試合に出ること。
それを当たり前のことのように描いているスポーツマンガは、やはりフィクションだと感じてしまう。
『ダイヤのA』は野球エリートを集めた強豪校を舞台にした高校野球マンガである。甲子園に出ることはとても難しいことだが、甲子園を目指すチームで試合に出ることは、同じくらいに難しいことだ。甲子園のアルプススタンドで声を張る3年生が美しいのは、彼らの中にはチームの誰よりも練習をして、それでもベンチの18人に入れなかった男がいるからである。
試合に出られない悔しさが高校球児を大人にするし、レギュラーを奪うための努力が青年を男にする。そんなことを、このマンガは教えてくれる。そして「そこ」を描くことが、プロ野球ではなく高校野球を描く意味なのだと、私は思う。(書店員・アンコウ)
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Posted by ブクログ 2012年08月19日
この巻では試合は終わりません。
今後の降谷の状況の伏線も貼ってありますね。
前巻では、御幸とゾノの意見の食い違いでの口論がありましたが、試合の最中は、意識してはいますがそれが却ってイイ感じに作用しています。
いやぁ~、しかし。
御幸はすごいねぇ。
Posted by ブクログ 2024年03月23日
感想
鵜久森高校の物語を見た感じ。
あらすじ
初回から降谷は、御幸の指示を無視して、梅宮に3ランを浴びる。しかし、御幸のバットでの活躍と守備で8-3と試合をひっくり返す。鵜久森マネージャーの作戦がハマり、8回に降谷から4連打をして反撃の狼煙をあげる。
Posted by ブクログ 2012年08月21日
ライバルである稲実を降した鵜久森との一戦。なんかこのところ間延びしている気がする。面白いんだけど。あといつも精神的な弱さから追い込まれるよね、青道。ちょっとワンパターンかなぁ。
Posted by ブクログ 2012年08月26日
表情の梅ちゃんに度肝を抜かされました、前巻が鳴ちゃんだからって…他校でエースだからって…雷市とか真田もいるじゃん!て正直唇を噛みしめました。
鵜久森との接戦。前園さんの真剣表情が、般若みたいでまいりました。
御幸はやっぱりエースでキャプテンの器なんだなぁと実感しました。
試合を観にきていた稲実の福ち...続きを読むゃんと樹の姿に、稲実監督の優しさが滲んでました。鳴ちゃんに行かせたら違う意味でへこんじゃうだろうから、あえて要の樹とチームのお母さん役である福ちゃんを行かせたんだろうな…と。
次巻でいよいよ鵜久森戦も決着がつきそうで、次巻こそ栄純の活躍が読めるといいな。