【感想・ネタバレ】【小説15巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員III」のレビュー

あらすじ

2026年春から読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
土曜夕方5時30分枠にてTVアニメ放送開始!(※一部地域を除く)
TOKYO MXでも放送決定!(※放送時間は未定)

2025年7月から読売テレビ、TOKYO MXにてTVアニメ1期~3期再放送開始!
読売テレビ:7月3日から毎週木曜25時34分~
TOKYO MX:7月7日から毎週月曜21時25分~
※放送予定は都合により変更になる可能性がございます。

「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)

約束しようもっと「本を作る」二人で交わした将来の夢へーー泣くな、マイン!
涙の大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!


【あらすじ】

久し振りに神殿へ帰還したローゼマインは神官長らと共に、神殿長としての仕事に明け暮れていた。奉納式や印刷業関連、数多くの面会、書類業務など、日々は慌ただしく過ぎていく。
季節は冬の終わりへ。ローゼマインの周辺は変化が止まらない。早くも一年生が終わろうとする貴族院では、全領地を集めたお茶会を開催する必要に迫られ、最終学年の領主候補生や側近が卒業式を迎える。領地の繁栄のため、自身の婚約話まで浮上。そして、何より懸案だった、下町の面々との別れが近づく……。
見果てぬ夢への「約束」を胸に、立ち止まってはいられないビブリア・ファンタジー!
書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!


著者について
●香月美夜
本作でデビュー。年末まで気合いを入れて〆切をやっつけるので、読者の方々にも楽しんでもらえますように。

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読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!


ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。

本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!


「本がなければ、自分で作ればいい。」


本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…

病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!

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匿名

ネタバレ 購入済み

シリーズ完読後ネタバレあり

プロローグも短編も、ギルがいい味出してましたね…!神殿の側仕えたちがローゼマイン派と神官長派で分かれてこんな話をしていたとは知らなかったので、すごく良かったです。
物語のラストではあの切ないシーンが…
意外とユストクスのほうが神官長よりもローゼマインと貴族家族との間の距離を正確に把握できていたんだな…!と感心しました。

また、シリーズ完読後に再読すると、神官長もまだこの段階ではローゼマインとの距離がまだまだあるなーと逆に新鮮な気持ちになりました。
アーレンスバッハとの婚約問題が起こるのは嫌だけど、あれがあったからこその親密な距離だったんだよな…と改めて思いました。

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2025年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今巻は泣いた〜泣かされた…
ルッツやベンノさんたちとの繋がりがどんどんなくなって、ローゼマインの「どこで休めばいいのでしょうね」という言葉が何とも切ない…
執務机や暖炉や長椅子では完全には休めないよね(;_;)背もたれのない椅子なんてもっとダメダメよね(;_;)

いつも最初のカラーページを見て、読む前に本の内容を予想しわくわくしながら読むのですが、美しいエグランティーヌとアンゲリカ、謎の婦人(正体が分かったときには戻って二度見しました笑)、、、そしてローゼマインを優しく抱きしめるフェルディナンドと少し驚いた様子のローゼマインに、えっどんな状況!?2人の関係にまさか進展が!?と思いましたが、保護者愛的な展開で残念なようなほっとしたような…

でもはじめの頃に比べるとフェルディナンドとローゼマインの絆がどんどん深まるようで、下町との繋がりが細くなってしまった今、とてもほっこりできました。
長椅子から簡易ベッド位に昇格するといいな!

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2024年07月05日

ネタバレ 購入済み

プランタン商会の皆と、家族と、気を張らずに会える機会がとうとうなくなってしまって、またローゼマインは新しい道を探していくのかな。後半のお茶会の話とかはなかなか面白かったです。本友達になれそうな人を見つけて、ローゼマインが興奮してしまう気持ちよくわかるわー。いい関係を築けていくといいなあと思った。

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2024年05月30日

匿名

ネタバレ 購入済み

下町との惜別

隠し部屋でのルッツとの別れ。泣きました。二人の約束。立場は違っても、ずっと二人で夢を追って行く。仕方がないけど、お互いのこと思うと悲しかったです。

#癒やされる #切ない #感動する

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

城や神殿に忙しく駆け回るローゼマイン。
貴族院に戻ったら戻ったで、社交が始まる。
全領地を招いたお茶会で一悶着あったが、本好きのお友達もできる。
一年生で最優秀を取ったローゼマインをフェルディナンドが褒めた時には驚いた。

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2023年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下町との別れというか、離れなければいけないシーンはわかっていても切ないですね…ギルとルッツの友情が熱かったです。トゥーリはよっぽど強くてかっこいい。みんな大好き女装ユストクスには笑ってしまいました。フェルディナンドさまが意外にも、というかけっこうローゼマインのことを気にかけていて笑顔になりました。

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2022年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻もとても面白かった。
ユストクスがもう最高‼️良いキャラクターだと思う。
だだの情報好きではなく、ちゃんと仕事が出来るのがいい。
ローゼマインが各領主から注目される中、神殿に文官見習いが出入りするようになり、ローゼマインとヴィルフリートの婚約が決まって、下町や商会との関わりも変わっていくあたりは切ないけれど、それぞれが自分の夢を追うことで繋がっていけるだろうと思うので、見守りたい。
だんだん内容が濃くなってきて、ページをめくる手が止まらなくなってきた。
次も期待。

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2021年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アンゲリカが美しくて愛おしい…笑
今まで細くても繋がっていた下町とのつながりが消えかかろうとしている。身分を違えたローゼマインとルッツたちの決心と約束にとても心打たれました。

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2021年04月30日

Kat

ネタバレ 購入済み

10才になって。

婚約も決まり隠し部屋での下町の人々との交流も絶たれるという大きな変化が。
ルッツとの契約も解除されてるから不安定になりつつも前に進もうとするマインとルッツ。
おおすすめの一冊です。

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2020年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大作ファンタジー第4部3巻。
(第1部1巻は半分くらいで挫折してしまい、続きを漫画で読んで、第2部から小説版を読んでいます。)

表紙と巻頭のカラーイラストを見て、若干ネタバレの巻末の4コマ漫画もついつい先に読んでしまってから本編を読んでいます。

第一部を読んでいた頃は、マインはルッツかベンノとくっつくのかと思っていたけれど、下町との別れがあり、その線は完全に消えたよう。

巻頭イラストでフェルディナンドがローゼマインを抱きしめていて、源氏物語の紫の上的な展開になっていくのかと思いきや、ヴィルフリートと婚約してちょっとがっかり。でも、その辺りはきっとこれから色々あると期待したい。

ユストクス支店の短編で、下町との別れの後、ローゼマインが自分の周りの人達を家に例えてどのような存在か説明しているシーンが言い得て妙でした。フェルディナンドが長椅子というのがいい!

長くても飽きずに読めて、今後の展開も楽しみです。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

エーレンフェストへの強制帰還があったものの、無事に貴族院一年生が終わった。ローゼマインをエーレンフェストに繋ぎ止めるために、ヴィルフリートと婚約することが決まる。神官長がぎりぎりまで隠し部屋を使わせてくれたこともわかったけど、それでも下町のみんなとフランクに話せる環境を失うことになった。予想はしていたものの、ルッツとのやりとりは切なくもお互いの目的を再確認できて良かった。これからのローゼマインの心の拠り所は神官長になるのかな。

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2025年09月05日

ネタバレ 購入済み

胸が痛む

ヴィルフリートと婚約させる事で、エーレンフェストの中で、守られる事になるローゼマイン。マインとルッツの契約が、解消され、隠し部屋の使用を禁止されて、下町との関係が、少しずつ切れていく。ローゼマインの寂しさに、胸が痛む。

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2024年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ローゼマインは想像の斜め上を行くため、領主が期待した方向ではないが自領の評価を物凄いスピードと量で変化を与える、ナリは小さい(7~8歳程度)が考え無しに影響のデカイ事をやってしまうのでブレーキになるか最終兵器ユストクスが投入される
ナリは小さいが公称10歳の姫様なので婚約もしました・・・周囲の領主から狙われ始めたからね、でもそのせいで平民の家と距離が開き、心の安定剤ルッツとの秘密の部屋が使えなくなる・・・下町エピソードは泣けた

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻は胸が締め付けられる、ローゼマインにとってはつらいことが多い巻だったような気がします。

プロローグはギル視点で、フランもザームも主であるローゼマインより元の主人である神官長の言葉を重視していてローゼマインの心配をあまりしていないことへの不満が描かれました。ローゼマインを心配するあまり視野が狭くなっていることをデリアに諭されます。デリアの成長とギルのまっすぐな思いに胸が熱くなりました。

そして貴族院で広げたローゼマインによる流行物の影響でエーレンフェストが注目され、ローゼマインに縁談が持ち込まれることを懸念したアウブはヴイルフリートとの婚約を決めます。神殿にローゼマインの側近達も出入りするようになり、婚約も決まったことからルッツ達の隠し部屋の出入りが最後になりました。ローゼマインが甘えられる唯一の場所がなくなってしまうのです。
これからローゼマインは大丈夫なのか心配になります。

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2024年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙にトゥーリが描かれていることが、この巻の内容を物語っていて泣けてきます。
家族を下町を守るために貴族社会に身を置くことを選んだマインが唯一下町時代のマインに戻れる場であった、隠し部屋での会合が終わりとなってしまいました。2年も寝る羽目になったユレーヴェの期間が本当に悔やまれます。襲った者たちには相応の報いを受けてもらわなければ。
でも、悲しい別ればかりではありません。貴族院でハンネローレという本好き仲間と出会うことができましたので、本に埋もれる生活を目指して、ローゼマインには、これからも突き進んでくれることでしょう。これからの活躍にも期待しましょう。

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2019年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 今のローゼマインの活躍も楽しみなのですが、昔のマインとルッツの姿を振り返ると、ひどく懐かしい思いがします。
 家族との繋がりはとても貴重なものなのでしょうが、「男の子」だった自分からすると、鮮やかなのは一緒にバカをやった仲間たちとの記憶ですね。
 美麗で凝ったイラストは、毎回じっくりと眺めてしまいます。(本文は勿論ですが)
連続の刊行は嬉しいですね。「神に感謝を!」

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2018年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貴族院一年目のおわり、下町組との距離
貴族メンバーとの交流が多すぎて、誰が誰かわからんようになってきたぞ

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2021年11月14日

シリーズ作品レビュー

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