あらすじ
幕府覆滅を画策していた撫養知之丞が捕縛されて獄門に処されたことで、束の間の平和を取り戻したかに思えた江戸であったが、日暮里にある秀士館の湯瀬直之進の家に黒覆面をした男が突然現れ、直之進を亡き者にしようとするが……。人気シリーズ第三十五弾。
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Posted by ブクログ
ますます大活躍のこの気持ちの良い三人。
直之進の妻おきく、が黒塗りの籠の人物から睨められるように凝視された。そんなおり、朝早く刺客が襲う。
文武両道を目的とする学習の場所、秀士館。その敷地内のほこらからミイラが見つかり、その後他殺死体と思われる白骨肢体が出る。
その探索を三人がそれぞれ行ってみると。。。
今回は続く、、、出なく完結する35かん。
相変わらず愚直な直之進、大人な目をした佐之助、成長が著しいはつらつとした富士太郎。今回は発見された木乃伊にまつわる物語が展開していくが穏やかに読楽しめて、毎日寝る前のベッドで読み継いでいくにはちょどよかった。いつもだが富士太郎と珠吉の掛け合いがしつこく長すぎていささかうんざりしてしまう。言っていることは同じでいささか耳タコ。文字数を多くして小説を長く引っ張っているようにしか思えない。