金ひかるのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ小説ガッシュで表題作を読んでから、続きが読みたくてたまらなかったお話。
この文庫発売は待ってました!
表紙イラストやタイトルから
“「獲物を絡めとらんと巣を張って待ち構える女郎蜘蛛」的妖艶な美青年に
朴訥な青年が狙われちゃって、まあ大変”な淫靡でエログロな物語なのかと、
語り口やなにやらから勝手に思い込んでいたら!
物語が進むに連れて「思わせぶりでツンな坊ちゃま」の素の顔が
少しづつ見えてきて、印象がだんだん変っていく。
そしてついに!まあもうもうもう!めっちゃ可愛い!
しかし攻は鈍すぎだろう。
金さんの感想と以下同文。あとがき漫画の坊ちゃまが可愛かったー。
背景となる昭和初期の風俗なん -
Posted by ブクログ
六青みつみさんの作品の中でも最も痛々しく辛く重苦しい物語だと思います。
この「光の螺旋」シリーズはファンタジー物語としても地理や歴史などを含めとても魅力的で読み応えがあります。
が、BL作品として見た場合あまりにも受けが不幸すぎる…つらいです。
報われることのない想いをずっと幼なじみに抱いているカレスが、何故そこまで苦しまなくてはならないのか!?と悲しみでいっぱいになります。
BLではよく受けや攻めの恋路の邪魔をし意地悪をするようなキャラが出てきますが、例えばそのいわゆる当て馬キャラが本当にその人物を愛していた場合、受けと攻めがハッピーエンドになった後、その当て馬キャラはどうなってしまうのか? -
Posted by ブクログ
ネタバレ美容師の瑞原想は、同棲中の恋人に、「結婚するから明日には家を出て行け」と意味のわからないことを言われた店で、たまたまいい男がワインをかけられるところを目撃してしまう。
呆然とする想だったが、店を出たところでそのワインをかけられた男とすれ違いかけ、おせっかいを承知で、ハンカチを差し出してしまう。
そこに、ワインをかけた女が再び戻ってき、ちぐはぐな言い合いの末、その女性は想を突き飛ばし走り去ってしまう。
突き飛ばされた想は、その拍子に腕を骨折してしまう。
ところが、美容師の想は、それを職場の共同経営者兼店長でもある元恋人に告げると、今度は仕事もクビになってしまう。
帰る場所も仕事も失 -
Posted by ブクログ
ネタバレ裸ん坊3部作のラストを飾るのは、最低人間谷脇と自閉症の少年佑哉。
勝手気ままで冷血漢。傲慢で鼻持ちならない、人として終わってる谷脇が、ちっとも自分の思い通りにいかない佑哉相手に必死になる様は見物でした。
前作で松本が不憫すぎたので、今作の谷脇見てると哀れみよりも先に谷脇ざまぁ(ぷっ)と思っちゃうんですが、読み進めていくと、何だかとてつもなくせつない展開が待ってて大変でした。
もう、なんというか……佑哉も色々と可哀想だなと思う面もあるんですが、谷脇が可哀想になってくるという不思議展開です。
アレ? 何で私、こんなゲス男に同情してるんだろう? と首を傾げてしまうんですが、一体どこから同情してたの -
Posted by ブクログ
好物の記憶喪失ものです。王道でいろんな秀作がすでにあるテーマだけに、作者の腕が試されるところ。
ひとひねりあって、ちょっと切なく甘いストーリーでした。
高校2年の涼は交通事故で1年分の記憶を失くしてしまうのですが、それから3年経ったある夜、突然記憶が蘇ります。でも、その代わりに記憶を失っていた間、3年分の出来事を忘れてしまうのです。
いきなり、高校生から大学生になってしまった気持ちです。見た目は成長しているけど、心は高校生の時のまま。その上当時悲惨な経験をしたせいで、何事につけても猜疑心がわいてしまいます。
さらに、周囲の話を聞くと3年の間、涼は「天女みたい」で、今の自分とは性格も趣味もまっ