河野万里子のレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    歳を重ねるごとに物事を中身ではなくそれに付随している情報(他者の評価や世の中においての重要度など)で選ぶようになってしまっている、それに気づかせてもらいました。
    この作品を読んでもっと自分の目で、想像力を働かせて目の前の事象を楽しんでいきたいなと思わせてくれました。

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    2026年09月04日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「ものうさと甘さがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しいりっぱな名前をつけようか、私は迷う」こんな一文から始まる話。
    鮮やかな語彙で彩られる細やかな感情たち。美しいと思う。

    狡猾な策士なのに、若々しくて至らなさのある主人公。最後のほうのアンヌへの手紙を書く場面は、青春、失敗という単語をイメージした。痛々しく、印象深い。好きなシーンだった。

    読み返すと、案外車に関する描写が多い気がする。気のせいかな。

    「車の中ほど人に対して友情を感じる場所はないのだ。/もしかしたら同じ死に身を委せているのだった」「車の中は/眠るために具合よくできている」なんだか車って、家みたいな場所

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    2026年09月03日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    最初の1文にここまで心を奪われ、惹かれた作品は初めてだったと思う。

    ライムのような作品だと思った。
    みずみずしく爽やかな部分もあるが、人間の内なる苦い部分もある。
    日本語の美しい表現とはまた違う、海外ならではの比喩表現や言葉選びに心が潤ったのと同時に、思春期の感情や経験したことのある感情を言い当てるような書き方に胸が苦しくなった。

    18歳にしてここまで書けるのか。18歳だから書けるのか。
    いずれにしても、若者が虜になった理由が分かった気がした。

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    2026年08月25日
  • 星の王子さま

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    キツネとの出会いで、大切なことがわかった。
    愛情を持ったものに責任を持つことが大切だということ。
    また、その後、王子さまの星のバラが、特別なバラだと気がつくところも心打たれた。「だって彼女は、ぼくのバラだもの」というとことに心打たれる。
    大切なものが、わかるようになれたことが、素晴らしいことだと感じる。感謝。

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    2026年08月23日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    いやー、、すごい、、
    この作品を18歳で書いた、、18歳にしか書けないんだけど、すごい、、すごいしか出ん、、

    漱石の「こころ」っぽい感覚があるんだけど、漱石は晩年の時に書いてて、サガンは18歳だもんなあ
    うわー、サガンすごいわぁ

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    2026年08月23日
  • 星の王子さま

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    最初に読んだときは、率直によく分からないと思ったけれど、大人になってから読み返すと、とても大事なことを繰り返し教えてくれているんだと感じた。
    飼い慣らす、という日本語の表現は独特だけど、絆が生まれることを、その効果の描写などを含めてすごく美しく言い換えているなと感じた。

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    2026年08月22日
  • 星の王子さま

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    クリスマスが好きでした。
    サンタさんからプレゼントが貰えるからではなく、それも理由の一つかもしれませんが、「クリスマス」というだけでどうしようもなくワクワクしてしまうからです。
    同じような理由で、祖母の家も大好きでした。そこで時々会える従姉妹と一緒にするゲームも。
    僕はプレゼントやゲーム自体を一番に楽しんでいるわけではありませんでした。サンタさんという不思議な存在、または祖母の家に漂う安心感、従姉妹への頼もしさ、僕はこれらのささやかですが特別な感覚を味わい、大切にしていたのです。

    しかし僕は、知らぬ間に、それらを少しずつ手放しています。ただ、それは避けられるものではなく、時には必要でもありま

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    2026年08月17日
  • 星の王子さま

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    大人になってから読み返したいと思って、やっと手にとれた本。
    こんなに切なくて愛あるお話だったっけ?というくらいジーンとくる。
    じっくり時間をかけて日々を味わうことの大切さを感じさせてくれます。

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    2026年08月16日
  • 星の王子さま

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    どうしてか、避けてきた本。
    還暦前にふと手にした。
    そして、もっと若い時に読んでおけば良かったと後悔。
    こんなにユーモア溢れるシニカルな作品だったとは。

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    2026年08月15日
  • 星の王子さま

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    ファンタジーでありつつ、編み出されるフレーズが今生きてる自分の生活の一部とリンクして、ブッ刺さるものが多々ありました。
    おそらく違うタイミングでまた読めば、違った文章が心に残るのだと思います。

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    2026年08月13日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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     どんな感情であっても、きちんとあいさつしよう! (笑)
     すこし前に、三島由紀夫さん『午後の曳航』の感想で、「解説」にフランソワーズ・サガンさん『悲しみよこんにちは』について書いてあったと教えていただきました。
     『午後の曳航』の解説を確認、久間十義さんでした。
     みると久間さんが二十代に初めて読んだときの感想が「古典悲劇的」と感じられたそうで、「・・・、意地悪く言えばサガンの『悲しみよこんにちは』の男女を取り違えた変形バージョンであり、・・・」(p216)、と書かれています。特に比較はされていないようでした。


     それでは、わたしが片寄った考えで比べましょう。
     主人公を比べます。『午後

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    2026年08月02日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    大学の時に買って読むのは3回目くらいだけど大人の風刺が笑えるくらいに私も大人になってしまいました。私にとってのバラというような存在もできたのですが、先日小さな王子さまのようになってしまい、大切に育てている植物に対しても「種類は珍しくないけど、“私の”植物だからこんなにも愛おしい」と思えていて、久々に読みたくなり再読しました。
    訳者がバラとの関係を「男女の」と書かれているのがモヤモヤしますが、私は私の解釈でいるつもりです。
    また再読すると思います。この本はいつでも手元におき、読めるようにしています。

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    2026年07月28日
  • 星の王子さま

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    ほんとうに大切なものは目に見えない。

    前読んだ時には、良さが全然わかってなかったと思う。何度も読みたい本。大人だから、どうでもいいこと(治めたり、酒浸りになったり、ガスに火を灯したり)に固執して大切なものを見失ってしまうから。

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    2026年07月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    透明な文章で描かれる18歳の夏

    父への近親相姦的な愛から生まれたとある計画。その行く末は……。

    若くて生命力にあふれた文章を書けたのは、18歳だったからかもしれないけれど、そのうえ危なげで、自分自身の葛藤もこんなに繊細に書けたなんて、すごいね!

    この本が古典とされるのは、文章が美しいからだ。
    一文一文が短いので、海外文学初心者の人にもおすすめ。

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    2026年07月28日
  • 星の王子さま

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    「本当に大切なものは目に見えない」「心で見ることしかできない」星の王子さまを大人になった今、読んで、子どもの時のなんにでもワクワクしてた頃を思い出しました。読んだあとは、初心に戻ったような、新しいスタートのような、感覚になりました。素敵な作品でした。

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    2026年07月26日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    王子さまは大切なことを教えてくれました。最後の方心が綺麗で、忘れたまま分からないまま大人になったことが悲しいのか涙が出ました。
    何度も見返したい物語でした。

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    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    一気読み。五感に残る、読むだけで南フランスを想像できる文章。18歳でこれを書いたの凄過ぎる。
    十代で文学に造詣の深さができ過ぎているのを感じた。
    彼女は文豪らしい、、麻薬中毒、度重なる再婚、脱税の発覚などもあった。それでも文学作品を作ることへの執念の炎は消えなかった。

    所々に吹き出すくらい笑ってしまうセシルの行動もあるが、アンヌの人生の核心をつくような言葉に心が抉られたりもする。

    結局若気の至りの恋って全く愛じゃないんだなぁ、、
    アンヌみたいな、一途に人を愛せて自分を律する者が結局本能的に生きてる人たちから傷つけられてしまう。死にかたさえも優しかった。
    人生本棚入り。さすがの名著。

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    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    もるげんちゃんの動画で紹介されていて読みました。

    この本を読めば夏の暑さも乗り切れる。

    夏の暑さってやっぱり危険だなって思いました。

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    2026年07月21日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    自分は過去に一回この本を読んだことがあった。
    結構小さいころに読んだのでその時は正直にいうとよく分からなかった。
    でも「良かった」というのだけ頭にこびりついたのを覚えている。その事を急に思い出し、読み返してみるかと思い再読。
    読み終わって思ったのは本当にいいセリフが多いなと感じた。
    もうキリがないくらい、いいセリフがあるが特にキツネのセリフが良かった。
    「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない。」

    本当にその通りでしかないなと思った。
    思いかえしてみれば、昔読んだときの
    「良かった」という感情は目に見えない。
    だけど、「良かった」と思うことが自体が大

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    2026年07月20日
  • 星の王子さま

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    たぶん子供の頃、学校の図書室で何とはなしに読んで以来となるけれど、今回また読んで思ったのは、多くの人がそうであるように、かつて王子様側だった自身が、今度はパイロット側の視点に立って、あの頃の王子様に再会したような気持ちになった。当然見え方も変わり、冒頭からの「〜心から話ができる人もないまま、一人で生きてきた。」という一文に妙に感じ入ってしまったり、何かと気まぐれで気を揉ませる花に男女愛の難儀を思ったりで、全体的には無垢で童話的な印象ながらも、今大人として読むと、ところどころに痛切な味わいがある。

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    2026年07月12日