河野万里子のレビュー一覧

  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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     どんな感情であっても、きちんとあいさつしよう! (笑)
     すこし前に、三島由紀夫さん『午後の曳航』の感想で、「解説」にフランソワーズ・サガンさん『悲しみよこんにちは』について書いてあったと教えていただきました。
     『午後の曳航』の解説を確認、久間十義さんでした。
     みると久間さんが二十代に初めて読んだときの感想が「古典悲劇的」と感じられたそうで、「・・・、意地悪く言えばサガンの『悲しみよこんにちは』の男女を取り違えた変形バージョンであり、・・・」(p216)、と書かれています。特に比較はされていないようでした。


     それでは、わたしが片寄った考えで比べましょう。
     主人公を比べます。『午後

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    2026年08月02日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    大学の時に買って読むのは3回目くらいだけど大人の風刺が笑えるくらいに私も大人になってしまいました。私にとってのバラというような存在もできたのですが、先日小さな王子さまのようになってしまい、大切に育てている植物に対しても「種類は珍しくないけど、“私の”植物だからこんなにも愛おしい」と思えていて、久々に読みたくなり再読しました。
    訳者がバラとの関係を「男女の」と書かれているのがモヤモヤしますが、私は私の解釈でいるつもりです。
    また再読すると思います。この本はいつでも手元におき、読めるようにしています。

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    2026年07月28日
  • 星の王子さま

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    ほんとうに大切なものは目に見えない。

    前読んだ時には、良さが全然わかってなかったと思う。何度も読みたい本。大人だから、どうでもいいこと(治めたり、酒浸りになったり、ガスに火を灯したり)に固執して大切なものを見失ってしまうから。

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    2026年07月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    父への近親相姦的な愛から生まれたとある計画。その行く末は……。

    若くて生命力にあふれた文章を書けたのは、18歳だったからかもしれないけれど、そのうえ危なげで、自分自身の葛藤もこんなに繊細に書けたなんて、すごいね!

    この本が古典とされるのは、文章が美しいからだ。
    一文一文が短いので、海外文学初心者の人にもおすすめ。

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    2026年07月28日
  • 星の王子さま

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    「本当に大切なものは目に見えない」「心で見ることしかできない」星の王子さまを大人になった今、読んで、子どもの時のなんにでもワクワクしてた頃を思い出しました。読んだあとは、初心に戻ったような、新しいスタートのような、感覚になりました。素敵な作品でした。

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    2026年07月26日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    王子さまは大切なことを教えてくれました。最後の方心が綺麗で、忘れたまま分からないまま大人になったことが悲しいのか涙が出ました。
    何度も見返したい物語でした。

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    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    一気読み。五感に残る、読むだけで南フランスを想像できる文章。18歳でこれを書いたの凄過ぎる。
    十代で文学に造詣の深さができ過ぎているのを感じた。
    彼女は文豪らしい、、麻薬中毒、度重なる再婚、脱税の発覚などもあった。それでも文学作品を作ることへの執念の炎は消えなかった。

    所々に吹き出すくらい笑ってしまうセシルの行動もあるが、アンヌの人生の核心をつくような言葉に心が抉られたりもする。

    結局若気の至りの恋って全く愛じゃないんだなぁ、、
    アンヌみたいな、一途に人を愛せて自分を律する者が結局本能的に生きてる人たちから傷つけられてしまう。死にかたさえも優しかった。
    人生本棚入り。さすがの名著。

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    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    もるげんちゃんの動画で紹介されていて読みました。

    この本を読めば夏の暑さも乗り切れる。

    夏の暑さってやっぱり危険だなって思いました。

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    2026年07月21日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    自分は過去に一回この本を読んだことがあった。
    結構小さいころに読んだのでその時は正直にいうとよく分からなかった。
    でも「良かった」というのだけ頭にこびりついたのを覚えている。その事を急に思い出し、読み返してみるかと思い再読。
    読み終わって思ったのは本当にいいセリフが多いなと感じた。
    もうキリがないくらい、いいセリフがあるが特にキツネのセリフが良かった。
    「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない。」

    本当にその通りでしかないなと思った。
    思いかえしてみれば、昔読んだときの
    「良かった」という感情は目に見えない。
    だけど、「良かった」と思うことが自体が大

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    2026年07月20日
  • 星の王子さま

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    たぶん子供の頃、学校の図書室で何とはなしに読んで以来となるけれど、今回また読んで思ったのは、多くの人がそうであるように、かつて王子様側だった自身が、今度はパイロット側の視点に立って、あの頃の王子様に再会したような気持ちになった。当然見え方も変わり、冒頭からの「〜心から話ができる人もないまま、一人で生きてきた。」という一文に妙に感じ入ってしまったり、何かと気まぐれで気を揉ませる花に男女愛の難儀を思ったりで、全体的には無垢で童話的な印象ながらも、今大人として読むと、ところどころに痛切な味わいがある。

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    2026年07月12日
  • 星の王子さま

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    人と出会うと、これまで見てきた世界がきらめき出し、幸せな時間が増える。別れは悲しいけど、星空を見て笑顔になれたり、悲しいことだらけじゃない。「いちばんたいせつなことは、目に見えない」。いくつかの目に見えないたいせつなことを、教えてくれた作品です。

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    2026年07月12日
  • 星の王子さま

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    これまで何度かトライするも、数ページで挫折。子どもだまし、どこがおもしろいのかわからない。読み方が悪いのか。
    今回、態度をあらため、リトライ。サン=テグジュペリ、本職は郵便貨物のパイロット、『人間の土地』や『夜間飛行』の著者。緊張感あふれる日常のなかで、片手間に心遊ばせるために書いた本、そう思って(そして本人が描いた水彩の挿絵も愉しむつもりで)、読んでみた。すると、どの話もウィットに富んでいるではないか。とくに、5番目の星、忙しい点灯夫の話がいい。数十年来の懸案がひとつ片付いた。
    トライしたのは幾種類かの訳書。今回読み通したのは、新潮文庫の河野万里子訳。人からもらった昔の50フラン札(サン=テ

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    2026年07月07日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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     主人公の家に台風がやってくるところからはじまります。台風はパリの海でバカンスをしていた「わたし」と父の夕食の時間を襲います。台風によって別荘の窓は割られ、そこから吹き込んできた暴風雨がサラダやコーヒーの容器を壁に叩きつけ割ったりと大惨事で、「わたし」はもうバカンスは中止になるだろうといらいらを募らせました。そこで「わたし」はこの一夏の海で起こったさまざまな思い出に再会します。「わたし」の身に起こったさまざまな思い出に彼女は胸を詰まらせ、名状しがたいさまざまな感情の渦にのまれてしまうのです。ユニークな書き方で笑ったり、深刻になったり、とても感情を揺さぶられました。最後の「わたし」が感情を抑えき

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    2026年07月06日
  • 星の王子さま

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    何度でも読みたい!
    挿絵も美しく、寓話的で、読解というよりも味わって読み進められた。
    王子様が旅の途中で出会う人々は、人間の愚かな側面を映し出していた。権威にしがみつく王様、称賛に酔う大物きどり、所有に執念を燃やす実業家、そして手段と目的の逆転を象徴する酒浸りの男。どの姿も、人間が陥りやすい愚かさを描いていて、滑稽ながら愛おしくも感じた。
    作中に出てくるバラは、見栄っ張りで高飛車で嘘つきで、でも、王子様を愛していた。王子様はそのことを見抜くべきだったと後悔する。バラは矛盾を体現していた。矛盾を抱えたまま愛することが、生きていくうえで大切なのだと気づかされた。
    キツネが王子様に「秘密」を教えてく

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    2026年06月29日
  • 星の王子さま

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    なんか泣きそうになった。長い間忘れかけていた大切なことを思い出させてくれたような気がする。でも私ももう大人なので、この気持ちをすぐに忘れちゃうと思います。だから気づいたときにこの本を読み直して忘れないようにしたい。

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    2026年06月28日
  • 星の王子さま

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    たいせつなことは、目にみえない。
    なつく には時間がかかる。
    これから読み返すとき、どんなタイミングで
    読みたくなるのか…
    楽しみ。
    本との付き合い方、本が前よりもっと
    たのしいものになってきた❗️

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    2026年06月20日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    キツネと王子さまの関係が印象的だった。絆を結んだ相手との別れは悲しいけれど、王子さまと仲良くなったからこそキツネは麦畑の色を好きになった。パイロットと王子さまの関係も。パイロットにとってはどこかに王子さまの星がある夜空が特別になって、王子さまも星を見れば滑車のついた井戸を思い出す。誰かを好きになるってことは、目に映る景色がいつもより特別になるってことなのかなと思った。

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    2026年06月18日
  • 星の王子さま

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    久しぶりに再読。
    素敵な言葉が本当にたくさんある物語。

    「きみが夕方の四時に来るなら、ぼくは三時からうれしくなってくる。」
    は何度読んでも好きな言葉。

    泣きそうなキツネが王子さまと別れるとき、「いいことなんてひとつもなかったでしょ?」と聞くと、「あるよ、麦畑の色が素敵に思えるようになったことだ」といったようなことを言う場面がすごく好きだった。

    それから飛行士と王子さまが別れる場面も。
    この星空のどこかに好きなきみがいて、そのきみが笑ってると思えば、夜空の星ぜんぶが笑ってみえる、全部の星が好きになる。
    本当に素敵な考え方だ。

    「そのうち悲しい気持ちがやわらいだら(悲しい気持ちは必ずやわら

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    2026年06月14日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    若い時に、サガンに夢中にになった時期があった。今回、久々に読みたくなった。以前はたくさんあった新潮文庫のサガンはだいぶ絶版が多くなり、新刊書店ではこの本と悲しみよ こんにちは、しかない。
    あの頃大人の女性だと思っていた39歳もとっくに過ぎ、むしろ夫人の年齢に近くなった今読むとまた新鮮だ。これぞ、サガン。これぞ、思い描くパリ。大人の恋愛。赤ワインを片手に読みたくなる。
    古本屋さんでサガンを見つけたいな。サガンの世界、今なら憧れだけでなく少しは分かるような気がする。

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    2026年06月13日
  • 星の王子さま

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    2026.34

    映画『箱の中の羊』を観たあと
    本棚の奥で眠っていたこの本を読んだ

    星の王子さまの話自体には
    そこまで心を掴まれた幼少期ではなかったけど
    大人になってようやくこの素晴らしさに気付いた
    泣きながら読んだ

    河野万里子さんの訳者あとがきまで素晴らしかった

    映画の副読本として
    映画鑑賞後に読むことをぜひおすすめしたい

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    2026年06月09日