金ひかるのレビュー一覧
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閉鎖的な地方の町を舞台にした幼馴染みもの。
観光地として売り出したのもつかの間で、さびれ切っている町を活性化しようと立ち上がる集の同級生たちの姿と集の恋心の揺れがからみあって、切ないながらもほのぼのとしたストーリーに仕上がっていました。
上京してリーマンとなった佑弥×地元のみやげ物店を手伝う集。
祖父のさびれた店を手伝う集が、兄弟同然で仲良くしていた佑弥と2年ぶりに再会するところから話が始まります。
集は過去のできごとから後ろ向きな性格になっていて、そんな集をずっと守って支えてきたのが佑弥なのです。
でも久し振りに会った佑弥のチャラさと冷淡な態度に、集は落胆を隠せず…
その場に居たら絶対二人にお節介してしまいそう~!!
仲を取り持ってあげたくなりましたw
二人とも相手のことが大切で大切でしかたないのに、全くその本心が伝わっていないですよね。
佑弥も集の言葉を真に受けてるし、集は言葉が足りていなかったですね。そこが真面目で素朴ですごくいいところではあるけど…!
紆余曲折あったけど、その本当の気持ちをきちんと互いに理解することができてほんとによかったです。ほっとしましたw
町おこしや土産物屋の仕事にちょっと消極的だった集が、前向きにがんばるようになったのも読んでいてよかったところです。
佑弥が即行で両親にカミングアウトしてたのも、自分の気持ちに今後も一切ブレがないと言う決意の表明として清々しかったです。
前半不安にさせた分、後半でしっかり取り戻していて、いい攻だと思いましたww
佑弥の両親は動揺しただろうけど、よく考えたら今までとまったく変わらない生活ですよね…wwじいちゃんは肝が据わっててさすがでした!
エロ的には初々しくて、ちょっと赤面。
町おこしにも二人にも良い未来が想像できて、地味ながら温かく気持ちのいいストーリーでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ■トキは万葉筆の付喪神。自分を大事にしてくれた少年・要に恩を返すため、死に物狂いで修行を積み見事『福の神』へと出世した。しかしいざ下界に降りてみると、天使のような美少年だった要は、仏頂面で人嫌いな厭世家になっていた。それでもいい、要のためならと尽くすトキだったが、要に抱いた恋心が次第に隠せなくなり……という話。付喪神(尽くす系ワンコ攻め(地味にヤンデレ))×画家の青年(不器用だけど根はいい子受け)。
■わたしが昨年読んだ本の中では、トップの問題作がこちらでした。
■すごく荒削りな物語だと思うんですよ。主人公がすごく恋愛脳だしフラグの立て方が強引だし端々の下ネタが下品だし、そもそもせっかくの『付喪神』という設定なのにそれをあんまり活かされていないところがあるし、心情を地の文で説明しがちだし、気持ちの移り変わりさえもやたら地の文で説明するし、しかもコロコロ変わるし……。
■けどねなんでかな、最後まで読むとなんつーか、……正直、嫌いになれない。むしろ大好き。スーパー御都合主義大団円ハッピーエンドだったけど、大いに結構。こんなのもたまには悪くはないなという気分。
■どうして嫌いになれないかと言うと、脇役の猫(雌、ツンデレ)が可愛かったのと、脇役の九十九神が健気可愛かったのと、脇役の女キャラ(受けの元カノ)がいい感じに味わい深くて好もしかったのと、敵対関係にある男キャラがこれまた味わい深かったのと、そいつが最終的にきちんと服役してたのがよかった……という、何が言いたいかというとこの作品、主役のカップル以外のキャラクターがちゃんと生きてて、そして変にBLの肴にされてないんですよ。
■BL文庫の脇役って、多くの場合主役カップルに単に嫌な気分を味あわせるだけの障害物要員だったり、やたら人間味がなくて物語の駒っぽかったり、たまに「お、ええキャラやな」と思ったら他のBL作品からのスピンオフキャラだったり(要はそのキャラにも同性の恋人が居るわけだ)、することが、すごく多いんですよ。「ふつうにかっこいい女キャラ」とか「平和で円満な家庭を持つ既婚者キャラ」とか全くいないわけではないけれど,少数だし,あんまり求められてない気さえする。
■ところがどっこいこの作品。まず脇役がけっこう多い。けども恋敵キャラとかはいない。敵対関係にある男キャラ(受けの大学の先輩)はいるけれど、その男キャラが受けを憎む理由というのも才能への嫉妬とルサンチマンの発露だし、クライマックスで勢いあまって強姦しようとなんかしないし(そういうパターンなぜかすごく多い!)。きちんと憎しみあまって包丁で刺そうとしてる!いいぞいいぞ!
■物語のラストも、なんていうか「あー、こんな感じでこの二人はいろんなひとに囲まれて支えられて、これからも生きていくんだなー」と思える感じで、個人的にはそこがすごく幸せでした。「二人の世界!!!!他には何もいらぬ!」全開で終わる物語があまりに多い中、いやそういう作品ももちろん好きなんですけど,この物語のカップルのあり方はあまりに牧歌的で、うーん、嫌いになれない。
■他人には勧めづらいけど、個人的にはなんだか好きな話でした。
■あと攻めが、デレデレワンコ攻めに見せかけた隠れヤンデレ(根深い)だったのがかなり……好きでした……。 -
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ネタバレリーマンもの。上司との情事をこともあろうに一番嫌いな同期の男に目撃されてしまい、それをネタに身体を要求されてしまう…という痛い話です。
何が痛いって、やることなすことすべてが尖っていて素直じゃない、真寛の態度です。
本当はずっとかわいくて善良なのに、自分の考えを貫くあまり空気が読めてなくてすごく損をしています。
最初いきなり不倫現場から始まっていたので、ますますマイナス印象だった真寛ですが、それをネタに脅す高木はさらにあくどいヤツのようになっていてかわいそうでしたw
早い話、出会った時期にどっちでもいいから素直に告白しておけば、こんなややこしいことにならなかったはず!真寛はあんな性格なので無理かもしれなかったけど、高木はやればできたと思います。ニヤニヤ面白がっていないでちゃんと自分のものにしていたら、きっと真寛も涌沢なんかにかっさらわれていなかったでしょうね…
どいつもこいつも困った人達ばかりですね~
真寛が恩人を涌沢だと誤解したのは、どう見ても高木のせいだという気がするので、彼にはこれからずっと永遠に真寛を大事にして愛を捧げて欲しいと思ってしまいました。
意地っ張りな真寛だけど、お酒が入ると酔っ払ってものすごく素直になってぽろぽろ本音をしゃべってしまうところがかわいいです。
エロ的にはかなり濃厚で分量も多めでサービス満点でした。
お酒でかわいくなってしまう真寛の姿は、書き下ろしの「勝負の行方」でさらに楽しめました。
高木視点になっていたので、彼の本音がうかがえて面白かったです。ガンコで負けず嫌いの真寛が酔うとかわいくなってしまうギャップがよかったです。
焦れ焦れさせられたけど、最後は胸キュンな仕上がりになっていて満足でした。 -
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いやいやもう、お馬鹿攻めで笑ったwww
居たって本人は真面目なんだろうけど、忠犬というかある種ストーカーというか、受けへの一途な愛がだだ漏れ。
受けはツンデレ。ツンデレ??
5歳年下で小学校時代にすでに攻めに惚れられていたという美膝小僧の持ち主ww
ずっと好き好き言われてほだされていつの間にか攻めを大好きになっていたのに、デフォがお澄まし真面目君なのでそうそうデレないけど、意外とちゃんと好きだよって出すからいい!!!
特に外的要因で喧嘩とかはしないけど、暗に攻めの妄想からくるごちゃごちゃをこれまた攻めが空回って自分で自分の首を絞めるけど、やっぱり受けが大好きな気持ちで乗り越えるという劇場www
可愛かったです。愛しさ満載でお笑い満載で楽しく読めました!
☆3.8 -
購入済み
派手さはなくとも
ジワリと沁み入ってくるお話、さすが一穂さんという感じですかね。毎度世界観も地味そうでいてしかししっかり作り上げられてて「わあ〜」って思います。が、何でしょうね、最近ちょっと飽きてしまった(汗)やたら淡々としてたり巧妙だったりって部分に。「降ったら〜」が衝撃の初読みでしたが、以降数十冊やっぱり似てるとゆーかほぼ間違いなくキャラの存在感が薄い印象でしばらくすると忘れちゃうとゆーか。。本作の草も麦も名前はインパクト大でしたが色は限りなく半透明、、イマイチ移入出来ずでした。反して焦らされた上で結ばれる件は萌え、草が可愛いかった、こーゆーとこやっぱり上手いですよね。全体的に物凄く好きだったわけじゃないけど結局総評★3は割りませんね(笑)
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絶倫ラブコメ!すごい、の一言に尽きる攻に、笑って激萌えしました。
カッコいい外見なのに中身はヘタレな攻って、どうしてこんなに面白いんでしょうか…?
20年前の高校一年の時に高秋がひと目惚れしちゃったのが、なんと小学生の佳文。一歩間違えば犯罪者だし、そもそも男子小学生にひと目惚れってところでHENTAI確定なんです!
でも、高秋のステキなところは、小学生が好きなんじゃなくて佳文が好きだってところです。なので、大人に育つまで待つ!そして、ガマンして待てたところに素晴らしいなと思わされ。
晴れて両想いとなり、一緒に住みはじめて5年後の高秋の暴走ぶりがコメディタッチで面白おかしく描かれています。普通5年も一緒にいれば発情しまくりなんてこともなさそうなのに、高秋の場合は絶倫がどんどん加速していてスゴイです。もう爆笑するしかありません。
ちょっとめんどくさい男なんですが、かわいくて憎めないキャラでした。
佳文が高秋をほっとけなくて、ついついお世話してしまう気持ちに共感してしまいました。佳文ってほんとにデキた嫁だと思います。嫁の鑑。
このお話、これといった大事件も起こらず一体何の話だったと振り返ってみれば、ただひたすら佳文を溺愛して、一人ぐるぐるしてるHENTAIさんの嵐のような心のうちを見せられ続けていただけなんですよね~
でも、それがめちゃくちゃ面白かったんですけど。
待てができない大型わんこのコメディ版でした。楽しかったです。 -
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ネタバレ強姦しようぜ!で3P始めた谷脇がキャラ立ち過ぎてて笑うしかなかったです。
受けが攻めに「なんでお前働いてるの?」って言ったときもかなり笑えました。お前もたいがい人間性が欠落してんな!wwと。
従順で絶対の愛を寄せてくれて裏切らない攻めは好きだけど、
受けがヒステリックでドコガイイノー?でもこの作品終始笑えるしギャグ小説だからいいのかー?となんか毛色が違った感じでした。
自分で自分が愛せない受けは、攻めの愛を試し続けるってことで、安定を図ろうとしてるどうしようもなさを、
谷脇とどっこいどっこい若宮もダメな人だって認識して読めればケラケラ笑って読めるかもです?
谷脇が当て馬のくせにラスボスすぎて受けが小物に見えてしまってなんかもう、谷脇に全てもって行かれてしまうくらいインパクト強かったです谷脇。
岡田も好きだけど! -
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ネタバレ三部作の二冊目。
谷脇(攻)「ゲス」とはこの方のためにある言葉かも知れないってほど、情緒・感情・共感性などの欠落者なので、他人の心を傷つけることを、心を痛めずする方です。毎回強姦する。
その結果自分を溺愛していた恋人を狂ったまま救うつもりもなく死なせてしまいます。
亡くしてやっと悲しみに気づいて、一歩前進なんだろうけど、もやっとすこし歯切れの悪い思いを残ししつつ、続巻ですべて回収していただける感じです。
同時収録は読み切り弟兄もの。
でれでれ弟xツンデレ兄。楽しかったです。
兄さんの魅力がいまいち理解できなかったけど、弟がそんなに好きだって言うならそれでいいか。
愛を覚えていくお兄ちゃんは可愛くはありました。(好みじゃないけど!ww)