名称未設定さんのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
後半は無理が出てきたが…
石器時代に自然のモノを使って科学文明を再興していくというコンセプトはとても魅力的で、何か文明的なものが出来るたびに人類の偉大さを追体験している気持ちになれてとても楽しかった。
ただ後半石器時代に人力で作るには明らかに技術的にも時間的にも無理があるもの(大陸を横断する海底ケーブルや宇宙に飛び立てるレベルのロケットエンジンなど)も手掛けないといけなくなり、時間や距離(材料発掘場所)とそこからの移動時間が???となりがちだった気がする。(オーストラリアやバルセロナや日本でサクサク資材が届いたり)
作中で時間経過については数年かかっているというくらいでぼかしていたが、普通に考えるといくら知識が完ぺきな超人がいたとしても素材を集めて必要なものを順番に製作して石器時代ベースでは恐ろしく時間がかかるべれるだと思う
あとは序盤で作中人物も言っていたどんどん人間を起こしていけば「旧時代の権力者」たちが新世界の権力構造について何かしら手を打ってくるはずと言うような部分も特に触れられてなかったのは結局そのあたりがどうなったのか疑問が残る
助けてもらったから全員が心酔して一致団結して協力しましたとはならないと思うんだけどな…
地球規模の治安を獅子王司が腕力で解決するというのも変な話だしね
あとは人類に石化を施したラスボス「ホワイマン」は宇宙から来た機械生命体で人類と常識が違う存在で折り合えないので諦めて違う星に移住していきました。というのも、解決方法としてはそれしかないだろうとは思うけど、わざわざ月まで乗り込んだ割には驚きの展開もなくやや盛り上がらない結末だったかな…
結局ホワイマンが千空の声だったのはたまたま聴いた声をコピーしてただけで、人類を石化した理由も頭のいい個体が目が覚めるのを待つため?とかよくわからない理由だったし…
人間を石化させるというのも、『石化は死ななくてハッピーだからエサになる』という概念なのは良いとしても、石化した人間から抽出できる何かがホワイマンの動力源とかならまだわかるのですが、『頭のいい生き物を石化して自分たちのお世話をさせる』の意味が分かりません(石化したら人間は動けないことが理解できてない?)
とまあ、アラをつつけば色々あるのだけど、途中で読むのが辛くなることも無く最後まで一気に読めるくらいには楽しかったです -
ネタバレ 購入済み
最終巻の一点だけ
全編通してとても優しくて気持ちよくて読んでて心地よいマンガだったけど、最終巻の一波乱だけ急に猛男のメンタルがおかしくなったのが感情移入できなかったかな
彼女の事を思って自分が重荷にならないように別れるってそんな思考になる人間だったかな?
寂しい思いをさせて申し訳ない…はわかる、なんで気が付けなかった?もわかる
俺との約束で辛い思いをさせてしまって悲しくてツラい、もわかる
でもなんでそれで「俺がいなくなれば笑ってられるんじゃねえか」になるのかがわからん
あげくに「幸せにできないなら彼氏でいたくねえ」って、なんで急に自分の感情を優先しだしたの?
今まで自分の事を後回しにしてでも人のために行動してきたのにここで彼女のために走りださずに別れて解決しようと考えるのは不自然では?
結果、砂川君に殴られていつものメンタルに戻るんだけど、多分話の都合が無かったら電話の時点でスペインまで走り始めてるんじゃないかな。猛男はそういう行動力があって自分より他人のために行動できる人間なんだってここまでずっとしつこいくらい繰り返してきたじゃない?西城さんの時も全力で走って思いを伝えに行ったでしょう
そういうことも含めてそこだけ違和感が出たけど、その後のリカバーはさすがの動きで最高でした。
全体としては大満足です -
ネタバレ 購入済み
とても面白かったのだけど
絶望的な開幕の世界観から知恵と忍耐力で細い可能性を伝って生き延びていく前半と、エマが理想として実現させたい世界の変革(全ての人間が鬼に食べられない世界)へと目的がシフトしていく中で、徐々にバトル描写が多くなり心の読み合いや騙し合いのような要素が無くなってきたのは前半部分が好きだった人には残念だったのではないでしょうか
逆に困難な問題が次々起こって、それをどう解決するのかという命題が与えられてそれを解決するためにエマたちが行動を起こすのだけど、前半の『何か一個間違ったら即ジ・エンド』という感じが無くなって、エマの諦めたくない!諦めないでやってみよう!的な説得に妹弟全員が『そうね!そうだな!』的な同意が入るのが早くてえらい素直な人たちに見えました(レイとかGPではぐれて以降は活躍が微妙になった気がする)
これはレウウィス大公に説得される鬼側もそうで、退化したくない為に嫌々人間を食べてた訳ではなくてめちゃめちゃお肉食べたくて執着してた割に素直すぎでは?と思わなくもなかったです(そもそもレウウィス大公って人狩り大好きのバトルマニアの鬼だったような?)
最終的には記憶を失ったエマをノーマンたちが『それでも一緒にいられることが嬉しい』と受け入れることでハッピーエンドとなるのですが、明確にエマだけ記憶喪失というペナルティ(ケジメと言ってましたが理想を求めたエマが罪悪感を持つ意味が分からない)を受けてるので、むしろ『妹弟みんなで※※に記憶を返してもらいに行こう!エマだけこのままにはしておかないよ、絶対諦めない、さあ行こう!エンド』の方が、様々な困難を乗り越えて強くなったGFのメンバー的にはしっくりくるんじゃないかと個人的には思いました
ただ20巻で大きく広げた風呂敷をキレイにたたんだことは素晴らしくて上記のいくつかモヤッとしたところを除けばとてもキレイにまとまった感動的なフィナーレだったと思います
作画も素晴らしく、コマを何回も戻って見直してしまうくらい精密な書き込みがされており、話を忘れたころにまた一から読み直してみようと思える良いマンガでした
惜しいと思う事がいっぱい出ましたが、それだけこの作品に没入して楽しく物語を追うことができたということだと思います
よいお話をありがとうございました -
購入済み
全てが茶番なのを忘れて感動する
滅亡に瀕している聖王国に慈悲深い魔導王陛下が単身で乗り込んで民を助けるという、感動的なお話だけど実は虐げるほうも助けるほうも同じ人間という大いなる茶番で進行する13巻
大きく分けてアインズ様と従者であるバラハの視点で物語が進行するが、アインズ視点で苦し紛れにやっていることが誤解に誤解を生み恐ろしいほど好意的に解釈されていく
バラハ視点で物語を見ていくとなんて魔導王陛下は慈悲深いのだろうと感動できるのが楽しい
オーバーロード全体として圧倒的な戦闘力の差に絶望する人間を眺めることとアインズと周囲の誤解による温度差を楽しむという要素があると思うのだけど、その部分がどちらもとてもよく出ていて面白かったと思う
個人的にはルーン武器の宣伝の下りだけ、どう頑張っても全く上手くいかない時のナザリック関係者全員から見える目に見えないガッカリ感がとても好き
バラハ嬢は今後も出てくるといいなと思う良キャラだったと思った
エンリに負けず劣らずの生存フラグ踏み抜き人間でした -
オーバーロード11 山小人の工匠
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購入済み
ネタバレ 購入済み新キャラ続出で今後が心配になる
毎巻、気持ちいい異世界チート無双感と、悪?の組織の拡大の為に奮闘するポン骨主人公と周りの偶発的な過大評価とのギャップを楽しめるオーバーロードの11冊目
今回はアインズ様とアウラとシャルティアがメインでドワーフの国に行くことになるので、従来のキャラはあまり出ず新キャラがたくさん出ます
序盤はそのあたりの新しい状況への説明が多くてさほど楽しくはないのだけど、後半に入ってナザリック支配フェーズに入るといつもの圧倒的な暴力と見かけによらない理性的な外交姿勢でいろんなものを手中に収めていくところはとても楽しいですね
今回もドワーフやドラゴンに良いキャラがたくさん出ましたが、今後の展開でちゃんと活躍してくれるのか心配になるくらいオーバーロード全体のキャラが増えているので、今回のリザードマンたちのように時々以前の巻で登場したキャラたちが今どうしているのかを知る機会があると楽しいなと思います
物語が伏線などにより大きく展開していく一方で全く収束する気配が無いので、作品全体どこまで続くのかがちょっと気になります
無事に完結しますように -
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購入済み
絵は微妙…
友人におすすめされて購入
ストーリーとしては各国の王様が素晴らしさでランキングされる世界で、言葉をしゃべれず頭もよくない腕っぷしもない落ちこぼれだけど優しい王子が権力争いのせいで大変な目にあうが、数少ない友人に助けられ少しずつ何者かに成長していく…というようなお話
お話のあらすじとしては面白そうだけど、絵に緊張感が無いのでマンガとしてはいまいち感動するようなことはなかったかな
たくさんの国の王様がランキングされるというシステムやカゲという何だかわからない生物が普通に存在してる世界観なんかはこれからの伏線として気になるのでそこら辺を上手く使って話が広がっていくなら面白くなりそう
でも面白いなら面白いほど原作と作画を分けて作ったほうがいい作品になるような気がする…