【感想・ネタバレ】声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～（分冊版）鬼の棲家 【第5話】のレビュー

安武わたる

最下層遊郭に売られた少女が見る、この世の地獄!! 明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高級遊郭へ売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが……。 ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.11』に収録されています。重複購入にご注意ください。

[漫画大好き · ★★★★★]

美緒ちゃんはお兄さんが大好きなんですね。まだ11歳なのにお爺さんに体売るなんて酷いお兄さんですね。チヌさんがお兄さんを殴ってスカッとしました。

[お萩 · ★★★☆☆]

11歳の女の子が家の為に売られて、兄の為なら我慢できるかもしれないって客を取れる年齢でもないのに裏引きまでさせられてて胸が痛い。

[カラり · ★★★☆☆]

禿

禿の美緒のエピソード。
落ちぶれた名主の家を再興するために売られた美緒。
その金で大学へ行く予定だった兄が賭場で借金を作り、そのカタにまだ幼い美緒を売っていたという悲しい話。