六青みつみのレビュー一覧

  • 王様と幸福の青い鳥【イラスト入り】

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    王道健気受。大変六青センセらしいストーリーで、架空のイスリル国を舞台にした時代物ファンタジーの世界観にどっぷり浸かることができました。

    セレブ俺様攻×健気なアホの子受。
    かわいそうだけどどこか抜けててかわいらしい子が、愛のためにせいいっぱい前向きにがんばる姿は好物です。
    そして、そんな愛らしい思いにぜんぜん気がつかないどころか、利用しようとさえする残念な俺様も、最後の最後に後悔懺悔するところに快感を覚えます。
    そういう絶大な感情の浄化作用を叶えてくれるストーリーでした。
    イリリアが偽りの神子として王の伴侶となるところで、すでにことの成り行きは大体想像できるのです。
    涙腺が弱いので、イリリアの

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    2015年01月30日
  • 王様と幸福の青い鳥【イラスト入り】

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    六青先生の安定パターンの可哀想受なお話です。
    その中でも攻が何気に酷い場合と、いい人の場合があると思いますが、こちらはあらすじにもある通り、自覚的に冷酷なので、ほだされる過程も納得して読めました(過去作には、いい人っぽい攻が無自覚に酷く、少し後味が悪いものがあったので)
    ラストが駆け足気味でいちゃいちゃしてるシーンがほとんど無かったので後日譚が読みたいです。

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    2015年01月24日
  • 裏切りの代償 ~真実の絆~

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    シリーズ第5弾は、前回と同じくモフモフ×騎士。ちっちゃい頃はかわいくて甘えっ子だった聖獣が、気が付いたら身体も態度も大きくなって反抗期でえらそうになってた…という、なんだか切なくも身に沁みる話です。

    ヘタレで騎士としての華がなく、カッコよさも今ひとつなリオン。インペリアルとして高い能力を誇るアルティオからすれば、不甲斐ない気持ちになるのも無理はないのです。
    それだけではなく、小さい頃から研究に没頭して夢中になるリオンに遊んでもらえなかったりと、とても淋しい思いをしていたアルティオ。
    それが皆のためになるとても大切な研究だとしても、甘えたい盛りの子供には理解できるわけもなくて、小さい頃の姿がキ

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    2014年12月02日
  • 彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~

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    ネタバレ

    新しい聖獣と対の絆cpがまた増えました。シリーズも第4弾となって、そろそろ中だるみがあるんじゃないかと危惧していたところ、これはとても目新しい印象の聖獣と騎士の登場で、またもやググっと物語に引き込まれてしまいました。

    今回の主人公のキースは、不幸な生い立ちで殆ど野生化して生き延びてきたという変り種。まあ、不幸なのはデフォですけどね…
    でも、聖獣とは知らずにずっと共に生きてきたフェンリルとの流浪生活というか、逃亡生活というか…これが想像力をかき立ててくれる面白さで、まさにワイルドライフ。息もつかせぬ面白さでした。
    『いい旅、夢気分。野生児二人旅』っていう仮タイトルよりは、かなり生死ギリギリ気分

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    2014年07月11日
  • 彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~

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    モフモフシリーズ新刊が読めて幸せです!
    これまでの騎士と聖獣カップルの中で最も親子っぽさが強いので、どうくっつくのかなとやきもきしながら一気に読みました。
    究極の年下無邪気攻めという感じです(笑)
    過去作のメインキャラクターたちも登場してシリーズものらしく賑やか。
    自分はリュセランが好きなのですが、ちらっとしか登場しないのがまたニクいです。
    あとがきの次回作予定がモフモフシリーズなのか、別作品なのかわからないですが、楽しみに待ちたいと思います。

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    2014年07月06日
  • 病みBL

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    ネタバレ

    病み系はあまり得意ではなかったけれど
    この1冊は本格的に病んでる作品ばかりで
    病み系を見直しましたw

    どの作品も素晴らしい!
    六青みつみ先生の作品は、何度読んでも
    結局どっち!?ってなります。
    読む人次第でエンドが変わるような面白味がある作品。

    あと、死にネタ苦手な方は読まない方がいいです。
    全く救われない作品ばかりなので
    凹むどころか自分が病んでしまうかもしれない...

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    2014年05月21日
  • 病みBL

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    “病み”、というよりは、“こわっ”でした。なかなかの力作揃いで、今回はどの作品も優劣つけ難かったです。メリーバッドエンドって初めてききました。心が壊れちゃってるから、不幸なのに嬉しいっ幸せっっ!て感じること??

    表紙もですが、全編血生臭かったような。
    SHOOWAセンセの話はセリフ一切無しで、一見ポップでファンキーなんだけど怖かった~!ものすごく実話風。これこそヤンデレ愛かも。

    綺月陣センセ原作の山本小鉄子センセ作画「アネモネ」もよかったです。このコラボすごくいい。健全系画風の山本センセが綺月センセの世界観を描いてるのが意外性あって楽しめました。

    麻生ミツ晃センセ「青いカルテ」は、高校生

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    2013年11月18日
  • 騎士と誓いの花

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    戦乱と飢饉によって衰えていくシャルハン皇国で、過酷な生活をおくる奴隷のリィト。
    そんな彼を救ってくれたのは、端正な容貌の黒衣の騎士・グリファスだった。
    両親亡き後、誰からも優しくされなかったリィトは、彼の包みこむような気持ちに惹かれていく。
    そんな幸せな時を過ごしていたある日、リィトはグリファスから、彼が仕える皇子の身代わりを頼まれる。
    命を救ってくれたグリファスのため、リィトは身代わりとなることを決意するが…。

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    2013年11月09日
  • 奪還の代償 ~約束の絆~

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    シリーズの中でなぜかこれから読み始めました。早く他のも読まなきゃ。
    切なくてちょっと痛いけど、結局は甘々な不器用な二人です。いえ、一人と一騎です。
    モフモフ最高!!イラストに萌えたのは初めてかも・・・。

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    2013年07月03日
  • 騎士と誓いの花 (下)

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    六青みつみセンセ著「騎士と誓いの花」のコミカライズ完結です。
    原作の雰囲気そのままに、リィトの健気さやグリファスの無骨ながらも誠実な愛情もあますところなく描かれていて、何度目かの涙を流してしまいました。

    何度も言いますが、原作小説も読んでいました。雑誌で連載中も読んでいました。あらすじも結末もわかっています。
    なのに、またじわじわと涙があふれてしまって…!
    原作読んでいなくても、何の問題もなく充分な読み応えがあります。感動できるコミカライズです。

    上巻もリィトの置かれた立場に胸が痛みましたが、今回さらにやりきれない気持ちになる場面があります。
    グリファスもルスランも、それぞれのリィトへの愛

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    2013年05月28日
  • 騎士と誓いの花 (下)

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    ※ 原作未読

    うぅ〜っ、リィトが笑顔になって良かったよー(;◇;)
    この子は本当に本当に良い子で健気で、ルスランの身代わりを最期まで果たそうとする姿がとにかく涙を誘った。 またシャムさんの描くリィトが可愛くてねぇ…。 恥じらう姿も可愛らしかったけど、泣き顔と怯える姿は不憫で泣けた。

    コミカライズならではの端折った場面も感じられたけど、グリファスとリィトのお互いを求め合う気持ちは、原作未読でも十分感じられたと思う。
    朴念仁グリファスの変化とリィトの成長、幸せそうな2人が見られて個人的には大満足!

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    2013年05月24日
  • 奪還の代償 ~約束の絆~

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    このシリーズ好きだわ♪ もうこのもふもふが可愛すぎますよね! 今回の攻めは男前だけれどある意味ヘタレな所もあって、でもすごく受けの事を大切大切に思っていて、 すごく好きでした。 前2作の主人公たちもたっぷりと出てくるしとっても楽しめました! 本当に絆ってすごいよな~って思いますよね。 これからもずっと続いて欲しいシリーズですね♪ そして是非是非温泉のお話が読みたい!

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    2013年05月17日
  • 奪還の代償 ~約束の絆~

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    ネタバレ

    代償シリーズ第3弾。
    今までで一番好みだったかも~♪
    取り戻すまでハラハラ、手に入れてからモヤモヤ、焦れ焦れの2人がくっついて幸せになれてよかった。
    悶々としてる攻に対する皇帝のアドバイス?がツボでした。

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    2013年05月07日
  • 奪還の代償 ~約束の絆~

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    もふもふ第3弾。今回も大満足♥品質保証の読み応えでした。痛くて耐えられないなんてこともそれ程なく、新しい騎士と聖獣の行く末にハラハラさせられるのみ。

    リグはこれまでの攻とは異なり貴族階級ではなく、一般軍人です。ここが物語の要になっています。そして、彼は今までの中で一番世話焼きで面倒見がよくてマメな性分。料理もお裁縫もバッチリ。かわいいカイエにはぴったりなオカンな攻です。
    ずっと騎士になることが叶わなかったリグトゥールは、故郷の森でついに繭卵にめぐり合うことができます。ところが何者かの計略でその繭卵を奪われてしまうことに。リグはたとえ何年かかっても最後まで諦めずに取り戻すことを胸に誓うのです

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    2013年05月03日
  • 至福の庭~ラヴ・アゲイン~

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    ネタバレ

    受けが強姦されたと知った時の攻めの衝撃シーンが痛かった。相変わらず容赦ない受けへの仕打ち…未遂なし。

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    2013年11月14日
  • 楽園の囚われ人

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    ネタバレ

    皇帝の寵童だったキリアが時の将軍ファリードへと所有権が渡された証明として、見届け人たちの前で公開◯◯させられるシーンが萌えた。

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    2014年01月09日
  • 奪還の代償 ~約束の絆~

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    代償シリーズ第3弾

    非常に良いです、あんまり素晴らしくてレビューが書けないとか…
    ちょっと落ち着きます

    次もあるとのことなので、正座待機!

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    2013年04月30日
  • 騎士と誓いの花

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    ネタバレ

    兎にも角にも大好きな作品。
    受の健気さに完全にノックアウト!というか、話の全体の雰囲気といい、展開といい素晴らしいと思います。
    こういう内容が苦手な方も居るかもしれませんが、このとことん絶望を味合わせてくれる感じが個人的にはたまりません(笑)

    攻の朴念仁っぷりもいいですし、この膨大なストーリーの中に何度期待して絶望して・・が組み込まれていることでしょう。
    どんな作品がすきなの?と聞かれたらこの本みたいな話!と声を大にして答えられる作品です。
    この光の螺旋シリーズはどれも素晴らしいですが、痛い話等が苦手な人には向かない作品ですね。
    強姦要素もある程度ありますし。

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    2013年04月09日
  • 騎士と誓いの花

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    ネタバレ

    健気受けの傑作。モヤモヤな展開ほど、反動のようにそれを乗り越えた時の感動といったらない。地位ある偉丈夫が、平凡な少年に身を焦がすまでになる。その過程が不器用で、ヘタレでかわいい。
    あと、細かいけどリィトとルスランが土手に座ってる挿絵なんだけど、金髪がリィトだよね??

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    2013年11月18日
  • ruin ―緑の日々―

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    「ruin 傷」の続編。
    前作の重苦しく辛い物語から、救いの物語へ。
    前作はカレスのライオネルへの片想いが物語の中心だったので、攻めのガルドランの魅力がいまいち伝わりにくかった。のですが、公爵として自領に戻り、ガルドラン視点で過去のエピソードなどが語られ、やっと(?)その包容力や優しさ、カレスへの想いがはっきりと見えてきて、今作ではとても魅力的な人物に映りました。
    カレスが次第にガルドランへの想いをつのらせていく過程が丁寧に描かれており何度も切なさに目頭が熱くなりました。
    息子のガルドランに貴族として妻を娶り子を作ることを期待している母がカレスに冷たくあたるシーンなど、カレスかわいそう…!って

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    2012年08月16日