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世界史を専門とした著者が日本史を語ると思ったら、序盤に生物を語る。DNA
少し建築の話も出てくる。国家試験の問題で日本建築史と西洋建築史の混合問題も出たことがあると思うので、日本と世界は歴史的に繋がっているんだな。
この本の場合、日本は建築技法を二千年以上継承しているが、他の国は継承していないという。日本人も物事の正確性を気にする性格や真面目さが表れているのだろうか。60ページあたり。
中国や朝鮮、モンゴルなどの影響が大きい。
世界史や日本史に精通していたら、この本がもっと面白いだろうと思った。他の歴史の本も読んでみようかな。
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オーディブルで視聴。
著者は世界史の予備校講師。高校時代や浪人時代にあまり理解できなかったことが、世界史との関係で非常に理解しやすかった。
聖徳太子の時代の外交も書面のやりとりだけの話だけでなく、現代に置き換えた場合の比喩などがあり、非常にいめがしやすかった。
鎖国や日本からも奴隷が輸出されていたこと、豊臣秀吉が武器を取り上げて、失業した人たちが東南アジアで傭兵をしていたなど、教科書だけではわかりにくい歴史の流れや、それぞれの立場が分かりやすく解説されていた。
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日本史ってグローバルな視点で捉えたらこんなにダイナミックになるのか!
それは弥生時代にとどまらず、奈良、平安でも
大航海時代に翻弄されつつも跳ね返した戦国、江戸初期は言うに及ばず
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久々にはまり!
当たり!
面白かった!
日本が何故世界から
喰われないのか
愛国心が凄くつく
スペインからのスパイ工作
それを
はねのけた
信長神!
秀吉のキリシタン弾圧!
天草史郎は人身御供!
フビライ。ハン返り討ち!
結局は宗教戦争!
最終的に
世の中皆兄弟!
コロンブスは間違えてアメリカ見つけたり
マルコポーロが半分は悪い
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前半は神話も絡むのであまり面白くはない…
中盤からは茂木さんらしく歴史の再解釈が入ってきて圧巻。特にイエスズ会の一連の話は初耳。
秀吉のキリシタン弾圧にも正当性があるということがわかった。
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まさか、江戸時代の日本から大量に傭兵として侍が海外へ出ていたとは…!
知らないことばかりで面白い本でした。
学校の歴史の授業がこの本のような内容だったら、学生の時に歴史好きになってたかもー
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駿台予備校の世界史の先生が書いた日本史。これは非常に面白かった。学校でこういう観点で歴史が学べたら世界史にも日本史にも興味を持てただろう。日本人はどこから来たのかに始まって、アジア諸国との関係の中で日本史は進んで行ったことがよくわかる。点ではなく線で繋がって歴史が面白くなる。
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現在予備校の世界史の講師をしている著者が日本史の本を書いたというのがおもしろい。世界史とつなけで日本史を見ると、別の真実が見えてくる。とくに、豊臣秀吉が伴天連追放令を出した理由とか、新羅百済高句麗の時代に、日本人勢力が朝鮮半島に領土を持っていた事実を資料等により説明したところ。昔は教科書にのっていたのに、韓国で否定されたので日本の教科書から外された点。忖度。知らないことを知れて良かった。一応、通史なのだが江戸時代までで終わっている。近現代史は色々とややこしいので避けた気持ちはわかる。読み物としても楽しい。
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日本史の授業では習わなかった、世界との関わりに関する日本の歴史を学べた。
日本の歴史において一貫しているのが、時代ごとにおける先進国(古代の中国や大航海時代のスペイン・ポルトガル、江戸末期のイギリス・アメリカ)から最新の知恵・技術を学んで独自のものを築き上げたこと。
現代にも通ずるものがあると思う。
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面白い。
日本史も、世界史の中で語られると、こんなに
ダイナミックなんだな。
でも、世界史の知識がないので、
世界史学んでから、また再読したい
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ポルトガル商人と結ぶキリシタン大名が日本人を奴隷として輸出していた。教科書には載っていない。なぜだろう。日本の歴史教育は歪められている。
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日本史を時系列に沿って、縄文から江戸時代辺りまで理解出来ます。読めば、高校までの日本史の知識を、ストーリー的に復習しつつアップグレード出来る内容になっています。
タイトルから日本史と世界史を同時に学べると期待している人は注意してください。わりとガッツリ日本史です。倭寇ってどこの国の人だったの? とかの疑問に答えてくれるような本です。
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斬新な歴史観で縄文から江戸までを記述していた。
日本史と世界史をつなげて考えることは重要だ。特に白村江の戦い、秀吉の伴天連追放令など、世界史と繋げないとなぜ起こったのかわからない出来事ではこの考え方がとても大事になると思った。
茂木誠氏の他の作品を読んでからの方が話が入ってきやすい。
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・なぜ秀吉は伴天連追放令をだしたのか。徳川も禁教令をだしたのか。それは、難破したサンフェリペ号乗組員が「スペインは如何にしてかくも広大な領土を持つに至ったのか」に「スペイン王はまず宣教師を遣わし、布教と共に征服事業を進める」と答えた。
・九州のキリシタン大名が、財だけでなく、日本人を奴隷として寄進していた。実際のアフリカのベニン王国など、黒人国家が奴隷貿易で富を得ていたのと同じ。
・日本人には浪人が多く傭兵・戦力としては有能で当時アジアではヨーロッパ諸国の戦略として重用されていた。浪人とヨーロッパ諸国が結びついてるため、日本に出入りすると反幕府の浪人と結びつく危険性があった。
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日本史だけではなく、世界情勢を踏まえながら日本の事象を捉えているため、非常に納得性が高い。それゆえに、世界史についてももっと学んで本書を読むとよい。
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やはり古代〜中世の日本と、中国、朝鮮半島の関係の推移が興味深い。
世界史の視点、というより外交視点をもつことで、歴史的イベントの因果関係がよりくっきり見える。なぜそうなったか、なぜそのような説があるのかをよりすんなり受け入れることができるようになる本。
歴史から学ぶことはやはり多い。
Posted by ブクログ
自分の国の歴史なんだから、学ばなきゃ、という気持ちはあるものの、日本史って、よくわからないという感じがあって、大学入試でも日本史は選択してないし、今ひとつ、不得意な分野。
とはいえ、やっぱあ、日本って、どうしてこんなふうになってんだろう?と思うことが最近多くて、なんか入門書ないかなと探していて発見。
世界史という視座、つまり中国や朝鮮との国際関係、そして、西欧諸国との国際関係のなかで、日本という国のポジショニングとダイナミクスとして日本の歴史を語っていて、なんかやっと腑に落ちた感をもった。
従来の日本史が私にとって面白くなかったのは、この辺の国際的な文脈が軽い前提条件としてでしかでてこなかったからなんだなあと思った。
これは、先日、読んだ「世界史とつなげて学ぶ中国全史」と共通していて、世界史のなかでの中国、中国との関係のなかでの日本という感じで理解するとほんと見えてくるところあるな〜。。。
で、たまたま読んだ2つの本が、なぜか近世くらいまでの記述でおわって、現代史に入るまえに終わってしまうのも、共通している。その辺は、読んだ人が委ねられているんだな。
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ポイントが絞られており、理解しやすい。スイスイ読める。事実が客観的に述べられている。いわゆる教科書の内容ではない。高校の歴史総合?新たに新設される予定?この著書が教科書として使用されても面白いかもしれない。特に著書の後半、安土桃山時代から鎖国までの流れが圧巻だ。スペイン、ポルトガル、オランダ、イギリスと日本の歴史が見事に結びつけられ、日本史の出来事についても、なるほど!と納得できる。ただ、中盤の中世の内容は、個人的に少ししんどかった。
Posted by ブクログ
副題に「日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史」とあり、題の頭に「世界史とつなげて学べ」とある。
要するに、古代から、いやそれ以前から、日本は大陸と朝鮮半島と密接な関係を持っていたということで、読んでいて新しいことを知らされ、なかなか面白い本である。いくつか書いておく。
藤原道長に疎まれた「武闘派」の藤原隆盛は、自ら大宰府赴任を申請する。そのころ女真族の刀伊が九州を襲撃する。これを撃退したのが隆盛だったのである。もしこの後、都に帰らずに大宰府に留まっていれば、ひょっとしたら九州幕府ができていたかもしれない。
領土的野心をもつ隣国に対し、軍事対決を避けて経済協力を行うことで平和を保とうとした「文治主義」の宋は、つぎつぎと領土を減らし滅んでしまった。
日本人奴隷貿易にキリシタン大名は積極的に加担した。
「スペイン王はまず宣教師を遣わし、布教とともに征服事業を進める」とスペインのガレオン船の航海長は口を滑らした。秀吉はこの報告を受けて、宣教師たちを処刑する。
スペインの巡察使ヴァリニャーノは「スペインの中国征服は容易ではないが、日本兵を動員すれば可能である」と考え、信長にこの計画をほのめかした可能性がある。
大坂の陣の後あぶれた戦いに慣れ、最新の鉄砲を持つ日本人武装集団が、東南アジア諸国に流出し、現地の政治状況を一変させた。オランダとイギリスの東インド会社の植民活動は、日本人傭兵と日本製の武器に依存していた。
「鎖国」と呼ばれる政策は、外国船の来襲時にはいつでも大軍を動員できる圧倒的な軍事力が背景にあることで可能となった。日本は重武装中立国家だったのだ。
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日本史の授業だと、日本の中の関係性の中だけで理屈が作られてる感じで、あまり納得できなかったのだけど、この本を読んで合点がいきました。
古代から人々は世界の情勢を見て選択をされて来たのだなと。
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日本人がどこから来たのか辺りは興味津々で読んだのですが、平安時代辺りは素養が無くて読んでも読んでも身にならず。なかなかページが進みませんが、鎌倉あたりからはスピードアップして一気に読みました。
教科書には書いてなかった、経済から、軍事面から、世界との繋がりを持ちながらも、日本独自のやり方で生きてきた事がわかりました。
江戸時代なぜオランダなのか?ポルトガルやスペインではないのか?なぜ鎖国なのかは興味深く読めました。
学生さんにはテストの成績に影響させるとまずいのでおススメできませんが、大人になったら読んでおきたい一冊です。
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ページ数も字数も多くないのに、押さえるべき歴史の大きな流れをきちんと押さえ、新しい知見や見方も提示している。
著者は予備校講師だというが、この人に教わる学生は幸運だ。
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日本史と絡むところという縛りがあるので,出てくる世界史も限られており,私が想像していた本の内容とは違いました。
それでも,"今でいうところの…”と置き換えて説明された部分は分かりやすかったですし,秀吉とキリスト教禁止令や,鎖国に関しては新たな知見を得ることができました。
日本人は一体どこからきたのか,と遺伝子レベルでの説明も大変興味深かったです。
新しい日本史の勉強に最適
日本史の書籍はいつも途中で挫折していた私ですが、この本は最後まで読み切ることができました。
従来の日本史は私にとって事件などのつながり、背景等うを理解することが難しく、ただ記憶すべき事柄が多かったように思います。
この本は世界史講義で有名な茂木先生が執筆されただけあって、事件の背景にある世界的な大きな流れが読み取れます。
日本人のDNAとか、鎖国の背景とか、茂木先生の講義で触れられる話が興味深いです。
本のはじめに書かれていますが、茂木先生が○○専攻とは知りませんでした。
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この手の通史本は、気になる出来事のキーワードや時代背景、各国の動きの大枠の流れをその都度つまみ食いするように読んでる。ああ、そうだった!そうだった!と記憶の引き出しからアルバム取り出して眺めるように。
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日本史は義務教育科目の中で唯一ロマンを感じる。
なぜなら、今の日本につながっている、歴史的な遺跡や寺院もすぐに見る事が出来るから想像しやすい。
ヨーロッパや中国の歴史もスケールが大きいが実際に国を見た事がないから、イメージがつきづらい。
日本史を久しぶりに通学して、懐かしさを感じた。
・日本人傭兵が東南アジアで活躍していた事を知った。あの時代にどうやって?日本のフロンティア精神がある!
Posted by ブクログ
母系のミトコンドリアDNAから見るかぎり、日本人は「 北東アジア人」の一つ。またアイヌ 人、本土日本人、沖縄人は同じ系統に属す。
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映画などでは白人が黒人狩りをやっていた描写がよく描かれるが、ベニン王国・アシャンティ王国などの黒人国家では、黒人を黒人が捕虜とし奴隷を売却していた。
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豊臣秀吉の伴天連追放令の背景には、イエズス会の悪巧みがあった。キリシタン大名は、日本人捕虜をポルトガルに売却していたのだ。豊臣秀吉の伴天連追放令にはそのような背景がありました。
ちなみに、戦国時代の武器である火縄銃には硝石が必須でした。そして戦国時代の日本では硝石が取れず輸入に頼っていました。その輸入の引き換えに秀吉はキリスト教の普及を認めていたのです。
(関係ないですが、キリスト今日では自殺は禁止されてるため、キリスト教徒になった武士は自害ができなかったそうです)
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日本神話では、九州から大和へむかう神武東征の際に、八咫烏が道案内した
国譲り神話では、アマテラスがオオクニヌシに使者を送り、葦原中国の統治権を譲れと条件をだす。国を譲るかわりに出雲大社を造成した
大神神社 三輪山そのものを御神体として祀る 創建は第十代崇神天皇
伊勢神宮 式年遷宮 20年毎に神殿を建て替え
出雲大社 60年毎
三種の神器のうち、八咫鏡(ヤタノカガミ)は伊勢神宮、草薙剣(クサナギノツルギ)は愛知県の熱田神社 八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)は宮中にあるのがオリジナル
壇ノ浦の戦いに敗れた時、幼帝とともに神器は海中へ没したが、それは形代(模造品)といわれる
東京駅大手町1丁目 将門の首塚がある
島根県の石見銀山 17世紀には世界の1/3の銀を産出した 山口を拠点とする大内氏が銀山を開発させた
ポルトガル商人は日本へ鉄砲や中国の絹を輸出し、銀を獲得しようとした 種子島への鉄砲伝来は起こるべくしておこった
1494 トリデシリャス条約 大西洋の真ん中に分界線を設定し、西側の新大陸をスペイン、東側のアフリカとアジアをポルトガルの勢力圏とすることで合意
アフリカを南下したボルトガル商人は現地の国々に鉄砲をうりつけた。武装した沿岸職は内陸諸国と戦争。大量の捕虜を獲得するとポルトガル商人に奴隷として売却した 白人が奴隷狩りをしたのでなく、黒人国家が積極的に奴隷狩りをした
本能寺の隣にはイエズス会が建てた南蛮寺があり、また光秀の娘の細川ガラシャは後に洗礼してキリシタンとなった。イエズス会と光秀の間には何らかの謀議が成立した可能性がある
島津義久を平定するため秀吉は九州に遠征 その時長崎が教会領としてイエズス会に寄進され、日本人奴隷が輸出されていることを知る。 バテレン追放につながる
フェリペ2世がイギリス制圧のために派遣した130隻の無敵艦隊(アルマダインヴィンシブル)はドーバー海峡で英海軍に迎撃され壊滅 英海軍の指揮をとったのが、スペイン植民地を荒らし回っていた海賊のボスであるフランシルドレーク
アダムス 三浦按針
ヤン・ヨーステン 八重洲の語源
スペイン艦隊 近接戦法 短射程のカノン砲
イギリス艦隊 超射程のカルバリン砲
カルバリンはラテン語でコブラ
ポルトガル本国でスペインへ独立運動がおおっていて、島原の乱へ派兵の余裕がなかった
ポルトガル人が去った出島には、平戸からオランダ商館が移され、ほそぼそと貿易を続けた。東南アジアで暴虐の限りをつくしたオランダ人が、長崎にくるとおとなしくなり、オランダ商館長は毎年、江戸まで出向いて将軍のご機嫌を伺い、幕府に国際情勢に関する報告書を提出していた
鎖国という重武装中立というシステム