検索結果

  • 心ときめく出会いに
    完結
    5.0
    酔っ払いを親切心で助けてあげて、もらった素敵なプレゼント。ロンドンの高級アパートメントの鍵だ。せっかくの休暇になんの予定もないと愚痴ったウィロウに、酔っ払いの彼ノエルが休暇を楽しむようにとくれたのだ。わくわくしてロンドンに出発したのに、真夜中、異変は起きた。「僕のベッドで寝ているのは誰かな?」現れたのは、ノエルの兄ライデン。一流企業社長だという彼は、ウィロウの説明も聞かずに端正な顔を侮蔑に歪めて言い放った。「今すぐ出ていくんだ」
  • 花嫁のあやまち【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    5.0
    コリーは亡父の全財産を継母に取られたうえ、家も出ていくよう迫られ、自活するために経験もない秘書の面接を受けた。うまくいくはずもなく、すごすご帰りかけたとき、社長サイラスに呼び止められた。「きみにもっとふさわしい仕事がある」ダークブルーの瞳に妖しい光をたたえた彼は、祖父の遺言の関係で、会社を維持するためには妻が必要だと、コリーに契約結婚を持ちかけた。いくら生活苦から救われるとしても、そんな形だけの夫婦なんて……。しかし、コリーは思わず知らずサイラスの魅力に引き寄せられ、花嫁になる道を選ぶ――日々募る“夫”への想いは報われず、彼が徹底して示す冷淡さに傷つき苦しむことになるというのに。 ■特別企画〈胸打つ名告白〉をお贈りします。結婚の手続きと簡素な式をすませたあと、別々に帰る車の中でなぜか無性に涙があふれ、コリーは自分がすでにサイラスに対して淡い恋心を抱いてしまっていることに気づくのでした……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 気まぐれな遺言
    完結
    5.0
    母に置き去りにされた天涯孤独のファランは、義理の父と姉に育てられた。おばが亡くなったと知らされた彼女が葬式で遺言書を確認しようとすると、そこに現れたのは、冷たいまなざしの気品ある男性スタラード・ビーチャム。莫大な財産はすべて資産家の彼に譲られたというのだ。いったいどういうこと!? 義父と姉に言われ、ファランは遺産を戻してくれるよう頼みに行くが、彼女を遺産目当ての強欲な女性と決めつけたスタラードは蔑んだ口調で、条件を出してきた…!
  • 雨のなかの出会い
    完結
    5.0
    美しい家政婦マロンは屋敷の主人に襲われて雨の中へ逃げ出したところを、高級車で通りがかったハリスと名乗る男性に拾われた。今の彼女は男など信じられない心境だが、ハリスの静かな灰色の瞳が警戒を緩めた。やがて着いた場所を見て、マロンは油断した自分を悔いた。そこはまわりに人家がひとつもない廃墟のような屋敷。先程の悪夢を思い出して怯えるばかりのマロンはまだ知らない。このハリスとの出会いが、雨続きの人生を晴らす一条の光明になることを――。
  • 忘れられない月曜日
    完結
    5.0
    パーティーで男友達に突然言いよられ、窮地に陥ったエドニーは、見知らぬ男性に救いだされた。洗練された雰囲気の彼にやさしく家まで送り届けられ、夢見心地のエドニーだったが、彼が立ち去ったあと重大なことに気がつく。私、彼の名前を聞いていないわ。そして週が明け、新しい職場で仕事を始めたエドニーは思いがけず彼の名前を知った。サヴィル・クレイソーン…エドニーの新しいボスだった。サヴィルはあの夜とは別人のような冷たい目でエドニーを見すえて――。
  • 偽りの復縁
    完結
    5.0
    2年ぶりにイタリア侯爵で実業家の夫コンスタンティンのもとへ戻ったイザベル。炭鉱の村出身の彼女は身分違いの結婚、夫の変化、そして耐えられなかった過去にけりをつけに来たのだ。しかし、彼は強烈な魅力と圧倒的なオーラをたたえ見つめてくる。私は離婚の手続きに来たの…もう2年前の私じゃない! すると、なぜか彼はイザベルに熱いキスをし、「復縁しよう」と告げた。ふたりの間に愛はないのに、どうしてそんなことを言いだすの?
  • 近くて遠い人
    値引きあり
    5.0
    有名企業クォントラル社の社長秘書に採用され、キャシーは喜んで初出勤した。初めて顔をあわせた社長のエリオット・クォントラルは、美しい顔立ちのまばゆいばかりの男性で、ついキャシーはドギマギしてしまう…。けれど彼は、キャシーが新しい秘書だと自己紹介するや否や、怒りをあらわにした! 彼は突然の非難に青ざめる彼女を玉の輿狙いと決めつけ、無情にも告げたのだ――もしほんの少しでも僕に色目を使ったら、すぐに辞めてもらう、と。
  • 秘書のとまどい
    完結
    5.0
    田舎町で退屈な毎日を過ごしていた箱入り娘エリンに、思わぬ幸運が舞い込んだ。ロンドンに住む親友に呼び出され、仕事の手伝いを頼まれたのだ。しかもロンドンでエリンは、すぐにハンサムな会社社長ジョシュにデートに誘われる。これこそ夢にまでみた都会の生活!と喜ぶエリンだったが、それもつかの間、彼女は彼とかかわってはいけない衝撃的事実を知る。泣く泣く約束を断るが、気まずい関係になった彼のもとで秘書として働くことになり…!?
  • 誘惑者
    完結
    5.0
    社長秘書のカスリンは、社長の甥レックスと婚約中。だがカスリンは、彼が他の女性とベッドにいる所を目撃してしまう。ショックを受け、婚約破棄を告げるカスリン。直後、彼が事故に遭ったとの知らせが!見舞いをしない彼女の元に、彼の兄ネイトが来て、彼女を罵った。そのネイトが新社長に就任するなんて--。
  • こはく色の乙女と銀の狼【特典付き】
    完結
    4.6
    【特典付き】アナザー・ストーリー11Pを特別収録!アンバーは事故で大怪我を負い、医師たちの会話から自分の命があと半年もないと知ってしまう。まともな恋愛経験もないアンバーは退院後、残りわずかな人生を楽しむために豪華なバーに足を踏み入れる。魅惑的な男性ウルフに誘われ、ともにした一夜。これは一時の夢だと思い、彼女は別れも告げずに出ていった。もう彼と会うことは永遠にないのね。しかし数か月後、クリスマス休暇に訪れた同僚の屋敷でウルフと名乗っていたダイソンに再会してしまい!?
  • 愛は序曲に始まって
    値引きあり
    4.5
    ロンドンの高級アパートメントに住む、洗練されたエレガントな大人の女。そんなソレルがこの世で一番会いたくない相手が、エリスだった――その深い声、黒曜石のような瞳に、8年前、まだ17歳の少女だったソレルはひと目で恋に落ちた。けれど罪深いほどの魅力を振りまきながら、彼はソレルを残酷に拒絶したのだ。あれから人が怖くて、しばらく普通の生活すら送れなかった。なんとか立ち直った今も、二度と恋などするつもりはない。そんなエリスと、まさか再会するなんて…!?
  • もう一人のケルサ
    完結
    4.5
    私が社長をたぶらかす? いったい何を言っているの? ケルサは、傲慢な御曹司を、混乱した眼差しで見つめた。社長の息子で出世頭のライルは、彼女と父親の関係を疑っているのだ。確かにケルサ自身、なぜ入社早々に気に入られ、社長秘書に抜擢されたのか不可解に思っていた。そのうえ社長はまるで父親のように接してくれる。手切れ金を言い値で払うというカイルのあまりの侮辱に、ケルサは思わず彼の頬を叩いていた。すると仕返しとばかりに、強引に唇を奪われ――。
  • はかない結婚
    完結
    4.5
    ジョナのオフィスを訪れたリディ。父親が破産の危機に陥り、父親が彼に貸したままになっていた金を取り戻すためだ。初恋の人とこんな再会をするなんて…。ためらう気持ちを抑えながら、リディが事情を伝えると、彼は小切手を渡してくれた。ところが、あとから彼の借金はすでに返済されていたことが判明する。逆にジョナに借金を負ったリディは、返済のため、なんでも彼の要求に従うという契約を交わす。リディには逆らうすべはなかった。たとえそれが結婚でも。
  • 凍れる湖
    完結
    4.5
    秘書のジョリーンは、社長のチェイン・テンプルトンを見たとき、声もなく立ちすくんだ。今朝、私をふしだらな女と蔑んだ男が社長だったなんて!元上司に迫られているところを目撃されたのだ。とんでもない誤解だわ!だが彼は、氷のような眼差しをジョリーンに向け、聞く耳をもたない。こんな横柄な社長とロシアへの長期出張中、ふたりきりで個室のシベリア鉄道で移動だなんて! けれど、寸分の隙もなくスーツを着こなす彼に、ジョリーンの心は乱されて…!?
  • 恋のスタンバイ
    完結
    4.5
    いったい…これはどういうことなの!?-フライトを終え、空港に戻った客室乗務員(フライトアテンダント)のティファニーはボーゼン…。なんと彼女と機長(パイロット)のベンが“婚約”したという噂が空港中に広まっていたのだ!ハンサムで有能なパイロットのベンだけど、いつもティファニーを厳しい目でにらむ苦手な上司。―あんな冷徹で傲慢な人と結婚だなんて!冗談じゃないわ…!-慌てて噂を打ち消そうとするティファニーだが…。「だめだ、しばらくはこの婚約を成立させる」。-なぜ!?彼は私が嫌いなはずなのに…-
  • 恋するクリスマス
    完結
    4.4
    ジャーメインのもとに、出張中の恋人アッシュから久しぶりに電話があった。が、様子がどうも変だ。それもそのはず。出張とは真っ赤な嘘で、彼はジャーメインの姉とずっと一緒だったと言うのだ。またなの!もう何度も美しい姉に恋人を奪われているのに。しかも彼は、姉がけがをしている、「世話をしに僕の兄ルーカスの屋敷に来てほしい」と頼みこんでくる。ジャーメインが断ると、その夜、なぜかルーカスが現れ冷たく言い放った。「強情はやめて、君はうちへ来るべきだ」
  • ハロー、マイ・ラヴ
    完結
    4.3
    「そこで何をしているの!」。女性の金切り声で目を覚ましたホイットニーは、隣で寝ている裸の男性に仰天した。悪夢の始まりは、同僚に誘われて参加したパーティーだった。騒々しさから逃げるように忍び込んだ寝室で、いつの間にか眠り込んでしまったのだ。誤解を招いて戸惑う彼女に、当事者であるスローンはとんでもない提案をもちかけ…!?
  • お見合いなんて
    完結
    4.0
    「あなたは人間のクズよ!」世界有数の不動産王ファルコナー。彼は、ケルシーの父の全財産を投資させ、破滅に追い込んだという。許せない! 衰弱しきった父の姿にいてもたってもいられず、ケルシーはファルコナーの日本のオフィスに乗り込んだ。けれどケルシーの非難を、彼はあくまで冷静に受け流した。「すまない、君の名前を思い出せないんだ。過去の女性をすべて記憶しているわけではないからね」彼はそう言うと、口づけでケルシーを黙らせ!?
  • こはく色の乙女と銀の狼
    完結
    4.0
    アンバーは事故で大怪我を負い、医師たちの会話から自分の命があと半年もないと知ってしまう。まともな恋愛経験もないアンバーは退院後、残りわずかな人生を楽しむために豪華なバーに足を踏み入れる。魅惑的な男性ウルフに誘われ、ともにした一夜。これは一時の夢だと思い、彼女は別れも告げずに出ていった。もう彼と会うことは永遠にないのね。しかし数か月後、クリスマス休暇に訪れた同僚の屋敷でウルフと名乗っていたダイソンに再会してしまい!?
  • 君に甘いつぐないを
    完結
    4.0
    深夜、タリーは兄が勤める会社に忍び込んだ。なんとしても、このお金を金庫に戻さなければ。軽率な兄が持ち逃げしようとしたものだが、誰にも見つからずに返せれば兄は犯罪者にならずにすむ…。けれど金庫を開けた途端、部屋の明かりがついた!「ずいぶんと可愛らしい強盗犯だ」見知らぬ男性が険しい目でタリーを見つめてくる。兄が最も恐れていた、社長のイェイト・ミーケムに違いない。兄をかばうため、タリーは自分がどうされようと受け入れる覚悟を決めるが?
  • アテネで永遠に
    値引きあり
    4.0
    年の離れた富豪ユージーンの後妻となった従姉フェイのために、ケンドラはギリシアを訪れていた。妊娠5か月でマタニティブルーになったフェイの話し相手になるためだ。空港で彼女を出迎えたのは、ハンサムだが傲慢なデーモン。ユージーンの親戚筋にあたる彼は自身も億万長者の会社経営者だ。出会ったときからケンドラは彼に強く惹かれる何かを感じていた。だがデーモンは彼女を財産目当てで結婚したフェイと同類と決めつけて、軽蔑に満ちた目つきで冷たい態度をとり…。
  • 愛は序曲に始まって
    4.0
    身支度を整えたソレルは、鏡に映る自分の姿を点検した。一分の隙もなく、流行のドレスを美しく着こなした女性がいる。かつて、若き実業家エリスに恋慕の情を抱き、一心に結婚を願った、無垢な少女の面影はそこにはない。17歳のあの日。信じていた人に憎悪に満ちた目で拒絶され、辛い失恋を経験したソレルは、今も心の傷を引きずっている。あれから生きる意味を失って、ひどい神経衰弱を患ったのだ。冷ややかな表情で、高級車に向かった彼女は夢にも思わなかった。このあとパーティでエリスに再会し、胸を引き裂かれようとは。
  • さよならは私から
    完結
    4.0
    ベルは、内気な双子の姉をいつも守ってきた。そんなある日、会社経営に行き詰まった父が、著名な金融業者レイサム・タヴェナーを家に招待した。やって来た彼は息が止まるほど美しかった。しかし彼は、姉にはとろけるような笑みを見せ、ベルには冷たい眼差しを向けたのだ。夕食も終わる頃、ベルは彼に反発して大胆な嘘をついてしまう。そのせいで、彼にふしだらな浮気女と決めつけられたとき、ベルの心はツキンと痛んだ。彼にどう思われようと関係ないはずなのに…。
  • もう一人のケルサ
    4.0
    「手切れ金は払う。父と別れろ」社長の息子ライルのその言葉を聞いたとたん、ケルサは彼の頬を打っていた。ケルサ自身、なぜ入社早々社長に気に入られ、社長室付秘書のアシスタントに抜擢されたのかわからないが、愛人と誤解されるのは許せなかった。頬を打たれたライルは怒りに満ちた目でケルサの腕をつかんだ。そして次の瞬間、信じられない行動に出た。
  • 初めて知った恋だから 初めて出会う恋
    4.0
    メレンは上司の使いで高級住宅街に出向いた帰り道、数人のひったくりに押し倒され、バッグを盗まれた。どうしよう!あのバッグがないと兄は借金を返済できない。中には母の形見の指輪を売って得たお金が入っていたのだ。たまたま通りかかった親切な男性のすすめに従い、近くの家の豪華な客間でやすんでいたメレンは、よく響く声を耳にした。「これ以上浮浪者はごめんだぞ」私のこと?すてきな声だけど、言っていることはひどいわ。声の主は助けてくれた男性の兄、ジャラッドだった。ジャラッドは事情を聞くと態度を一変して、援助を申し出た。彼の真意を疑いながらも、メレンは仕方なく申し出を受け入れた。それが彼の恋人としてふるまう“契約料”になるとも知らずに。
  • 愛と疑惑の協奏曲
    完結
    4.0
    メルボルンの法律事務所で働くリアンは、新しい依頼人を見て心臓が止まりそうになった。離婚係争中の夫タイラーがどうしてここに!? 夫と有名モデルの関係を知ったリアンはニューヨークを離れ、故郷でやっと新しい生活に慣れてきた頃だった。彼が偶然この事務所を選んだとは思えない。欲しいものはなんでも手に入れる男性なのだから。リアンの背筋に震えが走るが、冷静に手を出し「はじめまして。リアンよ」そう微笑みを浮かべた。それを見たタイラーは…!!
  • 危険なバカンス
    4.0
    アルドナは父の好色な上司の言葉に愕然とした。君の父親が不正を働き、穴埋めに2千ポンド必要だ。助けてほしければ、休暇旅行に同行しろ、と。アルドナは愛する父を守るため、なすすべもなく飛行機に乗った。きっと今夜には、わたしの身は穢されてしまう……。マルタ島に着き、逃げるように海辺へ出たアルドナはゼブと名乗る男性に声をかけられ、束の間、つらい現実を忘れた。だが重い足取りでホテルへ戻るアルドナは夢想だにしなかった。ほどなく自分がゼブに買い上げられることを。
  • ティンカーベルの告白/婚約は偶然に
    完結
    4.0
    サンティーノ・アラゴン。美貌の若き経営者として名高い彼に入社以来ずっと淡い恋心を抱いていたポピー。ある日、勇気を振り絞り愛を告白するがその想いは無残にも打ち砕かれる。社内で開かれたパーティーで、彼がポピーを疎ましく思っていると聞かされたからだ。…当然よ、私なんかの手の届く人じゃない。あまりの衝撃に堪えきれず会場を飛び出し泣き崩れてしまう。けれどそんなポピーに温かな手を差し伸べたのはサンティーノ自身で!? 他「婚約は偶然に」も同時収録。
  • ボス運の悪い人
    4.0
    22歳のエミリーは、とことんボス運に見放されている。5社目の会社も、またしても上司のセクハラが原因で解雇。その後ようやく得たのが、一流企業の社長秘書の職だ。今度のボス、バーデンは、ハンサムなばかりか紳士的で敏腕で、まさに完璧だった――ただひとつ、女性問題を抜きにすれば。毎日のようにかかってくる、違う女性からの誘いの電話。しかも、見境なく友人の奥さんとまで戯れている様子だ。ボスの女性関係など秘書の自分には関係ない、そうわかっていつつも、エミリーはなぜか苛立ってしまい……。
  • 恋は立入禁止
    完結
    4.0
    奔放な妹ジュスティーンとその恋人キットが雪崩で行方不明に。エレナはふたりの娘ヴァイオレットをひき取ろうとするが、ヴァイオレットは相続争いに巻き込まれ、キットの親戚に奪われそうになる。そこでエレナは同じ懸念を抱いたキットの兄ギデオンと、独身という不利な条件を解消するため、偽装結婚をすることに。あくまで偽装とは言え狡猾な親戚にばれないよう、必要最低限の親密な接触は避けられなかった。魅力的すぎるギデオンに、エレナは夢中になってしまい…?
  • 疑われた無垢
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】外国での難しい手術が成功し、ついにデヴォンは歩けるようになった。しかし、喜びいさんで家に帰ったその瞬間、彼女は恐ろしい事実を知る。莫大な手術費用を捻出するため、父が会社の金を横領していたのだ。解雇された父を救おうと、デヴォンは社長のグラントに懇願した。脚が不自由だったと知らないグラントは手術のことなど信じず、デヴォンを贅沢好きの放蕩娘と決めつけると、屈辱的な申し出をした。「僕が飽きるまで愛人になるなら考え直してもいい」
  • 危険な招待
    完結
    4.0
    ある絵画展のパーティーで、ロミリーはネイラー・カーデルを紹介された。有能な企業人らしいが、話してみると傲慢でロミリーは腹立たしさを覚えた。もともと男性にはなんの期待もしていない。実はロミリーの母は画家なのだが、暴力的な父に支配され、今は心を病んでいる。その母を陰で支える彼女にとって、男なんて信用できないものなのだ。だが、ネイラーのぶしつけな瞳に見つめられると、なぜか胸がざわめく。…おかしいわ。私は男性に惹かれたりしないのに。
  • ゲームの結末
    完結
    4.0
    21歳になったら、父の会社の役員にしてもらえるはずだったのに、父はそのポストに別の人間をつけるという。ヴェリティはショックを受け、怒りに燃えた。“絶対に役員のポストを奪い返してみせる!”けれどその男ホルト・ジェファーソンは、ライバルとしてはあまりにも手強く、あまりにも魅力的だった……!!
  • ボスには内緒
    完結
    4.0
    信頼していたボスからセクハラを受け、秘書の職を失ったタリン。その時は夢にも思わなかった。まさか涙ぐんで駆け込んだエレベーターで乗り合わせた男性が、次のボスになるなんて…。彼--大企業の社長であるジェイクは、臨時採用であることと仕事に恋愛を持ち込まないことを約束し、タリンを秘書として雇ってくれたのだ。ハードだが秘書としてトップレベルの仕事をこなす充実した毎日、けれど唐突にタリンは気づいてしまった。なんてこと、私は彼を愛し始めてる…!
  • 運命の指輪
    完結
    4.0
    サビーナは、婚約者と旅行に出ている親友ナタリーのフラットに間借りしていた。そこへ、ナタリーの婚約者ロッドのいとこでヨークと名乗るすばらしくハンサムな男性が現れ、ロッドがナタリーに贈った婚約指輪を返せと主張した。それは本来ヨークの祖母のもので、ヨークの結婚相手に渡るべきだったのに、ロッドが盗んだと言うのだ。指輪を預かっていたサビーナは成り行き上、ヨークの婚約者のふりをして指輪をはめ、死の床にある彼の祖母と対面することになったが…?
  • キスまでの距離
    完結
    4.0
    ロンドンで働くテイは、女友達と贅沢なアパートに住んでいた。でも友達が何も告げずに出ていき、家賃を払うため急遽ルームメイトを募集することに。やって来たのはハンサムだけれど無愛想な男性、マグナスだった。応募者は結局彼ひとり。仕方なく共同生活が始まるが、彼は画家という以外自分のことは何ひとつ明かさないくせに、テイのデート相手を詮索して冷ややかなまなざしを向けてくる。どうやら、リッチな御曹司ばかりを狙っていると思われているようで…!?
  • 復讐は愛のはじまり
    4.0
    苦労してキーリーを育ててくれた最愛の母が再婚した。相手は、母がハウスキーパーをしていた屋敷の主。思いがけないシンデレラ・ストーリーにキーリーは喜ぶが、幸せに輝いているはずの母の顔が浮かない。聞くと、再婚相手の息子が“財産めあてに父を誘惑した”と母を責め、小切手を持たせて追い出そうとしたというのだ!キーリーは憤慨した。許せないわ、そのタラントという息子――。オフィスに乗り込んだ彼女を迎えたのは、長身のハンサムな男だった。「きみがあの禿鷹の娘か? 母親が言うとおりの美人じゃないか」傲慢な笑みを浮かべ、無遠慮に彼女の体をながめまわす。気づくと、キーリーの手が音をたててタラントの頬を打っていた。■ハーレクイン・イマージュは、おかげさまで2200号を迎えました。記念号として、ジェシカ・スティールによる1984年の未邦訳作品をお届けします。作家からのメッセージと併せてお楽しみください。
  • デートの法則
    4.0
    結婚願望ゼロのジャズリンは法律事務所で働く弁護士秘書。彼女は恋愛の面倒なゴタゴタを避けるため「同じ男性とのデートは3回まで」というルールを自らに課している。それなのに、うっかりルールを破って4度目のデートをしてしまった相手からしつこく結婚を迫られて大迷惑。ルールは何があっても守らなくっちゃ!! と決心を新たにするも、父を訪ねてきた男性ホールデンの圧倒的な魅力にジャズリンはトキメキを抑えられなくて……!?
  • 気まぐれな姉
    完結
    4.0
    突然レギーにかかってきた1本の妙な電話。 ”あなたが今週末までに来なければこちらから行く”。 思い当たる節のないレギーが姉を問いただすと、 彼女の名前を語り、ある人の婚約者役を引き受けたと言う。 すっぽかされて激怒する男性・セベロの許を姉の代わりに訪れたレギーは、強引でセクシーな彼に動揺して・・・!?
  • はかない結婚 年上と恋に落ち
    4.0
    父親を破産の危機から救おうと、リディは大企業の社長ジョナ・マリオットのオフィスに乗りこんだ。父親が貸したままになっている金を取り戻すためだ。どんなふうにあしらわれるか心配で、ひどく緊張したが、ジョナは思いのほか簡単に小切手を渡してくれた。ところが、ほどなく彼の借金はすでに返済されていたことが判明し、リディは窮地に立たされた。どうやってこんな大金を返せばいいの?すると、ジョナは借金の返済方法は自分が考えると言いだした。その笑顔は謎めいていて、リディはたちまち不安に駆られた。■“年上の男性との恋物語”――裕福で世慣れていて、罪なほど強引な大人のヒーローの魅力がちりばめられている名作をお届けします。現在ハーレクイン・ディザイアからは、年上のヒーローとの恋物語「フィアンセの秘め事」が好評発売中です。どうぞお見逃しなく。
  • 秘書のとまどい
    4.0
    ★よりによって私が彼の秘書に……?運命って、なんて意地悪なの。★秘書のエリンは、小さな村での代わり映えのしない毎日に退屈し、都会に出て変化に満ちた生活を経験したいと願っていた。ある日、幸運にもその夢がかなうことになる。ロンドンに住む親友に仕事を手伝ってほしいと頼まれたのだ。胸躍る都会での暮らしを始めて一カ月たったころ、エリンの前に親友の知人としてジョシュア・ソールズベリーが現れる。ロンドン中の女性の憧れの的という、非の打ち所のない男性だ。ジョシュから食事に誘われ、エリンの心はときめいた。だが、ほどなく彼女は二人の思わぬ因縁を知って自分に言い聞かせた。ジョシュと関わり合ってはいけない。どうしても!
  • 雷鳴の夜
    4.0
    横暴な父親の悪だくみがもとで、フェリックスは十八歳で結婚させられた。結婚すれば、祖父の遺産の十パーセントがすぐに受け取れる、相手の男性も同意のうえだから、ただ婚姻届を出すだけでいいと。相手の名はネーサン・マロリー。形だけの結婚をすれば、経営危機にある彼の会社に、父が援助をする約束になっているという。フェリックスはネーサンに役所で初めて会い、偽りの夫婦となった。だが父はネーサンを平気で裏切り、約束の援助はしなかった。競争相手の彼に立ち直れないほどの痛手をあたえるために――。八年後、二人は再会した。互いに大きなわだかまりを残したまま……。■肉親の残酷な仕打ちに翻弄されながらも、真実の愛に目覚めていく恋人たち――イマージュの人気作家ジェシカ・スティールがお贈りする、新年にふさわしい傑作をどうぞご堪能ください!
  • 花嫁のあやまち
    4.0
    大会社のロビーでコリーは後悔していた。父が急死したあと継母に全財産を持っていかれ、自活しなければならなくなった。だからといって経験もないのに秘書の面接を受けるなんて、無謀なことをしてしまったわ。すごすごと帰りかけたコリーに、社長がダークブルーの瞳をきらりと光らせ、呼びかけた。「実は、きみにもっとふさわしい仕事があるんだ」よかった! コリーは期待に胸が躍った。こんな私にできるのは、いったいどんな仕事?★ハーレクイン・イマージュを代表する人気作家、ジェシカ・スティールの待望の作品です。どこまでも純真なヒロインの姿が胸を打つ、せつないラブストーリーをお楽しみください。★
  • 恋は立入禁止
    4.0
    オーストリア・アルプスで雪崩が起き、妹のジュスティーンとその恋人キットが行方不明になった。生まれたばかりのかわいい娘を、キットの親戚に預けたままで。エレナはすぐさま、キットの兄ギデオンとともに現地へと向かった。だが妹たちの消息は一向にわからず、キットの遺産を狙う親戚が、赤ん坊を世話しているという事実を楯に権利を主張しはじめた。強欲な親戚から姪を取り戻すには、僕たちが結婚するしかない――ギデオンの驚くべき提案を、彼女は藁にもすがる思いで受け入れた。愛のない結婚がもたらす胸の疼きに、少しも気づかないふりをして。
  • あの丘に登れば
    完結
    3.7
    大好きな両親を交通事故で失ったばかりのエデンは、ロンドンの片隅に部屋を借り、残された義兄と傷心の日々を送っていた。そんなある日、エデンの部屋に突然、裕福な身なりの男性が乗り込んできた。彼――大企業社長のスターン・パーネルが言うには、彼が後見人をしている若い娘を義兄が金目当てにたぶらかし、駆け落ちしたというのだ。そして、エデンの体をじろじろと眺め回すと、彼はその瞳に蔑みの色をうかべて決めつけた。彼女も詐欺師の仲間だと。
  • 内気なエンジェル
    値引きあり
    3.5
    1年前、結婚式の翌日に夫を事故で亡くして以来、ジョージィは罪悪感に苛まれている。そして、横暴な父親の言うままに家政婦のような生活を送ってきた。そんな彼女のもとに亡夫の従兄ダクルが訪ねてくる。洗練されまるで騎士のような彼は、彼女が新しい一歩を踏み出せるようフランスの別荘に誘ってくれたのだ。やさしく慈愛に満ちた瞳に彼女の心は揺さぶられる。惹かれてはだめ。私には誰かを愛する資格なんてない。夫が命を落としたのは、私のせいなのだから…!
  • 恋するクリスマス
    3.5
    出張中の恋人から2週間ぶりに電話があり、ジャーメインはいぶかった。口調があやしい。それもそのはず、出張というのは真っ赤な嘘で、彼の兄ルーカスの屋敷にいたという――ジャーメインの姉と一緒に。まただわ! 美しい姉エドウィナに、これまで何度も恋人を奪われてきた。あきれはてて別れを告げるジャーメインに、彼は懇願した。エドウィナが怪我をしたので世話をしに来てほしい、と。きっとルーカスに乗りかえるつもりの姉が、屋敷にとどまるために仮病を使って彼を操っているのだろう。頼みを断ると、今度はなんと屋敷の主のルーカスが迎えにやってきた。初めてルーカスを見たとたん、ジャーメインは息が止まりそうになり……。■美貌の姉にいつも恋人を横取りされるジャーメインが、14歳年上のルーカスの大人の魅力に圧倒されます。案の定、媚態をふりまく姉に辟易しつつも、恋に落ちていく自分も止められなくて……。
  • 初めて知った恋だから / 秘書の告白
    値引きあり
    3.5
    兄の借金を返済するための大事な形見の指輪をひったくられたメレン。途方に暮れる彼女に億万長者のジャラッドが援助を申し出てくれる。メレンは知らなかった。それが彼の恋人のふりをする“契約料”だとは…。(「初めて知った恋だから」) 秘書のベニーは社長のホルトに恋をしていた。5年前に雇われたその日からずっと。だが彼が望むのは上流社会に入るための名家の花嫁。耐えきれなくなったベニーは彼を振り向かせるため、最後の手段に打って出て…!?(「秘書の告白」)
  • ボスは完璧
    3.5
    十六歳の誕生日を迎えた晩、トリは恋心を抱いていたハドの部屋に忍び込んだ。彼との絆を深め、愛を確かめ合いたいと願ったのだ。ハドは激しい情熱を見せたものの不意に冷静になり、彼女に部屋を出ていけと命じた。その四年後、トリは彼と思わぬ再会を果たす。◆ソレルは女友達から法外な頼み事をされた。彼女の上司が出社してくる前に、デスクの引き出しに重要な書類を戻してほしいという。しぶしぶ始業時間前に友達の会社へ行き、首尾よく目的のデスクを見つけたが、鋭い目のケイレブ・マスターソンに呼び止められ……。◆「どうぞお引きとりください」エリーは怒りに燃える目でヒュー・マカッチョンをにらみつけた。代々受け継いできた大切なぶどう園を大企業からやってきた男に売り渡すわけにはいかない。ところが彼はぶどう園に滞在することになり、エリーの心はかき乱された。
  • 友達
    完結
    3.4
    大富豪ケイルの前に、突然、赤ん坊を抱いた女性アンスティが現れた。財産目当てかと追い払おうとしたが、聞けば赤ん坊はケイルの弟の子だと言う。しかも彼女の子ですらなく、友人から預かったなどと言う。乳飲み子を抱えて仕事にも行けず困り果てた彼女は、血縁であるケイルに助けを求めに来たのだった。事態に納得したケイルはふたりを実家につれ帰るが、ケイルの母親は赤ん坊がケイルとアンスティの子だと誤解。ふたりの結婚式の準備がどんどん進められて…!?
  • 君と出会ってから
    完結
    3.3
    子守の仕事をすることになったファビアンヌの雇い主は一流ファイナンス会社を率いるヴェレ・トラダイン。彼は亡き弟の妻と子供たちを自宅にひき取っており、事情があって子守を探していたという。さっそくヴェレの屋敷で住み込みで働き始めたファビアンヌ。やさしい人に思えたヴェレは、何かにつけて彼女にだけ冷たい。なんて感じが悪いの! それなのに意識してしまうなんて…。複雑な想いのなかでファビアンヌは気づいてしまう。ヴェレが義理の妹に惹かれていることを。
  • 疑われた無垢
    3.3
    何度目かの手術が成功し、ついにデヴォンは歩けるようになった。そんな喜びも束の間、彼女は恐ろしい事実を知る。莫大な手術費用を捻出するため、父が会社の金を横領していたのだ。解雇された父を救おうと、デヴォンは社長のグラントに懇願した。「わたしのために罪を犯した父を、どうか告訴しないでください」脚が不自由だったと知らないグラントは手術のことなど信じず、デヴォンを贅沢好きの放蕩娘と決めつけると、屈辱的な申し出をした。「ぼくがきみに飽きるまでそばにいるなら、考え直してもいい」だが初めての夜、震えるデヴォンを強引に引き寄せたグラントは、彼女の腰に走るまだ新しい傷跡を見つけ、息をのんだ。■愛人としての役割を果たさなければ、父が告訴されてしまう……。焦るデヴォンですが、グラントはもう彼女に触れようとしません。男性の気持ちがわからず戸惑い、未熟な誘惑を仕掛けようとするヒロインがいじらしい、J・スティールの1983年の初邦訳作品です。
  • 再会はほろ苦く
    完結
    3.3
    兄の結婚式のため8年ぶりに帰った故郷で、兄の親友ケイレブと再会したエヴァ。忘れもしない高校最後のダンスパーティーの夜、純潔を捧げたエヴァの気持ちを知りながら、翌朝他の女性とカリブ海へ旅立った男――証券トレーダーとして名を馳せる今も、数多の美女にかしずかれた享楽的な日々を送っているのだろう…。胸の奥にひりつく痛みを覚え、彼から目をそらしたエヴァは気づかなかった。美しく成長した彼女を捉えたケイレブの瞳が、獲物を狙う獅子のように輝いたのを…。
  • 結婚はビジネス?
    3.3
    一族の会社で働くアヴィーナは、上司である二人の義兄とともに大企業ランカスター・グループの新社屋披露パーティーに赴いた。その席で、彼女が動揺するほどじっと見つめてきた黒髪の男――彼こそがグループの最高責任者、ナイル・ランカスターだった。そのナイルが義兄たちを通じ、彼女と知り合いたいと言ってきた。彼との取引を望む二人は、チャンスとばかりに驚喜している。私を生け贄にする気ね! アヴィーナは憤り、会場を逃げ出した。数日後、再びランカスター関連の小さな催しへの招待があった。トップが来るような会ではないと知り、安心して出席すると……。
  • 復讐は恋に似て
    完結
    3.0
    派遣会社で働くダーシーは、書類の配達を頼まれ指定されたホテルを訪れた。そこには男性ネーヴが待ち受けており、彼は怒りに満ちた瞳をダーシーに向け「君はこの僕を脅迫した」と詰め寄ってきた。 いったいどういうこと? 誤解を解こうと弁明する彼女にネーヴは、身の潔白が証明されるまで監視をさせてもらうと告げ…ダーシーは社長秘書として雇われることに! 戸惑いながらも彼の下で働くダーシーだが、自分を顧みず仕事に打ちこむネーヴのことが気になって…?
  • 恋人宣言【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    セクハラしてきた社長の息子をなぐってクビになったリース。ようやく見つけた次の仕事場では、ひっつめ髪にぶかぶかのスーツでやぼったく装うことにする。ある晩、親友の恋人が泥酔して訪れ、しかたなく泊めることに。ところが真夜中に彼の従兄弟と名乗る男が現れ、リースのことをお金目当ての卑しい女と誤解し、罵られる。腹が立つが、親友たちの秘密の恋は明かせない。翌朝、出社したリースは目を疑った。ネイラー・マッシンガム社長は、昨夜の失礼な訪問者で…!?

    試し読み

    フォロー
  • 愛人と呼ばれて
    完結
    3.0
    勤め先が世界的な企業に買収されたジョージーナは新社長に突然、呼び出される。まさかクビになるんじゃ…。ジョージーナには仕送りをする家族がいて、ぜったい仕事を失えないというのに。心配する彼女の前に現れた社長のタリスは、イギリスで知らぬ者などいないほどの有名人だ。厳しい顔つきだがセクシーで、ジョージーナは思わず胸を高鳴らせる。しかしタリスは、彼女が愛人をしているという告発を信じこんでいて、しかも、彼の秘書となって見張られることに!?
  • 婚約の秘密【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    亡くなったばかりの母の形見のアンティークの指輪。 その大事な指輪を、ルーシーの兄が何週か前になくしてしまった。 華やかなパーティの最中にも、思い出すだけで胸に痛みが走る。 いま、そんな彼女に熱い視線を這わせる大富豪ジャドがいた。 男の見つめ方はどこかほかの人とは違っている。何かが……。 席を立とうとした彼女は、ある女性を見て息をのんだ。 その指に鈍く光るのは母の指輪。女性はジャドの連れだった。 いてもたってもいられず、指輪を返してほしいと訴えると、 ジャドは、この指輪をはめて婚約してくれるなら、と甘く囁いた。 *本書は、ハーレクイン・デジタルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛の金曜日
    3.0
    父の死後、強欲な継母に全財産を奪われ、途方にくれていたベヴィン。風邪をおしてアルバイトに出かけたある日、高熱を出して倒れ、居合わせた男性ジャーヴィスの家に運ばれた。数日後、快復したベヴィンはお礼に手料理をふるまうことに。聞けば彼は大企業の社長で、もうすぐ迎える誕生日までに結婚しないと遺産相続権を失うのだという。しばらく夕食を作ってほしいと彼に頼まれ、ベヴィンは胸を躍らせた。ところが、新聞の衝撃的な記事に気づいて、言葉を失う。ジャーヴィスが婚約! お相手は……ベヴィン・ペンバートン?「こうなったら、ベヴィン、君に婚約者役を演じてもらうしかない」 ■“君となら結婚してもいいな”――独身貴族の彼の思わせぶりなささやきにどぎまぎするヒロイン。一緒に過ごすうちにどんどん彼を好きになっていくのが切なくて……。かわいらしいヒロインを描くのが得意なジェシカ・スティールの、とびきりピュアな恋物語。
  • 愛の金曜日
    値引きあり
    3.0
    ベヴィンは襲いかかる不幸の数々に頭を悩ませていた。父親が亡くなり遺産の相続権は意地悪い継母のものに。遺言内容が確定されたら家から追い出されてしまう。おまけにひどい風邪までひいてしまい、もう散々だ。そして寒い冬の金曜日、自活資金を稼ぐために病気を押して街頭アンケートの仕事をしていたベヴィンだが、声を掛けた紳士の胸についに倒れ込んでしまった。痛ましいベヴィンはまだ知らない。彼が彼女の今後の人生を左右する、重要な人物だということに――。
  • ハロー、マイ・ラヴ
    3.0
    秘書のホイットニーは、同僚に誘われて行ったパーティになじめず、大邸宅の二階へ逃れて、静かな場所で一息つこうとしていた。不作法と思いつつも、疲れから寝室でつい眠り込んでしまい、女性の叫び声で目覚めたとき、大変な事態に巻き込まれていた――隣に見知らぬハンサムな男性が肌もあらわに横たわっていたのだ!彼こそ館の主の大富豪スローンで、叫んでいたのはその婚約者だった。ホイットニーに気づかずベッドに入ってしまっただけのようだが、婚約は破棄となり、彼女は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。償いに何でもすると申し出たホイットニーを見据え、スローンが言った。「結婚を待ちわびる母のために、婚約者の代役を務めてもらおうか」 ■1979年の創刊から長くハーレクインを形作ってきた不動の人気テーマをご紹介します。本作は、若き乙女に愛のめざめを促す年上ヒーローを描いた、大人の色香漂う年の差ロマンスです。
  • 疑われた無垢【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    下半身不随だったデヴォンは、ある日、恐ろしい事実を知る。彼女の莫大な手術費用を捻出するため、父が横領したというのだ。父を救おうと、社長のグラントに慈悲を乞うも、彼は信じようとしない。どころか、デヴォンを放蕩娘と決めつけ、代償として、18歳の娘には酷すぎる愛人契約を申し付けた。「僕が飽きるまで、いいなりになるなら考えてもいい」と――。だが初めての夜、彼が一瞬、息をのんだのがわかった。傲慢な笑みを浮かべ、デヴォンの裸を月光に晒したグラントは、抉られたような深い手術傷を、彼女の腰に見つけたからだ。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 黒い瞳の悪魔
    3.0
    弟が危篤状態だからイタリアへ来てほしい……。レインのもとに、イタリアの銀行頭取ザーレから電話があった。どうやらレインを弟の恋人と勘違いしているらしい。お金がないことを理由に断ると、今度はザーレ本人が現れ、レインをさらうようにして、イタリアへ連れ去ったのだ。だが、屋敷に彼の弟の姿は見当たらない。不審に思う彼女を見て、ザーレは完璧な美貌に黒い瞳を煌めかせながら、言い放った。「残念だが、まだ弟は君と戯れるまで回復してないんだ」そして、あっという間に唇は彼のものになっていた。
  • 愛人と呼ばれて
    3.0
    ジョージーナが秘書として勤める会社が世界的大企業に買収された。ハンサムな社長のタリスにじきじきに呼び出されたジョージーナは、いきなり友人の男性と別れるよう申し渡され、驚いた。さっぱりわけがわからないジョージーナに、タリスが告げる。新しい重役が君をくびにしろと息巻いている、君がつき合っている男は彼の娘の夫だそうじゃないか、と。とんでもない誤解だわ。私はただの友達よ、愛人なんかじゃない!だが、タリスは彼女の説明に耳も貸さず、厳しい声で命じた。「君には、しばらくのあいだ僕の目が届くところで仕事をしてもらう」私がこんな傲慢な人の秘書に? だが、やがて彼の優しさに惹かれて……。 ■〈ゴージャスな恋人〉と銘打ちお贈りする企画第2弾は、ハーレクイン・イマージュの人気作家ジェシカ・スティールの大ヒット作。永遠の人気テーマ、ボスと秘書の恋を描きます。
  • さよならは私から
    3.0
    ベルヴィアは、双子の内気な姉をいつも守ってきた。ある日、会社経営に行きづまっていた父親が、融資目当てで、イギリス屈指の実業家レイサム・タヴェナーを家に招待した。如才なく、世慣れた感じのレイサムは、大人しい姉のほうに関心を持ったらしくて、何かにつけて気を引こうとする。断れない姉をかばうベルヴィアは、彼の興味を引きつけるため遊び慣れているふりをした。すると、真に受けたレイサムは奔放な娘だと思いこみ、辛辣な態度で接してきたあげく、“浮気女”と嘲りながら、ベルヴィアにキスをしてきて……。
  • 明日への扉
    3.0
    5年前に口もきけなくなるほどの恐ろしい目にあい、極度の男性恐怖症になってしまった19歳のクレア。そんなクレアを、兄は片時も目を離さないように見守ってくれた。だが、ある夜、家に誰もいない隙に、見知らぬ男が現れる。優しい兄が、旅行中にギリシアで大けがをしたというのだ。男に攫われるようにしてクレアは、エーゲ海の側に立つ美しい屋敷に赴くと、容貌際立つその男は、自らが当主、ラーザー・ヴァルダカスだと名乗り、彼女に冷酷にも告げた。「君の兄さんは僕の妹を穢した。同じことを君にさせてもらおう」
  • 嘘は恋の始まり
    3.0
    モーネイは凍りついた。姉の夫が事故を起こし、逃げ去ったのだ。義兄に泣きつかれ、モーネイはやむなくその場をあとにしたが、助手席にいたモーネイには、男性の姿をはっきりと見てとれた。長身で黒っぽい髪、貴族的な顔立ちの洗練された紳士。ところが、その男、実業家ブラッド・ケンドリックもこちらの顔をしっかりと見ていた。翌日、良心の呵責からブラッドの病室に見舞いに行くと、男は、一方的に彼女を犯人と決めつけ、罪のつぐないを求めてきたのだ。モーネイは姉の家族を守るため、言いなりになるしかなかった。
  • ジュ・テーム
    3.0
    ブルックは妹からの手紙に驚いた。もうイギリスへは帰らない、大学進学もやめるという。ホームステイ先の主人ジュールダン・マルシェに、すっかり夢中になってしまったというのだ。ブルックは妹を連れ戻しに、慌ててノルマンディーに向かった。ジュールダンは古い城館に住む著名な実業家とのことだが、若く世間知らずな妹をたぶらかすなんて許せない!ところがジュールダンは、妹の気持ちを変えさせるためと言って、ブルックにとんでもない提案をした。「僕たちが恋仲になったふりをすれば、彼女もあきらめて帰るさ」 ■ジュールダンの計画どおり、はじめは仮病まで使ってフランスに居残ろうとしていた妹も、ジュールダンと姉が一夜を共にしたと知ると帰ると言いだします。すべてはジュールダンとブルックの思惑どおりのはずが、二人は計算違いの恋に落ちてしまい……。
  • 恋の奇跡は火曜日に
    3.0
    仕事中毒で家庭を顧みない父の会社を辞め、キャリーが別の会社に就職してから三週間が過ぎた。その火曜日の朝、彼女はオフィスで背の高い男性とぶつかった。謝ろうとして顔を上げ、目が合った瞬間、キャリーは言葉を忘れた。何もかも見通すような澄んだ青い瞳が頭から離れない。同僚の話では彼は親会社の重役、ファーン・メイトランドだという。奥のオフィスに入ったファーンが再びドアから出てくると、彼女はあわてて仕事に集中しているふりをした。彼がデスクの横を通り過ぎる……そう思ったとき、ファーンが足をとめ、キャリーをいきなり食事に誘った。彼女の頭の中は真っ白になった。気がつくと、静まり返ったオフィスじゅうがキャリーの返事を待っていた。
  • 雨のなかの出会い
    3.0
    激しく降る雨は彼女の心も濡らした。今日、また男性に対する不信が生まれたから。■会社を辞めたあと、住み込みの家政婦として働いていたマロンは、雇主から暴行されそうになって、夢中で家から逃げだした。人っ子ひとりいない田園地帯に雨は容赦なくたたきつけ、ひたすら歩きつづける彼女はずぶ濡れになった。義理の父、義理の兄、元ボーイフレンド、そして今日の雇主。マロンの人生は、男性から受けたひどい仕打ちの連続だった。だから車が通りかかり、運転していた男性に乗るよう言われても、男なんてこりごり、と一度は拒否したほどだ。その男性はハリスと名乗り、近くにある改修中の屋敷の所有者だった。彼はマロンを落ち着かせ、彼女に屋敷の管理人の仕事を申し出た。そして、彼女の逃げてきた事情をすべて聞きだすと、さっきまでのマロンの雇主が自分の妹の夫であると打ち明けた。なぜ最初にそう言わなかったの? マロンの胸に疑念が渦巻いた。
  • 愛人志願
    3.0
    マーシーは生まれ育った村で働いている。ある日、五年ぶりに、高校時代の親友ヒラリーが結婚式を故郷の村であげるためにロンドンから帰ってきた。派手な結婚式でブライズメイドをつとめるというだけでもひかえめでつつましいマーシーにとっては大事件だ。それなのに、とんでもない役目まで引き受けさせられてしまい…。
  • こはく色の夢
    3.0
    事故で最愛の両親を失い、自らも大怪我を負ったアンバーは、生き延びた奇跡を噛みしめる間もなく、自分に残された余命がわずか半年だと知ってしまう。まだ22歳で、まともな恋愛経験すらないのに……。絶望して1週間ほど泣き暮らしたあと、彼女は現実を忘れようと、豪奢なホテルのバーに生まれて初めて足を踏み入れた。そこで出会ったのは、ウルフと名乗るゴージャスな紳士。経験のない胸のときめきを覚え、アンバーは願った――このすてきな男性に、最後に夢を見させてほしい、と。
  • 恋人宣言
    3.0
    兄とともにロンドンのフラットで暮らすリースは、契約文書作成のスペシャリストとして働いている。向かいのフラットに住むローズマリーは同じ町の出身で、夫に女性がいて苦しんでいるが、両親が離婚を認めないという。そんな彼女に秘密の恋人ができ、リースは何かと二人を助けていた。許されない愛に苦悩するローズマリーの恋人は、ある晩泥酔してリースのフラットを訪れ、兄のベッドに泊まった。ところが真夜中に彼のいとこを名乗る男が現れ、彼女をあばずれと罵る。翌朝出勤したリースは、新たに着任した社長を見てわが目を疑った。昨夜の失礼な訪問者、ネイラー・マッシンガムだったのだ!■社長と部下として運命的な再会を果たした二人の、オフィスロマンスをお楽しみください。
  • 婚約の秘密
    3.0
    亡くなった母の形見であるアンティークの指輪。その大切な指輪を兄がなくしてしまい、ルーシーは落ち込んでいた。だが、あるパーティの席で、見知らぬ女性の指に母の指輪がはめられているのに気づく。女性にはジャドという連れの男性がいた。彼は先ほどからずっと、ルーシーに熱い視線を送っていた人で……。
  • 謎めいた秘書
    値引きあり
    3.0
    アレックスは、ベテランの秘書の代わりにやって来た秘書を迎えながら、妙な胸騒ぎを覚えていた。清潔感あるしっかりまとめられた髪、化粧っ気のないそばかすだらけの顔。見かけばかり気にして仕事にならない秘書を首にしたばかりなので、希望どおりの人材ではあるが何かがひっかかる…。一方臨時秘書のジュリアは自分の正体を彼に気づかれないかとドキドキしていた。変装もしたしきっと大丈夫。アレックスが差し出してくる右手を握り、3週間のふたりの日々が始まった。
  • 危険な同居人
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】男嫌いの母親のせいで、男性を寄せつけない秘書のアレシアが、あるパーティーでゴージャスな男性トレントにアプローチされた。彼は情熱的に彼女を誘い、強引にアレシアの家までやって来た。すると彼を見た姉が、急にアレシアに泣きついてきた! なんと彼は姉の夫が勤める会社の社長。会社の金を着服した夫を見逃すよう、アレシアから頼んでほしいというのだ。果たして彼はすべてを水に流す代わりに条件を出した。それは、アレシアが彼の屋敷に住むことで――?
  • 君に甘いつぐないを
    3.0
    深夜、タリーは兄が勤める会社のオフィスに忍び込んだ。なんとしても、このお金を金庫に戻さなければ。もとはといえば、軽率な兄が持ち逃げしようとしたものだけれど、タリーは彼を諭して会社に返すことで納得させた。誰にも気づかれないように、彼女が返してくると請け合って……。でも金庫を開けてお金を戻そうとしたとたん、部屋の明かりがついた!「驚いたな、犯人は一人だけ。それも、子供なみに小柄だ」大柄な男性が険しい目でタリーを見つめている。兄が会うのを最も恐れていた、社長のイェイト・ミーケムに違いない。この男性は、きっと私を容赦なく扱うだろう。肉親をかばうために、タリーは自分がどうされようと甘んじて受け入れる覚悟を決めた。■昨年10月に、2200号記念作品『復讐は愛のはじまり』を刊行し、大好評だったジェシカ・スティール。影のあるヒーローの魅力が際立つ、作者得意のドラマティックなロマンスをお見逃しなく!
  • 春風にいざなわれて
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】あなたの笑顔を奪った女性に、いつまで私は苦しめられるの――? 医師のジョーは、最近元気のない同僚リプリーの様子を気にかけていた。彼の落ち込みの原因は離婚。美しかった元奥さんをリプリーが心から愛していたことは間違いない。彼を密かに想っていたジョーは、その様子に何度も心を痛めてきたのだから。彼をなんとか元気づけたい。その気持ちが伝わったのか、いつしかふたりは親密な関係に…。しかしその矢先、リプリーの元妻が妊娠して彼の前に現れた!
  • キスまでの距離
    3.0
    会社員のテイはロンドンの瀟洒なアパートに女友達と住んでいた。友達が出ていき、ルームメイト募集の告知を貼りだした直後にやって来たのは不機嫌で無口な背の高い男性、マグナスだった。異性は断るつもりだったけれど、応募者は結局彼ひとり。仕方なく共同生活を始めたが、マグナスは画家だと言うわりには仕立てのいいスーツを着ているし、一度も作品を見せてくれない。そしてテイのデートに冷ややかな態度で口をはさんでくる。「昨日はクームズ社の御曹司、今日はフレイザー社の若手社長か」ちがうわ、いつもの私はこうじゃない。あなたが私を動揺させるから!★イマージュの大人気作家、ジェシカ・スティールが純真なヒロインを生き生きと描きます。テイは楽しいけれどときめきのないデート相手と、無愛想なのに魅力的なルームメイトの狭間で戸惑います。そんななか家庭の問題が浮上して……。最後まで目が離せません!★
  • 恋の訪れ
    3.0
    シングルマザーの姉の愛娘が父親を知りたがっているのがわかり、レインは胸が痛んだ。なんとかして姪の願いを叶えたい。彼女はさっそく姪の父親探しを開始した。やがて、姉の昔の恋人で資産家のジャックを突き止める。新聞の社交欄をにぎわす、かなりのプレイボーイだ。電話をしても手紙を書いても反応なし。思いあまって待ち伏せし、面と向かって問いただしたが、身に覚えはないとにべもなく突っぱねられてしまう。今までさんざん浮き名を流してきたくせに!姪にそっくりな彼の目を見て、レインはますます確信を深めた。★おかげさまで、ハーレクイン・イマージュは1900号を迎えることができました。記念号としてお届けするのは、親日家のジェシカ・スティールの作品。優しい心を持った一途なヒロインが繰り広げるジェシカならではの恋物語です。★
  • 復讐は恋に似て
    3.0
    ダーシーは派遣会社で働きながら年老いたエミーと暮らしている。病気がちなエミーの看病をちゃんとしてあげたいダーシーは、時間を自由に使える今の生活をわりと気に入っていた。ある日、書類の配達を頼まれたダーシーは指定されたホテルに向かう。部屋にいたのは不穏な表情を浮かべた屈強な男二人で、中に引きずりこまれた彼女は、恐怖のあまり気を失ってしまう。目覚めたとき、そこには三人目の男がいた。「私をどうするつもり?」朦朧とする意識の中で、ダーシーは尋ねた。「脅迫に加担した君をどうしたらいいと思う?」男が険しい表情で言う。脅迫? まったく身に覚えのない彼の言葉にダーシーは呆然とした。■イマージュの人気作家ジェシカ・スティールの作品をお届けします。影のある一途なヒーローを描いて、多くの読者の支持を得る彼女。今回は意外な事件の連続に、その魅力が一層際立ちます。ご注目を!
  • 危険な招待
    3.0
    ある絵画展のオープニングパーティで、ロミリーはネイラー・カーデルという男性に出会った。母親の知人と親しい間柄で優秀なビジネスマンらしいが、話してみると傲慢で無愛想で、ロミリーは腹立たしさを覚えた。もともと男性にはなんの期待もしていない。自分と付き合いながらほかの女性とデートしていた元恋人や、浮気を繰り返して母親をひどく傷つけた父親を見てきたからだ。だが、ネイラーに見つめられると、なぜかロミリーの胸はざわめいた。私は男性に惹かれたりしない。彼のなにが特別だというの?★ジェシカ・スティールの新作をお届けします。母を支えてけなげにふるまうロミリーの姿には胸を打たれます。★
  • ボスには内緒
    3.0
    上司にいきなりキスされてオフィスを飛び出したタリンは、涙をこらえてエレベーターに駆けこんだ。「大丈夫かい?」――気遣うような声に、彼女は顔を上げた。一目でエリートとわかる長身の男性がじっとこちらを見つめている。取り乱した姿を見られたかと思うと恥ずかしくて、タリンは返事もそこそこにエレベーターを降りた。ハンサムなその男性のことはずっと心に残っていたけれど、将来、彼と深くかかわるとは予想もしなかった。その男性、ジェイク・ナッシュと思いもよらぬ場所で再会し、大会社の社長である彼の秘書をつとめることになるなんて……。★お待ちかね、ハーレクイン・イマージュを代表する作家ジェシカ・スティールの登場です。オフィスでの恋を実らせて生涯の伴侶を見つけた実体験の持ち主が描く、ボスと秘書の心ときめく物語です。★
  • 優しいジェラシー
    3.0
    「うちの敷地から出ていって、二度と足を踏み入れるな」新しく地主となったタイ・アラダイスの言葉に、フィンの怒りはおさまらなかった。なんていやな男。いくら従姉妹が彼の弟のアッシュの恋心をもてあそんだからといって、わたしまで侮辱するなんて。フィンはタイの言葉などおかまいなしに、借地とはいえ、亡くした父と長く過ごした懐かしい農場を訪れた。林の中を歩くうちに池の岸辺にたどり着き、そのとき悲鳴が響いた。池の奥の暗がりで、誰かが溺れて助けを求めている――アッシュだ!フィンは服を脱ぎ捨てて飛び込んだ。なんとか彼を岸まで引きあげたが、その直後、彼女は弟を捜しに来たタイとでくわす羽目になった。びしょ濡れの乱れた下着姿のまま……。■久々にイマージュの人気作家、ジェシカ・スティールの作品をお贈りします。一見近寄りがたいヒーローの秘めた恋を描いた、ファン待望の最新作をどうぞお見逃しなく。
  • 恋の奇跡は火曜日に
    完結
    2.8
    「君は罪人だ。償うには僕と食事をしなければならない。」オフィスでコーヒーをかけてしまったキャリーは、この会社のトップに君臨するファーン・メイトランドから強引に誘われる。“ハンサムな猛獣”と噂される彼。危険だと直感したキャリーは誘いを断るが、拒絶されたことがない彼は驚き…。――まさか、どうして!? キャリーの自宅の前に現れた彼の車。追い返そうとするが、もう彼の瞳に逆らえない。それに自分がときめいていることにも気づいてしまっていた。
  • こはく色の乙女と銀の狼【分冊】 1巻
    無料あり
    2.7
    アンバーは事故で大怪我を負い、医師たちの会話から自分の命があと半年もないと知ってしまう。まともな恋愛経験もないアンバーは退院後、残りわずかな人生を楽しむために豪華なバーに足を踏み入れる。魅惑的な男性ウルフに誘われ、ともにした一夜。これは一時の夢だと思い、彼女は別れも告げずに出ていった。もう彼と会うことは永遠にないのね。しかし数か月後、クリスマス休暇に訪れた同僚の屋敷でウルフと名乗っていたダイソンに再会してしまい!?

    試し読み

    フォロー
  • 婚約の秘密
    完結
    2.7
    亡くなった母の形見であるアンティークの指輪をなくしてしまい、ルーシーは落ち込んでいた。でもある日、豪華なパーティーの席で見知らぬ美しい女性の指に母の指輪がはめられているのに気づく。女性にはジャドというつれの男性がいた。彼は、その指輪は母の形見だと言うルーシーに驚きの提案をしてきた。「指輪は返そう。条件は、僕の婚約者として君の左手の薬指に指輪をつけること」令嬢とは名ばかりでほぼ一文なしのルーシーは、彼の提案を飲むしかなくて…。
  • 不機嫌な秘書
    2.7
    ★ああ、いやな上司なのに惹かれてしまう。なぜこんな役目を引き受けてしまったの?★わたしがハミルトン社の役員に?アシュリンは信じられなかった。父は長年かかって築き上げた会社を大企業ハミルトン社に売却し、その見返りとして、娘のために役員の席を確保したという。ビジネスのことは何もわからないのに!尻込みするアシュリンを、父親は一家のプライドを保つためだと励ました。しぶしぶ出かけた初めての役員会で、アシュリンは顔から火が出るようなへまをしてしまう。しかも、若くハンサムな会長カーター・ハミルトンは、鼻持ちならない男性優位主義者で、彼女に厳しく当たるのだった。反発を感じるアシュリンに、ある日突然カーターから電話があった。有能な秘書がけがのために数週間会社を休むことになったので、できるだけ早く出社して助けてほしいというのだ。
  • ばら屋敷
    2.5
    7年前に父親を亡くして以来、アランドラは1人で病弱な母親の世話をしてきた。最愛の母を看取ったあと、彼女は遺言と1通の手紙を見つける。両親が駆け落ちしたことは知っていたが、父方の祖父が母に宛てた手紙に込められた侮蔑を見てとった瞬間、アランドラの中の反発心がふいにかき立てられた。祖父に直接会って、この手紙を突き返そう。祖父の屋敷を訪ねた彼女を迎えたのは、マットという男だった。会うなり彼はアランドラを“金目当て”と決めつけて……。

    試し読み

    フォロー
  • 偽りの代償
    2.5
    失恋の傷を癒しに別荘へ出かけたヴァーニーは仰天した。なんと寝室のベッドに男性が寝ている! 彼の正体は、実業界の若き獅子レオン・ボーモント。ヴァーニーの兄ジョンの雇主だ。最近、不倫疑惑でマスコミに追いかけられていた彼は、兄の勧めでここに身をひそめていたらしい。ヴァーニーは、自分はジョンの妹だと名乗るが、レオンはそれをまるで信じず、家政婦か何かだと思いこんでいる。ヴァーニーは彼に勘違いされたまま、なぜか彼の世話をすることに!?
  • 御曹司とデートする方法
    完結
    2.5
    「君をつれて帰るよ、いくらになる?」ヴァネッサの小さなペットショップに、高級スーツに身を包んだハンサムな男性がやって来た。金魚に囁きかける声はどこまでも甘く、振り返り見せた笑顔はまるで太陽。魅力的な彼にひと目で恋に落ちた彼女だが、改めて知った彼の素性は誰もが知る一族経営の会社の御曹司だという。しがないペットショップ店員の私に手が届く相手じゃない――そう思い1度は気持ちを抑えたヴァネッサだが、突然彼のほうからキスを仕掛けられ…!?
  • 傷ついても愛しくて
    完結
    2.3
    両親亡きあと、小さなゲストハウスを営む伯母に育てられたアーデン。成長した今、世間知らずの伯母に代わってやりくりしているのはアーデンだが、経営は苦しく、建物を改装するお金もない。そんなある日、ひとりの客がやって来た。スティーブンズと名乗る彼は徒歩で到着し、何泊するかも告げず部屋にこもってしまった。不安に思い、アーデンが部屋まで夕食を運んだところ、いきなり彼に怒鳴りつけられた。「僕の部屋にこっそり忍び込むのはやめてくれないか!」
  • ボス運の悪い人
    完結
    2.3
    家族をつぎつぎに亡くしたエミーが、22年の人生で学んだことは、ふたつ。愛する人は簡単にいなくなってしまうということ。そしてもうひとつ、自分はとことんボス運が悪い!!こと。5社目の会社をセクハラ上司を殴って辞め、なんとか一流企業の重役付臨時秘書の職を得たのはよかったが、新しいボスのバーデンは、不必要にハンサムで、違う女性からじゃんじゃん電話がかかってくる遊び人で、友達の奥さんと不倫しているようだ。それさえなければ完璧なボスなのに!?
  • 近くて遠い人
    2.0
    苦労して育ててくれた母親に楽をさせるため、 キャシーは有名なクォントラル産業の会長秘書に応募した。 会長が長期出張中のあいだに採用が決まり、 母にも喜ばれ、うきうきと働き始めた2週間後、 彼女は初めて会長のエリオット・クォントラルと顔を合わせる。 すると彼は若く可憐なキャシーが新しい秘書と知るや、 怒りをあらわにし、玉の輿狙いと決めつけてきた! そしていわれのない非難に青ざめる彼女に告げた―― もし少しでも僕に色目を使ったら、すぐに辞めてもらう、と
  • 優しいジェラシー
    完結
    2.0
    事故で父を亡くしたフィンは途方に暮れていた。借金のカタに生まれ育った農場を追い出され、遺されたのは馬1頭だけ。行くあてもないのに、大地主タイ・アラダイスは「うちの地所に2度と足を踏み入れるな」と警告してきた。ひどいわ!いくら彼の弟が、私の従姉妹に手ひどく振られたからって私まで目の敵にするなんて。暴君のような彼には2度と会いたくなかったのに、フィンは池で溺れるタイの弟を助けてしまい、そのお礼と称して彼の邸に住むよう命じられ…?
  • ギリシアのシンデレラ
    完結
    2.0
    素性を隠した億万長者--私は彼の遊び相手にすぎなかったの!?看護師のエラは待合室に置かれたタブロイド紙を見て息を飲んだ。4か月前一方的に別れを告げられ、そのまま姿を消した恋人ニコスが写真付きで特集されていたのだ。彼の隣にはウエディングドレス姿の美しい女性--同僚だと信じていた彼はギリシアの超有名な億万長者で、名家の婚約者までいたのだ。だがまだ彼女は知らなかった、彼は手放したはずのエラを、怒りに燃え捜しているということを…。
  • 幸せへのパスポート
    完結
    2.0
    結婚の約束をしたはずの男性が音信不通になり、彼を捜しにイギリスからイタリアへやってきたジェイム。だが、やっと見つけた彼は別の女性と熱烈なキスを交わしていた!裏切りを目の当たりにしてフラフラになったジェイムは、なんと車にはねられてしまう。気がつくと、セクシーな見知らぬ男性の胸の中にいて…!?
  • 愛あれば
    1.7
    勤め先の会長、ライアン・マルホランドから葉書が届いた。〈帰国したら、また食事につきあってください〉ところが、彼は出張から戻ったことを知らせてくれなかった。思いきって自宅を訪ねたカシアにもそっけない。冷たく門前払いをされ、彼を愛し始めていたカシアは傷つく。ところがある日、カシアは会長室に呼び出されると、ライアンから、「きみを愛人にしたい」と驚愕の申し出を受ける。あまりの唐突さに困惑しながらも、断りの電話をした翌日、カシアは机の上にライアンからの手紙を見つけた。〈ただちにカシア・フィンを解雇する〉■引き寄せられては傷つけられて、罪作りなほど奇矯な求愛。得体のしれない独身主義者の謎めいた行動のわけは……? 伝説的な人気を誇る作家ジェシカ・スティールが描く、永遠の人気テーマ――大人げない大富豪と恋に不慣れな乙女との、切ない年の差ラブストーリー!
  • 秘書のとまどい【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    田舎町で退屈な毎日を過ごしていた箱入り娘エリンに、思わぬ幸運が舞い込んだ。ロンドンに住む親友に呼び出され、仕事の手伝いを頼まれたのだ。しかもロンドンでエリンは、すぐにハンサムな会社社長ジョシュにデートに誘われる。これこそ夢にまでみた都会の生活! と喜ぶエリンだったが、それもつかの間、彼女は彼とかかわってはいけない衝撃的事実を知る。泣く泣く約束を断るが、気まずい関係になった彼のもとで秘書として働くことになり…!?

    試し読み

    フォロー
  • 黒い瞳の悪魔【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    「弟が重態で君の名を呼んでいる」レインのもとに、イタリアの銀行頭取ザーレと名乗る人物から電話が入った。どうやら私を、彼の弟の恋人だと勘違いしているらしい。お金がないことを理由に断ると激しい非難の言葉を浴びせられた。ひと月後、ザーレ本人がイギリスに現れて強引につれ去られるも、そこに彼の弟の姿はなく不信感をあらわにするレイン。そんな彼女を見てザーレは、完璧な美貌に黒い瞳をきらめかせ、罰を与えるように彼女の唇を強引に奪った――!!

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本