茂木誠のレビュー一覧
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・なぜ秀吉は伴天連追放令をだしたのか。徳川も禁教令をだしたのか。それは、難破したサンフェリペ号乗組員が「スペインは如何にしてかくも広大な領土を持つに至ったのか」に「スペイン王はまず宣教師を遣わし、布教と共に征服事業を進める」と答えた。
・九州のキリシタン大名が、財だけでなく、日本人を奴隷として寄進していた。実際のアフリカのベニン王国など、黒人国家が奴隷貿易で富を得ていたのと同じ。
・日本人には浪人が多く傭兵・戦力としては有能で当時アジアではヨーロッパ諸国の戦略として重用されていた。浪人とヨーロッパ諸国が結びついてるため、日本に出入りすると反幕府の浪人と結びつく危険性があった。 -
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ネタバレ・政府が紙幣の発行権を持つと、財源確保のために紙幣を発行しすぎてインフレになって国が崩壊する
・ユーロ圏の金融政策はECBが決定する。各国ができるのは税率と公共事業の量の調整だけ。中央銀行の独立を極限まで高めたかたち。
・ドイツは輸出産業なので、ギリシアの混乱によるユーロ安でボロ儲けした。ギリシアがECBから融資を受けるにはECB(ドイツが中心)の言うことを聞くしかなく、ドイツがEUを支配しているとも言える
・金が枯渇した明治の日本は、銀本位制を採用したが、日清戦争で賠償金を得て、世界標準の金本位制に移行した。これにより世界市場と結ばれ貿易で成功した。
・アメリカは第一次世界大戦中、軍需輸出で -
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R2.12.20~R3.1.4
(あらすじ)
2025年までに南北朝鮮は統一される…ベストセラー著者・茂木誠氏、渾身の最新作は、激動の朝鮮半島を世界史と地政学で完全予測!米中覇権争いが本格化するなか、日本は中国・韓国・北朝鮮とどう対峙すればよいのか。日々のニュースだけでは、国際情勢の本質が見えてこない。国家の行動や国民性は、地理や歴史の制約を大いに受ける。今こそ、欧米エリート層が国際教養として学ぶ「地政学(地理+歴史+イデオロギー)」を武器に、日本の国益を考えよう!
(感想)
本屋で何か一冊買おうと決意し、つらつら見た結果選んだ本。
2019年刊行の本なので、コロナ以降の世界情勢が抜けてい -
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中国、アメリカ、ヨーロッパ、中東で起こったニュースを解説。
中国の香港での国家安全維持法の制定の経緯や、習近平が如何にして政権の座に就いたか。そして中国のコロナ下での野望。
アメリカも選挙前の情報だけだ、トランプの中国への対決姿勢やアメリカの選挙の仕組みを解説。中国への驚異を考えると、アメリカの政策はそれほど、変わらないのではと思ってしまいます。
イギリスのEU離脱の経緯や、中東のアメリカでの立ち振る舞いなど、なかなか一筋縄ではいかない世界だなと改めて実感。
日本はアメリカに頼りすぎた時にハシゴを外されないか心配ですが、中国という共通の驚異がある限り同盟は続くのかなと感じました。
歴史と宗教 -
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安倍戦争法案反対デモを冷ややかにみていたときに書き始めたと後書きにある。著者はそういう立ち位置から世界史(というよりほぼ日本近代史)を書いている。
猿人から話を書きはじめてギリシャにいったり、十字軍にいったり。このくだりはいるのか?と思いながら読んでいたけど、第7章の幕末日本の万国公報あたりから面白くなってくる。
不平等条約を改正するために、幕末の日本は国際法を遵守する。未開の野蛮な国と思われないようにと、他の国は植民地支配のためには、そんなもの都合よく解釈していた時代から。それはもう優等生だった。例えば時代は下って第一次世界大戦時の坂東俘虜収容所でのドイツ人捕虜の人道的な扱いは称