読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
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プランタン商会の皆と、家族と、気を張らずに会える機会がとうとうなくなってしまって、またローゼマインは新しい道を探していくのかな。後半のお茶会の話とかはなかなか面白かったです。本友達になれそうな人を見つけて、ローゼマインが興奮してしまう気持ちよくわかるわー。いい関係を築けていくといいなあと思った。
匿名
下町との惜別
隠し部屋でのルッツとの別れ。泣きました。二人の約束。立場は違っても、ずっと二人で夢を追って行く。仕方がないけど、お互いのこと思うと悲しかったです。
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城や神殿に忙しく駆け回るローゼマイン。
貴族院に戻ったら戻ったで、社交が始まる。
全領地を招いたお茶会で一悶着あったが、本好きのお友達もできる。
一年生で最優秀を取ったローゼマインをフェルディナンドが褒めた時には驚いた。
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下町との別れというか、離れなければいけないシーンはわかっていても切ないですね…ギルとルッツの友情が熱かったです。トゥーリはよっぽど強くてかっこいい。みんな大好き女装ユストクスには笑ってしまいました。フェルディナンドさまが意外にも、というかけっこうローゼマインのことを気にかけていて笑顔になりました。
Posted by ブクログ
この巻もとても面白かった。
ユストクスがもう最高‼️良いキャラクターだと思う。
だだの情報好きではなく、ちゃんと仕事が出来るのがいい。
ローゼマインが各領主から注目される中、神殿に文官見習いが出入りするようになり、ローゼマインとヴィルフリートの婚約が決まって、下町や商会との関わりも変わっていくあたりは切ないけれど、それぞれが自分の夢を追うことで繋がっていけるだろうと思うので、見守りたい。
だんだん内容が濃くなってきて、ページをめくる手が止まらなくなってきた。
次も期待。
Posted by ブクログ
アンゲリカが美しくて愛おしい…笑
今まで細くても繋がっていた下町とのつながりが消えかかろうとしている。身分を違えたローゼマインとルッツたちの決心と約束にとても心打たれました。
10才になって。
婚約も決まり隠し部屋での下町の人々との交流も絶たれるという大きな変化が。
ルッツとの契約も解除されてるから不安定になりつつも前に進もうとするマインとルッツ。
おおすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
ローゼマインは想像の斜め上を行くため、領主が期待した方向ではないが自領の評価を物凄いスピードと量で変化を与える、ナリは小さい(7~8歳程度)が考え無しに影響のデカイ事をやってしまうのでブレーキになるか最終兵器ユストクスが投入される
ナリは小さいが公称10歳の姫様なので婚約もしました・・・周囲の領主から狙われ始めたからね、でもそのせいで平民の家と距離が開き、心の安定剤ルッツとの秘密の部屋が使えなくなる・・・下町エピソードは泣けた
Posted by ブクログ
この巻は胸が締め付けられる、ローゼマインにとってはつらいことが多い巻だったような気がします。
プロローグはギル視点で、フランもザームも主であるローゼマインより元の主人である神官長の言葉を重視していてローゼマインの心配をあまりしていないことへの不満が描かれました。ローゼマインを心配するあまり視野が狭くなっていることをデリアに諭されます。デリアの成長とギルのまっすぐな思いに胸が熱くなりました。
そして貴族院で広げたローゼマインによる流行物の影響でエーレンフェストが注目され、ローゼマインに縁談が持ち込まれることを懸念したアウブはヴイルフリートとの婚約を決めます。神殿にローゼマインの側近達も出入りするようになり、婚約も決まったことからルッツ達の隠し部屋の出入りが最後になりました。ローゼマインが甘えられる唯一の場所がなくなってしまうのです。
これからローゼマインは大丈夫なのか心配になります。
Posted by ブクログ
表紙にトゥーリが描かれていることが、この巻の内容を物語っていて泣けてきます。
家族を下町を守るために貴族社会に身を置くことを選んだマインが唯一下町時代のマインに戻れる場であった、隠し部屋での会合が終わりとなってしまいました。2年も寝る羽目になったユレーヴェの期間が本当に悔やまれます。襲った者たちには相応の報いを受けてもらわなければ。
でも、悲しい別ればかりではありません。貴族院でハンネローレという本好き仲間と出会うことができましたので、本に埋もれる生活を目指して、ローゼマインには、これからも突き進んでくれることでしょう。これからの活躍にも期待しましょう。
Posted by ブクログ
今のローゼマインの活躍も楽しみなのですが、昔のマインとルッツの姿を振り返ると、ひどく懐かしい思いがします。
家族との繋がりはとても貴重なものなのでしょうが、「男の子」だった自分からすると、鮮やかなのは一緒にバカをやった仲間たちとの記憶ですね。
美麗で凝ったイラストは、毎回じっくりと眺めてしまいます。(本文は勿論ですが)
連続の刊行は嬉しいですね。「神に感謝を!」