裂かれそうだった。お願い、これ以上私を傷つけないで!
-
-「あの女の娘など愛せるはずがない!」レイチェルはセバスチャンの言葉を聞き凍りついた。奔放な母親のために色眼鏡で見られることの多い彼女にとって、母親が再婚したギリシャの地で、心を許せる相手はセバスチャンだけだったのだ。それにレイチェルは、実業家として有名でどこかセクシーなこの義理の従兄を心密かに愛していた。でも彼が私をそこまで嫌っていたなんて…。ところがセバスチャンは彼女を罵りながらも、いやがるレイチェルに強引な口づけを与え!?
-
-両親の葬儀が終わっても、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父は欲深い妻、レイチェルの母のせいで破滅したも同然だった。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で唯一やさしかった彼に片想いしていたレイチェルは、久しぶりに戻ってきたギリシアで、彼との再会に胸を震わせた。セバスチャンの冷たい目と厳しい言葉に愕然とするが、同時に彼はレイチェルへの熱い想いも口にしたのだ。彼と結ばれたあと、純潔を疑われるとは夢にも思わなかった。レイチェルは傷心の中、彼のもとを去り、妊娠に気づく――。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-なぜ私を騙したの?最愛の夫の答えは虚しいだけだった。 タラはかつて恋人に裏切られたあげく、根も葉もない噂を流され、ひどいバッシングを受けて、どん底の苦しみを味わった。以来、彼女は化粧をやめ、体のラインが出ない服を着て、男性を遠ざけて地味に慎ましく暮らすようになった。ところが、そんなタラに誘いをかけてくる男性が現れた──アンジェロ・ゴードン。タラの会社の経営者で気鋭の実業家だ。彼は時間をかけ、優しさと誠実さで彼女の凍った心を溶かし、結婚へとこぎつけた。やがてタラが妊娠。すべてが順調で、完璧に思われたとき、残酷な真実がタラの耳に飛びこんだ。嘘よ! 愛する夫が最初から私を欺いていたなんて……。 ■今もたくさんの読者からのアンコールが鳴りやまない人気作家、ルーシー・モンローが描く、心を揺さぶる珠玉の名作をお贈りします。心に深い傷を負ったヒロインがようやく出会った運命の人。つかみかけたはずの幸せは、思わぬ形でひび割れて……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-王子で億万長者で完璧なルックス──唯一彼に足りないのは、愛だけ。 ジェナはけっして叶うことのない片想いをしていた。親友が嫁いだミルス王国の国王のハンサムな弟、ドミトリ王子。彼は5歳も年下で、歴代の恋人は美女ばかり。そして何より、彼女は病気のため妊娠を望めないのだ。だが奇跡が起きた。突然ドミトリからディナーに誘われ、熱い誘惑に溺れて、ジェナは彼にすべてを捧げてしまう。翌朝、彼は一夜だけでは飽き足りないと、さらりと提案した。「結婚する気はないが、割りきった関係を続けないか?」切なすぎる。でも、そばにいられるなら……。ジェナは心を決めた。 ■『ガラスの靴の片想い』『冷酷王子と秘密の子』に続く、ルーシー・モンロー渾身のロイヤル・ロマンスをお楽しみください。ヒーローと夢のようなひとときを過ごしたヒロイン。彼の隠された狙いを知りショックを受けますが、なぜか嫌いになれなくて……。
-
-「どこかで会いましたか?」あんなにも狂おしく愛した、ラファエルの心ない言葉。ブライアニーは彼の頬を打っていた。5カ月前、島を購入したいと現れたリゾート開発会社社長の彼と熱い恋におちた。契約書を手に本社へ戻ったラファエルからの連絡が途絶えても、妊娠に気づいたあとも、彼を信じて待った。私は契約のために利用されただけなの……?そんな疑念を必死に打ち消して。ついに意を決して会いに来た彼女に、彼は驚くべき告白をする。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたかもしれない」 *本書は、mirabooksから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-隼のような鋭い瞳の伯爵が美しさの陰に秘めた、傲慢な魂―― 骨董店の売り子をしているフェイは、まだ恋をしたことがない。休暇で旅に出たある日、乗っていたバスが立ち往生し、なにげなく外へ出た彼女は森のなかに立つ美しい古城に魅了された。そこへ突然、金色の瞳をした容姿端麗な男性が木陰から現れ、フェイは驚いた弾みで足首を捻挫してしまう。彼こそ、城主のデ・リベロ・ファルカン伯爵、ヴィンセント。伯爵は痛みで歩けない彼女をなんなく抱え上げ、そのまま城へ向かった。人に命令して従わせるタイプの男性にこんなに近づくのは初めて……。ときめきと不安が入りまじるフェイの心に、伯爵の甘い問いが忍びこむ。「さて、とらわれの姫の名前を教えてくれないか?」 ■今やロマンス小説界の女王となったリン・グレアムも尊敬する作家として挙げる、名匠ヴァイオレット・ウィンズピア。美しい情景と深遠な心情の境を彷徨い描き出される世界観をご堪能ください! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
1.0アンドレアスが結婚――!? 〈KJソフトウェア〉を共同経営するケイラは、彼の急な宣言に人生最大のショックを受けた。8年前、ふたりはつきあっていたものの、彼の願いで別れた。しかし、プログラマーの腕を見込まれ一緒に仕事をすることで、彼との繋がりを深めていたと思っていた。きっと私が孤児だから、彼に選ばれなかったのね…。恋心をふっきるため、強引に休暇を取って旅に出たケイラ。するとアンドレアスは会社を放り出して、追いかけて来て!?
-
-5年前の不幸な事故以来、人を信じられなくなり、住居も名前も変えて生きてきたミランダ。けれど、ある日出会ったハンサムなスペイン富豪バジリオは、圧倒的な魅力でミランダの心を開かせ、惹かれあうまま、ふたりは一夜をともにした。彼は住む世界が違う人。こんな関係は長くは続かないわ。実らぬ恋と知りながらバジリオとの夢のような日々に身をゆだねてゆくミランダ。彼が5年前の事故の関係者で、ある目的のため、誘惑の罠を仕掛けていると気づかないまま…。
-
-若き大富豪ウィンの家政婦に雇われたカーリーン。彼は、面接では妻の座を狙うなと言ったくせに、すぐに熱っぽく誘いをかけてきた。将来は約束しないと言いながら、ベッドは共有しようとするセクシーな彼。戸惑いながらも、カーリーンは強烈に惹きつけられていく。ある夜、ふたりは一線を超えそうになるが、直前で彼女はストップをかけてしまった。もったいぶっているのかと問う彼に、カーリーンは震えながら告げた。「信じられないかもしれないけど、ヴァージンなの」
-
-クロエは5年前、経営難に陥った父の会社を救うため、若き実業家アリストンと政略結婚をしたが、いつしか彼に愛情を抱くようになっていった。ところが、3年以内に跡取りを産む契約が果たせなかったふたりは離婚することに…。その元夫にふたたび会社の救済を依頼するため、クロエは彼のもとを訪ねた。相変わらず魅惑的なアリストンは、クロエの頼みを聞いて信じられない救済条件を言い放った。「僕のベッドには君が必要だ、僕の子供を産んでほしい」と――。
-
-ある日、自宅に送られてきた写真を見てアンジェルは色を失った。婚約者であるゾーラ国皇太子ザーヒルと女性の密会写真! 国同士の取り決めとはいえ、13歳で婚約してから彼に恋い焦がれてきたのに、写真の中の彼は情熱に満たされ、幸せそうにほほ笑んでいた…。愛されていないのなら身を引くべきね…。アンジェルは婚約解消しザーヒルを自由の身にしようと決心するが、その条件として、最後の願いを聞いてほしいと懇願した。「私の…最初の男性になってほしいの」
-
-カッサンドラは世界的に有名なピアニストにして作曲家だが、人前に出るのが怖くなり今ではひっそりとピアノのレッスンを行うのみだった。今回の生徒はピアノを弾いたこともない実業家ネオ。華やかな噂の絶えない大富豪のギリシア人男性だ。カッサンドラは不安に駆られながら自宅で彼を出迎えた。――ネオは親友が無理やり手配したピアノのレッスンに向かった。家にひきこもっているピアニストの先生はどんな地味な女性だろう。彼は苦笑しながら相手の家を訪ねたが…。
-
-遅すぎるプロポーズは虚しいだけ──王子が欲しいのは息子だけなのだから。 もうすぐ5歳になる息子を連れて街へ出かけたエマは愕然とした。5年半前、彼女を不用品のように捨てた相手がいたのだ。コンスタンチン! 美女との噂が絶えないミルス王国の王子。1年付き合った末、彼は許婚がいるからと一方的に別れを告げた。その後妊娠に気づいたエマは、厳格な両親に家を追いだされ、強盗に全財産を奪われ、コンスタンチンには連絡すら拒否されて、住み込みで働きながら一人で必死に我が子を育ててきたのだった。「その子は僕の子だな?」こちらを睨みつけ、彼が詰め寄った。お願い、私の宝物を奪わないで。エマは息子を胸にかき抱いた。 ■『ガラスの靴の片想い』に続く、ミニシリーズ〈愛と継承のはざまで〉の関連作をお届けします。王家の血を引く息子の幸せのため、王子からの求婚を受け入れたヒロイン。なぜか愛の言葉ひとつも口にしようとしない冷たい王子との生活はあまりに虚しくて……。
-
-ギリシア大富豪は、傷ついた無垢な乙女に狙いを定めた――! キャスはかつて“天才少女”と讃えられるピアニストだった。けれど対人恐怖症のせいで聴衆の面前に出られなくなり、以来、ずっと家に閉じこもったまま――。人と接するのは、チャリティ・オークションでのプライベート・レッスンだけ。今年、彼女のレッスン権を獲得したのはギリシアの不動産王。世界的な実業家がなぜピアノなんて……? 訪ねてきたネオを戸口で迎えた瞬間、キャスは息が止まりそうになる。長身でこの世のものとは思えないほど魅力的な男性は、引きこもりの地味なピアノ教師を、冷笑を浮かべて見下ろした。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0ロミが元恋人マックスに「恋愛は期間限定」と告げられ別れてから1年が経った。パーティー会場で偶然再会した彼は、変わらずゴージャスで、視線を外せない私にいきなり情熱的なキスをしてきた。骨までとろけてしまいそう…。でも永遠の愛を信じていない彼と関係をもってはダメ! そんなロミに傲慢な彼は、「君の父の会社の窮地を救いたければ、僕と結婚をするしかない。期間限定で!」と脅してきた。父の会社を救うため、残酷な結婚を強いられ花嫁になるしかないのね。
-
-『シークの秘策』砂漠の国の王子ハリールと出会い、青い瞳に心奪われたジェイド。情熱のまま純潔を捧げ、ギリシャの館で彼と暮らしはじめた。でも2年たっても彼は家族にも紹介してくれない。私はただベッドの相手をする愛人なの? 『ローマの熱い風』アリーの妹が既婚者の恋人に捨てられ、自殺未遂をした。失恋相手の親族ヴィットーリオは一族のスキャンダルを防ぐため、自分の恋人のフリをするよう命じてきた。アリーがそっくりな双子の姉とも気づかず。
-
-「絵本から抜け出た王子様みたいだわ」図書館員キャサリンは、偶然図書館を訪れたジャワール王国の王子ハキムにひと目で心奪われ瞬く間に恋に落ちた。ある日、彼から熱烈な求婚を受ける。舞い上がるキャサリンだったが…それは彼の仕組んだ罠だった。強引に灼熱の砂漠につれられ囚われの身となってしまったのだ。「逃げようだなんて思わないことだ」彼は射抜くような瞳で私を見つめ――!? 他、水の都でイタリア男と紡ぐ情熱の恋物語「ベネチアに恋して」も同時収録。
-
-ゴシップ誌に載ったスキャンダル記事が原因で、父に結婚を強いられた社長令嬢マディ。ところが富と権力をもつ花婿候補のなかに6年前、告白したマディを容赦なくつき放したヴィクがいた。ずっと憧れていた彼は今もなお魅力的でやさしく、結婚相手としては申し分のない存在だった。が、彼の目的は社長の座であり愛を信じていない。マディの父は結婚しなければ、親友のロミの父の会社を乗っ取ると言う。愛してくれない相手と結婚するしか道がないなんて――!
-
-真冬のバルセロナ。寒さに震えながら、モデルのアンバーは水着姿で携帯電話の広告の撮影をしていた。そんな彼女に声をかけてきたのが、携帯電話会社のトッ プ経営者ミゲル・メネンデスだった。有能な企業人である彼が、一介のモデルに示したやさしさに惹かれた。彼も同じ気持ちを隠そうとしなかった。とは言え彼の望みは割り切った一時の関係。でも、アンバーはそれでもいいと思ってしまった。彼に身をまかせた結果、どれほどみじめな思いをするかも知らぬまま…。
-
4.0弟の学費を工面できずに苦悩していたオードリーは、仕事の休憩中の上級秘書たちの会話を偶然耳にして唖然とした。若くして国際銀行とCEOとなったヴィンチェンツォ・トマジが義理の子供たちのため、母親役を務める女性を雇おうとしているなんて。もし、それで弟が進学できるなら、残りの人生を幼い子供たちの世話に捧げてもいいわ…。ところが面接に臨んだオードリーにトマジは言った。「母親役だけじゃない。僕の妻を演じるのも仕事だ――昼夜を問わずね」
-
-地質学者のアイリスは仕事で中東のカダール国を訪れた。そこで待っていたのは、かつての恋人で、この国のシーク・アサドとの再会だった。6年前、大学生だったふたりは恋に落ちたが、ある日突然アイリスは捨てられた。その後、彼が実は砂漠の国のシークで、隣国のプリンセスと結婚したと聞いた。傷ついて、彼に心を許した自分を呪ったあの日…。もう2度と彼に振り回されまいと誓うアイリスだが、妻とはすでに別れ、砂漠の王となった彼の熱い視線に心がざわついた…。
-
-アレクサンドラは落ちぶれた名家の家族を養うために、身元を隠しモデルとして働いていた。ギリシア人の大富豪ディミトリウスとは大人の関係を続けていたが、ある日妊娠に気づく。できれば彼と結婚したい。でも彼が私をどう思っているのかわからない。勇気を振り絞って事実を話そうとするアレクサンドラ。それを制してディミトリウスが冷酷に告げる。「僕は結婚する。従って僕たちの関係は今日で終わりだ」それがさっきまで激しく私を求めていた男のセリフなの!?
-
-彼の心にはいつも亡き妻がいる。結婚しても私は真の妻にはなれない……。 過ちを犯した父のせいで国を追放されたナタリヤ。帰国の条件は、母国と緊密なミルス王国の王子と結婚すること。だが当の王子はナタリヤには興味がないと結婚を拒み、代わりに王子の兄、国王であるニコライが名乗りを上げた。彼こそナタリヤの初恋の人で、今も密かに憧れている相手──5年前に最愛の妻を亡くして以来、浮いた噂一つなかったのに。戸惑う彼女にニコライは断言した。「君にはこの道しかない」私と結婚したがるのはなぜ? 急いで世継ぎが必要だから?恋心を胸に秘め、彼女は愛されない花嫁になることを決めた。 ■地中海に浮かぶヴォリャルス王国が舞台の、華麗なるロマンスを描いたミニシリーズ、〈愛と継承のはざまで〉の関連作をお届けします。初恋の人からの、思いがけないプロポーズに心が揺れるヒロイン。しかも、彼はなぜか指一本触れてもくれなくて……。
-
-インテリアコーディネーターとして働くパイパーと、ギリシア人大富豪ゼフィールはビジネスパートナーでありベッドもともにする親友。気楽な関係と割りきりつつも、パイパーはゼフィールを本気で愛しはじめていた。穏やかな微笑みとは裏腹に、心に壁を作るゼフィール。あなたのことをもっと知りたい――けれどこんな気持ちを打ちあけたらふたりの関係は終わってしまう。関係が壊れるくらいなら想いは心に秘めておくの…。そんなとき、パイパーの妊娠が発覚して!?
-
2.0ホテル勤務のアーリアは急死した母の代理でフロアチーフに抜擢される。母の故郷ジーナ・サフラの皇太子サイードが婚約者とともに、ロンドン・チャッツフィールドホテルに滞在する予定なのだ。婚外子として生まれ一族から疎まれる存在として育った彼女は、まだ見ぬ砂漠の国の王子と会えるのを楽しみにしていた。が、婚約者に駆け落ちされ失意の彼と一夜の過ちを犯してしまい!? そして、「なぜバージンだと言わなかった」と罵られ、彼の宮殿に囚われることになり――。
-
-バルセロナ…その美しい街でエリーは、太陽の国で生まれた黒いライオンのようなサンドルと出会い、恋に落ちた。ところが彼は、エリーを手ひどく捨てた。それから4年、父の新しい取引き先の相手として現れたのは、忘れもしないサンドル。再会した彼はなんとエリーに「はじめまして」と言ってきた! ふたりの関係をなかったことにされ傷つくエリーだったが、ふたりきりになったとたんにサンドルはバルセロナでの思い出を語りだした。いったいどういうつもりなの!?
-
-事故死した夫の葬儀で、サヴァナは夫の一族キリアキス家全員から罵声を浴びせられた。不貞の妻の汚名を着せられ、いたたまれず立ち去ろうとしたサヴァナの前に、大きな影が立ちふさがった。レアンドロス! 亡夫のいとこで一族の総帥である彼もまた、軽蔑をこめ屈辱的な言葉をぶつけてくる。あなたまでそんなことを言うの――あの夜、あんなに熱いキスを交わした私に!? すでに人妻だった私をあれほど激しく揺さぶったあのキスを、あなたはもう忘れてしまったの!?
-
-どんなにつらい日々も、あなたの愛だけで救われるのに……。 ポリアナがギリシア大富豪アレクサンドロスと結婚して5年。第二子を身ごもり、傍目には幸せの絶頂にあるかに見えたが、異国から来た身分違いの花嫁への風当たりは想像以上に強かった。“ポリー”という昔からの愛称は、義母の「下品」のひと言で禁じられて以降“アナ”に替えられ、兄の結婚に猛反対の義妹は氷の刃のような嫌味と視線でポリアナを苦しめた。どんなにがんばっても、私は完璧な富豪の妻にはなれないの?ずっと抑えてきた想いを多忙な夫にぶつけてしまった翌朝、ポリアナは夫からの思いがけない贈り物を目にして……。 ■久々に登場の実力派作家が描くのは、ギリシア富豪夫妻のドラマティックな愛の再生の物語です。ヒーローとヒロインの細やかな心理描写と、思わず共感させられるエピソードが散りばめられた、ルーシー・モンローならではの大人のロマンスをお楽しみください。
-
-ヨーロッパ一富裕な国、ヴォリャルスのセクシーな皇太子マックスがジリアンの恋人。恋に落ちて7か月、今夜こそ彼にプロポーズされると思っていた――けれど、熱いキスとベッドを堪能したあとにマックスから告げられたのは、プロポーズではなく冷たい別れの言葉だった! 「診断書がすべてだ、世継ぎを産めない女性とは結婚できない」そう言って、彼は去っていった。マックスには私への愛などなかったのね…。しかし、彼女のおなかには小さな命が宿っていて…!?
-
1.0世界中の花嫁候補のなかからクラウディオ皇太子に選ばれ、妃となったテレーザは天にものぼる心地だった。たとえこれが王家と跡継ぎのための結婚だとしても愛はゆっくり育めばいい、そう思っていた。しかし、病気を患った彼女は子供を望むことが難しくなってしまう。プリンセスの資格はなくなったと彼に別れを伝えなくてはいけない、でも…。恐れから夫を拒むようになり、夫婦の気持ちはすれ違う。皇太子は彼女が愛人をつくったのではと疑いの眼を向けて…!?
-
1.0海運会社に勤めるダネットは仕事が恋人と言われるくらいの堅物女子だが、彼女には秘密の恋人がいた。ある日、ダネットはゴシップ誌を見て驚愕した。恋人である支社長のマルチェッロが魅惑的な美女と踊っていたのだ。私は誘われなかった祝賀会の写真だわ。プリンスでもある彼が、私を公の場に誘わないのは遊び相手だから? そんな時、偶然にも出かけた先でマルチェッロが家族と現れた。彼は私を家族に紹介してくれるのかしら? ダネットは心で願ったけれど…。
-
1.0プリンスたっての依頼で子守りとして王国に呼ばれたマギー。多忙なのか肝心の雇い主はいっこうに姿を見せない。ある夜、子供たちにベッドを占領されたマギーは留守中のプリンスの部屋で寝ていた。すると深夜、ベッドに入ってきた男性は――トム!? 彼はマギーが大学生のときに家政婦をした雇い主で、ずっと恋焦がれていた相手。1度だけの誘いを断ると、別の女性と結婚してしまった。私を雇ったのは彼なの!? まさか王子だったなんて! 夢うつつのまま純潔を奪われ…!?
-
-まじめな化学者シャネルは、自分がヴォリャルス王国の相続権をもっていることなどつゆ知らず研究に没頭していた。国王は、王族が彼女と結婚すれば権利は王家に戻ることからプレイボーイの王子デミヤンに彼女を誘惑するよう命じる。シャネルに近づくため眼鏡をかけ身分を隠してシアトルにやってきたデミヤンだったが、ペースを乱され困惑する。まさかこのうぶな化学者とのキスでこれほどの衝撃を受けるとは…。彼は自らを叱りつけた。これはただの任務だ、と。
-
3.0彼の記憶からは わたしとの時間だけがこぼれ落ちていた―― 運命のいたずらに翻弄される、切ない愛の行方は…… NYタイムズNo.1ベストセラー作家 マヤ・バンクスどこかでお会いしましたか――彼のその言葉にブライアニーは凍りついた。 5カ月前、ブライアニーは土地を購入しにテキサスの小島を訪れた 会社社長ラファエルと恋に落ちた。二人で夢のような時間を過ごし、 やがて契約書を手に彼はNY本社へいったん戻ったがその後連絡はなく、 妊娠に気づいたブライアニーは意を決して彼に会いに来たのだ。 それなのに――。呆然とするブライアニーに彼は、 さらに驚くべき言葉を続け……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のmirabooks版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!大富豪の令嬢として育ったホープは、とてもひっ込み思案だった。もちろん恋人なんて夢のまた夢だったが、憧れている男性はいた。それが大実業家にして美しき独身者として有名なルチアーノだった。そして、祖父が毎年大晦日に開くパーティーにはルチアーノも招かれていた。そしてニューイヤーを祝うキスで彼が選んだのは、なんとホープだった。とまどうホープだったが、その裏には祖父とルチアーノとの裏取引きがあった。だがホープは、そんな事は何も知らない!!
-
-スペインの伯爵である祖父の支配から逃れるため、18歳で駆け落ちしたリア。だが不幸な結婚の末、夫は事故死。貧しい生活の中、心臓病を患う娘の手術費などとうてい賄えず、リアはスペインに戻って祖父に援助を請うしかなかった。ところが祖父は手術費を払う代わりに、実業家のダミアン・マルケスと結婚しろと言う。先日出会ったばかりなのに、私にキスしてきたあの男性と?リアの胸は一瞬ざわめいたが、すぐに現実に引き戻された。結婚なんてできない。妻の務めを果たせないのだから……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0両親の葬儀が終わったあとも、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父の親族の、蔑むような視線がいまなお胸を締めつける。義父マサイアスは、欲深い妻によって破滅したも同然だった。そしてレイチェルは、その妻の娘なのだ。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で、彼だけがやさしくしてくれた。何年も前から、レイチェルはそんな彼に心を寄せるようになった。「心からお悔やみを申しあげるわ」レイチェルは思わず声をかけた。彼も、親しいマサイアスの死に打ちひしがれているように見えたからだ。だが、こちらに向けられたセバスチャンの冷たい目を見て息をのんだ。
-
4.0アンドレアスが結婚――!? 〈KJソフトウェア〉を共同経営するケイラは、彼の急な宣言に人生最大のショックを受けた。8年前、ふたりはつきあっていたものの、彼の願いで別れた。しかし、プログラマーの腕を見込まれ一緒に仕事をすることで、彼との繋がりを深めていたと思っていた。きっと私が孤児だから、彼に選ばれなかったのね…。恋心をふっきるため、強引に休暇を取って旅に出たケイラ。するとアンドレアスは会社を放り出して、追いかけて来て!?
-
-友人の牧場からの帰宅途中、猛烈な嵐に遭ったブリジットは、偶然通りかかった男性と一緒に小屋に避難した。九死に一生を得た二人は互いの体を温め合い、愛し合った。だが翌日救助されると、彼はあっさりと別れを告げた。3週間後、ブリジットはあの夜の男性、アダムを新聞で見つける。なんと彼は名家の御曹司で、とてつもなく裕福な企業家だった。私とは身分が違いすぎるから、素性も明かさず去ったのね。時を同じくして、ブリジットは身ごもっていることに気づいた。アダムの情熱的な愛の営みと冷たい別れを思い出して胸が疼くが、彼に拒まれることを思うと、妊娠を告げるのは怖くて……。 ■ハーレクインの黎明期から長きにわたって人気を誇った作家、リンゼイ・アームストロング。シークレットベビーロマンスの元祖とも言える名作をお贈りします。ブリジットは意外な形でアダムと再会。はたして彼女は妊娠を伝えるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-フェイスは、実業家ヴァレンティーノと付き合って1年になる。将来の約束はせず、ただベッドで楽しむだけの関係。それで充分のはずだった――予期せぬ妊娠に気づくまでは。妊娠を知った彼にプロポーズされるが、フェイスは知っていた。身ごもったまま死んだ、亡き妻をいまも忘れられず、ヴァレンティーノが二度と結婚しないと誓っていたのを。フェイス自身もまた、未だ癒えない傷を心に深く負っていた。そのせいで、熱く貪るような口づけにどんなに心乱されても、彼の求婚を受けいれられないのだ。どうしても。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
4.0もう自分を愛していない夫に、離婚を切り出した直後だった。トラックがイーデンたちの車に突っ込んできたのは覚えている。目覚めると、夫は重体で、記憶の全てを失っているという。すぐにも駆けつけたかったが、流産しかかっていたイーデンは病室に拘束されて、3日間、夫のもとに行けなかった。すると夫のアリスティドはイーデンを悪妻と信じ込んだのだ。ところが退院し、家に戻ると夫は腕を回して彼女を引き寄せた。私に興味がないはずなのになぜ? 戸惑うイーデンに唇を重ね、夫は欲望に濡れた瞳で求めてきた。「妻なら当然の役目だろう」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】エリーザとサルバトーレはかつて愛しあい、間もなくエリーザは妊娠した。無邪気に喜ぶ彼女を、サルバトーレが冷たく突き放す。「どうせ他の男の子供なんだろう?」彼女の腹部をその瞬間痛みが貫き、芽生えた命は侮辱の言葉にいとも簡単に殺されてしまった! それから1年、再びサルバトーレが目の前に現れた――高価な宝石を扱う彼女を護衛するために。昔と変わらずやさしげに接触してくる彼。エリーザは心がひき裂かれそうだった。お願い、これ以上私を傷つけないで!
-
-『シンデレラが見た夢』 同僚たちが舞踏会に興じる中、事務員リリーは独り、残業に追われていた。慣れない仕事で人一倍時間がかかるのだ。そこへイタリアのプリンスの称号を持つCEO、アレッサンドロが現れ、舞踏会に同伴しろと言う。そして誘われるまま、彼の別荘で夢のような一夜を過ごしたのち、彼女を待っていたのは――突然の解雇通告だった。 『結婚という名の契約』 クロエは父の会社を救うため、ギリシア系大富豪アリストンと政略結婚をした。名ばかりの妻でも、彼女は夫を愛した。だが夫が離婚届を準備していると知ったとき、クロエは別れ話をされる前に自ら終止符を打った。2年後、元夫に再び会社の救済を乞うと、彼は言った。「子供を産んでほしい。但し、妊娠するまでは単なる愛人だ」
-
-サルバトーレを愛し、エリーザは彼の子を身ごもった。だが、頑なに自分の子だと信じようとしなかったサルバトーレに、エリーザは傷つき、やがて小さな命を失って彼から去ったのだ。1年後、宝石店で働くエリーザをサルバトーレが訪ねてくる。エリーザの店ではさる王家の王冠用宝玉を扱っているが、彼の経営するセキュリティ会社に護衛の依頼があったという。現れた彼は、君を完全に守るためには結婚する必要があると。それは不埒な要求だった。いまも充分すぎるほどセクシーな彼に、ひとかけらの愛もないことを、エリーザはもう知っているから。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0再会した彼は冷たく傲慢で、無垢な彼女は愛した男性の面影を探した。 ジョゼフィーヌはヨットから海に転落した男性を助けた。怪我をした彼は記憶を失い、名前も出身もわからなかった。ギリシアの太陽の下、二人はアダムとイヴのように惹かれ合い、情熱的な7日間を過ごす。しかし、幸せは長く続かなかった。彼の名前がアレクサンデルで、皇太子だなんて知りたくなかった。すべてを忘れていたから、野暮ったい私を恋人と呼んだことも。だが皇太子が国に戻ったあと、ジョゼフィーヌは妊娠に気づいた。そのことを知らされたアレクサンデルの行動は迅速だった。彼の命により、ジョゼフィーヌは塔に囚われの身となってしまう! ■ドラマチックで大胆な世界観で、読者をあっという間に物語に引きこんでしまうJ・ポーター。今作は記憶のない男性に身分違いの恋をする、激しくも切ないロマンスです。結婚を迫られても、彼との思い出があればいいと、身を引こうとするヒロインがけなげです。
-
-運命の出会いも、甘い囁きも、すべてはひとときの幻だったの? 出会ったばかりの男性とデートを楽しみ、おまけに一夜までともにするなんて、いったい私はどうしてしまったの?ランディは高鳴る胸に手を当て、自分をたしなめた。5年前の不幸な事故以来、人を信じられなくなり、住居も名前も変え、男性はおろか家族とも距離を置いてきた。だが、スペイン人のハンサムな富豪バジリオ・ペレスは、ランディの心を瞬時に開かせる特別な魔法を知っていたらしい。やがて彼女はバジリオを運命の白い騎士と信じ、愛し始める。彼に手が届くことはない。これは実らぬ恋だと知りながら……。 ■『暴君の結婚宣言』に続く、スター作家ルーシー・モンロー渾身のドラマティックなロマンスをお届けします。大スター作家キャロル・モーティマーを彷彿とさせる鮮烈な筆致にご注目ください。
-
-妊娠したことに気づいてアレクサンドラは愕然とした。 ギリシア人大富豪ディミトリに、確かにヴァージンを捧げたが、いったいどうして? なによりも彼に知らせなくては。ところがディミトリからは、いきなり別れを切り出される。しかも、ほかの女性と結婚するのだという。「妊娠したの。あなたの子よ……」わななく唇で告げるアレクサンドラに、冷ややかな一瞥をくれ、彼は、お腹の子供が僕の子であるはずがない、きみはほかの男と寝ていたのだろう、と決めつけた。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.0割りきったはずの契約結婚。なのになぜこんなに胸が騒ぐの? なんとしても父が遺してくれた屋敷だけは守りたい──日々の生活にも困窮しているダイアナの望みはそれだけだった。そんな彼女の前に現れたのがニコス・トラモンティス、若くして巨万の富を築いた億万長者だ。彼は野心を隠しもせず、社交界へ足を踏み入れるのに彼女の家柄が必要だと言い放ち、大金と引き替えに2年間の契約結婚を申し出た。両親から愛は危険なものだと学んでいたダイアナは、愛するリスクもなく純潔も守れるならと、承諾してしまう。“ベッドで楽しみ、飽きたら捨てる”という彼の邪心も知らずに。 ■無垢で愛らしいヒロインを描くことに定評のあるジュリア・ジェイムズ。今作も期待に違わぬシンデレラ・ロマンスです! 紳士的な富豪ニコスがハネムーンで見せた別の顔にダイアナは驚いて……。
-
-もう一度愛されると、私は信じてきた。彼は生涯一緒と言った……友人として。 仕事中に呼ばれたケイラは、人生最大のショックを受けた。社長のアンドレアスが結婚して家族をつくるというのだ。なぜその相手が、知り合って8年、彼を愛してきた私じゃないの?それはきっと私が、里親育ちの“雑種”だからだ。悲しみと屈辱のあまり、ケイラは無断で休暇をとって旅に出た。するとアンドレアスは会社を放り出し、彼女を追いかけてきた。「君は僕の人生の一部だ。結婚してもその事実は変わらない!」アンドレアスにとって、妻の横に私がいるのは当然なのだ。別の女性を選んだ彼を見るなんて、私には拷問でしかないのに。 ■傲慢なヒーローに6年前、突然別れを告げられたヒロイン。傷心旅行中、当時の彼の真意を聞いたヒロインは昔に戻ったように、熱い誘惑に身を任せてしまいます。生涯の伴侶にはなれないと知りながら……。HQロマンスを代表する作家L・モンローの傑作をどうぞ!
-
-亡き妻を愛する大富豪との契約結婚。承諾したのは母になりたかったから。 執事によって広大な屋敷の中へ通されるあいだ、タリアは緊張していた。これから会うニックは、テキサスでも古くからある名家出身の、とんでもない億万長者だ。しかも、セクシーでハンサムでもある。そんな男性に、「実はあなたには娘がいる」と言わなくてはいけない。生前タリアの親友は、自分の娘の父親は彼だと話していた。どんなに愛していても、血縁でないわたしは親友の子の母になれない。でもニックに託せば、今後も会うくらいはさせてもらえる?必死なタリアの目に光る涙を見て、ニックは驚くべき提案をした。「きみが母になれる方法がひとつだけある。ぼくと結婚すればいい。ただし愛はなしで」そう言って、彼はタリアの唇を奪った。 ■今回、サラ・オーウィグが描くのは読者から大好評の、愛なき契約結婚もの。ヒロインはいつか振り向いてもらえることを願って、いい妻、いい母になろうと努力しますが、ヒーローはひたすら「ぼくが愛しているのは亡き妻だけだ」と言うばかりで……。
-
-エリーがギリシア生まれの実業家サンドルと交際を始めて3カ月がたつ。彼はデートの最後に官能的なおやすみのキスをするものの、なぜかそれ以上の関係に進もうとしない。ところが、ある夜、最高級レストランでのディナーのあとで、ばらの花束と指輪を渡され、妻になってほしいと唐突にプロポーズされた。“愛している”という言葉もないままに。サンドルはエリーの父と仕事上の取り引きがある。彼が本当に求めているのは私自身? それとも取引先の娘という立場?エリーは休暇先のバルセロナで熟考の末、サンドルとの結婚を決心する。帰国後、烈火のごとく激怒した彼と会うことになるとも知らず。 ■ギリシア神のように端整なヒーローと美貌のヒロインが真実の愛を求めて模索する、謎に満ちたストーリー。旅行好きなルーシー・モンローが描く、美しい地中海の風景とともにお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
3.0愛を嫌悪する億万長者との結婚――その行く末は……? 「養子にしたい5歳の男の子がいるから、ぼくと結婚してくれ」高校時代からの親友マックスの申し出に、リジーは茫然とした。マックスは高校卒業後に事業で大成功して巨万の富を築いた、思わずため息が出るほどハンサムな独身貴族の男性だ。旅先の南太平洋に浮かぶ島の施設で出会った孤児の男の子に絆を感じ、養父母を懸命に探したが、誰も見つからないという。だからといって、親友のわたしと形だけの結婚式を挙げて、首尾よく養子にできたら、すぐに離婚する計画を立てるなんて……。そのとき、リジーは気づいてしまった。長年の友情を壊したくなくて必死に抑えこんでいた彼への愛に。 ■高校時代からの親友マックスに頼みこまれ、彼との形だけの結婚を承諾してしまったリジー。やっと自覚したマックスへの愛を隠したまま彼の広大な屋敷で豪華な結婚式をしたあと、初夜を迎え……。本作は『ボスと秘書の禁断の恋』の関連作になっています。
-
4.03カ月後には、もう永遠に会えなくなる――いとしい我が子と、愛する彼に。 マッケナは進学費用を工面するため、富豪の依頼で代理出産した。赤ちゃんには二度と会えないと思っていたが、アレルギーのせいで母乳が必要だとわかり、急遽、父親のデズモンドと3人で暮らすことになる。瀟洒な屋敷でマッケナを迎えた彼はとてつもなくハンサムで、マッケナはたちまち心を奪われてしまう。だがデズモンドは、彼女にはまるで無関心だった。無理もない――彼は自分の遺伝子を受け継ぐ子供が欲しいだけ。3カ月経てば、私は彼らの人生に関われない契約なのだから。よそよそしく遠ざけられたマッケナは傷ついて……。 ■斬新なプロットと、とびきりホットなラブシーンが魅力の実力派、キャット・キャントレルの最新作をお贈りします。切ない代理出産がテーマの今作には、すべてを自分の思いどおりにしようとする、究極の傲慢ヒーローが登場! 一気読み間違いなしの逸作です。
-
-
-
-夢見ていないと言ったら嘘になる。あなたと赤ちゃんとの温かい家庭を。 エミリーには11カ月になる娘アニーがいる。父親はハンサムな元恋人の医師カルだが、娘が生まれたことは知らない。一生結婚する気はないと言う彼に、妊娠を打ち明けられなかったから。けれど、胸のしこりに気づいて初めて、自分に何かあったとき娘を託せる相手がいないと心配になり、遅まきながらカルを訪ねた。娘がいると知った彼は、自分の子供かどうか疑いつつも、会わせてほしいと要求してきた。そして初対面の日、あどけないアニーを一心に見つめるカルを見て、エミリーの心は激しく揺れた。結婚嫌いの彼と結ばれることは決してありえない。でも……。 ■数々の受賞歴を誇る実力派テレサ・サウスウィックが、大人気の“秘密の命”をテーマに綴る作品をお楽しみください。好評を博した『ボスとナニーの契約結婚』、『ナニーが恋した傲慢富豪』と同じく、今作でもけなげなヒロインに涙を誘われます。
-
5.0サヴァナはギリシア人の夫に嫁いだが、結婚生活は散々だった。夫は自らに問題があることを棚に上げて息子が生まれないと責め、何人もの愛人を作ったあげく、そのうちの一人と事故死した。亡くなったその女性は、よりにもよって夫の従兄の妻――ギリシアでも名高い大富豪レアンドロスの妊娠中の妻だった。かつてレアンドロスはあるパーティで出会ったサヴァナに、まさか従弟の妻とは知らず一方的にキスをしたことがある。恐ろしくハンサムな彼は、冷たくサヴァナを見据えると、妻と跡継ぎを失った責任を負うよう迫った。「君には、僕と結婚して、僕の息子を産んでもらう」 ■この作品でHQロマンス初登場を飾ったルーシー・モンロー。ギリシア人大富豪ヒーローに翻弄されるヒロインと、愛と憎しみが紙一重の激しい情熱を見事に描ききり、一躍ハーレクインの人気作家に躍り出ました。そんな記念すべきデビュー作です。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0私は彼を欺いている――この世でいちばん愛しい人を。 家政婦のセイディは雇い主の命令で、愛するザカリーの住む町を訪れた。罪なほどセクシーな町の英雄ザカリー・ガトリンと激しい恋に落ち、別れも告げずに姿を消して5年になるが、今も彼は夜ごと夢に現れる。本当はやりたくない。ザカリーの身辺を嗅ぎまわるなどという仕事は。でも、病気の妹の高額な治療費を稼ぐ方法はほかにない。だから、雇い主であるザカリーの異母弟に協力するしか道はないのだ――遺産相続を阻むためにザカリーの汚点を探れ、という卑劣なことでも。高鳴る鼓動を抑えこみ、勇気を振り絞ってザカリーを訪ねたセイディは、冷ややかな黒い瞳に一瞥された。「ここは君のいる場所じゃない」それでも愛の残り火は燃えあがり、セイディは思いがけず妊娠するが……。 ■決死の思いで再会した初恋の人は、近寄りがたい成功者となっていて……。どこまでも不遇で健気なヒロインと、どこまでもゴージャスでセクシーなヒーロー。数奇な運命に弄ばれた二人のドラマチックなラブストーリーです! 『天使を抱いた氷の富豪』関連作。
-
2.0亡くなった娘に顔かたちが似ているという理由で、10歳のグレンダは孤児院から養母のもとに引き取られた。養母はグレンダを大切に育ててくれたが、後ろ暗い秘密を打ち明けたのは、死の床でだった。じつは養母は娘を将来嫁がせる見返りとして、ある大富豪から莫大な援助を受けていたというのだ。わたしを引き取ったのも、娘の死を隠し、贅沢な生活を続けるためだったの?深く傷ついたグレンダは、それでも養母の名誉を守るため、結婚を承諾する──ロワールの城に住む、大富豪マルローとの。■読み始めれば瞬時に独特の世界に引きこまれる、稀代のストーリーテラー、ヴァイオレット・ウィンズピアの大ヒット作をお贈りします。陰気な城や、顔に傷を持つ謎めいた夫を、はじめは恐れていたグレンダでしたが、次第に彼に惹かれはじめ……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0臆病な私を追いつめるように、蔑みの目で責めさいなむ彼……。 デーアは双子の妹の聡明さを心ひそかに羨み生きてきた。最近、想いを寄せていた男性にあえなく袖にされ傷ついたうえ、皮肉にも彼が見初めた相手が妹だったことがわかり、自信を失った彼女は恋に臆病になってしまった。やがてデーアは妹の結婚式に参列することになるが、そこには、彼女に冷たい視線を送る一人の男性がいた――花婿の親友で大手海運会社の御曹司、グイド・ロッサーノ。“ライオンハート”の異名をとる精悍で男らしい彼は、世界の女性たちから引く手あまたの大富豪だ。以前に一度会っただけなのに、なぜ彼は私を冷淡な瞳で見るの?■両親や妹のように幸せになりたい――そんな切なる思いを胸に抱くデーア。グイドが見せた、いわくありげな視線が脳裏に焼きついて離れませんでしたが、1年後、再会の時は突然にやってきて……。大好評をいただいた2部作〈モンタナーリ家の結婚〉の関連作です!
-
-エンリコが交通事故で意識不明ですって?知らせを受けたジャンナは車を飛ばし、すぐに病院へ駆けつけた。ジャンナにとって彼は、15歳から憧れ続けている大切な人。富豪となり美女と婚約してしまった今でも想いは変わらぬままだ。ジャンナはその日から不眠不休でエンリコに付き添い、祈り続けた。その甲斐あってか5日後、奇跡が起きる。彼の意識が戻ったのだ。だが、その口から出た言葉は耳を疑うような冷たいものだった。「僕の婚約者が見舞いに来るから邪魔をしないでくれ」追い打ちをかけるように医師からエンリコの下半身に麻痺が残ると聞かされ、ジャンナの張りつめた心は粉々に砕け散った。■ハーレクイン・ロマンスの人気作家ルーシー・モンローが贈る感動作です。15歳で出会ってから、一途にエンリコだけを想い続けてきたジャンナの切ない心情が胸に迫ります。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-マギーは住み込みの家政婦をしながら大学生活を送った。雇主はトム・プリンスという魅力的な大学院生で、マギーは抗いようもなく彼に恋してしまう。しかしトムは別の女性と結婚し、マギーは傷心のうちに彼の家を出た。6年の月日がたち、妻に先立たれたある王国のプリンスの依頼により、彼女は幼い男の子と女の子のナニーとして働くことになった。ある夜、子供たちにベッドを占領されたマギーは、留守中のプリンスのベッドで寝ていた。すると深夜、ベッドに男性が入ってきたのは信じ難いことに、夢にまで見たトムで……。■別れたあとも官能的な夢に現れる男性――その彼が、ある夜ベッドのなかに……? ロマンチックなミニシリーズ〈三つのティアラ〉1話目は、いま大人気のナニーがヒロインの物語。2話目はシチリアを舞台に、最終話は愛なき結婚をテーマに恋模様が綴られます。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-
-
-あなたには、婚約者がいる。もう触れることさえ許されないはずなのに。 ブリーは婚約記念写真の撮影の仕事で雪の別荘を訪れた。依頼人はかつて初恋を捧げた大富豪、イアン・ローソン。9年ぶりの再会に動揺などしないと思っていたブリーだが、視線を交わした瞬間、彼への想いはふたたび燃え上がった。でも、イアンには婚約者と、生まれてくる子供までいる。もう過去には戻れないのよ。仕事に集中して。しかし雪は猛吹雪に変わって、婚約者が来られなくなり、ブリーはイアンとふたりきりで別荘に閉じ込められてしまった。彼と顔を合わせるたび、熱い抱擁やキスを思い出さずにいられない。すると、イアンが幸せとはほど遠い心の内を語り始めて……。 ■実力派作家A・ローレンスの4部作〈予期せぬウエディング・ベル〉がスタート! 9年ぶりに会ったイアンは、成功して大金持ちになり婚約もしているというのに、まったく幸せではなさそう。彼に何があったのでしょう? そして真実を知ったとき、ブリーは……。
-
-彼女の孤独を癒せるのは、傲慢な大富豪と小さな天使―― 幼くして母親を亡くし、双子の姉妹とも生き別れたクレア。その後、恋人にも手ひどく捨てられた彼女の人生は、孤独だった。そんな彼女の家の隣に、大富豪のエバンが越してきた。彼は大企業の重役に最年少で就任した仕事人間だったが、ある日、クレアは信じられない光景を偶然目撃して驚いた――家には寝に帰るだけのエバンが、赤ん坊を抱えて帰宅したのだ!職場に置き去りにされたその子は、彼の娘の可能性があるという。「いくら払ってもいいから、面倒をみてくれ」困り果てた様子の彼を見て、クレアは手を貸すことにした。だが、これ幸いと仕事に明け暮れるエバンの傲慢さに耐えかねて……。■赤ちゃんをめぐる珠玉の物語で心温まる感動を呼んでいる大人気の名作家マリー・フェラレーラ。つねに心に孤独を抱えて生きてきたヒロインと仕事一徹の大富豪の人生は、突然舞い降りた小さな天使をきっかけに一変します。読後感最高の癒しロマンスをご堪能あれ。
-
4.5父が戻ってくるまで、伯爵の屋敷で愛人として暮らすなんて! 上流階級の生まれのルーシーは極貧生活を強いられている。母が亡くなる前から賭博に手を出した父があちこちで借金を作り、そのたびに夜逃げを繰り返してきたから。父が突然姿を消した今、路上でバイオリンを弾いて恵んでもらうお金だけが唯一の収入だ。ある日、ルーシーの住まいに背の高いハンサムな紳士が現れた。わたしをこんな生活から連れ出してくれる、夢の人……?だがルーシーの期待も空しく、その紳士――キャンボーン伯爵は険しい顔で彼女の父親を出せと言った。莫大な借金があるというのだ。父の居所にまったく心当たりがないとルーシーが震えながら告げると、伯爵は灰色の目を細めて、残酷な提案をした。■上流階級の娘でありながら貧しい暮らしを強いられるルーシーと、広大な屋敷で何不自由なく育った伯爵のジェームズ。本来なら出会うはずもなかった二人の間に芽生えた恋の行方は? 不遇にめげずひたむきなヒロインに涙する、エリザベス・ロールズの感動作。