感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2018年11月22日
もう何回目でしょう
木枯らしの便りが届く頃になると
澤田ふじ子さんを
読みたくなります
何年か前に
読んだはずなのですが
ほとんど忘れてしまっているので
なぜか ものすごく新鮮に
感じてしまうのです
理不尽に虐げられた
市井の人が救われていく
その一つ一つの物語を読むたびに
気持ちの中に心地よ...続きを読むい風が
吹き抜けていくようです
Posted by ブクログ 2013年04月17日
京都のお侍、というちょっと変わった設定のお話。
京都の町奉行同心の長男でありながら本妻の子である弟に気を使い、放蕩のふりをして家を飛び出した菊太郎は、公事宿(訴訟人専用旅篭)鯉屋に居候して、鯉屋に持ち込まれる事件を解決していく。
時に法を超えた手段も取る、なかなか決断力のある菊太郎だが、弱いもの...続きを読むに優しく、魅力的なヒーローである。
お侍がやんわりと関西弁なのもなかなか良い。
シリーズになっているので、続けて読んでみたくなった逸品。
Posted by ブクログ 2011年09月17日
京都を舞台にした公事宿に持ち込まれる事件帖シリーズ。勧善懲悪というよりは、しみじみ、ほろ苦い後味が読んでいてクセになる。捕り物より人情を味わいたい方にお勧め。
Posted by ブクログ 2013年12月16日
公事宿事件書留帳1
時代小説で京都が舞台、全く馴染みが無いわけでないので面白いと思いました。梅雨の蛍は読み始めて、あれ!?この編、前に読んだ!
どこか雑誌の短編に出ていたのか?
Posted by ブクログ 2024年04月04日
公事宿事件書留帳シリーズ第1弾。
公事宿鯉屋に居候する田村菊太郎の事件簿。澤田先生馴染みの京都の町を舞台にして、四季折々の風情が織り込まれた人情味あふれる時代劇シリーズの傑作。
Posted by ブクログ 2013年09月22日
京都の公事宿が舞台とは、ユニークな設定の時代小説。
本妻の子の弟に家督を譲るため、無頼の振りをして家を出て旅をし、戻ってきたら、公事宿の居候となり、弟を助け事件を解決する。ちょっと、安易な物語のすすめ方の感がするが、いかが。
二巻目以降、人情捕物帖として読むぶんには、違和感がないか。
Posted by ブクログ 2012年11月13日
主な時代ものが江戸を舞台にしている中、京都の公事宿鯉屋、居候菊太郎を主人公にした公事宿事件書留帳シリーズ第一巻。
登場人物の会話は関西人にはあまり抵抗がないものの、江戸を舞台にした話に慣れている読者には少ししつこさやまどろしいと違和感があるかもしれない。しかし公事宿に舞い込む問題は現代にも通じ、同時...続きを読むに今はない人情は惹きつけられる。二巻目は違和感を面白さが上回ると期待。
Posted by ブクログ 2012年08月28日
京弁?が柔らかくてここちよい。
この時代の京都が舞台の話は「はやぶさご用旅」くらいなものしか読んでないので、すべてが新鮮で面白い。
こんな仕事があったということも。
菊次郎と実家の関係がイマイチあるのかなあ、とも思うけど、この距離感が話を進めていく上でよいのかな。
お信さんも出てきたし、続きが楽し...続きを読むみ。