あらすじ
魔神オティヌスを救うため、全世界を敵にまわした上条当麻。 今まで頼もしい味方だった、指折りの権力者、超能力者、魔術師、それらすべてが“強敵”として上条に襲いかかってくる。 この闘いは、上条の人生の中でも生存確率がもっとも低く、もっとも絶望的だと思われた。 ……つまり、上条が帰った世界は、まるで『あの地獄』と同じ光景だったのだ。 だが彼は屈しない。今度は一人ではなかったから。 オティヌスを全世界から救う方法。それは『魔神オティヌスの無力化』だった。 魔神から人に戻るためには、デンマークの古城にある『ミミルの泉』から魔神の片目を取り出す必要がある。 さあ、目的は決まった。 上条は戦う。たった一人の少女の命と笑顔を守るために。
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いやぁ、、、ここに来てのボスラッシュはアツすぎる。上条さんがこれまでの経験を生かして、敵と闘っていくのが面白かったです。
Posted by ブクログ
”あんなオティヌスでも救われる道が残っていると示す事で、他にも誤った道を進んでいるであろう少なくない人達にも光を示したいのです”
大犯罪人を許さないかと世界の人々に問いかけていく・・・・・・すごく優しくて、すごく強い。ありえない世界だと感じました。
でも、小説の中くらい世界が優しくたっていいじゃないか、そんな風に感じました。
Posted by ブクログ
この巻は魔神の力を失ったオティヌスを人間に戻すため世界中を敵に回して上条がオティヌスと旅をする話の流れ。話のノリはRPGのラスボス前の中ボスがまとめて主人公たちに襲い掛かってくるようだった。バトルが連続するので、非常に読み応えはあったと思う。ただ、二、三カミジョー属性を発動して決着がつくのがあったのが気になった。グレムリン編もこれで一段落と思いきやまた別の存在が。この続きはまだ買っていないのだけど、続けて読んでいきたいと思う。