【感想・ネタバレ】公事宿事件書留帳二十二 冤罪凶状のレビュー

あらすじ

突如現れた正体不明の五人組の暴漢を自慢の剣技で一蹴した菊太郎。その傍から、一味は公事宿「鯉屋」が密かに再調査を始めた強盗殺人事件に関わる者ではないかと思い至る。すでに下手人とされた男は打首になり、落着したはずの事件の裏には、いったい何が隠されているのか? 表題作ほか全六編を収録。人気シリーズ、ここに堂々完結!

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Posted by ブクログ

公事宿事件書留帳シリーズ第22作、シリーズ完結。
『隠居そば』紙問屋を営む丁字屋の隠居宗兵衛が、積荷人足をしている3人組に誘拐される。もはや死ぬことは怖くないし、跡取りの息子にも誘拐されても身代金など一切出さずに商売をきちんと守っていくように話をしてあるといい、誘拐してきた3人組は途方に暮れる。
人ではないと見た宗兵衛は、3人組と蕎麦屋を始める算段をし、3人組を更生するように導いていく。
人間は変わるものだ、という話が完結篇にくるのは、非常に澤田先生らしく、素晴らしい。

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2024年08月16日

Posted by ブクログ

名古屋で仕事をしていた時、久しぶりに8時上がりできて疲れたなぁって思って書店に入ったらあった本。ずっと読んでとうとう終ってしまった。最後はなんかスッキリしない終わり方だったけど、京弁が心地よかった。

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2018年12月31日

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