【感想・ネタバレ】新しい法律ができたのレビュー

あらすじ

何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!

『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。

著者一覧(掲載順)
金子玲介
日野瑛太郎
朱野帰子
阿部智里
真下みこと
須藤古都離
嶋戸悠祐
多崎 礼
風森章羽
名倉編
真梨幸子
東川篤哉
霜月流
矢樹純
高田崇史
潮谷 験
献鹿狸太朗
高田大介
大沼紀子
矢部嵩
柾木政宗
くどうれいん
白井智之
赤川次郎
五十嵐律人

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり面白かった
「新しい法律ができた」と言う話を軸に
・AIに絡んだ近未来
・全く関係ない未来
・過去から法律ができたことにより、現代になる
・新しくできた法律の内容が分からない
といった様々な進め方を楽しめた

舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

〜特にお気に入り〜
矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
大沼紀子先生→一番好きだった。人を殺したらokな国(=SFちっく)が、人を殺しちゃ駄目になる(=現代)という逆転の流れ。斬新な視点から、現代を揶揄してて面白すぎた。
五十嵐律人先生→過去から現代に。当たり前だけど憲法も作られたときがあったんだよなぁと。

0
2025年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろんな作家さんの作品を読めて楽しかった。
いくつか心に残るものがあったけど、特に「ネーミング」と「革命夜話」は強い印象。
前者はこれから先こういうことは実際に起こりそうだなと感じたし、後者はこれから先法律がどう揺らいで行くのかなと不安を覚えた。
いろんな味が楽しめて、読めて良かった。

0
2025年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 同じ書き出しで、25人の作家さんが25通りの物語を紡ぐ。1編が6ページほどのショートショートだからサクサク気軽に読めるし、様々なジャンルの物語を1冊で楽しめるためお得感がすごい読書時間を過ごした。

 現実の法から奇想天外な架空の法まで、ジャンルもミステリやディストピアものなど、物語の舞台も現代から近未来、果ては明治時代やアメリカの西部開拓時代まで、多種多様な設定の中でその法律が齎す思わぬ影響や人間模様が繰り広げられる。短いながらどの作品もとてつもない読み応えだった。

 法律というテーマ故か、ディストピアものとの相性が特に良かったように感じる。
 ハッとしたのは、今私たちの生きている世界はディストピアではないか、という視点の「もう、ディストピア」を読んだ時だ。
 殺人が許されているパラレルワールドが舞台で、ある日突然殺人が違法になることから物語が始まる。殺人が禁じられたことで以前よりも治安が悪化するストーリーだが、そこへ至るまでの描写がリアルでとても的を射ており、説得力があって戦慄した。

 掉尾を飾るのが、憲法にまつわるストーリーというのが素晴らしいと思った。

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2025年06月28日

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