茂木誠のレビュー一覧

  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

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    パート2の方を先に読んでしまったので、遅れながらパート1を読んでみた。2015年の本なので10年前のものだが、クリミア併合とか尖閣諸島など2025-26年の世界の情勢のもとになる歴史や背景が分かりやすく書かれており大変勉強になる。パート1だけのことはある。
    もちろん全ての思惑を把握したうえで執筆されている訳ではないが、大きな流れをつかむことができる。その国や地域の成り立ち、歴史を正しく理解しておけば今後の方向性もある程度予測することができるのではないかと思う。

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    2026年01月21日
  • マンガでわかる地政学 改訂版(池田書店)

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    地政学2冊目として購入。マンガでわかるという謳い文句だかほとんどマンガの要素はない。しかし、幅広く各国の地政学をわけて説明されていて、新しく内容もあり、勉強になったのとわかりやすかった

    新しい学び
    •日本と違い中国がむかし欧米の植民地に成り下がったのは朱子学を重んじていたから
    →朱子学は世界を中華と野蛮との二つにわけ野蛮を支配するのが正しい世界秩序だと説いており、欧米を野蛮と見做し学ぼうとしない姿勢をとったため。

    •EUには入れないNATO加盟国トルコ
    →トルコは地理的にロシアの地中海進出を食い止める重要な位置でありアメリカの支援をうける。アメリカの支援を受けてNATOの加盟をするも、欧州諸外国はトルコがキリスト教ではなくイスラム教であり、トルコ人労働者が無制限に流入して雇用を奪うことを懸念してEUの加盟は拒否している。

    •黒船来航以降、欧州列強に不平等条約を結ぶなど弱腰な幕府に対して不満が募り、薩長同盟を結んだ薩摩と長州を中心とした新政権が明治維新を起こし、あたらし政府を樹立。
    しかし実権が薩長両藩に移っただけで、事あるごとに意見が対立。
    →薩摩は海洋国家としての道を歩み、かつての帝国海軍の母体となり、大陸の動向に敏感な長州は帝国陸軍の母体となった。
    →大本営の中で対立は続き、海軍がシーパワーのアメリカイギリスを仮想敵国としたのに対し、陸軍はランドパワーのソ連を仮想敵国として両方を日本は相手をし、予算を奪い合うことで日本は団結できず第二次世界大戦では大敗した。


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    2026年01月04日
  • マンガでわかる地政学 改訂版(池田書店)

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    地政学の入門書(マンガ付き)


    ランドパワー、シーパワーにおける国家間の立場の違い。
    国や大陸をひとつの島や半島として観る考え方。ハートランド理論やリムランド理論、オフショア・バランシングの外交戦略。なぜ、ドイツやトルコが親日なのか。知らない知識ばかりで目が回る。
    慣れていないゆえ、読みにくい本だが非常に重要な知識が得られる本だった

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    2025年12月08日
  • ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ 日本人が知らない57の疑問

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    きっかけ
    地政学の学習の延長でウクライナ戦争のことにつちて書いてありそうだなと思って読んだ本
    内容
    ここ5年の戦争に関する情勢の内容の解説、その時のトップ立ち回りがどうだうだったかが説明されてる本
    感想
    最近のニュース見てる中でトランプが暴走してるな、アメリカのイメージって変わったなと違和感に感じていたことが全て書かれていて納得できた。
    他の本にも結論として中国の脅威が怖いって話があったけど、なぜ脅威なのか、今いつを目標にどう動いているのかが説明されていて理解が深まった。
    それを踏まえて各国でどう動いているのか、トップの思想としてはどうしようとしているのか順序立てて書かれているので、ニュースを見た時の目線に変化がでた。
    今まではなんの気無しにへ〜って感じだったのが、これはつまりこう言う裏があるのか?この動きによってこれが引き起こされたのか?と点と点の繋がりが見えてきた。
    なんとなくだけど事実を淡々と記載していて、時折日本の政治家に対するバッシングが入る感じで中立寄りに書かれているのかな?とは思った。

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    2025年11月04日
  • 弱肉強食の現代史18バトル

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    戦争の歴史をわかりやすく学べる。

    過去150年ぐらいの戦争を網羅的に描かれてるため、一つ一つの内容は薄め。

    GPT片手に追加で調べながら読むのにちょうどいい。個人的には、インドネシアvs オランダ、ベトナムvsフランスあたりは知識が薄かったため、結構勉強になった。

    帝国主義時代、香辛料は料理を美味しくするのと、腐敗防止にも使われた。しかし、赤道付近の亜熱帯でしか取れない。理由は、高温多湿だと害虫が多く、植物の防衛本能で強いにおいを発する。これで香辛料が出来る。当時のヨーロッパではこれが高値で売られるため、こぞって東南アジアを植民地にした。

    アジアで独立を保てていたのは、日本とタイだけ。なぜタイ???と思ったが、他と比べたら資源が少ない、植民地の緩衝地帯だったことが大きい。

    特に後者が大事で、タイの両サイドをイギリスとフランスが植民地にしてて、緩衝国としてタイは独立を保ててた。

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    2025年10月19日
  • 弱肉強食の現代史18バトル

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    教科書が教えてくれない近現代の歴史を18の戦争を通してわかりやすく語ってくれる好著。
    マンガと対話篇の組み合わせで、いちばん大切な肝を教えてくれるが、やはり内容的にはいささか物足りない。
    茂木誠先生はその語り口の巧みさと分析の鋭さ、そして人としての熱で、人気のYouTuberだが、その著書は物足りないか、細部を詳細に語り過ぎて冗長になってしまうかの両極端な気がする。
    ないものねだりなのは、百も承知で言うのだが。

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    2025年09月21日
  • ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ 日本人が知らない57の疑問

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    地政学的な観点を用いると、仮に国家がひとつの意思を持つ人格であるなら、自ずととるべき行動方針が明快に見えてくるという利点があり、世界情勢の分かりやすい切り口にはなると思う。しかしながら地政学的な思考はどうしてもテーブルに広げられた世界地図を眺めながら戦略を練るというスタイルになるからか、グランドデザインファーストになりがちで、現実の社会問題は多少犠牲にしてでも大局的視野にたった国家戦略を優先すべき、という論に傾きがちになるような気がする。理念に偏重すぎにならないように付き合うことが大事かと思う。本書はベースに地政学があるものの、それを前面的に出すわけでなく、ウクライナ戦争、中国・台湾問題を中心に、2022年頃~第2次トランプ政権前くらいまでの国際時事のおさらい用にわかりやすくよくまとまっていて手頃。

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    2025年08月01日
  • テレビが伝えない国際ニュースの真相 バイオ・サイバー戦争と米英の逆襲

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    文字通り国際ニュースについて扱った一冊。

    欧米のみならず中国やロシアなどについても深く知ることができた。

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    2025年07月12日
  • 世界の今を読み解く 政治思想マトリックス

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    世界はなぜ分断されるのか。茂木誠はその疑問に地図と軸を与える。
     右派・左派という単純な図式を超え価値観や歴史観の座標軸に各国の思想を配置すれば対立の構図が浮かび上がる。保守と革新、自由と平等、伝統と変化。その交差点に我々の立ち位置も問われているのだ。
     混迷の時代に必要なのは正義を振りかざすことではなく他者の座標に耳を傾ける想像力だろう。

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    2025年06月15日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

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    日本人とは何か――世界史の大きな流れの中から光を当てる。儒教や仏教、西洋思想の影響を受けながら日本独自の価値観がどう育まれたかを縦横に描く。ざあっと読めてわかりやすく興味深く書いてある。歴史を通して見えてくるのは時に受け入れ時に跳ね返してきたこともある日本人のしたたかな姿だ。付き従う今の日本人よ、ひとり立ちしようよ。

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    2025年06月13日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    古代史の深淵に日本とユダヤの奇縁が浮かび上がる。遠く離れた両者の風習や神話の類似に光を当てる。起源も文化も遠く隔たる両者がなぜ似た価値観や儀礼を持つのか。なぜ遠く隔たるユダヤ人が日本に同化したのか。神話と歴史、伝承と証拠のはざまをたゆたう。その鍵は閉ざされた島国の寛容性と神を敬う心にあったという。異文化を排除せず溶け込ませる力が日本にはあった。だが史実と伝説の境界は曖昧だ。ロマンを抱きつつも私たちは問い続けるべきだ。歴史とは語られ方でその姿を変えるものだから。


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    2025年06月10日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    ネタバレ

    ⚫︎ユダヤの世界史
    田中先生と茂木先生という組み合わせが気になり、購入。今まで田中先生の本は読んでいるので、ある程度の予備知識はあったが、今回は茂木先生との対話形式となり、世界史感が多く取り入れられている。また、年代別にユダヤと日本との関係が述べられており、詳しくなっている。
蘇我氏のクーデターは何かおかしいと感じていたが、ユダヤ系とわかれば納得である。
田中先生の古代史にいつもワクワクさせられる。


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    2025年05月16日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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    予備校の教師が扱う歴史本は、広く浅く若干右寄りというのがお決まりみたいだが、確かに地政学をベースに単純化すると分かりやすくて良い。
    アメリカは白人人口が2050年には50%を切り、ヒスパニック3割になってアジア系比率も増える→世界の警察官は終焉しアメリカの時代も終わると予想。それは日本が自立するチャンスでもあると筆者は考えるようだが、政治的な意見が多段に出てくるのをよしとするかどうかは読み手次第

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    2025年04月15日
  • 世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

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     歴史は孤立した物語ではない。日本史を世界史の文脈の中で読み解く重要性を説く。鎖国も開国も、明治維新も太平洋戦争も実はすべて世界の動きの中にあった。幕末の動乱は欧米列強の圧力の反映であり戦後の高度成長も冷戦構造の一部だった。
     こうした視点を持つことで日本史は単なる国内の出来事ではなく世界史の真っ只中で躍動する一つのドラマとして立ち上がる。教科書には書かれていないが歴史の本質は「なぜそうなったのか」を考えることにある。本書はその問いを促し私たちにより深い理解と気づきを与えてくれる。

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    2025年04月04日
  • 世界の今を読み解く 政治思想マトリックス

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    国や個人の考え方を、保守orリベラルではなく、グローバリズム・大きな政府orナショナリズム・小さな政府に分けて解説されていて、なるほどと思うところが多い。
    トランプとプーチンはナショナリスト同士だから仲が良いのね〜、みたいな感じ。勉強になりました。

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    2025年03月08日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

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    戦争・紛争の歴史に、地理的条件が深く関わっていることが理解できました。
    海に囲まれた島国である日本は、大陸に比べて他国の脅威が少なく、かなり恵まれているのだと気付かされました。
    かなりの距離を隔てているにも関わらず、朝鮮半島とギリシャが似た歴史を持っていることも興味深かったです。

    また、アメリカはオフショアバランシングで遠くから他国の紛争に介入して利益を上げてきたことを知りました。
    世界各地の紛争は、先進国が蒔いたものも多いのですね。

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    2024年11月11日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

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    日本の思想の系譜が日本史と世界史の観点からわかる本。
    体系的に、思想の繋がりが見えるのは面白く、色々な発見もあった。
    ただ、少し著者の主張が強すぎて、かくあるべき、この思想は好き嫌いというのが見え隠れしていて、近現代の思想の部分はちと読んでいて苦しいものだった。

    保守の本当のあり方や、多様性と寛容さが大事という主張には大いに賛同できるものの、何となく鉛を飲んだような気分になった。

    それは、本書を読んで、思想というものが、下手をすると自分の理想や頭の中で描いた都合の良さを論理的に説明するもののように見えてしまったからかもしれない。政治的に統制をかけるとか、自身の価値や権力に箔をつけて、正統性を出すようなツールとして思想が使われているからかもしれない。

    信仰と同じく、思想も、体制と結びついたり、集団と結びつく時、その価値がなくなるのかもしれぬ。

    下手に被れたら危険なものが思想なのだという感覚を得られたのは良かったかもしれない。
    されど思想なくしては、社会集団は動かず、成り立たないような気もする。

    そうなると、禅のような無字の世界や、身体論、山伏などの体系化されていない世界にあごかれが募る。それも一つの思想?なのか。

    ただ、江戸時代も、明治大正も、言論統制は比較的緩かったことはよくわかる。

    それぞれのマトリクスでも、それぞれの思想が、それぞれの局面で機能して社会を前に進めているもので、誰かの拠り所にもなっていたりする。多様性が大事で、一つの思想にまとめることの弊害があり、だからこそ、日本古来の習合や、和をもって貴しとなす、と言った多様性と寛容さ、良い意味での良い加減さが大事なんだと思う、

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    2024年10月16日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

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    1,これを読めば日本の思想の変遷がわかると思いたい
    2,総裁選が今後行われていく中で、今(2024/09/14)読むべき本
    3,未来と世界史の視点に立つとリベラル的に、過去と日本史の視点に立つと保守的な考えになるのかなと思った

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    2024年10月23日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

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    古代史において、ユダヤ人が日本にやってきたという論拠は、さほど物珍しいものではない。ただし、ユダヤ人という事に対しては、素通りしてきた感は拭えない。実際に、歴史的にユダヤ人渡来の波を考察すると、見えて来るものがある。
    ユダヤ人、日高見国とを考慮した天孫降臨についての考察は、大変興味深いものだった。

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    2024年09月02日
  • “いまの世界”がわかる哲学&近現代史 プーチン、全体主義、保守主義(マガジンハウス新書)

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    哲学を知ることで世界史について新しい見方ができるようになる気がしました。興味深い話がたくさんあり、もっと世界史について知りたいことが増えました。

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    2024年06月17日