ブラックボックス

秀香穂里 / 金ひかる

一度見た顧客データは全て暗記しながら、両親の顔は思い出せない──。優秀な営業マンだけれど、過去の記憶がない森里(もりさと)。そんなある日「一か月30円で売ります」と自分を売る男に押し切られ、家に連れ帰ってしまう。その男・敷島(しきしま)と接触して以来、森里は過去を思い出そうとすると、激しい頭痛に襲われるように!! 俺の過去に一体何があったんだ!? 苦悩する森里を、敷島は観察するように見つめるが!? ※口絵・イラスト収録あり

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 徳間書店Chara
• 掲載誌・レーベル: キャラ文庫
• 電子版発売日: 2017年10月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

あらすじでは想像出来なかった内容でしたねぇ。森里の過去にびっくりでした！ クローンだった森里なんですが、感情というものを持たなかった彼なんだけれど、敷島と一緒にいて、 触れ合った事で一気に感情が動き出す！ お話には引き込まれて一気に読めるんだけれど、ラストはほのぼのっていう感じだけれど、やっぱり先が長く無いだろう 森里の事を思うとなんとも物悲しさを覚える作品だったかな～。