茂木誠のレビュー一覧
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世界史を経済の横軸で見ることができ、面白かった。時系列ですべての世界史を網羅しているわけではないが、現代にも通じる出来事を経済の観点から紹介している。
面白かった点
①FRBは民間資本
②日銀は政府と民間で半分ずつ出資
③日銀の設立背景は西南戦争後のインフレ
・西南戦争の戦費調達のために多額の国債を発行したことで、日本経済はインフレに見舞われる
・インフレ処理のためにデノミネーションとして、松方正義が日本銀行を設立し、日本銀行券を発行
④なぜアメリカはNo.1の経済大国になれた?
・2回の世界大戦で戦場とならず、戦争参加国である欧米諸国に対して、国債の引受け・武器輸出の拡大をしたから
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全部マンガではありません。
最初に4ページほどのマンガで問題提起し、興味を持たせて、そのあと詳しく説明するという構成です。
人気がある「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」は読みやすかったけれど情報量が少ないので、本書は情報を補完するのに良い内容でした。
第3章の「さまざまな国から見た世界」がおもしろい。
○○○から見た世界地図、という視点で○○○に当たる国は次の8か国。
フランス、ポーランド、トルコ、イスラエル、サウジアラビア、インド、ベトナム、ブラジル。
ポーランドやトルコなど、地理的な条件(場所と地形)が悲惨な国の歴史を生んでいることがよく分かります。
ひととおり色々な国から世界を -
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株を始めてから世界の動きというものに関心を持つようになりましたが、自分で考え判断をするための材料がなく、そういうことを学べる本を探していたところ、本書に辿り着きました。
恥ずかしながら、今まではマスメディアの報道を半ば鵜呑みにして一喜一憂しているような人間でした。
中学生の時の社会科の担当教師は生徒に人気があり自分も好きでしたが、振り返ってみると中国が大好きな方で、反日親中的な意見を刷り込まれていたように思います。
右か、左か、ということの以前に日本人として、日本に生き、生活する人間として、自分はどうするべきなのかと問うと、根底にはやはり日本という国が好きという思いがあり、そこが全ての出発 -
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近現代の各国の政治思想的の歴史的動きを、簡単な図解に落とし込むことで理解の促進している本である。
この本は多くの人に苦手な近現代の理解の助けとなろう。
しかも単にこういうものでしたというのでなく、これからの未来予測的なところもあり、例えば中国の封じ込めという点では、本書は「日・米・豪・印の軍事協力体制にイギリスが加われば、これは21世紀の日英同盟であり、太平洋版のNATOが誕生する可能性もあります」と記載されており、これはまさに最近取り出されているオーストラリア、イギリス、アメリカのAUKUS軍事同盟が、ファイブアイズや日米豪印戦略対話QUADと絡み、多国籍での大平洋の安全保障体制となる -
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今、世界中では大分断が進んでいる。しかも、様々な思想が入り乱れ、対立構造が非常に複雑に、わかりづらくなっている。本書は、各国の政治的・経済的スタンスがひと目でわかる「政治思想マトリックス」を使うことで、現在の複雑な世界情勢をシンプルに整理するもの。アメリカ、中国、ロシア、イギリス、EU諸国、中東、そして日本と、それぞれの地域の近代史と今が手に取るようにわかる。
非常に分かりやすくて、曖昧だった理解がかなり整理されました。さすが予備校講師なだけあって教えるのが上手い。「保守」が本来の意味から離れていった経緯なども含め歴史って面白いなあ。私はナショナリストかつ経済は自由主義者なのですが、どちらが良 -
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チンパンジー。狩猟採集の時代からすでに争い・暴力はあった。農耕社会で富が蓄積され、格差が広がってからは戦争がさらに大規模になった。▼ポルトガルによる日本侵略計画。キリシタン大名による神社仏閣の破壊、日本人を奴隷として海外に売る、農耕用の牛馬を食う。よって、秀吉・伴天連(ばてれん)追放令(1587)。島原の乱(1637)、キリシタン大名はスぺ・ポルトガルの援軍を期待するも来ず。敵スペインを叩くため、オランダ船がキリシタン大名を船から砲撃。▼西周が考案した和製漢字:哲学、科学、芸術、知識、概念、理性、定義。▼日露戦争。喜望峰を回り、同盟国フランスのマダガスカルに寄港、その後マラッカ海峡(シンガポー