茂木誠のレビュー一覧
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今知っておきたい世界情勢に関し、質問形式で内容を解説している。
現状の問題の解説に絡めて、その原因やバックグラウンドについても書かれており、普段のニュースについていけない人でもすんなり読める(世界地図は頭に入れておいたほうがいいかもしれない)
本書によると、世界中で起こる紛争の多くは宗教的価値観・文明の違いによるものである。宗教の教えが与えるお国柄への影響は大きく、宗派による考え方の違いは、紛争をけしかけるきっかけにもなってしまう。昨今のテロやかつての戦争は、実に根深い問題ということを知らされる。
争い後の各国の振る舞い方を考えていく上でも、こういった教養は身につけておくべきと感じる。「歴史 -
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経済学に憧れ,世界史が得意な私にとって,まさに今,私が読むべき本だと思って購入した。平易な文で経済の基礎を語り,ついでに世界史と関連づけて経済を語り,時事問題を軽く触れる… 読みやすく,驚きも多い作品であった。世界史と絡め方が絶妙であり,過去の出来事と現代の経済事情を比べて物事を語った際に見つかる新発見が,私を気持ち良くさせる。実は世界史の話題はごく僅かであり,世界史を知らなくても経済学をさらっと学べるのに適すると思われる。世界史が好きならなお面白い,そういった作品である。わたしのような素人には,学者が編集した本は難しすぎるのかもしれない。
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Posted by ブクログ
全体としては政治史または政治思想史という感じで,保守をストレートに扱っているものではない気がします。しかし,実際に日本の政治の中で保守的選択やリベラル的選択が行われて,その選択が何を引き起こしてきたかを知るには良いと思います。
保守も一枚岩ではなく,それはリベラルも同じようです。史実における保守の実際を確認する本です。
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王が私的に法を定めてはならず,慣習法コモン・ローに従って統治しなければならない,それがイギリスの古き良き伝統である,と[法学者ヘンリー・ブラクトンは]説いたのです。
長く継承されてきた「しきたり」というものは,無数の先人たちが試行錯誤を経て洗練させた知恵の結 -
Posted by ブクログ
記録によれば昨年(2023)の今頃に読んでいる本です、ここ10年程は特定の観点から見た歴史に興味を持っています。この本は「哲学」の関連から共同著者の茂木氏と松本氏が解説しています。思想(哲学)がその国の歴史を大きく動かすことがあるのですね、面白い本に出会えて良かったです。
以下は気になったポイントです。
・アメリカにおいて、特定政党と結びついた大手メディアとビックテック(巨大IT企業)による情報統制が進み、もはや何が真実なのかわからなくなった、2020年のアメリカ大統領選挙をめぐる混乱は、そのことをはっきりと見せてくれた。今の世界を一言で表現すれば「全体主義の復活」「デジタル全体主義の出現 -
Posted by ブクログ
山川の教科書否定が衝撃的。私が30年前に学んだことは間違いだったのかと。歴史に善も悪もなく、各国、各民族が、生存をかけて策略を練り、実践しているだけなのだと。イデオロギーは後付けにすぎない、と。
本書は地政学をベースにした駆け足の世界史。理解し切れてはいないが、概観はつかんだと信じたい。
タイ、ベトナム、カンボジアを旅して、本書の東南アジアの箇所を読むけれど、彼らの隣国との関係がうっすらわかる程度。このボリュームの本ではこれが限界なのだろう。
ランドパワーの国がシーパワーで勝つことはかつてなかった、故に中国がシーパワーを強化しても勝つ可能性は低い、とのことだったが、本当にそうなのだろうか