河野万里子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今なんで今年の新潮プレミアムがあの色なのかわかって!!!やばい!!って気持ち!!!
読み終わった。ポップに表現すると「どんより」が漂う作品だった。てかこれを18で書けるサガンすごすぎんだろ…
以下ネタバレ含むぐちゃぐちゃな感想
このさ〜、何か決定的なことが書いてあるわけではないのにこの人物死にそうだなって読者に思わせるのすごくない???精神疾患でも病気でもなく、思考も生き方もまともな1人の人間なのに。
どこかでアンヌ死にそうだな、自殺しそう〜って思ってたら本当に亡くなってしまってびっくりした。
セシルの、急になんなの?!の気持ちもわかるんだけど…なんか上手く言 -
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ある漫画の一場面に出てきて気になり購入。
『いちばんたいせつなことは目には見えない』
本書を読んでみて、なぜか少年時代を思い出しました。
少年時代は、後になって色々なことに気付くことがあり後悔することも多く
違う選択をしていたら上手くいったのかな?
今の選択は間違った選択では。
など考えを巡らせることが多かった気がします。
そのような経験を通し、後悔しないように、苦しくならないように、安全な選択をするようになるのが大人になることだと思います。
そんな少年時代から大人になるまでの記憶を蘇らせてくれる読書体験が本書ではできました。
バラと王子の関係などもあったように
人は失ってから初めて -
Posted by ブクログ
「シェリ」がとても良かったので、読んでみた。
イイ!たぶん、文学的にいうとこちらの方が評価されるのかしら?若い男女の恋という、当時としては斬新な設定。舞台が海辺の保養地になったことで、風景の描写がさらに豊かにこまやかに。若さが煌めいていて、感情の振れ幅も大きい。そして、ナゾの美女というミステリアスな展開、、、、すごく面白いです。たびたび出てくるツルニチニチソウの青い花というのが、描写としても鮮やかだし、含んでいる意味も深い。短いしスッキリと読めますが、読後感はどっしりして、色んな思いに耽ってしまいます。
ただ、なかなかに残酷度が高まるため、読んでる時のヒリヒリ感が、個人的にはきつい。同じ星4 -
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Posted by ブクログ
海外文学は今までほとんど読んだことがなく、おそらくフランス文学を読むのははじめて。
雑貨屋さんでたまたま見つけ、おしゃれな表紙に惹かれて購入。
主人公のポールは39歳。
「「若い女性」から「若々しい女性」へ女としてのカテゴリーが変わっていく・・」とは、
今年でまさに39歳になる私にとって、
心中穏やかでいられないフレーズ。
ロジェとシモン。二人の間で揺れるポール。
歳を重ねるにつれて、
色々なものでがんじがらめになってしまって
(それが、社会的なものなのか、
自分の意思なのか、なんなのか)、
うまく動けないさまが、
おしゃれな文章とともに語られていて、
あぁ、心がモヤモヤしたり、ドキドキし -
Posted by ブクログ
先述の森瑤子の『情事』があまりに読後感が悪いというかしっくりこなかったので似て非なるこちらを。
これなのよ、これ。
この小説は1959年に23歳のサガンによって書かれたもの。23歳という若さで39歳という若くもかといって老いてもいるわけでもない女性ポールの心理をつぶさに描いている。
その心理のキーとなるのは同年代の粗野で浮気性な恋人ロジェと、25歳の裕福な家庭に生まれ、ポールに一途な思いを寄せるぼんぼんシモン。
長年結婚にも同棲にも踏み切らず、時に寂しい思いをさせられながらも、育んできた時間や愛着からなかなか気持ちを剥がすことができない恋愛と、瑞々しくて照れてしまうようなまっすぐさで求愛して -
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ネタバレ中1の読書感想文で読んだ本。当時は、この本の持つ力が分からなかったが、コロナ禍で再び手にしてみた。すると、このカモメとネコという異なる生き物の組み合わせが感動や学びをもたらすのに最適であるということが分かった。人間がもたらす環境破壊、異なる他者との出会い、そして愛するということ…
石油まみれという人間の活動によって母親を知れなかったカモメ。海の街で人間と生活をするネコ。本の中でも書いてあるように、相手と話してみなければどんな人かは分からない。もし、母カモメが生き延びたとしたら、母カモメも子カモメも人間を憎むしかなかっただろう。人間に命を救われたという過去を持つ猫から、人間がしたように愛情を注が -
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