試合に出ること。
それを当たり前のことのように描いているスポーツマンガは、やはりフィクションだと感じてしまう。
『ダイヤのA』は野球エリートを集めた強豪校を舞台にした高校野球マンガである。甲子園に出ることはとても難しいことだが、甲子園を目指すチームで試合に出ることは、同じくらいに難しいことだ。甲子園のアルプススタンドで声を張る3年生が美しいのは、彼らの中にはチームの誰よりも練習をして、それでもベンチの18人に入れなかった男がいるからである。
試合に出られない悔しさが高校球児を大人にするし、レギュラーを奪うための努力が青年を男にする。そんなことを、このマンガは教えてくれる。そして「そこ」を描くことが、プロ野球ではなく高校野球を描く意味なのだと、私は思う。(書店員・アンコウ)
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明確に目標が出来ましたね
秋大優勝。そして片岡監督を残留させること。
そして本戦トーナメントの組み合わせが地獄すぎるw
Posted by ブクログ 2016年01月08日
引退しても、きっちり強い先輩たち。かっこいい。プレイで、声で、後輩たちを引っ張っているんだ。そして、こんなにも信頼される片岡監督が羨ましい。優しいなんて思われなくていい。嫌われたって、恨まれたっていい。それでもちゃんと一人一人見て、的確に声を掛けられる。一朝一夕では、こんな信頼関係は築けないだろうか...続きを読むら、大人側も努力が必要なんだろう。こんなチーム作りしたいな。「練習は嘘をつかない」も良い言葉。
Posted by ブクログ 2011年10月09日
3年生との引退試合。
3年生の思いに成長する現役。
ここにきてようやく話が進んだ気がする。
各選手の課題がまた1歩前に進み、秋大へ。
沢村とクリス先輩のマッチアップがよかったなぁ。
沢村の成長の影にはいつもクリス先輩がいた。その思いを胸にってゆうのがね。
ここから!ってかんじですね。
Posted by ブクログ 2024年03月09日
感想
落合コーチの下工作が始まった。秋は降谷と心中することを勧めたが、片岡は拒否。古臭い感じもするが、選手を信じているのが分かる。
あらすじ
三年生との引退試合で、御幸も吹っ切れて試合を楽しむようにナインに伝える。沢村もクリスとの対決でアウトコース攻めの感覚を掴む。落合コーチが片岡監督にとって代わ...続きを読むろうとしていた。
Posted by ブクログ 2011年08月18日
3年生の引退試合です。
夏の大会が終わった後、何となく停滞していたお話がこの巻でぐっと前に進んだ気がします。
何せ御幸が成長しました。彼が主将として貫禄を見せ始めました!
今までも頼れる選手でしたが御幸がようやく主将の自覚を持ち、チームの為に前進を
始めたように思います。
そしてクリス先輩…!! 思...続きを読むえばクリス先輩のお話が好きで読み始めた所があるダイヤのエース。
泣かされましたよ…。作者も書いてらっしゃいましたがこっちだって3年生大好きです!
でもこれからのチームの活躍がとても楽しみです。