【感想・ネタバレ】公事宿事件書留帳六 ひとでなしのレビュー

あらすじ

実直と評判の男・新兵衛が奉公先の息子を人質に御堂に立て籠った。同心組頭の弟・銕蔵に頼まれ下手人の説得にあたることになった菊太郎は新兵衛が犯罪に及んだ意外な目的を知り、一計を案じる。江戸時代のリストラ問題を描く表題作ほか、公事宿(訴訟人専用旅籠)で起きる事件の数々を居候・田村菊太郎が解決していく時代小説シリーズ第六作。

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Posted by ブクログ

公事宿事件書留帳第6段。
わしらなんで生きてるねんやろうなあ。自らのこれまでの生き様を思う老人。死ぬ度胸がないさかい、さほど悪いこともようせんかったけどなあ。
因果応報、もしかして前世でよほど善行をつんできたんだろう。
澤田さんの人情噺は非常に奥深く、味わい深い。

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2024年05月01日

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