作品一覧
-
-1巻1,210円 (税込)『悪魔とダンスを』―二月の寒い夜、ミアはブラインドデートの相手を待っていた。八カ月前に別れたジャック・ライアンのことを忘れ去るには、新しい恋人を見つけるしかない。ところが、迎えの黒いリムジンに乗っていたのは偽名を使ったジャック。これから大使館のパーティへ一緒に行って仕事をしてほしいという。ミアは以前、彼と組んでスパイ活動を行っていたのだ。 『奇跡のバレンタイン』―バレンタインデーの前日、ヘレンは恐ろしい夢を見て眠りから飛び起きた。だが、その悪夢の内容がはっきり思い出せない。轟きのような音と犬の吠える声が耳の底に残っているだけ。ほどなく家の呼び鈴が鳴り、ヘレンはびっくりした。朝の六時半に訪ねてきたのは、ジェームズ・シェリダン・ラファティと名乗る男性で、彼女の見た夢と大きな関連が……。 『冷たいボス』―秘書のフルールはひどく不安な気持ちだった。勤め先の出版社の経営が、業界の巨匠――キット・マローンによって引き継がれたのだ。新しいボスとなるキットは、プレイボーイで自分の思うがままにふるまう人物らしい。案の定、初めて顔を合わせた日、フルールは信じられない言葉を彼の口から聞かされる。「これから一緒に僕の家へ行って愛し合おう」 *本書に収録されている『悪魔とダンスを』、『冷たいボス』は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-1巻330円 (税込)二月の寒い夜、ミアはブラインドデートの相手を待っていた。八カ月前に別れたジャック・ライアンのことを忘れ去るには、新しい恋人を見つけるしかない。ところが、迎えの黒いリムジンに乗っていたのは偽名を使ったジャック。これから大使館のパーティへ一緒に行って仕事をしてほしいという。ミアは以前、彼と組んでスパイ活動を行っていたのだ。
-
-1巻660円 (税込)アランドラの家に舞い込んだ一通の分厚い封筒。それは、グレンドヴィアという国のプリンスからの手紙だった。アランドラは慈善パーティなどのプランニングを手がけているのだが、プリンスは彼女に、十二月のあいだグレンドヴィアに滞在し、国の慈善事業の見直しをはかってもらいたいというのだ。思いがけぬ大役に戸惑いつつも、アランドラは依頼を承諾し、地中海を臨むその国に向かった。だが、プリンスの姿を目にしたとたん愕然とした。先日のパーティで、ベッドをともにしようと露骨に誘ってきた男だわ。アランドラは悟った――彼の目的は仕事ではなく、私なのだと。★ハイディ・ベッツの新作は、クリスマス・シーズン真っただ中に芽生えたプリンスとの恋を描きます。プリンスと恋愛するには普通では考えられない試練がたくさん。果たして恋の行方は?★
-
4.01巻660円 (税込)メグはヨーロッパを旅行しながら兄のアレックスを訪ねてニローリにやってきた。ところが港に迎えに来るはずの兄は姿を見せず、やむなくメグは旅費の足しにカジノのキッチンで皿洗いを始めた。最初の晩、彼女が働くキッチンにルカ・フィエレッツァが現れた。ニローリの王子であり、カジノのオーナーでもある彼はまぶしいほど容姿端麗で威厳に満ち、セクシーだ。危険だわ。メグの心の中で警鐘が鳴り響くと同時に、ルカは鋭い瞳で彼女を見据え、明日には別の仕事を用意すると告げた。★先月のヒーローアレックスの妹メグと、プレイボーイの王子ルカが主人公。来月はイザベラ王女が恋に落ちます。お楽しみに!★
-
3.01巻770円 (税込)アイアンサは心の扉を閉ざして生きている。彼女の唯一のやすらぎは絵を描くこと――絵筆を取って風景画を描いているときだけ、忌まわしい過去の記憶を忘れられるからだ。今日も雪が降りしきるなか、彼女は外へ出かけていった。だが突風にあおられ、足を滑らせて、斜面を転がり落ちた。気がつくと、大柄な紳士が馬上からアイアンサを眺めている。「断じて危険な者ではありません」紳士は穏やかに言い、雪まみれのアイアンサに手を貸そうとした。次の瞬間、彼女はピストルに手を伸ばし、紳士の心臓に狙いを定めた。彼の眉が上がり、二人の間の空気がぴんと張りつめた。★独特の流麗な筆致でスリリングな世界を描くパトリシア・F・ローエル。RITA賞ファイナリストの彼女が今回送り出すのは、自分の中の闇と闘うヒロインが再生していく物語。彼女を見守るヒーローの辛抱強さに乾杯です。★
-
3.51巻1,100円 (税込)十六歳の誕生日を迎えた晩、トリは恋心を抱いていたハドの部屋に忍び込んだ。彼との絆を深め、愛を確かめ合いたいと願ったのだ。ハドは激しい情熱を見せたものの不意に冷静になり、彼女に部屋を出ていけと命じた。その四年後、トリは彼と思わぬ再会を果たす。◆ソレルは女友達から法外な頼み事をされた。彼女の上司が出社してくる前に、デスクの引き出しに重要な書類を戻してほしいという。しぶしぶ始業時間前に友達の会社へ行き、首尾よく目的のデスクを見つけたが、鋭い目のケイレブ・マスターソンに呼び止められ……。◆「どうぞお引きとりください」エリーは怒りに燃える目でヒュー・マカッチョンをにらみつけた。代々受け継いできた大切なぶどう園を大企業からやってきた男に売り渡すわけにはいかない。ところが彼はぶどう園に滞在することになり、エリーの心はかき乱された。
ユーザーレビュー
-
3.5 (2)
-
Posted by ブクログ
権威と魅力をふりかざしても、あなたの愛人にはならない。
メグはヨーロッパを旅行しながら、兄のアレックスを訪ねてニローリにやってきた。
ところが港に迎えに来るはずの兄は姿を見せず、やむなくメグは旅費の足しにカジノのキッチンで皿洗いを
始めて。最初の晩、彼女が働くキッチンにルカ・フィエレッツァが現れた。
ニローリの王子であり、カジノのオーナーでもある彼はまぶしいほど容姿端麗で威厳に満ち、セクシーだ。
危険だわ。メグの心の中で警鐘が鳴り響くを同時に、ルカは鋭い瞳で彼女を見据え、
明日には別の仕事を用意すると告げた。
‐------------------------------------- -
3.0 (3)購入済み
もう一捻り!
知り合って間もない二人がお互い歩み寄り、特にヒーローに至っては、傷ついたヒロインをいたわりヒロインの心の壁を壊していく様は、本当のヒーローで良かった。ロマンスは★4つ。
サスペンスについては、もう一捻り欲しかったかな。兎に角登場人物が多い。犯人はえって?いう人が良かったよ。 -
3.0 (3)
Posted by ブクログ
パトリシアFローレルの描くヒーローは
優しくて理解があって理想的だね。
でも、ミステリー作家としてはいまいちだね。
ヒーローも優しく理解がある素敵な人物で、
ヒロインも過去に傷を負いながら懸命に生きようとする
好感のもてる、素敵なヒロインなのに......!!
どうして
ミステリーに重点をおいてしまうの!?
何かこうもっとさ、違うドキドキハラハラ感を期待してるのに。
描いて欲しいのはそういうとこじゃないのにっっ!!
っていうもどかしさの残る作品でした。
必要とする方がここを通るか分からないけど、
これから読む方の為に...。
(読んでる内に訳分からなくなってきたので自分用にまとめたものを -
3.0 (3)
Posted by ブクログ
ネタバレ雪崩がおきそうな時に、紳士が親切心でレディに声をかけたら
何と銃を突き付けられ?!
軽妙な会話からはじまります。
甘いロマンスかなと思っていたのですが、
女性は男性に非常な警戒心を抱かざるをえない事情があり・・・
と、考えさせられるものでした。
今も昔も女性が暴力にさらされる危険はあります
危険な目に合わないことも大事
危険な目にあった場合、どう立ち直るかも大事
べたな展開と言われるかもしれないですが、ヒロインが
愛されて立ち直っていくハッピーエンドに安心します。
ミステリー色は薄いです。
あれ、こんな終わり方しちゃったかというところもありました。