河野万里子のレビュー一覧

  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    透明な文章で描かれる18歳の夏

    父への近親相姦的な愛から生まれたとある計画。その行く末は……。

    若くて生命力にあふれた文章を書けたのは、18歳だったからかもしれないけれど、そのうえ危なげで、自分自身の葛藤もこんなに繊細に書けたなんて、すごいね!

    この本が古典とされるのは、文章が美しいからだ。
    一文一文が短いので、海外文学初心者の人にもおすすめ。

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    2026年07月28日
  • 星の王子さま

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    「本当に大切なものは目に見えない」「心で見ることしかできない」星の王子さまを大人になった今、読んで、子どもの時のなんにでもワクワクしてた頃を思い出しました。読んだあとは、初心に戻ったような、新しいスタートのような、感覚になりました。素敵な作品でした。

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    2026年07月26日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    王子さまは大切なことを教えてくれました。最後の方心が綺麗で、忘れたまま分からないまま大人になったことが悲しいのか涙が出ました。
    何度も見返したい物語でした。

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    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    一気読み。五感に残る、読むだけで南フランスを想像できる文章。18歳でこれを書いたの凄過ぎる。
    十代で文学に造詣の深さができ過ぎているのを感じた。
    彼女は文豪らしい、、麻薬中毒、度重なる再婚、脱税の発覚などもあった。それでも文学作品を作ることへの執念の炎は消えなかった。

    所々に吹き出すくらい笑ってしまうセシルの行動もあるが、アンヌの人生の核心をつくような言葉に心が抉られたりもする。

    結局若気の至りの恋って全く愛じゃないんだなぁ、、
    アンヌみたいな、一途に人を愛せて自分を律する者が結局本能的に生きてる人たちから傷つけられてしまう。死にかたさえも優しかった。
    人生本棚入り。さすがの名著。

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    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    もるげんちゃんの動画で紹介されていて読みました。

    この本を読めば夏の暑さも乗り切れる。

    夏の暑さってやっぱり危険だなって思いました。

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    2026年07月21日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    自分は過去に一回この本を読んだことがあった。
    結構小さいころに読んだのでその時は正直にいうとよく分からなかった。
    でも「良かった」というのだけ頭にこびりついたのを覚えている。その事を急に思い出し、読み返してみるかと思い再読。
    読み終わって思ったのは本当にいいセリフが多いなと感じた。
    もうキリがないくらい、いいセリフがあるが特にキツネのセリフが良かった。
    「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない。」

    本当にその通りでしかないなと思った。
    思いかえしてみれば、昔読んだときの
    「良かった」という感情は目に見えない。
    だけど、「良かった」と思うことが自体が大切だったのかもしれない。
    色々と考えさせられる本だった。

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    2026年07月20日
  • 星の王子さま

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    何度でも読みたい!
    挿絵も美しくて、寓話的で、読解というよりも味わって読み進められた。
    王子様が旅の途中で出会う人々は、人間の愚かな側面を映し出していた。権威にしがみつく王様、称賛に酔う大物きどり、所有に執念を燃やす実業家、そして手段と目的の逆転を象徴する酒浸りの男。どの姿も、人間が陥りやすい愚かさを描いていて、滑稽ながら愛おしくも感じた。
    作中に出てくるバラは、見栄っ張りで高飛車で嘘つきで、でも、王子様を愛していた。王子様はそのことを見抜くべきだったと後悔する。バラは矛盾を体現していた。矛盾を抱えたまま愛することが、生きていくうえで大切なのだと気づかされた。
    キツネが王子様に「秘密」を教えてくれるシーンはとても印象深い。
    「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」
    大人になっていく中で私たちが忘れてしまう大切なことを思い出させてくれた。心に刻む

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    2026年09月27日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    若い時に、サガンに夢中にになった時期があった。今回、久々に読みたくなった。以前はたくさんあった新潮文庫のサガンはだいぶ絶版が多くなり、新刊書店ではこの本と悲しみよ こんにちは、しかない。
    あの頃大人の女性だと思っていた39歳もとっくに過ぎ、むしろ夫人の年齢に近くなった今読むとまた新鮮だ。これぞ、サガン。これぞ、思い描くパリ。大人の恋愛。赤ワインを片手に読みたくなる。
    古本屋さんでサガンを見つけたいな。サガンの世界、今なら憧れだけでなく少しは分かるような気がする。

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    2026年06月13日
  • 星の王子さま

    匿名

    購入済み

    すてきな作品でした。

    初めて読んだ作品でした。普段、読書をしない私ですが今年から読書をしようと決めて読み始めたのがこちら作品でした。抽象的な表現もありましたが、後書きなどをよんでより世界観を理解できました。ありがとうございました。

    #切ない #癒やされる #深い

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    2026年01月04日
  • シェリ

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    49歳、元高級娼婦レアの色香漂う熟女の魅力が、余すところなく伝わってきます。美しい描写です。まとっている香水の香りまで漂ってきそうです。

    彼女と恋人関係にあるのが、25歳のシェリ。本書のタイトルになっています。年の差恋愛というだけでも、ドキドキがとまりません。2人の6年間の馴れ合い生活の後、シェリは19歳のエドメと結婚。

    シェリとエドメの新婚生活のぶつかり合いも読みどころですが、レアとシェリが別れた後の、それぞれの激しい心情の揺れの表現も、これまたスゴイ!

    寄せては返す波のようにバシバシ打ち寄せてきて、夢中になって読んでしまいます。老いと若さの対比については、遠慮なしです。(レアについて、シワや白髪とか)シェリは、レアの肉体の衰えに失望しつつも、結婚後も心は彼女に引き寄せられていく。本物の恋です。

    レアとシェリが対峙する最終場面は、最強にして最高の筆致でした。レアの潔さは素晴らしかった。男前ならぬ女前に、拍手です。

    少し前にサラッと読んだ『ミス・サンシャイン』(吉田修一)も、年の差男女の恋で、「あらっ」と思ったのですが、1920年にこのような小説が発表されていること、衝撃です。

    内容的にインパクトありですが、この小説全体が一つの絵画のようでした。文章表現から溢れ出る美しさに、最後までうっとり。

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    2025年10月14日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    ネタバレ

    【ネタバレ】カモメのケンガーは、重油まみれで懸命に飛ぶがハンブルクのバルコニーに墜落した。そこには1匹の黒猫・ゾルバがいた。ケンガーは死ぬ直前、ゾルバに産み落とす卵を託す。3つの誓い残して;「卵を食べない」「ヒナが生まれるまで面倒を見る」「ヒナに飛ぶことを教える」。ゾルバはねこの仲間のサポートを受けこの3つの誓いを守り抜く。ゾルバと生まれてきた子カモメ・フォルトゥナータの成長、勇気、挑戦、最後までやり抜くこと、生きるうえで大切なことを猫から学んだ。さらに、環境汚染問題も人間には突きつけられている。⑤

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    2025年08月09日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ブラームスのコンサートに行ったので、本も読んでみようかと
    『美しくあろうと情熱を傾け「若い女性」から「若々しい女性」へ女としてのカテゴリーが変わっていくことに抵抗していた』と言う一文を気に入って買った。サガン24歳の時の作品!でも、モーツァルトもそうだけど、一緒に暮らしたくないタイプってAIに言ったら「だからこそ、読むのが一番!聴くのが一番!笑 」って言われた

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    2025年07月20日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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     素敵な物語だ。ドイツの港町ハンブルグに住む黒猫のゾルバのもとに、船から投棄された原油にまみれて瀕死のカモメが墜落する。カモメは、これから卵を産み落とすという。そしてゾルバに三つの約束を誓わせる。

    1.卵を食べない
    2.ヒナが生まれるまで、卵の面倒を見る
    3.ヒナに飛ぶことを教える

     そして、ゾルバは仲間の猫たち<大佐>とその<秘書>、<博士>や<向かい風>と約束を実行すべく奮闘する。だが、三番目の約束をどうするか。猫は飛べないのだ。そしてゾルバは、タブーを破ることを提案する。

     本作に登場する猫とカモメ、ネズミ、チンパンジー、そして人間。「異なる者どうし」は、どうしたらともに生きていくことができるか。「異なる者どうし」は、心を通わせることが可能か。これは人間にもあてはまる。我々はこの世界で、思想、宗教、文化、民族等々を乗り越えて共存していけるのだろうか。ウクライナや中東で戦争がある現在、考えさせられる。

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    2025年06月26日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    「ぼくたちは自分とは違っているものを認め、尊重し、愛することを知った」「自分と似た者を認めたり愛したりすることは簡単だけど、違っている者の場合はとてもむずかしい。でもきみといっしょに過ごすうちに、ぼくたちにはそれができるようになった」
    猫が出来るからと言って人間が出来るとは限らないが、出来るような社会を作りたいと思う。

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    2025年02月11日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    ネコを家族に迎え、共に過ごすようになり約1年半になる。人間に対するネコの観察力、共感力に日々驚き、タイトルに「猫」のついた本に自然と手が伸びるように(笑)。
    訳者さんのあとがきにもあるように、ネコは人間の行動や感情を全てお見通しなのではないかと思う。良くも悪くも誤魔化しが効かない。物語を通して、「心の底からやりたい事は必ず叶う」「真の自立とは、自分で出来る事は自分で、必要な時は、適任者を厳選し、助けを求める」という、子育て、人育て、自分育てに奮闘している人へのエールが伝わってきた。
    #ネコとの暮らし

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    2024年11月08日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    恋や愛の最高に甘く幸せな瞬間や
    逃れられない孤独と安心
    ひとつのことから生まれる
    たくさんの感情を味わいました。
    25歳って
    なにかピークなのかも。

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    2024年09月15日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    いやぁ〜…やっぱりいい!溜め息漏れます。
    サガンの文章、なんでこんなに美しいのでしょう。
    悲しみよこんにちはで稲妻に打たれたが、今回再販の新訳で読みました。本当に所々、ポストイットする部分あり、個人的に海外文学得意じゃないのに、良い読書堪能しました。話的になんか谷崎の痴人の愛を少しだけ思いだしながら。正直ポールに苛々しながら読んだが、実はポールの選択って最後すこ〜しだけ理解できた。そしてオチは悪夢?サガンの他作品も読みたい!マジで。

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    2024年08月20日
  • ちいさな じょおうばち マルグリット

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    ネタバレ

    小さなマルグリットというみつばちのじょおうさまがいて、やりたいことがあったそうです。けど、じょおうさまなのでゆるされません。
    ある日、いたずらないとこにさそわれて外に行きますが…

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    2024年03月23日
  • 星の王子さま

    匿名

    購入済み

    大人にこそ読んで欲しい。

    子供用のお話と思われがちですが、そんなことなかったです。
    哲学的な内容で、大人にこそ読んで欲しい本でした。
    大切な人との別れについて考えさせられました。
    卒業シーズンの今は旬な時期かも。

    #感動する #深い #タメになる

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    2023年03月19日
  • カモメに飛ぶことを教えた猫

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    大人になる前に読みたかった一冊でした。
    猫のゾルバが母カモメとの約束を守ろうと一生懸命になる姿に泣きそうになりました。
    読んでると、人間というフィルターを挟まずに純粋に世界を見てるような感覚を味わえます。
    僕が子どもの頃にこの本に出会えてたら、人生のどこかのタイミングでこの本を思い出す日があったに違いない。

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    2023年02月18日