茂木誠のレビュー一覧

  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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    「世界平和」を願いたいが、世界各地の問題はそう簡単に解決はできないと実感させられる。だからこそ、地政学を学んで対処していくことが必要なのだと感じた。

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    2023年02月12日
  • 世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

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    日本史を時系列に沿って、縄文から江戸時代辺りまで理解出来ます。読めば、高校までの日本史の知識を、ストーリー的に復習しつつアップグレード出来る内容になっています。
    タイトルから日本史と世界史を同時に学べると期待している人は注意してください。わりとガッツリ日本史です。倭寇ってどこの国の人だったの? とかの疑問に答えてくれるような本です。

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    2023年02月01日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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    かつてタブーとされた血なまぐさい暴力的な外交姿勢を前提とした地政学的見地を元に世界を俯瞰した本書。

    地政学という徹底したリアリズムの世界では人道主義の入る隙はなく、あるのは地理的制約条件と如何にパイを取るかという苛烈な弱肉強食の論理だけ。

    そんな前提でこんなグローバル社会が動いているわけないじゃないか。社会は進歩したんだ。と言いたいところだが、
    残念ながらこれだけグローバル企業が世界を股に掛けるようになっても、ある国家の指導者が戦争意志を固めて実行してしまえば、世界はその吹き荒れる暴力の嵐に右往左往するしかないというのは2022年現在、肌で感じることだ。
    そんな出来れば考えたくない残酷な世

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    2022年12月11日
  • マンガでわかる地政学 改訂版(池田書店)

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    マンガって程全てマンガではなく
    図解のような感じで
    地政学の入りの本としてはとてもわかりやすいです!

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    2022年09月25日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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    歴史的な背景と地政学を絡めて学ぶことができる。
    歴史の要所を地政学的な切り口で解説されている本。

    我々が学んできた世界史の教科書では学べなかった、リアリズム的な視点で歴史をみることができる。

    やはり世界は大国の視点、思惑や都合で動いているのが地政学的な切り口。ところどころで、北方領土問題についての、著者の解決に向けた提言などあり、興味深く読めた。

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    2022年09月14日
  • ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」

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    複雑な現代史もグローバリズムの視点で読み解くとわかりやすくなるのか。もう国家対国家の時代ではないのかもしれない。
    今後も参考書的に使いたい1冊。検索機能が付いてる電子書籍も欲しいなあ。

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    2022年08月18日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

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    いかに米国の内政に働いているパワーバランスを理解できてなかったかがわかった。

    その他の国については既知情報が7割くらいあったので教科書や資料集に掲載されているくらいの深さなんだろうと推測する。よくまとまっている良書。茂木誠さんの本を一通り目を通して近現代および政治思想の骨組みにしようと思う。

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    2022年07月16日
  • マンガでわかる地政学 改訂版(池田書店)

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    コテンラジオからの興味の拡がりで、
    最近本屋さんでよく見かけた「地政学」が網にひっかかったので、漫画を交えてあり、比較的易しそうな感じのこちらを購読。

    結論から言うと、
    めちゃくちゃわかりやすくて面白かった。
    各国ごとにまず軽い漫画を挟んだ後、
    その国についてテキストで地形や歴史から見える立場や考えを解説していて、キーワードになる語句については欄外で詳細が示されている。 
    今世界で起こっているモノゴトについて、
    自分の目から見える解像度が段違いに上がった。
    特にわたしが1番印象に残った国の行動原理が、「自国を守るために戦う」というところ。
    世界史でも日本史でも、争いの種になるのいつも自国を脅

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    2022年07月11日
  • バトルマンガで歴史が超わかる本

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    勘違い! 漫画の歴史家と思いきや、史実を漫画で伝える本だった。面白い。主に博士と少年のやり取りがメインみたいになってるけど。

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    2025年12月02日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

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    世界史の難しさって、その複雑さによるものではないかと思う。
    世界史が対象としているのは今のところ主にユーラシア大陸の歴史だと思う。そこでは多くの民族が地続きで存在していて、版図が頻繁にに変わっているから把握が難しい。

    茂木先生は、知識をスッキリ腑分けして教えてくれるので分かりやすい。

    昔読みやすさが売りの対談本を結構読んでいた。
    ある本ではリベラル寄りの著者が「アメリカは常に仮想敵国を作らずにはいられない」みたいな発言をしていて、別の本では保守派の論客が「いやアメリカはモンロー主義を掲げている。そんなはずはない」と云っている。
    この本を読み終えて、どちらも50点だなと思った。
    実際は複数あ

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    2022年07月04日
  • テレビが伝えない国際ニュースの真相 バイオ・サイバー戦争と米英の逆襲

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    平和だった日本人は意識が低すぎた。今はいつ敵国が攻めてくる分からない。自衛の意識を持つ必要がある。
    私は特に中東の事情について、全く知識がなかった。
    テレビで伝えてないから興味無しのままでよいかと言えば、絶対にそれでは駄目だと思う。
    私が学生だった30年以上前は「地政学」という概念はなかった。
    あくまで「地理」という科目があっただけで「この国の産業は、特長は」という「点」としての説明でしかなかったと記憶している。
    当時は「暗記科目」と割り切っていたが、その考え方が根本的に間違っていると30年以上経った今になって気が付くというのも情けないものだ。
    「地理」と別で「世界史」という科目もあったが、こ

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    2022年05月02日
  • 世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

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    斬新な歴史観で縄文から江戸までを記述していた。
    日本史と世界史をつなげて考えることは重要だ。特に白村江の戦い、秀吉の伴天連追放令など、世界史と繋げないとなぜ起こったのかわからない出来事ではこの考え方がとても大事になると思った。

    茂木誠氏の他の作品を読んでからの方が話が入ってきやすい。

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    2022年04月30日
  • ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」

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    価値観はそれぞれ違うものなので誰がどの目線、立場、価値観で発言しているのかは例え信憑性の高い情報でも確認しなければならないと思う。そんな時のリテラシーとしてこの本が役立つのではないだろうか。

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    2022年03月08日
  • 日本人が知るべき東アジアの地政学

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    2025年に韓国はなくなっているというサブタイトルの本で、この人の本はとても面白い。
    ランドパワーとシーパワー、チョークポイントなど地政学の基本的な考え方をよく学べた。
    すでに何冊も読んでいるので、同じことを繰り返し読んでいることになるが、世界の国々の動きに大変興味を持つようになったことがこの方の本を読んだ一番大きな成果だと思う。

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    2022年03月07日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

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    世界各地の紛争には、それぞれの民族観、宗教観、過去の因縁など、根深い問題が山積していることがよく分かる。世界中で平和や友好的な関係を築いていくのは、なんと困難なことなのだろうと思った。内容的にシビアな事柄も、予備校講師という職業柄か、軽妙な語り口でぐいぐいと読ませてくれる。現在世界で起きている様々なことや、国際社会での日本の立ち位置を、表面的にではなく深く理解しなければという意欲にかられた。

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    2022年03月05日
  • マンガでわかる地政学 改訂版(池田書店)

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    地政学に初めて触れた。地理好きな私は、もっと早く勉強すればよかったと思った。

    地政学の本を手に取った理由は、昨今のウクライナと台湾の情勢。なぜロシアはウクライナが欲しいのか、日本はどうたち振る舞えばいいのか、よく分かったし、考えさせられた。

    「竜馬がゆく」を読んでいる最中ということもあり、薩長の関係もおもしろかった。

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    2022年01月31日
  • 経済は世界史から学べ!

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    世界史を経済の横軸で見ることができ、面白かった。時系列ですべての世界史を網羅しているわけではないが、現代にも通じる出来事を経済の観点から紹介している。
    面白かった点

    ①FRBは民間資本

    ②日銀は政府と民間で半分ずつ出資

    ③日銀の設立背景は西南戦争後のインフレ
    ・西南戦争の戦費調達のために多額の国債を発行したことで、日本経済はインフレに見舞われる
    ・インフレ処理のためにデノミネーションとして、松方正義が日本銀行を設立し、日本銀行券を発行

    ④なぜアメリカはNo.1の経済大国になれた?
    ・2回の世界大戦で戦場とならず、戦争参加国である欧米諸国に対して、国債の引受け・武器輸出の拡大をしたから

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    2022年01月10日
  • 世界史講師が語る 教科書が教えてくれない「保守」って何?

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    ネタバレ

    政治は思想によって流行がある。
    どんなことを思ってる人が、どんな人と繋がりがあるのかを把握しないと全体像が見えてこない。
    保守とは漸進的な変化を求めるわけで、変化をしないわけではない。
    世に扱われない人たちがいることを忘れてはいけない。

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    2022年01月05日
  • マンガでわかる地政学 改訂版(池田書店)

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    全部マンガではありません。
    最初に4ページほどのマンガで問題提起し、興味を持たせて、そのあと詳しく説明するという構成です。
    人気がある「サクッとわかる ビジネス教養 地政学」は読みやすかったけれど情報量が少ないので、本書は情報を補完するのに良い内容でした。

    第3章の「さまざまな国から見た世界」がおもしろい。
    ○○○から見た世界地図、という視点で○○○に当たる国は次の8か国。
    フランス、ポーランド、トルコ、イスラエル、サウジアラビア、インド、ベトナム、ブラジル。
    ポーランドやトルコなど、地理的な条件(場所と地形)が悲惨な国の歴史を生んでいることがよく分かります。

    ひととおり色々な国から世界を

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    2021年12月11日
  • テレビが伝えない国際ニュースの真相 バイオ・サイバー戦争と米英の逆襲

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    株を始めてから世界の動きというものに関心を持つようになりましたが、自分で考え判断をするための材料がなく、そういうことを学べる本を探していたところ、本書に辿り着きました。

    恥ずかしながら、今まではマスメディアの報道を半ば鵜呑みにして一喜一憂しているような人間でした。
    中学生の時の社会科の担当教師は生徒に人気があり自分も好きでしたが、振り返ってみると中国が大好きな方で、反日親中的な意見を刷り込まれていたように思います。

    右か、左か、ということの以前に日本人として、日本に生き、生活する人間として、自分はどうするべきなのかと問うと、根底にはやはり日本という国が好きという思いがあり、そこが全ての出発

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    2021年10月24日