【感想・ネタバレ】公事宿事件書留帳十八 奇妙な賽銭のレビュー

あらすじ

博打の賽の目を読む天稟に恵まれた街道人足の多吉は、妻のお里から賭場への出入りをきつく諫められていた。だが、愛妻の死を契機に賭場へ通いつめ、ならず者に睨まれるほどの荒稼ぎを始める。そんな父の身を案ずる独り息子の蓑助に、多吉は「思うてるだけの金を貯めたら博打は止める」と話していたのだが……。傑作人情譚、シリーズ第十八集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

公事宿事件書留帳シリーズ18巻。かたりの絵図・暗がりの糸・奇妙な賽銭・まんまんちゃんあん・虹の末期・転生の餅・6話。表題作『奇妙な賽銭』最近、夜毎どこかの貧乏長屋に銭が投げ込まれるという事件が京の町で起きていた。東町奉行所同心が夜見廻りをしていると、犬に吼えられている笠を被った小男を助けた。懐に大金を抱えていたが、外出していた理由を聞くだけで家に送ったが見張りをしていると…。『まんまんちゃんあん』島流しになった過去がある男に付きまとう、西町奉行所の同心を懲らしめる菊太郎。読んでスッキリする話だった。

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2014年02月17日

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