あらすじ
GFハウスで宿敵・ピーターと再び対峙したエマ。しかし事態は予期せぬ方向へと進み、更に王都を起点に情勢は急変して!? 彼女を待つ運命は――!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー堂々完結!!
...続きを読む
脳がヒリつく脱獄サスペンス!少年ジャンプに現れた異色作かつ超良作!
舞台は明るく和やかな孤児院、勉強にお手伝いにと幸せな日々を過ごす少年少女……しかしこの孤児院にはあまりにも凄惨な秘密があったのです。里親に引き取られ孤児院を去ったはずの子供達は、実は「出荷」されていた……「異形のモノ」の、「食事」として……!
ここまでで既に「え!?」となってしまうインパクト。主人公達はこの秘密を知って脱出を計画する訳ですが、そこからの展開はもう目が離せません!それぞれ知恵、知識、運動神経の高い少年少女達が立ち回りますが、それ以上に異形のモノの手先である孤児院の院長ママは周到で抜け目なく強か。計画がバレないよう情報を集め、腹を探り合い、虎視眈々と脱出の機会を伺う緊張感はプリズンでブレイクな海外ドラマを思わせるクオリティです。
1話1話がハラハラしっ放し、続きが気になって仕方ない脱獄劇……もう全力でオススメです!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
最高の最終巻
エマ、、、
どこまでも家族を愛して努力し諦めなかった子。
鬼も人間も救った、奇跡の子。
確かに記憶を奪われるくらい安い、安すぎる条件かもしれない。
でもほんにんよりも、周りの仲間たちが一番つらい。
覚えていないことは悲しいことーーでもそれがどうした、またみんなで過ごす時間がある。エマがそれを作ってくれたのだから。
最後、ノーマンの言葉と涙に、号泣した………本当に最高の最終巻でした!
映画も楽しみです。
感動です
みんなで人間の世界に渡れてよかった。エマも。本当に感動です。色恋とかはないけれど、それ以上の深い愛情がありました。ソンジュとムジカも平和で良かったです♡
約束には納得できませんが、そういう運命でもお構いなしなところが家族の絆ですね。
感動の最終巻
ムジカが鬼の世界の王となり、ネバーランド=農園は廃止され、鬼も救われます。そして、約束通りに元食用児たちは人間世界へ。エマの約束の代償もついに明らかになります。最終回は涙なしには読めません。卓越した世界観とストーリー、無駄な引き伸ばしもなくテンポよく進む展開、渾身の作画。どれをとっても傑作と言えると思います。
読んでよかった
この作品は主人公達が裏切り、恐怖を知って、生死をかけた困難な状況なスタートでしたが、エマたちは良いキャラなので希望のあるところで終わってほしいと思っていました。ハッピーエンドが実現してよかったと思っています。
作品全体を通して、鬼達は食べた物の能力を得る。鬼達が食用人にしていたことを人間世界では人間がお互いにしている。最後はエマの記憶を捨てて、食用人を人間世界へ連れ出す。など面白い設定や状況があってよかったと思います。
あまり長く引っ張らず20巻で完結してくれて嬉しいです。
約束のネバーランド以外にも、進撃の巨人、食用人類などたくさんの漫画が、食べられる恐れのある状況に置かれた人間を中心に物語を描いていますが、良い意味で全て似ていて、違っていて、面白いと思います。
アニメから知って、原作を読み進めて、最後まで読めてよかったです。
エマたちの、工夫と力を積み重ねて、人と協力して、理想とする平和と豊さのために諦めずに前に進む姿はかっこいいと思います。
最高の終わり方ですね
とうとう、最終巻。これまでの苦労を終わらせる最高の終わり方ですね。それも、タダで何もかもが手に入れられるのでは無くて、ラートリーもママは死に、エマの過去の記憶も無くなってしまったけれど、それでも、未来が残りました。ママも死ぬ前に最後に子供たちに愛されている事を知って幸せに死んで行きました。きっと幸せだったでしょうね。鬼たちの世界も変わっているので、また、遠い将来の子孫が交流できる日があると面白いかも。
匿名
面白い
久しぶりに読み直しました!何回読んでもハラハラドキドキで本当に楽しい作品だし、エマ、レイやノーマン、鬼達、みんなそれぞれ守りたいものがあって、生きるために必死なだけで、それを全部汲み取って全部守ろうとするエマが大好きです!
買って後悔はしないと思います^_^
ありがとう
最後が……とても…………最高でした!!!
今までのことを振り返りながら、読んだらほんとにもうすごく泣けて、こんなに、こんなにがんばったのに、記憶がなくなって…。ノーマンたちはすごく悲しかったろうなって考えたら、もっと泣けてきちゃって………。
ほんとに最高の本だと思いました。
場面場面の迫力、臨場感、圧倒的な力の差でも絶望せず、ただひたすらに、希望へと向かっていく子供たちの努力、勇気、仲間を思う気持ち。これら全てに感動しました。私は一生忘れないと思います。
最後に作者さんに、
この本を書いてくれてほんとにありがとうございます!!!エマたちの前向きなその気持ちに、私はとても感動しました。最後は記憶を奪われてしまったけど、最後にエマをみんなで、笑顔で、歓迎している絵をみて、心に刺さるものがありました。本当に、本当に、ありがとうございました。今までで1番の最高の本でした!ありがとうございました!
おもろい
初めは頭脳戦で面白く、後半はそーゆーのもなくエマの正義感が非常に腹がっていました。しかし久々に読んでみると、完結しているので一気読みが出来、内容もしっかり入ってきてこんなに面白かったっけ?と思うような作品でした。そしてノーマンの頭脳戦は本当に凄く面白いポイントでした。
落ち着くべきところに落ち着いた
やはり素直なハッピーエンドとはならず条件付きのような形だったか。。。一方ですべてが綺麗に収まるのも不自然なので、ある意味では妥当な結末かもしれない。緻密なストーリーとエマ達の熱い心に引っ張られて1日で一気読みしてしまった。少し間をあけて読み返したいと思う。
2回泣きました!
ママの今までの思いと、最後のみんなとのやりとり、涙が止まりませんでした…。
そして、記憶が無くなったとしても、家族に変わりはない!ごほうびによって家族を奪われたけど、でも完全に断ち切ることはできない!感動の終わり方でした。
ラストまでハラハラ楽しい!
一巻からずっと面白かったですがついに完結!約束も締結されみんなで幸せだー!と思ったらまたひと展開あります、これがすごい。最終巻でまた盛り上がりをつくれるなんて。最後は少し切なくなりつつも前向きな終わり方で安心しました。
面白い!
終わってしまった。ママが死んでしまうのはなんとなく思ってたけど、ほんとに死んじゃって悲しい。イザベラの最後かっこよかったです。エマは優しいねそして、前に進む事だけを考えてる。凄いよ。自分はエマをそんなに好きになれないけどエマ大好き!って人は素直でいい人だと思います。
私達は笑っていたい、自由になりたい。
憎しみや恐怖からも、何からも囚われたくない。
自由になりたいから、許せないけど、許す。
そんなエマの「甘ったれの綺麗事」を受け入れられた者は新世界へ渡り、受け入れられなかった者は古い秩序とともに消え去った。
新しい価値観を受け入れるには勇気と柔軟性が要る。
エマ達なら「人間の世界」でも力強く生きてゆくことができる、と信じられるラストだった。
面白かったけど
ハッピーエンドで面白かったけど、全てを超越した謎の存在(神なの?)の解明も欲しかった。
昔の人なら普通に知っている存在なのか、当時から秘匿されていたものかなど。
全員は救われなくても謎の存在と約束が出来れば大抵のことはなんとかなりますよね…。
期待どおり
読んでいる人、それぞれに思い描いているラストがあると思いますが、少なくとも私自身が思い描いていたラストが読めて、とても良かった。
ただ一つだけ、ママのことは本当に残念です。
必要かなとも思い、また付け足しだよなとも思う。
とても面白かったのだけど
絶望的な開幕の世界観から知恵と忍耐力で細い可能性を伝って生き延びていく前半と、エマが理想として実現させたい世界の変革(全ての人間が鬼に食べられない世界)へと目的がシフトしていく中で、徐々にバトル描写が多くなり心の読み合いや騙し合いのような要素が無くなってきたのは前半部分が好きだった人には残念だったのではないでしょうか
逆に困難な問題が次々起こって、それをどう解決するのかという命題が与えられてそれを解決するためにエマたちが行動を起こすのだけど、前半の『何か一個間違ったら即ジ・エンド』という感じが無くなって、エマの諦めたくない!諦めないでやってみよう!的な説得に妹弟全員が『そうね!そうだな!』的な同意が入るのが早くてえらい素直な人たちに見えました(レイとかGPではぐれて以降は活躍が微妙になった気がする)
これはレウウィス大公に説得される鬼側もそうで、退化したくない為に嫌々人間を食べてた訳ではなくてめちゃめちゃお肉食べたくて執着してた割に素直すぎでは?と思わなくもなかったです(そもそもレウウィス大公って人狩り大好きのバトルマニアの鬼だったような?)
最終的には記憶を失ったエマをノーマンたちが『それでも一緒にいられることが嬉しい』と受け入れることでハッピーエンドとなるのですが、明確にエマだけ記憶喪失というペナルティ(ケジメと言ってましたが理想を求めたエマが罪悪感を持つ意味が分からない)を受けてるので、むしろ『妹弟みんなで※※に記憶を返してもらいに行こう!エマだけこのままにはしておかないよ、絶対諦めない、さあ行こう!エンド』の方が、様々な困難を乗り越えて強くなったGFのメンバー的にはしっくりくるんじゃないかと個人的には思いました
ただ20巻で大きく広げた風呂敷をキレイにたたんだことは素晴らしくて上記のいくつかモヤッとしたところを除けばとてもキレイにまとまった感動的なフィナーレだったと思います
作画も素晴らしく、コマを何回も戻って見直してしまうくらい精密な書き込みがされており、話を忘れたころにまた一から読み直してみようと思える良いマンガでした
惜しいと思う事がいっぱい出ましたが、それだけこの作品に没入して楽しく物語を追うことができたということだと思います
よいお話をありがとうございました