あらすじ
「世界史から読み解くことで、ニュースが分かった!」
と反響を呼んだ、『ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ』。
あの久米宏さんも大絶賛した第一弾から、2年。
ついに待望の第二弾が刊行となります。
トランプが大統領になり、予測がつかなくなった大国アメリカ。
北方領土返還が噂される、ロシアと日本の関係。
さらに英EU離脱や右傾化するフランス…。
ミサイル発射で暴走する北朝鮮とアジア情勢。
ニュースを鵜呑みにするだけでは、世界のニュースを読み解くことはできません。
前作で大好評の「1問1答」スタイルを踏襲。
各国首脳の思惑、国益、国策に踏み込み、解説します。
学生からビジネスマン、教養人まで。
すべての日本人、必読の1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2025.11.13
前作に引き続き完読。より深く理解するためには1作目から読むことをおすすめする。この本が刊行されたのが2017年。また来年にでも再度出版してくれないかなーと思うほど。普段見ているニュースの裏側までりかいできるようになると思う。出会ってよかった本。
Posted by ブクログ
平和ボケしている日本人が是非読むべき内容。2025年の今読んでも大変参考になるが、是非続編を読みたいと思う。各国の思惑と日本が進むべき道について、自分の頭で考え、発信する必要があると強く感じた。また、日本のリーダーもそのような人物であるべき。
Posted by ブクログ
超大国アメリカ、迷走するEU、そして朝鮮半島・中国・日本を中心とする東アジアと3つの地域について世界史の視点からその背景に迫り、現在の国際情勢について理解を深めることができる一冊です。友人に本書の著者である茂木誠氏のyutubeチャンネルがアフガニスタンの生い立ちについてわかりやすく解説しているということを聞き、その経由で著者にたどり着き、本書を手に取りましたが、平易な表現でわかりやすく世界史の視点から国際情勢について語っていて楽しく一気に読みました。国際情勢・国際ニュースに興味があるけどなかなか背景がわからず理解し難いなぁとモヤモヤされている方にお勧めできる良書です。
Posted by ブクログ
この著者の本はすごい読んでいて分かりやすかった!こうゆう本を学生の時に読んでいたらもっと社会に興味もてたのかも!
特にアメリカと北朝鮮のところが分かりやすかった!
この著者の本を他にもみてみようと思った!
Posted by ブクログ
日本国内のニュースは政治だろうが経済だろうが、登場する人物や場所になじみがあり、理解も容易だ。が、国際ニュースとなるとそうはいかない。過去をよく知らないトランプ大統領や習近平、金正恩やヨーロッパの移民問題や極右政党などがいきなり登場し、世界をにぎわせる。これらのニュースの表面だけをなぞってわかった気になるより、さらにそのネタを掘り下げれば、そのニュースの価値に気づく。その掘り下げとして世界史から学ぶことが必要だと、著者は説く。
トランプ大統領の行動を理解するためには、アメリカの2大政党や移民問題の歴史を知るべき。イギリスのEU離脱を理解するためには、イギリス連合やEUの歴史を知るべき。北朝鮮を理解するためには、北朝鮮建国や対中国との歴史を知るべき。
なんとなく理解していた気になっていた様々な国際ニュースが、その歴史的背景を知ることでより身近に感じられる。そして、最後に世界史専門家の著者による北方領土返還の予想分析。過去を学ぶことで、将来の予想もできるのだ。
Posted by ブクログ
わかりやすくて、読みやすい。現代の世界についてスッキリとした。池上彰の当たり障りのないモヤモヤとした説明よりも、ハッキリとした説明が気持ち良い。
Posted by ブクログ
民主党 : グローバリズム、国際金融資本、リベラル、
大きな政府、メディア
共和党 : 草の根、保守、WASP、自分の身は自分で守る、
小さな政府
ロシアがシリアを支援し、シリアはISと反目、そのISは米国と反目していながらロシア、シリアとも相容れない。複雑な世界。そして韓国、北朝鮮、中国、東南アジア、日本。勝手なことをしている国々があるように見えて、世界の歴史の中にその原因となることがあるようだ。すぐに水に流してしまう我が国とは異なり。根に持ってるんだな。そういう背景を知っていると解りやすい。
少し無理して解説しているところも見受けられるが、大きな流れと背景の説明で解りやすい本。難しいバランスで保たれているのだろう。このバランスを動かすアクションを見極めたいものだ。
Posted by ブクログ
茂木誠による『ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ』の第二弾。
アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中国についてわかりやすく解説してたので勉強になった。
Posted by ブクログ
中国の膨張や北朝鮮問題。トランプ政権、ロシア。EUの将来像。
中国を取り巻く国際環境が面白い。ロシアも領土を巡って中国を敵国と見なしている。北朝鮮も核問題を巡って、周辺国やアメリカと張り合う。核兵器を持つことのプレゼンスの大きさを考えると、金正恩の不気味さもそうだが、理性的な部分もあるのではと思ってしまう。
国際的にプレゼンスを低下させる日本、どこに向かっていくのかと考えてしまいます。
Posted by ブクログ
一部内容に間違いが見られた点が残念。どうしても表面的な内容にするとそうなってしまうのは仕方がないか。DS、国際金融に触れられているのは新鮮と言える。