河野万里子のレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    飛行士である私と王子さまで大切なものを探す物語___

    ・象がウワバミ(大蛇)に食べられている絵と気づくのが子供で、大人はその絵をただの帽子だと決めつけてしまう…大人は先入観に縛られすぎている。それ以外の可能性を考えないことは勿体ないことだと思った。

    ・王子さまがうるさいと思って星に置いてきてしまった1輪のバラは、地球には5000本もあったけど、星に咲いていたバラは、自分が水をやった世界に1つしかない大切なバラだったんだと、後から気がついて涙を流すシーンでは、「本当に大切なものは、目に見えないんだよ」という王子さまの言葉を思い出し、その重みを感じた。

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    2025年12月20日
  • 星の王子さま

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    名前は聞いたことがあったし映画版も見たことがあったけど原作は初めて読みました。
    私は王子さまの疑問や言葉にすごく共感しました。王子さまは子供だからこそ大人が"理由はわからないけどそんなの当たり前"と思っていることに対して疑問を持ち、物事の本質を誰よりも理解していたように思います。
    私は周りと比べて自分が子供っぽいなと感じることが多かったけど王子さまみたいな感覚が自分の中に残っていてよかったな、と少し自分のことを好きになれた作品でした。

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    2025年12月19日
  • 星の王子さま

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    70年以上にわたり、世界各国で子どもから大人まで読み継がれてきた物語。

    読み進めるうちに、私は途中から「これは詩を読んでいるのではないか」と不思議な気持ちになった。何度も何度も読み返したくなる物語で、そっと優しい世界へ連れて行ってくれる。

    子どもの頃に感じていた感覚を、あ〜、ずいぶん忘れてしまっていたのだなと思った。いつの間にか頭でっかちになり、想像力が乏しくなっていたことにも気づかされる。

    「いちばんたいせつなことは、目に見えない」

    大切なものがそこにあると信じられれば、その周りにあるすべてが大切になり、輝き始める。小さな一輪の花でもいいし、大切な誰かでもいい。大切に思う気持ちは巡り

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    2025年12月16日
  • 星の王子さま

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    子どもの頃に読まなかったから、27歳2ヶ月で初めて読んだ。自分が近頃ようやく知ったようなことがたくさん書かれていた。もっと早く読んでいたら、と思う反面、今読んだから沁みたんだと思う。

    花との関係。行動を見たら、すべて愛故のものだとか。それを僕は子どもで、分かってあげられていなかった!って王子さまの言葉。

    キツネとの関係。キツネがなつかせて!と再三頼んで、なついた上でお別れをする時。悲しいのが分かっていてなついたし、それでもやっぱり悲しい。でも無駄ではなかった、小麦畑を見て君を思い出せるから。

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    2025年12月14日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    なんでフランス文学ってこんなに不思議なほどにエモーショナルな表現が似合うんだろうなぁ。
    虚無感と爽やかさと切なさとどこか愛らしさみたいなのがマーブル状にミックスされてるようなそんな小説だった。性的表現は少ないもののこれはある意味で官能的だと言えると思う。

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    2025年12月08日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    あまり展開が無いな〜と思っていると要所要所で物語が動く。終盤の展開には驚いたが、セシルが色々見えていないのは若さ故だろうか。セシル怖い。

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    2025年10月12日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    人の気持ちを操作するような行動、相手を気遣うフリをして自分の思い通りにしようとするセシルの行動が怖いと思った。大事な人をなくしてしまった後に、その存在の大切さに初めて気づいたのでは取り返しがつかない。

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    2025年10月07日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    最近の展開の早い小説に慣れていたので展開の遅さに飽きかけていたところでびっくりするような結末。えー!っと思いながら終わった。昔の小説はすごい。

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    2025年09月23日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    「ものうさと甘さが胸から離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しくも美しい名前をつけるのを、わたしはためらう」

    凄い書き出し
    夏の終わりに読んでよかった、切なくもドライなバカンス小説

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    2025年09月18日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    幸せとは何か考えさせられる。人にはそれぞれ性質があってそれに合った生き方をすればいいと思った。別に高尚である必要もないのかも。高尚に生きたければ生きればいいし、軽い付き合いが性に合う人が「真実の愛」みたいなやつをやる必要もない。結局その人がしっくりくるかだから、そこに上下をつけることは違うと思う。
    自分がどう生きたいかを考えられて、その生き方に合う人に会えて、共に過ごせたら幸せなのかな。それがなかなか難しいのよな〜。

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    2025年09月06日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    昔一度読んだことがあって、どんな話か忘れてしまってたんだけど、タイトル通りのストーリーだった(笑)
    でも、この本の猫たちは優しさと威厳に溢れていて、周りの冷たい目や困難に奮闘しながら、約束を果たすために試行錯誤する。とても強い心のキャットだった。
    諦めそうなとき、何かに挑戦するときに思い出したい本。

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    2025年08月17日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    先述の森瑤子の『情事』があまりに読後感が悪いというかしっくりこなかったので似て非なるこちらを。

    これなのよ、これ。
    この小説は1959年に23歳のサガンによって書かれたもの。23歳という若さで39歳という若くもかといって老いてもいるわけでもない女性ポールの心理をつぶさに描いている。
    その心理のキーとなるのは同年代の粗野で浮気性な恋人ロジェと、25歳の裕福な家庭に生まれ、ポールに一途な思いを寄せるぼんぼんシモン。
    長年結婚にも同棲にも踏み切らず、時に寂しい思いをさせられながらも、育んできた時間や愛着からなかなか気持ちを剥がすことができない恋愛と、瑞々しくて照れてしまうようなまっすぐさで求愛して

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    2025年06月27日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    女のいやーな感情を如実に表現している。色々な愛があって欲望があって。5人の複雑な関係が退屈しない。嘘をついたり駆け引きしたり、、うんうん、女性はそういう気持ちあるし、いざって時はやるよなあ、、と同じ女として、納得しながら読めた。

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    2025年06月16日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」
    的を得た言葉だよな。
    ここにルーティーン的なものを追加出来るとさらに高く飛ぶことができるんだろう。

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    2025年06月13日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    タイトルだけ知っていたが、機会がなくて初読。
    南仏の、林の奥の白い大きな別荘でヴァカンスを過ごす、17歳のセシルとその父。父の若い恋人も一緒に過ごしていたが、父はそこに聡明で知的な女性アンヌを招待してしまう。思春期のシリルがヴァカンスで過ごす一夏の恋と、奔放で魅力的な父が2人の女性と過ごすスリリングさが描かれている。
    フランス映画のような美しさと繊細さ、怠惰で奔放な夏の海辺の雰囲気と、夏の終わりの寂しさと仄暗さ。とても魅力的な作品でした。

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    2025年05月30日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    ネタバレ

    中1の読書感想文で読んだ本。当時は、この本の持つ力が分からなかったが、コロナ禍で再び手にしてみた。すると、このカモメとネコという異なる生き物の組み合わせが感動や学びをもたらすのに最適であるということが分かった。人間がもたらす環境破壊、異なる他者との出会い、そして愛するということ…
    石油まみれという人間の活動によって母親を知れなかったカモメ。海の街で人間と生活をするネコ。本の中でも書いてあるように、相手と話してみなければどんな人かは分からない。もし、母カモメが生き延びたとしたら、母カモメも子カモメも人間を憎むしかなかっただろう。人間に命を救われたという過去を持つ猫から、人間がしたように愛情を注が

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    2025年03月15日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    サガンの文章は非常に美しく、
    その描写は風景や情景を鮮やかに目の前に浮かび上がらせる。
    読むだけで心が満たされるような感覚を覚えた。
    物語には悲しさと切なさが漂っているが、
    それこそが孤独と愛の本質なのだろうかと考えさせられる。

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    2024年11月27日
  • シンプルとウサギのパンパンくん

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    タイトルがとても小さい子向けのように感じられるので、少し損しているような気もしないではないけど、完全にYA。いわゆる「ヤングケアラー」の物語に、若者たちの恋愛模様をからめつつ、それでいて昔ふうのラブコメみたいな、取り違えとかすれ違いの笑いもつっこんでくる。同じような題材を扱った英米のYAとすごく感触がちがっていてびっくりしたし、おもしろかった。シンプルの純真さが周囲の人びとの心をいつのまにか温めていく様子が無理なく伝わってくるのが好き。

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    2024年11月15日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    心温まるストーリーだった。
    とても読みやすい本だし内容も前向きだからぜひ子どもに読んでほしいけどけど大人が読んでも心が浄化されてポジティブな気持ちになれると思う。

    作中の猫たちのやりとりが可愛くて、もしかしたら街中にいる猫たちも彼らと同じように掟やコミュニティがあるのかなって思わず考えた

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    2024年10月22日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    サガンが恋愛と孤独をテーマにしているということがよくわかった。24歳でこれを書いたのってすごい。
    涙で視界が滲んだ時にワイパーを使うっていうユーモアがお洒落だなと思った。

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    2024年09月18日