あらすじ 古手問屋の隠居・九郎右衛門は愛妻・お民を亡くした悲しみを趣味の骨董蒐集で癒す日々。それでもお民を偲ぶ気持ちは日増しに募り、ついには墓前で出くわした鴉を彼女の生まれ変わりと信じるまでになっていた。そんなある日、妻の遺品を整理していた九郎右衛門はある異変に気付く……。表題作ほか全六編。人気時代小説シリーズ、堂々の第二十集。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #タメになる #切ない #エモい すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 公事宿事件書留帳シリーズ第20作。 『木端の神様』 京都の吉田神社近くにある吉田村にある樹齢400〜500年の樅の木を村の難儀を解決するために売り払ったというお話。彦七は、村人が御神木と崇めていたその御神木の木端で神仏を作り、御神木で隠居屋敷を建てた小間物問屋の十四屋の大旦那四郎左衛門に木端の大黒天...続きを読むを届ける事にする。 御神木で隠居屋敷を作るという不埒な事をしたとして四郎左衛門は悔いており、村人に善行を行うようになるという。 京都の情景が手に取るように浮かんでくる文章。素朴な人々の心情。人は変われるという事など、読んでいて心地よい。 0 2024年08月15日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 1巻へ 前巻へ 次巻へ 最新刊へ 公事宿事件書留帳二十 鴉浄土の作品詳細に戻る シリーズ作品レビュー 公事宿事件書留帳一 闇の掟 公事宿事件書留帳二 木戸の椿 公事宿事件書留帳三 拷問蔵 公事宿事件書留帳四 奈落の水 公事宿事件書留帳五 背中の髑髏 公事宿事件書留帳六 ひとでなし 公事宿事件書留帳七 にたり地蔵 公事宿事件書留帳八 恵比寿町火事 公事宿事件書留帳九 悪い棺 公事宿事件書留帳十 釈迦の女 公事宿事件書留帳十一 無頼の絵師 公事宿事件書留帳十二 比丘尼茶碗 公事宿事件書留帳十三 雨女 公事宿事件書留帳十五 女衒の供養 公事宿事件書留帳十六 千本雨傘 公事宿事件書留帳十七 遠い椿 公事宿事件書留帳十八 奇妙な賽銭 公事宿事件書留帳十九 血は欲の色 公事宿事件書留帳二十 鴉浄土 公事宿事件書留帳二十一 虹の見えた日 公事宿事件書留帳二十二 冤罪凶状 続きを見る 「歴史・時代」ランキング 「歴史・時代」ランキングの一覧へ