河野万里子のレビュー一覧

  • 青い麦

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    鹿島茂さんの解説によると、恋愛の本質はイニシエーションらしいです。
    はて?
    その辺りは自分にはよくわからないけれど、フランス文学や作者についての解説がわかりやすくて良かったです。

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    2018年04月13日
  • 青い麦

    Posted by ブクログ

    幼馴染と、夏に出会ったマダム。ああ、僕は。

    フィリップは別荘で夏休みを過ごしながら、幼馴染のヴァンカとすれ違う自分、マダム・ダルレイに惹かれていく自分をもてあます。大人になりゆく少年の戸惑いをみずみずしく描いた作品。

    この作品は、「若い男女の恋」を描いたことで画期的だったそうである。なぜかというと、それまでフランスには「若い男女の恋」がなかったから。恋愛マスターのフランス人をイメージすると「!?」となってしまう。それまでのフランスの恋愛は、若い男と人妻だったり、男と高級娼婦や階級が下の若い娘との金銭的恋愛だったりと、ベテランが若者を導くような恋しかなかったらしい。

    本文は「あーはいはいわ

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    2017年09月21日
  • 青い麦

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    「シェリ」「シェリの最後」「青い麦」とコレットを読破。あまり恋愛小説は得意ではないな。私自身がレンアイに向いていないのかも。

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    2013年02月07日
  • 青い麦

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    15,6歳の頃って根拠のない自信と、将来への不安が交互にやってくるよなあ、と共感。

    フィリップもヴァンカもお互いのことを好きで、支配欲すら併せ持つくらいなのに、随所で不安が現れてくる。そんな心の動揺を、あえて悪く言えば執拗なまでに描いてた。おかげで、自分まで彼らの考えの中でぐるぐると堂々巡りしそうになるくらい。心情表現そんなにするのかと。

    海外作品にしては平易で読みやすかったけど、登場人物に共感できないと読めないと思う。

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    2012年07月17日
  • 青い麦

    Posted by ブクログ

     純粋に愛し合うがゆえに関係が変わってしまうことを恐れ危ういバランスの上にたっている少年少女と年上の女性。今読むとかなりありがちなストーリーだが、解説を読むと1922年のフランスの小説としては画期的な内容だった模様。
     しかし、思春期まっただ中の少年少女の揺れ動く繊細な情感を瑞々しく描いていて、心理描写と密接な関係を持っている随所に挟まれる植物、風景の描写も凡百の似たような小説とは一線を画すかと思われました。
     でも個人的にものすごく苦手なタイプの小説です・・・。

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    2011年04月27日