河野万里子のレビュー一覧

  • 星の王子さま

    購入済み

    優しい言葉づかいです

    他の人の訳を読んだことがあります。この本はそれぞれのキャラクターに合った言葉づかいでした。あたたかく、切ない気持ちになりました。
    訳者あとがきも良かったです。

    0
    2020年11月22日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

    Posted by ブクログ

    コミカルでチャーミングなこの物語には沢山の教訓が詰まっている。国境や人種、種別の壁を乗り越えて愛し合えること、交渉による解決が可能であること、全力で挑戦することの大切さ。ラストのゾルバがフォルトゥナータを見つめるシーンにホロリときた。

    0
    2020年07月28日
  • 星の王子さま

    購入済み

    歳を重ねてたまに読み返す。
    読む度に印象感想が変わる
    違う作品みたいだなってくらい

    面白いね。また数年経ったら読もうかな
    なんとなく手に取って読み返す
    そのくらいの気持ちがいい

    思いがけずってのが、楽しさ

    0
    2020年05月11日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     元々、小学校の学芸会で小学校6年生の次男が取り組んだ劇として知った作品。月刊ふらんす誌3月号で河野万里子さんのエッセイを読み、彼女の訳であることを知り購入。積読していたが、この度、作者のルイス・セプルべダ氏が新型コロナウィルス感染のため逝去されたことを新聞記事で知り、読み始めた。
     「みんなこのときを、待ちわびていたのだ。猫だけが持ち合わせているすぐれた忍耐力のありったけで、若いカモメが飛びたいと自分から言い出すのを、待ち続けてきた。飛ぶためには、本人の決心が何より大切だということを、彼らはその叡智で知っていたからだ。」
     自分にはその叡智が、忍耐力があるのか子供たちを思いながら、自問してい

    0
    2020年04月19日
  • シェリ

    Posted by ブクログ

    美しい。プルーストやジョットが称賛するのが納得。フランス文学って恋人たちの表現が愛おしい。ルパンも好きだ。
    コレットの書く色や自然、食事、家具なんかの雰囲気がこんな風だと知ったので、他の本も是非と思って買ってみた。フランス語で読めたら素敵だろうなあ。他のを読む前に他の訳のシェリも読んでみたい。
    ミシェル・ファイファーの映画も観たいなあ。

    0
    2020年03月04日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2026.51

    夏のおすすめとしてSNSで紹介されており気になっていたところに、新潮社文庫50周年のプレミアムカバーが藤色で素敵だったので購入。

    美しい夏を感じる描写が多く、それらがみずみずしくて、これは確かに夏にぴったりの本だなあと思った。初夏に読むべきだった。

    読みやすいのは河野万里子さんの訳だからなのかもしれない。他にも河野万里子さん訳の作品があるなら読んでみたい。

    巻末にある作家の小池真理子さんによる文章も素敵だった。わたしの知らない"あの頃"の雰囲気を想像しながら読んだ。

    ===

    P31 わたしはコーヒーカップとオレンジを一個持って、ゆったり石段にす

    0
    2026年08月30日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一文一文を読むのがとても楽しかった。綺麗でした。
    最初は、夏の別荘で過ごす少女の青春小説のようなイメージで読み始めたけれど、死までつながっていくとは思わず、思っていた以上に重い話だった。セシルの行動には、悪いことをした少女の話として片付けるのではなく、自由でいたい、自分の生活を変えたくないという気持ちが、少しずつ取り返しのつかない結果につながっていくところが印象に残った。
    「罪は、現代社会に残った唯一の鮮明な色彩である」という一文が印象的だった。罪そのものを肯定しているのではなく、社会の中で感情や欲望を抑えて生きる人間にとって、罪はむしろ自分の欲望や感情がむき出しになる瞬間なのかなと思った。そ

    0
    2026年08月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公のセシルは、プレイボーイな父とその恋人エルザと共に海辺の別荘で夏を過ごすことに。そこへ、父のもう1人のガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚を考え始めたことを察したセシルは、ある計画を思い立つ。
    セシルは17歳という多感な時期。文章からは、彼女の苦悩や迷いが読み取れる。
    結末では、それでも日常は続いていくのだなと、とても切ない気持ちになった。

    0
    2026年08月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    しばらく本を読んでいなかったのですが、出版社が推してたので買いました。好きな作詞家がこの本に影響を受けて歌詞を書いたということもあり、気にもなっていたというのもあります。
    作者がこの話を18歳で書いたことが凄すぎてただただ唸るばかりです。
    読んでいてセシルの感情に振り回されっぱなしでした。

    0
    2026年08月23日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    タイトル「ブラームスはお好き」は、40歳を目前にした主人公ポールの青春時代を想起させ、ターニングポイントとなる大切な一言だった。

    女って、身体の特徴やバイオリズムの影響もあるから、多分何歳になっても複雑で繊細かつ微妙な心の動きをする。
    だから、男性が女性の気持ちを理解するのは、難しいこともあるのかもしれない(逆も然り)。

    結局のところ、慎ましいポールも、その恋人で自由を愛するロジェも、「慣れ親しんだ風景が楽」なのだろう。

    悲しいことに今の私は、そこに共感できてしまう年齢なので、ポールのことはなんか許せてしまった。

    この作品、サガンが24歳で書いた作品とのこと。
    随分と早熟だったのか…と

    0
    2026年08月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    私に父がいたら、きっとこんなふうに感じたのかもしれない。まるで初恋の人を奪われたような感覚だった。聖書においてヘビは神に最も近い知的な生き物とされるが、美しいヘビが「パンを取ってくれた」という描写には、「知性」を与えてくれたアンヌが重ねられているのかもしれない。原文を切り裂けば鮮血が溢れ出しそうな生々しさがありながら、その内側にはぽっかりと穴が空いているような作品だった。

    0
    2026年08月23日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    本当に大切なものは目に見えない。このフレーズはとても大切だと思う。砂漠のどこかに井戸があるだけでその砂漠は美しくなり、この宇宙のどこかに君がいると思うだけで空は美しく見える。

    0
    2026年08月15日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ため息が出る美しさ!!
    こんなに余韻に浸っていたいと思える作品に出会えて幸せ。
    読んでいるとほろ酔いみたいなフワフワしたいい気分にさせてくれる…

    0
    2026年08月12日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ
    王子様、王子様のバラやきつね、飛行士と出会えてよかった
    なかでも、きつねとの出会いは、王子様にとって気づきが大きくて大切な出会いだったのでは。

    私も、きつねと出会えてよかった
    王子様ときつねのやりとりを読む事ができて、人との出会いの大切さとか改めて感じ、これからの私を豊にしてくれると思う

    0
    2026年08月10日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    18歳でこんなに色々な立場の人間の感情を表現できるの凄い(特に男の)
    あぁ…美しくて悲しいものを読んだって感じ

    たまに「男の心情」みたいなのを書くのが上手い女性作家と出会うけど、18歳って…ただただ凄い

    0
    2026年08月06日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    少し難しい所もあったけれど、感動するし良い作品だった。名言がとても心に刺さった。 心に残しておきたい一冊。

    0
    2026年07月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    普段の自分ならあまり好きではないであろう話にも関わらず和訳が読みやすかったのもあり不快にならなかった。
    若さ故の過ちの計画でまさかアンヌが死ぬとも思わず結局その後の2人は各々奔放に暮らしているのでもっとアンヌに男を見る目があれば等考え楽しめた。

    0
    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公、父、父の恋人の物語。
    主人公にとって、父の恋人は心地の良い存在だった。彼女は完璧超人。越えられない壁。不安をとりのぞいてくれる。
    邪魔者でもあった。一緒に暮らしていると不自由になる。でも不自由だからこそ心地よかった。
    そんな彼女をいつか越えてしまうのではないか。
    彼女がただの人間であると気づいたときの同情心。そして主人公は彼女の死への罪悪感に苛まれる。内面描写が上手く重なり合っていた。

    0
    2026年07月23日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    思っていたより表現が抽象的で分かりにくい部分もあったが、最後は感動した。
    特にキツネの「なつかせて」のくだりはよかった。

    0
    2026年07月21日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    とんでもない話です。

    多感で奔放な一面のある少女が、彼女をとりまく大人たちから、愛について、家族について、形のないなにかを受け取ったり渡したりしてゆき、ゆっくりと事態が動きながらしかし突然に結末が訪れます。

    正直なところ「悲しみよ こんにちは」じゃねえよ、と言いたくなってしまう気持ちもあります。でも、彼女にはどうしようもなかったのではないかという気もします。

    そのような、若さゆえともいえる多面的で変わりやすく繊細な心情を、写真のように瞬間でとらえつつ、刻々と移ろっていく様を映像のように巧みに文章に写し取っていて、とても10代が著したものとは思えませんでした。

    0
    2026年07月13日