河野万里子のレビュー一覧

  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    奔放に振る舞っているようで、大人達の心の機微を見逃さない観察眼を持った少女が父の再婚相手を追い詰めていく。セリフより心理描写が多くて繊細に感じた。

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    2026年09月09日
  • 星の王子さま

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    王子の子どもの視点にハッとさせられる部分は多少あったが、正直よく分からない部分も多かった。
    「大切なものは、目には見えない」という言葉は心にしまっておきたい。

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    2026年08月26日
  • 星の王子さま

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    この方の人生を読んでいるのだと思った
    嫌な大人にならないように、戒めとしてこの本は読むべきだ
    お別れは寂しいな、でもこういう人との出会いで人間は成長するのだろう

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    2026年08月22日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    大切なことは、目に見えない。

    私がこの本から学んだ、また、受け取ったメッセージである。
    恥ずかしながら大人になるまで、星の王子さまという作品は名前だけは知ってるんだけどな〜程度の作品であった。
    事前知識は0で一からこの小説を読んでみると、非常に面白い。

    登場キャラクターの深みや小粋な掛け合いは無く(元々そういう作品ではないため)、また、物語が盛り上がるところも沈むところも最後以外無かったが、これほど真っ直ぐ切実にメッセージを伝えてくる本は中々無いのではないだろうか。

    皆の感想を見て、同じことを感じ取った人は多く思う。改めて私が感想を残す程もないが、記録の為、また自分のために残させて頂こうと思う。

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    2026年08月20日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    思っていたより軽い作品だった。
    なんというか、日本でいう直木賞的な雰囲気であった。
    (もう少し重ためではあるけれど…)

    もちろんラストの喪失は悲しいものだし、主人公に同居する悲しさも人間らしく寂しいと感じる。
    おそらく、そこに至るまでにある恋愛のあれこれ、描写の瑞々しい部分に作品の良さがあるのだと思う。

    フランスの作家らしく生活と恋愛が一緒に在る作品だった。

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    2026年08月16日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    恵文社で見つけて購入
    これを18歳で執筆したサガン、どんな教育受けたのか気になる
    物語の締めくくり方、いい感じ
    てかジーンセバーグのセシルカットってここからきてたのか!!感動

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    2026年08月14日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    17歳の少女特有の、多感で複雑怪奇な心情がたっぷり。主人公セシルの思春期の感じがホントめんどくさいし、もどかしいこと…!

    父親への偏愛と、父の愛人エルザの存在、そして父の再婚相手アンヌへの憧れと嫉妬、そして反発。

    私が17歳の時って、ここまでこじらせてなかったし、誰かを盲目的に愛するなんて経験はなかったからセシルに共感は微塵もできなかったけど、妙な気持ち悪さというか、剥き出しの愛情の危うさみたいはものを見たくて、ページを捲る手が止まらなかった。

    サガンの本、他のもこんな感じなんかなぁ。読んでみるかぁ。

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    2026年07月31日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    あとがきを読むと完全にフィクションのようだが、自伝的な語り口で臨場感がある(途中までエッセイだと思っていた)。
    まだ10代の未熟な、うつろいやすく目の前の情に流されやすい心情がありありと描かれている。個人的にはこんな父親のもとで育ったらそうなるよね…という感想。
    河野さんの翻訳が読みやすく理解できた。

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    2026年07月29日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    主人公のセシルはプレイボーイの父とその愛人と別荘で過ごす。そこで、以前にあった聡明な女性であるアンナがやってきて、父と愛人との間の関係が変わっていく。
    父、アンナそれぞれに違った意味で憧れを持ちながらも、自分自身の恋愛にも意識が生まれたセシル。彼女の振る舞いに賛同はできないが簡単に評することもできない自身がいる。短いながら、思春期特有の直情的で不安定な心情の移り変化が心にいつまでも残る。衝撃的な結末といい、フランスだけでなく世界で愛される名著ということに納得がいった。

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    2026年07月20日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    推しがおすすめ本に選んでいたのを、やっと読みました。
    今の私は大人すぎて、主人公が好きになれない…
    あまりにも身勝手で理不尽な振る舞い…いやそれがいいのかもしれないけれど…
    高校生の頃にこれを読んだらまた違った感想だったのかもしれないと思いました。
    でも言葉が綺麗で、スルスルと入ってきて読みやすかったです!
    訳者あとがきにもありましたが詩的だし情景もすっと浮かんでくる文章が本当に好きになりました。

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    2026年07月18日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    ネタバレ

    主人公のことは、最後まで好きになれなかった。彼女は愚かだったと思う。そしてその父も。
    18歳の頃に読めば、感じ方が変わったのだろうか。
    最初から最後まで、私にとっては(恐らく、アンヌにとっても)この物語はずっと悲劇だった。
    ただ、情景描写、心理描写は真に迫るものがあったし、どことなく退廃的な雰囲気が魅力的な小説だった。
    個人的には、アンヌに自殺の意思は無かったと思いたい。身勝手な恋に振り回され少女の悲劇の材料にされるほど、彼女は弱くなかったと信じたいから。

    追記: 他の方の感想で、2026年新潮文庫のプレミアムカバーが最期にアンヌの着ていた服と、彼女の瞳の色だと知った。新潮文庫の粋な計らいには脱帽する。素敵な色なので、ぜひ手に取ってほしい。

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    2026年07月12日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    間違えて感想消してしまったので簡潔に……。

    セシルの一貫性のなさにやや腹が立つが、「一貫性がないキャラとしての一貫性」がある。
    アンヌも思ったより子供っぽくて登場人物みんな未熟。でも人間ってそんなものかも。フランスらしい。

    空気感や文体は好きなので、もっと深くまで理解したいと思った。

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    2026年07月04日
  • シェリ

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    シェリもレアも痛々しくて見てられないと言うのが1番の感想

    子犬系小悪魔男子のシェリが無邪気に甘えまくるのも、ラスト本人に面と向かって残酷な言葉を投げるのも、15歳くらいの設定ならまだ分かるけど、25歳となると一気に危険人物っぽさが増すように思う。

    レアも若く華やかな自分とか、若い男の子を手玉に取る自分というアイデンティティにしがみついて、自らの老いを受け入れることができないのが気の毒。

    作者の感情表現が巧いのだろうけど、それが故にリアルな世界で彼らとは接したくないと思ってしまいました。

    奔放な恋愛観も理解が難しく、読んでいてずっとお好きにどうぞみたいな気持ちでした…

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    2026年06月27日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    サガンは悲しみよこんにちわから入ったから、なんとなく雰囲気は知っていていたけど、儚くて虚ろなのがサガンだなと思う。
    この人は文体が本当にいい。
    内容は、うーん。
    ポールはそれでよかったの?って思っちゃう。
    ポールの心の機微がいまいち理解できなかった。
    でも人にオススメしたくなる本、なぜならサガンの書く文章は美しいから。

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    2026年02月15日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この後味の悪さはフランスを感じて嫌いじゃない。
    初めは惰性で読んでいたが段々と面白くなり夢中で読めた。コンプレックスって誰にでもあると思うが存外周りの人は気づいていないことが多いので、自分で気にしすぎてかえって自分の首を絞めてしまうこともあるなと思った。主人公は年齢を気にしすぎた

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    2026年02月01日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美しい。あまりにも緻密に、繊細に、恋が、恋の愚かさと美しさが、描かれている。
    文体がとても好きだった。翻訳本でここまで文体を魅力的に感じたのは初めてだ。翻訳者さんが素晴らしいというのもあるのだろう。
    ラストシーンといい、恋とはいかに滑稽なものか、という。

    147 それでも彼女はシモンと暮らし、夜は彼の腕のなかで吐息を漏らし、時には自分から彼を抱きしめた。子供か、でなければ技巧に長けた愛人たちにしかできないような抱きしめ方で。所有欲にあふれながらも、所有というもののはかなさに怯えるあまり、その激しさに気づいていないような抱きしめ方で。

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    2025年11月16日
  • シェリ

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    49歳で老境となってしまう時代。忍び寄る老いを感じながら、若い恋人が結婚し自分から離れていくのを鷹揚に構えながらも不安定なレア。続編もあるようだが、美しければ美しいほど、若さが失われていく実感が強いのかもしれない。ましてやその美貌だけで生活してきた身では、お金はあっても心は満たされず焦燥感でいっぱいなんだなぁと感じた。

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    2024年09月27日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    恋愛小説を読んでみたいなと思い
    初めて海外が舞台となってる小説を
    読みました。
    シモンの一途さが心に残ります。舞台が
    パリなので想像力を働かせました!笑
    少し難しい部分もありましたが大人の恋愛も
    なかなか大変だなあと感じます。

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    2024年09月16日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    使われてる言葉がとても綺麗で''フランス''を感じまくりの1冊でした。

    ただ私にはまだちょっと早かったかな、、、?と思ったのでもう少し歳を重ねてもう一度読んでみたいと思いました。

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    2024年07月10日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ずっと読みたかった作品の新訳版が登場。1961年に公開された映画『さよならをもう一度』の原作だ。観たはずだという記憶しかないが……。
    パリを舞台に、39歳バツイチのインテリアデザイナー・ポールと、その恋人であるロジェ、彼に紹介された顧客の息子で25歳のシモンの三角関係を描く。
    奔放な恋愛模様かと思いきや、発表されたのが1959年という時代ゆえか男尊女卑そのものでちょっと引いた。6年付き合ったが浮気者の男と、14歳も下だが一途な若者の間で揺れるポールが痛かった。

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    2024年06月30日