茂木誠のレビュー一覧

  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    ネタバレ

    ⚫︎ユダヤの世界史
    田中先生と茂木先生という組み合わせが気になり、購入。今まで田中先生の本は読んでいるので、ある程度の予備知識はあったが、今回は茂木先生との対話形式となり、世界史感が多く取り入れられている。また、年代別にユダヤと日本との関係が述べられており、詳しくなっている。
蘇我氏のクーデターは何かおかしいと感じていたが、ユダヤ系とわかれば納得である。
田中先生の古代史にいつもワクワクさせられる。


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    2025年05月16日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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    予備校の教師が扱う歴史本は、広く浅く若干右寄りというのがお決まりみたいだが、確かに地政学をベースに単純化すると分かりやすくて良い。
    アメリカは白人人口が2050年には50%を切り、ヒスパニック3割になってアジア系比率も増える→世界の警察官は終焉しアメリカの時代も終わると予想。それは日本が自立するチャンスでもあると筆者は考えるようだが、政治的な意見が多段に出てくるのをよしとするかどうかは読み手次第

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    2025年04月15日
  • 世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

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     歴史は孤立した物語ではない。日本史を世界史の文脈の中で読み解く重要性を説く。鎖国も開国も、明治維新も太平洋戦争も実はすべて世界の動きの中にあった。幕末の動乱は欧米列強の圧力の反映であり戦後の高度成長も冷戦構造の一部だった。
     こうした視点を持つことで日本史は単なる国内の出来事ではなく世界史の真っ只中で躍動する一つのドラマとして立ち上がる。教科書には書かれていないが歴史の本質は「なぜそうなったのか」を考えることにある。本書はその問いを促し私たちにより深い理解と気づきを与えてくれる。

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    2025年04月04日
  • 世界の今を読み解く 政治思想マトリックス

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    国や個人の考え方を、保守orリベラルではなく、グローバリズム・大きな政府orナショナリズム・小さな政府に分けて解説されていて、なるほどと思うところが多い。
    トランプとプーチンはナショナリスト同士だから仲が良いのね〜、みたいな感じ。勉強になりました。

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    2025年03月08日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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    戦争・紛争の歴史に、地理的条件が深く関わっていることが理解できました。
    海に囲まれた島国である日本は、大陸に比べて他国の脅威が少なく、かなり恵まれているのだと気付かされました。
    かなりの距離を隔てているにも関わらず、朝鮮半島とギリシャが似た歴史を持っていることも興味深かったです。

    また、アメリカはオフショアバランシングで遠くから他国の紛争に介入して利益を上げてきたことを知りました。
    世界各地の紛争は、先進国が蒔いたものも多いのですね。

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    2024年11月11日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

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    日本の思想の系譜が日本史と世界史の観点からわかる本。
    体系的に、思想の繋がりが見えるのは面白く、色々な発見もあった。
    ただ、少し著者の主張が強すぎて、かくあるべき、この思想は好き嫌いというのが見え隠れしていて、近現代の思想の部分はちと読んでいて苦しいものだった。

    保守の本当のあり方や、多様性と寛容さが大事という主張には大いに賛同できるものの、何となく鉛を飲んだような気分になった。

    それは、本書を読んで、思想というものが、下手をすると自分の理想や頭の中で描いた都合の良さを論理的に説明するもののように見えてしまったからかもしれない。政治的に統制をかけるとか、自身の価値や権力に箔をつけて、正統性

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    2024年10月16日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

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    1,これを読めば日本の思想の変遷がわかると思いたい
    2,総裁選が今後行われていく中で、今(2024/09/14)読むべき本
    3,未来と世界史の視点に立つとリベラル的に、過去と日本史の視点に立つと保守的な考えになるのかなと思った

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    2024年10月23日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    古代史において、ユダヤ人が日本にやってきたという論拠は、さほど物珍しいものではない。ただし、ユダヤ人という事に対しては、素通りしてきた感は拭えない。実際に、歴史的にユダヤ人渡来の波を考察すると、見えて来るものがある。
    ユダヤ人、日高見国とを考慮した天孫降臨についての考察は、大変興味深いものだった。

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    2024年09月02日
  • ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ 日本人が知らない57の疑問

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    他書とはまた異なる切り口で、しかも、あまり引用されない情報を基に論理展開されていて面白かった。どこから情報を得るのかリソースやルーツを知りたくて著者を検索すると、特定政党と関係のある方。私はあまりこだわりが無いので読書のノイズにはならず、単なる濁りなき情報として楽しんだ。

    地政学とは何ぞ、から始まる。そして、地政学が日本の軍事面でも経済面でも防衛上重要である事を読者と認識共有し、個別ニュースの解説に入る。で、冒頭の話だが、普段あまり聞かない裏方が登場してくる。調べれば分かるのだろうが、ユダヤ系情報は、その政党との関係も含めて興味深い。

    ー ゼレンスキーのスポンサーは、「ウクライナのメディア

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    2024年08月15日
  • “いまの世界”がわかる哲学&近現代史 プーチン、全体主義、保守主義(マガジンハウス新書)

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    哲学を知ることで世界史について新しい見方ができるようになる気がしました。興味深い話がたくさんあり、もっと世界史について知りたいことが増えました。

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    2024年06月17日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

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    世界の政治・経済ニュースを正確に理解するために必要な知識を、過去の歴史を踏まえてわかりやすく解説している。
    予備校講師をされている著者だけに、ポイントを押さえての説明は見事。
    あえて言うなら、池上彰氏の著書に似ているかな?と言う点。内容に不足はないが、切り口や視点にもう少し独自性があっても良かったように思う。

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    2024年06月16日
  • 日本人の武器としての世界史講座

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    面白く読めた。特に近現代史、資本主義の台頭あたり、アメリカを中心にカルヴァン派の性質などとてもスッキリした流れのあるお話だった。
    点ではぼんやり知ってる話がクリアにリンクする感じ。
    他の見方を学ぶ時にもきっと役に立つんじゃないかな。

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    2024年06月03日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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     これは勉強になりました。地球的規模で世界を見ることが日本人は不得手なのだろうと思います。最強のランドパワー国であるロシアは、何しろ広大で極寒なので、最終的には負けないのだから経済封鎖を長期化すれば疲れるのはEU諸国となる。まずは地球的規模の歴史を正しく認識することが必要だと思います。

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    2024年05月29日
  • 「リベラル」の正体

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    リベラルは人間に巣食う根のように刈っても刈っても生えてくる草のような思想で認知バイアスからは抜けられない。資本主義も同じく市場競争に躍起になって格差差別が起こる。社会体制がどうであっても人間は私的利益のために生きている生物なので本質的には変わりはないのだけれど。マルクス資本論は人間の本質的根幹をなす重要なプロセスを示している。
    お二人の話しは知的で面白かった。そして私もマルクス資本論に惹きつけられました。

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    2024年05月26日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    内容はとても面白かったが埴輪の話しは半信半疑ではある(汗)
    ユダヤ説の話しは別として歴史を学ぶことが何より楽しかった。

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    2024年05月16日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

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     後半の小泉政権当たりの現代史あたりからは著者の思想が入りすぎている感がある。だが、前半の宗教と日本人思想は読む価値あり。
     かつて日本はひとつの国ではなく、多くの国があり、そしてそれを大和が滅ぼしていった、地方の王を「鬼」とした物語が「桃太郎」説はなるほど興味深い。日本昔話の「鬼」のどこかもの悲しさは、大和に敗れた王だからではないか、と。
     鬼による被害は描写されず鬼をやっつけて財宝うばってめでたしめでたしの桃太郎に疑問を持つ人は多いと思うが、なるほどこの説だとなんだか納得できる。

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    2024年05月01日
  • ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」

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    恥ずかしながら右翼、左翼の意味が分かっていなかったが、この本のおかげで少しは分かるようになってきた。図での説明もあり視覚的に捉えられることが出来るのは有り難い。ただ、分かることは良いことだが、その先の行動に結びつけるにはまだ至っていない。

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    2024年04月30日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

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    日本に生まれ、住み、暮らしているので、私の価値観や考え方は、日本全体を包んでいる思想や歴史に、少なからず影響されているのだろうなと思い、手に取ったのがこの本である。
    平易な言葉で分かりやすかったが、あと少し、もうちょっと、字が小さくなってもよいので、深く掘り下げても良いかも、本当はもっと書きたいことがあるのでは?という匂いを感じた(まぁ、入門書なので、このくらいが良いのかな、、、)
    最後の方は、政治思想を中心とした解説が多く、それらの思想を私に結びつけるには、まだまだ勉強不足だなぁと分かった。この入門書を参考に他の本も読んでいきたいと思う。そもそも日本人の思想なんてあるのか分からなくなってきた

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    2024年04月27日
  • ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」

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    政党の左派・右派の定義が曖昧な方にオススメしたい本書。ハッキリしない原因は、ニューディール政策をしたフランクリン・ルーズベルト大統領の時に、左右の意味がひっくり返った、とあり納得。

    また最終章の日本思想史では、歴代の首相、吉田茂から安倍晋三まで流れや勢力図を振り返る事が出来るので、分かりにくいニュースが、読む前よりも身近に感じられて嬉しい。

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    2024年04月22日
  • ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」

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    近代政治史がわかりやすくコンパクトにまとめられていた。
    が、特にアメリカのグローバリズム、ナショナリズムと共和党、民主党のねじくれ方は途中で捩れたということしか記憶に残っていないのは、私の頭のいたらなさ(笑)

    雑な整理の仕方や表現もあるが、もう少しきちんと記憶しながら読めば近現代の政治史の基礎知識は身につくと思う。
    また時間をおいて復習したい。

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    2024年03月28日