茂木誠のレビュー一覧

  • マンガでわかる地政学(池田書店)

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    シーパワー、ランドパワーを中心とした地政学について学べる書籍。敵の敵は味方になり得るし、隣国同士は必ず対立する。
    日本は島国であるがゆえ、あまり地政学で物事を捉えることはなかったが陸続きであったり、海峡が狭い箇所(チョークポイント)を通らなくては貿易ができないところではさまざまな国家の思惑が紛争に繫がる。
    さまざまな国におけるさまざまな国による地政学について簡易に学べる入門書としてわかりやすい。

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    2020年02月16日
  • 経済は世界史から学べ!

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    株式等の投資に興味があり、投資する際に役立つ知識になることを期待して読んだ。しかし、まだ大した投資をしたことがないので、役立つ知識かは分からない...第一章、二章、五章は役立つと思う。
    経済から見た世界史は、単純に知的好奇心を刺激されたので、その点では十分に面白い本だとおもう。


    以下は各章で関心した点、感想

    第一章:円、ドル、ユーロの成り立ち
    (感想)
    ・投資の際に活きる知識ではないと思うが、歴史的観点で円、ドル、ユーロの成り立ちを知ることができ、面白い内容ではあった。

    第二章:世界経済と国際通貨
    (関心)
    ・ユーロ導入時はドイツは輸出で潤ったが、赤字国の救済のために貧乏くじを引いた。
    ギリシャは粉飾したり、他国におんぶに抱っこで、酷い国だった...

    第三章:経済の自由化
    (関心)
    ・農業国であるフランスの皇帝ナポレオンは、自国の工業を工業国であるイギリスから守ろうとして保護貿易を布いた。しかし、イギリスへ穀物を輸出していたロシア、ポルトガルが裏切り、ナポレオンは敗れた。
    ・アヘン戦争の戦勝国イギリスは、中国に自由貿易を求めた。

    第四章:投資とバブル
    (感想)
    ・個人的にはあまり興味を持てなかった...

    第五章:財政
    (関心)
    ・アメリカの独立は、植民地時代のイギリスvsフランスの戦費負担(課税)への反対運動がきっかけ
    ・ケインズ主義:財政出動(公共投資)と金融緩和(紙幣増刷)で通貨を供給。(例:アベノミクス)
    ・自由主義:公共事業は税金の無駄。産業保護は民間活力を削ぐ。政府は貨幣量の調整。(例:小泉内閣の郵政民営化)

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    2019年12月02日
  • 日本人が知るべき東アジアの地政学

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    アメリカやイギリスなどのシーパワー、ドイツなどのランドパワーといった分類で考える典型的古典的な地政学を、現代アジアに当てはめようという本。
    と言いながらも、18世紀以前からの歴史(掘り下げる歴史は、議論位都合が良い長さ)における各国の行動パターンに基づいて、中国は基本的にランドパワーがだ、時々シーパワーを目指す、日本と台湾はシーパワー、朝鮮とベトナムは半島国家、ロシアは西洋、スラブ、モンゴルの源流が混じり合うハイブリッド、と分類して、朝鮮は近いうちに統一朝鮮になるだろうと予想している。

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    2019年11月24日
  • 世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

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    日本神話では、九州から大和へむかう神武東征の際に、八咫烏が道案内した

    国譲り神話では、アマテラスがオオクニヌシに使者を送り、葦原中国の統治権を譲れと条件をだす。国を譲るかわりに出雲大社を造成した

    大神神社 三輪山そのものを御神体として祀る 創建は第十代崇神天皇

    伊勢神宮 式年遷宮 20年毎に神殿を建て替え
    出雲大社 60年毎

    三種の神器のうち、八咫鏡(ヤタノカガミ)は伊勢神宮、草薙剣(クサナギノツルギ)は愛知県の熱田神社 八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)は宮中にあるのがオリジナル

    壇ノ浦の戦いに敗れた時、幼帝とともに神器は海中へ没したが、それは形代(模造品)といわれる

    東京駅大手町1丁目 将門の首塚がある

    島根県の石見銀山 17世紀には世界の1/3の銀を産出した 山口を拠点とする大内氏が銀山を開発させた

    ポルトガル商人は日本へ鉄砲や中国の絹を輸出し、銀を獲得しようとした 種子島への鉄砲伝来は起こるべくしておこった

    1494 トリデシリャス条約 大西洋の真ん中に分界線を設定し、西側の新大陸をスペイン、東側のアフリカとアジアをポルトガルの勢力圏とすることで合意

    アフリカを南下したボルトガル商人は現地の国々に鉄砲をうりつけた。武装した沿岸職は内陸諸国と戦争。大量の捕虜を獲得するとポルトガル商人に奴隷として売却した 白人が奴隷狩りをしたのでなく、黒人国家が積極的に奴隷狩りをした

    本能寺の隣にはイエズス会が建てた南蛮寺があり、また光秀の娘の細川ガラシャは後に洗礼してキリシタンとなった。イエズス会と光秀の間には何らかの謀議が成立した可能性がある

    島津義久を平定するため秀吉は九州に遠征 その時長崎が教会領としてイエズス会に寄進され、日本人奴隷が輸出されていることを知る。 バテレン追放につながる

    フェリペ2世がイギリス制圧のために派遣した130隻の無敵艦隊(アルマダインヴィンシブル)はドーバー海峡で英海軍に迎撃され壊滅 英海軍の指揮をとったのが、スペイン植民地を荒らし回っていた海賊のボスであるフランシルドレーク

    アダムス 三浦按針
    ヤン・ヨーステン 八重洲の語源

    スペイン艦隊 近接戦法 短射程のカノン砲
    イギリス艦隊 超射程のカルバリン砲
    カルバリンはラテン語でコブラ

    ポルトガル本国でスペインへ独立運動がおおっていて、島原の乱へ派兵の余裕がなかった

    ポルトガル人が去った出島には、平戸からオランダ商館が移され、ほそぼそと貿易を続けた。東南アジアで暴虐の限りをつくしたオランダ人が、長崎にくるとおとなしくなり、オランダ商館長は毎年、江戸まで出向いて将軍のご機嫌を伺い、幕府に国際情勢に関する報告書を提出していた


    鎖国という重武装中立というシステム

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    2019年03月23日
  • 学校では教えてくれない地政学の授業

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    地政学は要は縄張り争いのこと。
    各国の地理的な位置関係から戦争などが起こった理由を読み解いていくので面白い。

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    2018年11月09日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 2 日本人が知らない101の疑問

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    国際ニュースについて、マスコミ報道の表面だけを追っかけていると、腑に落ちないことが多々発生するが、そのような点を整理するのに役立つと思う。ただ、前作に比べると、ややわかりやすさを優先してるかなって思ってしまうところが多少あったのが、ちょっと残念ではあった。

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    2018年08月20日
  • 経済は世界史から学べ!

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    経済に疎い僕がざっと読んだせいか、経済の概念の勉強というよりは、経済がちょっとかかわる歴史的事件の解説、といった印象。でもまあ、ほんとに初心者なら経済の勉強への第一歩としてていいんじゃないかな。

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    2018年07月08日
  • ニュースの深層が見えてくる サバイバル世界史

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    ★世界史、地政学の観点から世界のニュースの見方を解説する。『ニュースのなぜ?は世界史に学べ』のアップデート版といったところ。相変わらずわかりやすい。

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    2018年06月10日
  • マンガでわかる地政学(池田書店)

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    地政学は地理的条件が国交関係にどう影響するか、地理的条件から外交政策を考える学問。
    基本的には「隣接する国は敵対する」「敵の敵は味方」というシンプルな考え方。複雑に思える関係性も地理的条件と照らし合わせながら全体を眺めていくと納得できていく。
    地理や歴史を「暗記モノ」と捉えている学生にお勧め。世界史の本や地球儀も用意して読み進めたほうが、より理解を深められる、近年の世界情勢のニュースも広い視野で見れるはず。
    第3章は様々な国から見た世界地図で解説されていて、より分かりやすい。

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    2018年03月11日
  • 図解 世界史で学べ!地政学 Essential Compact

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    あんまり僕がイメージしていた地政学とは違っていたんだけど、こういうもんなのかな?
    あと思想的に逆の立場、ちょっと「左」の立場からの地政学の話も聞きたいなあと感じた。

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    2018年01月27日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

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    著者は駿台予備校講師だけあって、読みやすくわかりやすい。イスラム教のスンニ派とシーア派の違いもなるほどと思ったし、ユダヤ人が想像以上に世界に大きな力を及ぼしていることも「そうなのか!」。民族や宗教問題は日本人にとって馴染がなく複雑なので、こういうわかりやすい解説は国際ニュースを理解するうえで参考になる。
    ただ、著者の政治的思想が色濃く出る場面がたびたびあり、予備校でもこんな風に講義しているのかなと想像すると、生徒に及ぼす影響みたいなものが、老婆心ながらちょっと気になった。それこそ生徒が講師の思想を丸ごと受け止めるのではなく、講義を参考に自分の考えを「主体的」にまとめていくことを願います。

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    2020年10月10日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

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    ネタバレ

     テレビのニュースは詳しい解説や背景まで説明されない。しかし世界の動向を知る上で、歴史的な経緯を踏まえた認識をすることは世界の動向を知る上で必要不可欠だと思う。ロシアと欧米との関係をローマ帝国の分裂時まで遡って解説している箇所が特に面白い。近いようで遠い。日本と中国もそうだが、他者からでは同じように見えても当人同士はまったく相容れないという関係が世界各地である。

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    2017年02月18日
  • 経済は世界史から学べ!

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    本屋で衝動買い。駿台予備校の先生が書いた本。フランスの大陸封鎖令がイギリスの植民地拡大と閉鎖的経済へ流れていくところや、世界恐慌のあとブロック経済が進み、取り残された日本とドイツが他国侵略に進んでいくといった視点は改めて理解できた。現在進行形で進んでいる「内向き」と言われている世界の流れも、あと数十年すると再度の世界の悲劇の転換点だったということになるのか、歴史に学ぶというものの、今起こっていることから将来を見通すことは、やはり難しい気がする。

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    2017年02月04日