試合に出ること。
それを当たり前のことのように描いているスポーツマンガは、やはりフィクションだと感じてしまう。
『ダイヤのＡ』は野球エリートを集めた強豪校を舞台にした高校野球マンガである。甲子園に出ることはとても難しいことだが、甲子園を目指すチームで試合に出ることは、同じくらいに難しいことだ。甲子園のアルプススタンドで声を張る3年生が美しいのは、彼らの中にはチームの誰よりも練習をして、それでもベンチの18人に入れなかった男がいるからである。
試合に出られない悔しさが高校球児を大人にするし、レギュラーを奪うための努力が青年を男にする。そんなことを、このマンガは教えてくれる。そして「そこ」を描くことが、プロ野球ではなく高校野球を描く意味なのだと、私は思う。（書店員・アンコウ）
感情タグBEST3
野球を題材にした漫画として、王道を行く作品。
チームの中にライバルがいて、相手チームにもライバルがいて……
3年生編まで是非続けて欲しいところ。
鬼の冬合宿を経て、各自つかの間の骨休め。
それぞれの家庭環境がサラッと垣間見られます。
卒業式では、稲城実業、薬師、市大三高、青道高校の制服が描かれており、野球のユニフォームと違い新鮮でした。
Posted by ブクログ 2016年02月04日
最後の一冊は心がポカポカするような、このメンバーでのこの瞬間をゆっくり味わうようなストーリーだった。夢の舞台、どうだった？青道のメンツにいま聞きたい。
甲子園出場が目標だったといえ、出場が決まってからのドラマが発散してしまって、少し残念。第一部として区切ったのは、悩みがあまりに深かったからか？
Posted by ブクログ 2020年09月04日
中学全国大会を目標としていた沢村栄純。
最後の大会は自らの暴投で敗退してしまう。
仲間とともに高校でリベンジを誓うなか、名門、青道高校野球部からスカウトが来る。
見学に訪れた沢村は、いきなりエリート校の洗礼を受けることに！
沢村の高校や空への情熱を目覚めさせる。
３年生が卒業し、47巻で第１部が完...続きを読む結。
Act2へ続く。
Posted by ブクログ 2015年08月18日
第一部完、なのか～
そういえば栄純が入学してまだ一年しかたってないのね…感慨深い…。ダイヤのAは私にとっては栄純とクリス先輩の辺りからのめり込んだのでそこから伊佐敷先輩とかの3年生が大好きになり、そしてあの夏予選があって…。という訳で確かに自分も3年生離れが出来ないまま読み進めてきたような気がします...続きを読む。これからは栄純が二年生。チームの主力となり活躍する様が見られるのか。これからも楽しみです！とても熱い漫画で大好きですよ、本当に。
それにしても若菜ちゃんだっけ？も苦労するだろうな…これから(笑)
