【感想・ネタバレ】京都寺町三条のホームズ : 3 浮世に秘めた想いのレビュー

あらすじ

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。真城葵は、今日も店長の孫で“いけず”な京男子、家頭清貴とともに寺町三条商店街の骨董品店『蔵』で働いていた。ある日、人気歌舞伎役者・市片喜助が『蔵』を訪れる。南座での『顔見世』が迫る中、“襲名を辞退しろ”という脅迫状が届いたという。翌日、清貴と葵が見ている舞台の上で、喜助は大怪我をする――京都のクリスマスとお正月を描く、大ヒットキャラミス第3弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はたくさんの恋愛譚と浮世絵回だった!!

序章『忍ぶ想い』
店長こと清貴の父へ常連上田さんが持ち込んだ掛け軸。その掛け軸の真意は父のお見合いを応援するものだった。しかし店長は葵と2人になると、愛しい亡き妻を忘れらず、見合いは断るという本心を伝えてくれた。そんな美しい恋のはお話に胸が温かくなった…
そして「蔵」にオーナーが『しのぶれど、色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで』の書を飾ってしまうほど葵に対する恋心が隠せず、どぎまぎする清貴の姿が愛おしかった。

第一章『歌舞伎美人の恋慕』
顔見世に行くことになった清貴と葵。そこで顔見世では市片喜助の襲名した歌舞伎役者が舞台中事故に巻き込まれてしまう。しかし清貴は喜助が予め事故に遭うのを危惧していた。なぜなら喜助が清貴の元に脅迫状の件で相談に来たからだ。喜助は女性関係が派手で、最近婚約発表もしたばかりだった。一体誰が彼にこんなことをしたのかー。

第二章『聖夜の涙とアリバイ崩し』
京都のオシャれな通り北山通で、上田さんの親店で客寄せパンダとして4日間働くことになった清貴。その頃葵も試験勉強も教えてくれ、家族からも彼にお礼がしたいということで清貴を家に招待することに…
そして葵の家を後にした後2人は上田の新店に向かうと、そこには清貴の元カノ和泉の姿が…。実は和泉は婚約を破棄し、新しい相手のお見合いをしまた婚約したそうだが、その彼に別の女の影があり悩んでいた。果たして清貴は和泉の悩みを解決できるのか。そして二章の最後に登場したクリスマスの教会シーンは美しかったなぁ。

第三章『祇園に響く鐘の音は』
オーナー邸で大晦日パーティーをすることになった一同。清貴と葵は蔵からパーティーに向かう前に京極八社寺巡りをすることに…そして秋人も偶然合流しオーナー邸に向かう。パーティーでは柳原先生に嫉妬したオーナーが清貴に考案させた「宝探しゲーム」をすることに…そこで思わぬかたちで円生に遭遇する一同。果たして皆は穏やかに年越しを迎えることができるのかー。ここでも最後に登場した哲学の道から八坂神社にかけてのお散歩ルートが幻想的でキレイだったなぁ。

本作を通して、清貴が葵に想いを募らせているのがひしひしと伝わってきた…2人の恋が2人の願ったかたちで成就しますように…

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2025年04月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歌舞伎も見に行きたいし京都で年越ししてみたい。
ホームズの「東京に首都を譲った」発言が、実際に思っているかは別として説として興味深い。

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に引き続き、面白かったです。

もうずっと何年も京都行きたくて、でも「まぁそのうち行けるよね」と先送りにしていたら、コロナで行けなくなってしまい…止められると余計に行きたくなるので、ヤキモキする気持ちを本で観光してます( そして余計に行きたくなってモヤモヤ )

思った以上に秋人さんが登場してて笑いました。この先も出てきて、もっともっと清貴さんと仲良しになるのでしょうね。もう冬だし、季節の巡りは早い…✩.*˚

今作はなんとなく愛憎ものが多かった気がします。清貴さんが円生の扇子を捨てられずに持っていたのも一種の愛憎だなっと。

色々な専門的なものも難しいものも出てきますが、作中でしっかり説明があるので悩まずにサクサク読めます。清貴さんみたいな物知りさんが近くにいるといいなぁと呑気に思いました。

歳上のいけずな京男子…良きです…。しかも武闘派なのもかっこよくて、そりゃ好きになるよね〜。恋愛が進んでいるような進んでいないような…この感じ好きなので、もうしばらく焦れったくいて欲しいです。

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2022年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公葵の想い人ホームズはかなり露骨に葵への気持ちを伝えるのだが「こんな素敵な人が自分を好きな訳が無い」と脳内には強固なフィルターがかかっているため漫画のように「鈍感に」二人の関係は固定されるな

今度の話には浮世絵・写楽肉筆画の話です
平成26年、ギリシャコルフ島で発見された肉筆扇面画、見ていないのですがMHKではドキュメンタリー番組も放送された
国際学術調査団が真筆と鑑定し江戸東京博物館でも展覧会が行われた

日本中に謎の絵師として梅原猛先生まで著作をだしていた、最初の出会いは髙橋克彦先生の写楽殺人事件であったが、多くの別人説が飛び交い懐かしい思い出である
結局は写楽は写楽と墓誌から明確になり少しガッカリ
※阿波の能役者(身分は武士)として副業が出来ない彼を、令和の時代なら救えるのに(働き方の問題)

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2021年01月10日

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