あらすじ
三月前に読売屋「かわせみ屋」を継いだ養子の庄之助とは何者か。恐るべき遣い手で、湯瀬直之進でさえまったく歯が立たなかった。以前は雪谷鈴太郎という名の武士で、秀士館とも何らかの関係があったようだ。江戸市中で大店が強請られ、大金を奪われる事件が続いていた。不気味な動きを見せる庄之助一味との関わりは? その魂胆は? スリリングな展開が続く、書き下ろし人気シリーズ第41弾。
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Posted by ブクログ
前回からの続き、、、。
御家人など部屋住の次男三男などは、
常に金欠病だ。
そして江戸もその頃飢饉などで、他国からの流入が続き
無宿者が増えていた。
不景気で、疲弊した人々を自分らになぞらえて、
幕府転覆を図ったものがいた。
一人は獄死し、もう一人は八丈島から恩赦。
小さな不正はしないものの、
大義の上では、大店を強請ることも厭わずという。
そんな正之助ら。
行き詰まる攻防はまだ決着つかずの41巻。
八丈島で鯨を仕留めて生き抜いていた豪腕に対抗できるか?