金ひかるのレビュー一覧
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ネタバレ主人公は、平凡な会社員である一実。
彼は実は、人には言えない秘密を持っている。
それは、高校時代の友人と便宜上で呼んでいる2人から、抱かれ続けている事である。
大学を卒業後も大学院に進み、そのまま大学に残り研究を続けている理知的な英章。
傍若無人だけれども、やる事はきちんとやる大企業の御曹司・克彦。
そんな才能溢れる人間がどうして、自分を抱くのかと疑問を覚えながらも自らその関係を断ち切ることもできず、ただただ流されていくだけの一実。
2人の執着の理由がわからないまま月日は流れ、体の関係だけはズルズルと続き、 3人は28才になっていた。
そんなある日、 1ヵ月の海外での仕事を -
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ネタバレ一穂さん作品群の中で特に好きかと言えばそうでもないけれど、嫌いかと言われれば全然そんなことはないという感じ。
大学に入学したばかりの4月、これから出会うすべてのものへの期待、恐れ。それら全部で、つい体が浮き足立ってしまうような季節。塁は突然知らない誰かに『ヒカリ』と呼び止められる。もちろん自分は『ヒカリ』なんぞではなく、きょとんとする塁に人違いだったと謝ってきた男。自分と同じ新入生の槙志だった。見た目通り浮ついたところのない誠実な人柄の槙志と塁は本来の気安さを最大限に発揮してすぐに打ち解ける。
塁は『ヒカリ』に似ているのだという。人違いだと頭ではわかっているのに、つい声をかけずにはいられなかっ -
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ネタバレ大好きな作家さんのひとり、一穂先生。
★の評価にはずいぶんと悩みましたが理由は最後にでも。
今回のお話はふたりの…というかどちらかというと塁の心の内(ぐるぐるとした)がよく分かる書き方になってました。なので「どうして槙志はそういう風に考えるの?」って同じように悩みました。お互いが思ってることがなんというかかみ合わない感じがもどかしかった。
ヒカリが気になって気になって仕方のない塁の気持ちはすごくよく分かったし、奥手というかあまりにも何も求めない槙志がもどかしくもありました。でも最後は、最後まで求めあえてよかった。ノリが照れとはいえ、割とずけずけと言うところにはちょっと驚きつつ。エッチの時にそ -
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ネタバレ大学生 槙志×塁
大学生になったばかりのドキドキ感とか新鮮感が、「あ~なんかこんな感じってありそう」って思った。中学生でも高校生でもない、新大学生っての。
あまり一般的で無い事象を扱うのが上手い。
今回は、「イマジナリー・フレンド」
エピソードとしては、口笛、その選曲の使い方(題名の元だよね)、オセロの持つ意味とか。無駄が無い。
槙志の実家の描写はいいなぁ。
私の田舎は盆地で農家だけど、漂う空気にシンパシー感じちゃう。
後半は、普通にCPのその後。
初Hが、まるで手引きのように詳細、でも、美しくも気障でもロマンチックでもなく、等身大っていうか、現実的。そんなとこもいい。