【感想・ネタバレ】公事宿事件書留帳七 にたり地蔵のレビュー

あらすじ

「地蔵さまがわしに笑いかけはったんどす。そしてすくっと立ち上がり、どっかへいってしまはりました」笑う地蔵が目撃され姿を消す。続けて地蔵の身代金要求の脅迫状が町年寄の元に。菊太郎は金の受け渡し場所へ出向くことになったのだが……。笑う地蔵の正体は?真犯人の目的は? 公事宿の居候・菊太郎が怪事件を解決する、シリーズ第七作。

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Posted by ブクログ

公事宿事件書留帳第七段。
笑う地蔵が歩いてどこかに行った。続けて地蔵の身代金要求がきた事件。面白い事件に、解決方法もまた味があるのが、この小説の良いところ
丁場にすわる下代の吉左衛門が手代見習いの佐之助に弘法大師の一説を説き聞かせる場面がある。当時は、こないにして、今よりも、いろいろな事を聞いて信心していたのかと、関心させられ、同時に現代はどうなのかと、考えさせられる。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

公事宿事件書留帳シリーズ7弾。表題作「にたり地蔵」含むほとんどが架空の話でない。あとがきを読んで、なるほどと思いました。① 闇の掟 ② 木戸の椿 ③ 拷問蔵 ④ 奈落のみず ⑤ 背中の髑髏 ⑥ ひとでなし ⑦ にたり地蔵 ⑧ 恵比寿町火事 ⑨悪い棺 ⑩ 釈迦の女 ⑪ 無頼の絵師 ⑫ 比丘尼茶碗 ⑬ 雨女 ⑭ 世間の辻 ⑮ 女衒の供養 ⑯ 千本雨傘 ⑰ 遠い椿 ⑱ 奇妙な賽銭 ⑲ 血は欲の色

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2013年01月30日

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