茂木誠のレビュー一覧

  • “いまの世界”がわかる哲学&近現代史 プーチン、全体主義、保守主義(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    プーチン大統領はスパイに憧れていた。社会主義とはなんだったのか…いわゆる共産主義は歴史的失敗であった。1984は未読… ビッグテックが結束すれば、SNSによる言論統制は可能。全体主義。保守主義。フランス革命におけるバークやハミルトンの役割。七人の侍に見る保守主義者とリバタリアニズムの共存。

    0
    2025年11月05日
  • ニュースの「疑問」が、ひと目でわかる座標軸 世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」

    Posted by ブクログ

    マトリクスを用いた現代史の教科書。
    右派と左派、共産と対共産のダイナリズムがわかってきた。また日本についても触れられておりこれ一冊で振り変えることができる一冊。

    著者の思想は垣間見える程度で読みやすいのでは。

    0
    2025年10月12日
  • 経済は世界史から学べ!

    Posted by ブクログ

    世界史をしっかり絡めてくれているので、背景が分かって良かった!ただ、そもそも私の知識はそれ以前の問題だとわかったので、別の本を読んで、理解を深めたい。なんで経済の話しになると頭に入ってこないんだろう、、、大切な学問なのに、、、。

    0
    2025年08月20日
  • “いまの世界”がわかる哲学&近現代史 プーチン、全体主義、保守主義(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    ◯ 理想としては素晴らしいのに、なぜ社会主義は成功できないのか(中略)要するに、「性善説」に基づくからです。(56p)

    ◯ 1人で生きていこうという人が最近は多いようですが、身のまわりに顔なじみがある程度いたほうが安心できます。(128p)

    ◯ 残念ながら、21世紀は新たな全体主義の時代といえそうです。(203p)

    ★いまの世界を理解するための歴史と哲学がコンパクトに説明されています。社会主義、全体主義、リバタニアリズム、保守主義が学べます。

    ★茂木誠氏と松本誠一郎氏の対話の形式になっていて、お二人の姿勢がわかりやすい気がします。

    0
    2025年06月18日
  • 世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

    Posted by ブクログ

    知らないことも多く書いてあって、面白いと思う箇所もあるが、所々に見える思想の強さが少し苦手。また、事象を単に書いているだけのこともあり、無味乾燥で深みがないと思った。

    0
    2025年05月13日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

    Posted by ブクログ

    ニュースに接するとき世界の「なぜ?」が並ぶ。なぜ争いは絶えないのか、なぜある国は豊かで別の国は貧しいのか。現代の問題は突如現れたものではない。遠く中世、近代の選択や分岐が今を形作っている。
     日本では現実と結びつけて考える機会は少ない。歴史は過去の話ではない。今を理解し未来を見通すための知識なのだ。国際ニュースに迷うときこそ世界史の扉を開きたい。

    0
    2025年04月12日
  • 世界史講師が語る 教科書が教えてくれない「保守」って何?

    Posted by ブクログ

    全体としては政治史または政治思想史という感じで,保守をストレートに扱っているものではない気がします。しかし,実際に日本の政治の中で保守的選択やリベラル的選択が行われて,その選択が何を引き起こしてきたかを知るには良いと思います。

    保守も一枚岩ではなく,それはリベラルも同じようです。史実における保守の実際を確認する本です。

    *****
     王が私的に法を定めてはならず,慣習法コモン・ローに従って統治しなければならない,それがイギリスの古き良き伝統である,と[法学者ヘンリー・ブラクトンは]説いたのです。
     長く継承されてきた「しきたり」というものは,無数の先人たちが試行錯誤を経て洗練させた知恵の結

    0
    2025年02月08日
  • “いまの世界”がわかる哲学&近現代史 プーチン、全体主義、保守主義(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    記録によれば昨年(2023)の今頃に読んでいる本です、ここ10年程は特定の観点から見た歴史に興味を持っています。この本は「哲学」の関連から共同著者の茂木氏と松本氏が解説しています。思想(哲学)がその国の歴史を大きく動かすことがあるのですね、面白い本に出会えて良かったです。

    以下は気になったポイントです。

    ・アメリカにおいて、特定政党と結びついた大手メディアとビックテック(巨大IT企業)による情報統制が進み、もはや何が真実なのかわからなくなった、2020年のアメリカ大統領選挙をめぐる混乱は、そのことをはっきりと見せてくれた。今の世界を一言で表現すれば「全体主義の復活」「デジタル全体主義の出現

    0
    2024年10月26日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

    Posted by ブクログ

    『アマテラス』のネタ本。
    斬新でユダヤ人の埴輪や神話の新しい考察など興味深いが、九州の高天原については完全無視?
    50年後には新たな日本史として認知されるのか?

    0
    2024年09月04日
  • 世界史で学べ!地政学(祥伝社黄金文庫)

    Posted by ブクログ

    山川の教科書否定が衝撃的。私が30年前に学んだことは間違いだったのかと。歴史に善も悪もなく、各国、各民族が、生存をかけて策略を練り、実践しているだけなのだと。イデオロギーは後付けにすぎない、と。

    本書は地政学をベースにした駆け足の世界史。理解し切れてはいないが、概観はつかんだと信じたい。

    タイ、ベトナム、カンボジアを旅して、本書の東南アジアの箇所を読むけれど、彼らの隣国との関係がうっすらわかる程度。このボリュームの本ではこれが限界なのだろう。

    ランドパワーの国がシーパワーで勝つことはかつてなかった、故に中国がシーパワーを強化しても勝つ可能性は低い、とのことだったが、本当にそうなのだろうか

    0
    2024年08月16日
  • ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問

    Posted by ブクログ

    100個のQuestionに統一感はないように感じた。また、その解答の観点も、歴史や宗教など幅広い。

    そのため、かなりの知識の幅が必要とされる。

    0
    2024年07月15日
  • マンガでわかる地政学(池田書店)

    Posted by ブクログ

    本屋で地政学に関する本が並び始めたので購読。
    新たな視点を増やすという意味では、有効な学問分野だと感じた。隣国との争いの歴史や政治的な観点などに大きく影響付けたり、その根拠に当たることが地政学にあると分かった。
    各国から見た世界地図は、今まで考えたことがなかっため新鮮だった。シーパワーとランドパワーのどちらが強い国なのかを意識してみようと思った。

    0
    2024年06月26日
  • “いまの世界”がわかる哲学&近現代史 プーチン、全体主義、保守主義(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    社会主義、全体主義、リバタリアニズムなどを哲学、歴史、今の世の中と結びつけて教えてくれる一冊だった。特にプーチンの思想を考察している章は面白かった。もう少し時間が経った時に再読したいと思う。

    0
    2024年05月03日
  • マンガでわかる地政学 改訂版(池田書店)

    Posted by ブクログ

    漫画では分かりきらなくて、「マンガで‘も‘わかる」
    にしてほしかった。文多くて…甘くみてたら、驚くよ。でも、アメリカが衰退してるとか、はっきり書いてくれてて、そこらへん、分かりやすかった。世界の覇権は200年〜400年だから、もうそろそろアメリカも引退かもね。

    0
    2024年03月23日
  • 図解 世界史で学べ!地政学 Essential Compact

    Posted by ブクログ

    ライトに読める世界の地政学と歴史本。
    トルコやアフリカなど距離的に遠く学ぶことも少ない地域について知れて良い。
    とはいえ専門書というには薄く、概要を掴むのに良いというもの。

    0
    2024年02月23日
  • “いまの世界”がわかる哲学&近現代史 プーチン、全体主義、保守主義(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    今を生きるにあたって、現在ある組織の形がどのような理念をもって構築されてきたのかを知ることは大切で、その理解なしには本来期待される機能が発揮されず、さらには誤った方向に進んでいくことにもなりかねない。時を経て、バトンタッチが進んでいけばいくほど振り返りが必要と感じた。

    0
    2024年02月05日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

    Posted by ブクログ

    そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないし、いいとこだけしか見てないような気もするし、それがすべてのような気もするし。
    ファンタジーとリアルを混ぜ合わせたエンターテイメントとして観ればそういうこともあるかもしれない思います。文化は決して西から東に流れているわけでは無いようです。そういうことが主題なのかなぁ。

    0
    2024年01月07日
  • 「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス

    Posted by ブクログ

    4章以降挫折。
    教科書のように事実の羅列で、頭に入らなかった。

    逆に3章までは、今まで知らなかったことも結構あり興味深く読めた。

    0
    2023年11月30日
  • 日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -

    Posted by ブクログ

    田中英道先生と予備校講師をされている茂木誠さんが対談形式で、日本とユダヤの関わりについて話や持論を進めていく内容です。
    田中英道先生ですので、内容については分かる方は読まなくても分かるかと思います。
    日本人とユダヤ人が歴史の歩みとともに同化していったという内容で、眉唾物だとは分かっているのですが、理性に反してこの手の読み物は好きなので、つい読んじゃいました。
    いろいろ似ているところがあるので、これだけあれば偶然ではないだろう、というのが論拠で、それ以外の根拠らしい根拠は出てきませんが、ご本人たちは至って真面目なので、読み物として割り切れば楽しく読めるかと思います。

    0
    2023年10月12日
  • 「リベラル」の正体

    Posted by ブクログ

     現在の、このなにやら怪しげでおかしな世の中を見た時に、決して外せないのが〝フランクフルト学派“である気がして、詳しく知りたく手に取った一冊でした。もっと深く知りたかったので、それはまた、別の本に求めることとして、今まで漠然とした資本主義・共産主義に対する理解が、お二人の言葉でしっかり説明されることによって、より自分の中に落とし込めました。少し遅れて日本に入ってくる様々な現象、、、パープルペンギンゲーム等によって、幼い頃から性別の自己認識に対しての疑いを植え付けられる子供達が、今後日本でも増えてくるのでは無いか、と危惧してしまった。

    0
    2023年09月26日