あらすじ
呉服商船越屋岐助に呼び出され、湯島の料亭でその到着を待っていた湯瀬直之進に、岐助殺害の報がもたらされた。殺害現場に向かった直之進は、南町奉行所同心樺山富士太郎と遭遇し、手代の与野造が姿を消したことを知らされる。岐助の娘に依頼され、事の真相を探り始めた直之進だったが……。書き下ろし長編時代小説第二十七弾。
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Posted by ブクログ
評判の良い医師が殺された。
酒癖の悪い大工が焼け跡から見つかる。
大名の娘の花嫁衣装を4つの店が競い合って作っていた。
接点も違うように見える事件が絡み合う27巻。
登場人物達の生活感も、友情も色濃くでてる。
マンネリです。この巻の限らず主人公より佐之助に魅力を感じます。直之進愚直過ぎます。それは侍の時代では当然でしょうが。祝言の日ギリギリまで用心棒を引き受けるでしょうか?侍の時代なおさらのこと、有りえません。そのあたりも含め違和感を感じ過ぎることが多い。