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4.0異世界で二十年間も禍々しい呪詛を受け続けていたサクと、そこから助け出した龍一(りゅういち)が結婚!! 呪縛を断ち切り花嫁を連れ帰った龍一を、兄として、次期当主の片割れとして祝福する恍一(こういち)。けれどそれ以来、玉造家の周囲は俄かに騒然!! 噂を聞きつけ探りを入れてくる他家の式神や魔のモノが、日々様々な出会いと災禍をもたらすのだ。そんな不安に駆られる恍一を支えるのは、恋人契約の取引をした本に巣食う悪魔・仰倉(おおくら)。最も油断ならないのに、最も信頼している相手に、最近は恋を自覚している──。本が喋る声を聴く恍一と、異世界を自在に渡る龍一──二人の兄弟が異能力を開花させ鮮やかに巣立つ、感動の最終巻!! ※口絵・イラスト収録あり
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3.3がやがや、ざわざわ──本から絶え間なく聞こえる声のおかげで、すっかり本嫌いの高校生・恍一(こういち)。そんな彼はある日、母の遣いで亡くなった父の実家を訪れる。そこで初めて出会ったのは、なんと同い年だという義弟の龍一(りゅういち)!! そして、近寄りたくもない膨大な書庫を管理する、美貌の青年・仰倉(おおくら)だった。驚きの連続の恍一は、さらに「これはあなたのものです」と一冊の本を渡されて…!? 本の干渉をまったく受けない、無愛想で男前な義弟・龍一と本に巣喰い、ヒトを虜にする能力を持つ、悪魔・仰倉。本に選ばれ、二人の男に邂逅した瞬間、新たな運命が動き出す──ごとうしのぶが満を持して贈る、究極のラブ・デスティニー!! ※口絵・イラスト収録あり
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4.0ヒトの愛を信じず、嘘も真実もひとしく囁く悪魔の「好き」にどんな価値があるんだろう? 本に取り憑いた美貌の悪魔と、恋人契約を結んだ兄そして、知らず虜にされた弟──三人の関係が大きく変わるミステリアス・ファンタジー最新刊!! 自宅の森の奥深く、ヒトならざるモノたちが、人間の姿で舞い踊り、華やかな宴に興じている!? 異世界を覗いた恍一(こういち)が、宴の中央に見たのは、なんと恍一を見分に来た祖父だった!! 本が喋る声を聴くことができる恍一は、明らかに祖母・嘉代(かよ)の血を引いている。それに比べ、義弟の龍一(りゅういち)は全く本の干渉を受けない。何の能力も持たないのに、なんで俺はここにいるんだろう…。足元が揺らぐ想いに囚われた龍一は、突然異次元の世界に飛ばされてしまう!! そこで、サクと名乗る不思議な少年に出会い!? 本に巣喰う悪魔・仰倉(おおくら)に虜にされていた青年は、ついに真実に向き合う扉の前に立つ── ※口絵・イラスト収録あり
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4.0神々の住む穏やかな気候の高天原は、太陽を司る女神・大日霊尊が治めている。その弟である月を司る神・月夜見尊は、心優しい性格からある罪を犯したため、高天原を追われることとなってしまう。下界である神や人間の混在する世界・葦原中つ国へと降り立った月夜見の噂はその周辺国の荒ぶる神々の間に伝わり、月夜見は追われ逃げるが、ついに武力に長けた神・夜刀に見つかってしまう。他の蛮神から守るという名目で夜刀に連れてこられた月夜見だったが、強引に躰を開かれ半陰陽だという秘密を知られてしまう。はじめは悄然としていた月夜見だったが、しだいに荒々しい夜刀の中にある優しさに気づき惹かれはじめていき…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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-教会の「魔物退治」の部門に属し、繊細な雰囲気の敬虔な神父である桐生真凪は、教会の中でも伝説のような吸血鬼・ヒースと始めてコンビを組んで、日本から依頼のあった魔物退治に行くことになる。長身で体格もいい正統吸血鬼であるヒースに血を与える代わりに、「精」を与えなければならず、真凪は定期的にヒースとセックスをすることに。徐々に彼に惹かれていく真凪だが、事件を追うにつれヒースが狙われていることを知り、真凪は隠れているように指示し、自分は必死に黒幕の正体を探ろうとする。しかし、逆に真凪が拉致されてしまい…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0【イラスト付き】 人々を正しく導くため、神の依り代として生を受けた神子・セラフィと、その唯一の神子を守るため、人間の中から選ばれた英雄王。英雄王はその命尽きても魂の転生を繰り返し、神子を守り続ける存在で、二人は、永久に絶対的な主従のはずだった。しかし、三人目の英雄王であるヴィルヘルムとセラフィの結びつきは強く、いつしか主従以上の特別な想いを寄せ合うように……。そんな中、敵に急襲され英雄王は瀕死の重傷を負い、神子は英雄王の最後の魔力で、異世界へと転移させられてしまう。そして、いざ転移先から元の世界に戻って来たセラフィだったが、すべての記憶を失い、光樹という平凡な日本人として生きていたらしく……?記憶をたどり、真実の愛を求める《転生&異世界トリップファンタジー》! 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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3.7自身の容姿も含め、美しいものをこよなく愛する美貌の泥棒・柳井将宗は、ある美しい弥勒菩薩像に目をつける。像を盗み出すため、その像がおかれている「海上の美術館」とも呼ばれるフランスの豪華客船へと乗り込んだ柳井は完璧に女装し、菩薩の偵察にいそしんでいたが、女装を見破り忌々しくちょっかいをかけてくる男がいた。医者という肩書きを持つその男は、沖孝久と名乗るが、実は彼も弥勒菩薩像をねらっている同業者だった。しかし沖からは、柳井のキス一つで菩薩の権利を譲ると提案され…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0警視庁でトップを争う優秀なSPが、突然辞職して姿を消してしまった!? 恋人だった脇坂(わきさか)からの一方的な別れに、納得できないでいた深瀬(ふかせ)。そんな深瀬を置いて、なぜか脇坂は秘密裏に中東へと旅立つ。「おまえは今、どんな任務を抱えてるんだ……!?」後を追って辿り着いた異国で、深瀬は失った恋の真実を目撃する――!! 極秘任務を遂行するのは、由緒ある砂漠の王国シャティーラ。そこで二人は、秋成(あきなり)と王子イズディハール、皇太子ハミードと不思議な邂逅を果たす――「砂楼の花嫁」「疵と蜜」…歴代作品のキャラクターが華やかに競演v 浪漫溢れる砂漠で繰り広げる遠野ワールド!! ※口絵・イラスト収録あり
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4.0【イラスト付き】遠い昔、ヴォートとエルヴァという二つの種族が憎み合い、衝突し、大きな争いを生んだ。戦火の広がりは止まらず――世界はすべてを失った。荒廃した世界から千二百年、その世界には男女とは別に、α・β・Ωという第二の性が存在していた。種による差別から、αに貶められてきたΩたちは、安息の地を求め【アネイシス王国】という世界唯一のΩの王が統べる国をつくる。アネイシスの王子であるカナタは、Ωの王子として、多くの仲間を救いたいと、αが統べる敵国へ諜報員として潜入することになった。しかしカナタはその国で、理性を凌駕し強く惹かれるαの青年・ユリウスと出会ってしまい――?電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.1東宮となるはずが、策略により世から忘れ去られようとしていた美しい宮は、忠誠を捧げてこの世のすべてを与えようとしてくれる涼やかな容姿の公達・尉惟に一途な恋慕を抱いていた。だが、独占しつくさんとする尉惟の恋着ゆえの行いに、自分が野心のために利用されているのではないかという暗い疑念がきざしてしまう。こんなにも恋しく切ない。なのに、その恋しい男が信じられない――。濃密な交わりで肌を重ねてもなお、狂おしい想いを持て余す宮は…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.2――美しい妖精王が統べるエルフと人間がバランスを保ち共存する世界―― 真面目で目端の利くエルフ・ラーシュは、世界の要である妖精王・ディートハルトに側近として仕えている。神々しい美しさと強大な力をあわせ持ち、世界の均衡を守るディートハルトのことを敬愛し、その役に立ちたいと願うラーシュ。しかし近頃、人間たちより遥かに長い寿命を持つエルフであるが故日常に退屈を感じだしたディートハルトに、身体の関係を迫られ、言い寄られる日々が続いていた。自分が手近な相手だから面白がって口説いているのだろうと、袖にし続けていたラーシュだったが――? 電子限定SSを収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0注目作家、初の完全書き下ろし新作! 人間・妖精・魔法使い――様々な種族が共存する世界。その中で、特に長寿な妖精族は、美しき妖精王とそれを守護する『四つの護り手』を中心に静かに暮らすことを好むエルフと、負の感情に囚われ闇に堕ちたダークエルフとに分かれ、長きにわたり争い続けていた。そんな中、護り手の一人、剣聖・レオ=エーリクは、強大な魔力を秘めたまま人に紛れて生きる『迷いエルフ』の探索を命じられる。王はその迷いエルフを、闇に囚われる前に見つけ出し、娶るつもりだという。単身探索の旅に出たレオは、道中、訳アリの青年・メルヴィと出会い行動を共にすることになるが、そこから二人の運命は予想外に動き出し――? 電子限定SSを収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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-二十世紀初頭、合衆国。州の中心都市であるギャングの街──。日系人の神父・香月千晴は、助祭として赴任するため生まれ故郷に帰ってきた。しかし、真の目的は、家族の命を奪ったカロッセロ・ファミリーへの復讐だった。千晴は「魔性」と言われる美しく艶やかな容姿を武器に、ドンの次男・ニコラを誘惑し、カロッセロ・ファミリーを内側から壊滅させようと機会を狙う。しかし、凶暴かつ傲慢なギャングらしさを持ちつつも、どこか繊細で孤独なニコラに、千晴は復讐心を忘れかけてしまう。さらに「俺のものにしてやるよ」と強い執着を向けられ、その熱情に千晴の心は揺れ動き…? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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3.9捜査二課に身を置く城島高由は、政財界にかなりの影響力を持つ政治家の久賀清匡と8年前から身体の関係を持っていた。先も見えず、愛されている実感も持てない愛人という立場――進展のない二人の関係に心痛を覚え始めた城島は、誘われるまま、上司でキャリアの管理官・高森一穂を抱いてしまう。その後も度々誘いを受け、好意を向けられるが、片時も久賀のことが頭から離れずにいた。そんな中、城島は久賀が他の男を抱いたことを知ってしまい――!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.5幼い頃、自分のために怪我をした遠縁の衛守と清泉学院の中等部で峰は再会した。心を残しつつも、それ以来顔を合わせていなかった衛守の怪我が骨折を含む大きなものだったことにショックを受ける峰。寡黙で己の犠牲を問わない衛守に惹かれていく峰だったが、優しげに整った容貌に目をつけた先輩につきまとわれ、またも衛守に守られてしまう。複雑な家庭環境から、どこか愛情を求めていた峰は、いつも手を差し伸べてくれる衛守にいつしか強く執着してしまうのだったが……。
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-大陸の東域に位置する大国・陽夏国。芝居一座で育った龍意は、突然やって来た宮城からの使者より、自分が皇帝の双子の弟だと知らされる。将来帝室騒乱の原因になると占われ殺されそうになったところを、母親である皇后の実家が裏で手を回し一座に預けたのだという。そして双子の兄で見た目もうりふたつの皇帝の替え玉になってほしいと依頼された。皇帝は現在、宰相の奸計により、覚めない眠りについてしまっているというのだ。一座の借金を肩代わりしてもらうことを条件に依頼を受けた龍意は、宰相の陰謀を暴くため皇帝を演じることになった。一方、男子禁制の後宮には、女だけで構成された歌劇団「煌星歌劇」がある。籠の鳥である後宮の妃たちを慰撫するための劇団だ。男役として三番手の地位にある星羅は、花形の座に上り詰めることを目標に日々精進していたのだが、龍意と知り合ったことで運命の歯車は回り始め……?
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4.1大学の研究室で建築史学を専攻する藤森は、ドイツ人のユリアン・ルーデンドルフ公が所有する旧蜂ヶ谷伯爵邸へ学術調査に訪れた。深い森に囲まれた古い館に住むのは、寡黙な大男のユリアンと二匹の猫、それと無愛想な召使いたち。山奥すぎて携帯は圏外だし、テレビもラジオもなく、敷地は広大で出かけることもできない。そんな閉ざされた空間に初めは戸惑っていたが、無骨な熊男だと思っていたユリアンの別の顔を知り、藤森は俄然楽しくなってくる。おまけに朝靄のなか森を走る神秘的な獣を見かけて──!?
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4.2警視庁に勤めるキャリア警察官の高森は、失恋の痛手から立ち直れずにいた。ある日、酔ってハッテン場に入り込んでしまい、危ういところを恋敵の秘書である篠宮に助けられる。篠宮の自宅に連れていかれた高森は、自分が失恋から立ち直るまで身体も含めた面倒を見て欲しいと篠宮に詰め寄ってしまう。篠宮と過ごすやさしい時間が増え、徐々に彼に惹かれていく高森だったが、彼は仕事のためだけに自分の相手をしてくれていただけだと知り…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0父親の罪のせいで、後ろ指を差されながらも遺跡探索人として強く生きてきたセラ。そんな彼女のもとに遊び人と悪評高い、コルテス商会の次男坊、エレミオが訪ねてくる。――海竜の島に一緒に行ってほしい。竜の末裔である彼は、夢で誰かに“海竜の島に来い”と呼ばれ、その島の歴史の第一人者であるセラのもとへやって来たのだ。彼と度々ぶつかり合いつつも、旅をともにするうちに、なぜか国家間の戦争に巻き込まれていって――神秘の島と二つの大国をめぐるヒストリカル風ファンタジー! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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4.4【イラスト付き】 美しい容姿と並外れた魔力を併せ持つ聖職者リーブは、その実力から若くして次期聖職者の最高位「大聖官」にとの呼び声高い大魔導師。聖地を統べる者として自覚を持つよう言われるが、自由を愛するが故、聖教会を抜け出し放浪することをやめられずにいた。きっとこれが最後だろうと覚悟しながらも三度目の旅に出たリーブは、その道中で「精霊の回廊」と呼ばれる時空の歪みに巻き込まれ遠い南の島国シークにトリップしてしまう。飛ばされた先で出会ったのは、シークを統べる若く精悍な王バード。彼は星詠みに予言された運命の伴侶「白き宝珠」が現われるのを長年待っているといい、リーブがまさにその宝珠だと情熱的に求婚してきて――?南国を統べる覇王と大魔導師、運命に導かれた二人の異世界婚礼ファンタジー! 電子限定書き下ろしSSを収録!!