山野辺りりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレソーニャ文庫とは思えないくらいコメディ色が強いように思いましたけど、シシーナの内心の叫びがそこかしこに出てきてて、大変おもしろかったです。
大国の皇帝レオハルトが小国の王女シシーナを王妃に指名。そこには当然過去に出逢っていて一目惚れっていうよくある設定が入っていますけど、シシーナを自室に入れた直後に、シシーナ専用鳥籠が出て来た時には、シシーナでないですけど、レオハルト変態って思いました。
変態皇帝を相手にがんばるシシーナはかわいいし、レオハルトもシシーナに怯えられているのをどうにかしたいと思っているのが空回りして、自分には向けられない笑顔をかつての婚約者ルマノに向けているのを見た後は、嫉妬も入って結構乱暴になってましたけど、レオハルトの気持ちがよく表れていたと思います。
最後は、ソーニャ文庫お得意のヒロインは知らないお話が出てきますけど、これほどの愛を受けとめるシシーナに同情します(^^ゞ
山野辺りりさんの前作2つも既読ですが、これが一番好きです。 -
購入済み
やり過ぎ
あくまでソーニャなのである程度まではわかってるけど
ここまでの凌辱的で酷いのは後がモヤモヤする
山野辺先生の作品好きですけど、これは違う -
購入済み
ちょっと
ちょっと強引で残念
ソーニャなのである程度はわかっていてもここまでなのは
個人的にはダメでした。
山野辺先生の作品は好きですけど -
ネタバレ 購入済み
妄想力がすごい
作家さん買いです。
人の想いの強さを考えさせられる作品でした。
亀と言われるほどの鈍臭さだった少年が、初恋のために奔走してついに結婚するお話だけど、とにかくアイナの妄想力がすごくて若干びっくり。
どうやって生きてきたんだと思うほどで、後半はちょっと心配になりました。
出産は命懸けのライフイベントですが、リアルに描かれていたのはよかったです。
あとドニールがすごく勢いのある性格ブスでびっくりしました。
なんかざまあ感もあってよかったけれど、なんて言うか、みんな大丈夫か?という思いで読み終えました。
次回作はもうちょっと不安感が少ないといいな…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ広告会社で働く遥香と光琉は、同期であり、仕事では互いを強く意識するライバル同士。社内では意見がぶつかるたびに激しく言い争うことで有名な二人ですが、実は五年前から誰にも言えない秘密の関係を続けていました。
遥香にとっては、あくまで仕事のストレスを発散するような割り切った関係。けれど最近になって、これまで一定の距離を保っていた光琉が少しずつ日常へ踏み込むようになり、遥香は戸惑い始めます。仕事では相変わらず容赦なく張り合ってくるのに、二人きりになると見せる表情や距離感はまったく別物。そんな光琉の真意が見えないまま、二人の関係が少しずつ変化していく物語でした。
同期でライバル、さらに五年もの間身体だけの関係を続けているという設定がとても印象的でした。昼間は遠慮なく意見をぶつけ合い、夜になると関係性が一変するというギャップも面白かったです。
遥香はかなりサバサバしたタイプで、光琉との関係にも恋愛感情をほとんど持ち込まず、「一緒にいて負担にならない」「仕事の張り合いになる相手」という感覚で五年も過ごしてきます。普通なら少しは相手を意識しそうなのに、驚くほど恋愛方面には鈍く、光琉が少しずつ見せる好意にもなかなか気づかない。その鈍感さにもどかしくなりつつ、どこまで光琉が頑張るのか楽しみながら読みました。
そして光琉がとても良かったです。
社内では飄々としていて、女性にもモテるスマートな男性なのに、実はかなり長い間遥香だけを見ていたことが少しずつ分かってきます。言葉で一気に押し切るのではなく、遥香の性格や反応をよく見ながら少しずつテリトリーへ入り込み、逃げ道を塞いでいくようなアプローチがまさに策士。
遥香にとっては突然距離を詰められているように見えても、光琉側にはずっと積み重ねてきた想いがある。その温度差が焦れったくもあり、光琉が少し気の毒に思えてしまうほどでした。
また、仕事の場面でも二人が対等なライバルとして描かれているのが良かったです。ただ守られるだけのヒロインではなく、同じ仕事で本気で競い合える相手だからこそ、光琉にとって遥香は特別だったのだろうと思えました。
一方で、後輩女性が絡むトラブルについては少し物足りなさもありました。かなり幼稚で危険な行動までしているので、もう少しきちんとした形で責任を取らせても良かったのでは……と思います。遥香自身が責任感の強いタイプだからこそ、そこを曖昧にしてしまったのも少し意外でした。
また、御曹司という設定については、物語の中でもう少し活かされていたら嬉しかったです。光琉は仕事のできるエリートというだけでも十分魅力的だったので、せっかくの背景をもっと見てみたかった気持ちもあります。
それでも、五年間続いた曖昧な関係が、光琉の一途な想いによって少しずつ恋へと形を変えていく過程はとても楽しく読めました。
身体だけのつもりだった遥香が、光琉の優しさや包容力に触れながら自分の本当の気持ちに気づいていく。そしてずっと彼女を待っていた光琉が、ようやく「身体だけではなく心も未来も欲しい」と本気の想いを伝える展開には、五年間の積み重ねがあるからこその重みを感じました。
ケンカップル、同期ライバル、一途なヒーロー、長い関係から本物の恋へ――そんな要素を楽しめる、焦れ甘なオフィスラブでした。
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匿名
ネタバレ 購入済み誠実な契約結婚の行方
婚姻相手となるはずだった人物が意識不明となったことをきっかけに、その孫であるヒーローと結婚することになったヒロイン。互いの事情や利益が一致した契約結婚から始まる物語ですが、二人とも誠実に向き合い、相手を尊重しながら関係を築いていく姿が好印象で、最後まで気持ちよく読み進めることができました。
一方で、二人の距離が縮まり愛情が芽生えた後も、ヒーローがヒロインを最後まで「○○様」と呼び続けていた点は少し気になりました。敬意を表していることは伝わるものの、夫婦としての親密さがやや感じにくく、どこか他人行儀な印象が残りました。
また、ヒーローの実家や親族については、性格や行動に問題のある人物が多く描かれており、物語上の障害役としては理解できるものの、少々極端に感じる場面もありました。加えて、「国一番の商家」という設定に対しては、能力的に疑問を感じる人物も見受けられ、世界観や設定面にやや甘さを感じる部分もありました。
それでも、主人公二人の誠実な人柄と穏やかな関係性が魅力的で、安心して楽しめる作品だったと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ事故によって三年間の記憶を失った陽菜。目を覚ますと、そこには大嫌いだったはずの幼なじみ・郁哉がいて、しかも二人は結婚していた――。どうして嫌っていた相手と夫婦になったのか分からず混乱する陽菜と、そんな彼女を支えながらもう一度想いを伝え続ける郁哉のやり直しラブストーリーでした。
記憶喪失という設定もあり、序盤は陽菜と一緒に戸惑いながら読み進めました。陽菜の中では郁哉は「大嫌いな幼なじみ」のままなので、夫婦だった事実を受け入れられないのも当然で、その温度差が切なかったです。
一方で郁哉の一途さは本当に印象的でした。幼い頃からずっと陽菜だけを想い続け、ようやく結婚できたと思った矢先に記憶を失われてしまうという状況は、彼にとってまさに絶望だったと思います。それでも焦らず、無理強いせず、もう一度好きになってもらおうと努力する姿には胸を打たれました。
ただ個人的には、陽菜が郁哉を好きになっていく過程や、記憶を失う前の二人の関係をもう少し丁寧に見たかった気持ちもあります。過去の嫌な記憶が強く描かれている分、その先にどうやって恋愛感情へ変わっていったのかがもっと分かれば、さらに感情移入できたかもしれません。
それでも、長年拗らせ続けた一途な愛や、記憶を失っても変わらず想い続けるヒーローの深い愛情はとても魅力的でした。すべての記憶を取り戻すことだけが幸せではなく、これから二人で新しい思い出を作っていく未来を選んだラストも素敵だったと思います。
幼なじみ、執着気味な一途ヒーロー、やり直し恋愛が好きな方には楽しめる作品でした。
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購入済み
最近
最近よく読みますよ薬草を使いこなす貴族令嬢
だいたい蔑まれて払い下げられたり、イロイロあるけど
薬草の知識のおかげで、ハッピーエンド -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋人同士だった侑吾と美弥。けれど、ある日彼が“実の兄”だと知らされ、ふたりの関係は一変する。断ち切らなければいけないと分かっているのに、侑吾の想いは止まらない。再会後の彼は、以前よりもさらに強く、美弥を求め、逃がさないと宣言する。禁忌と理性、そして抗えない愛情の狭間で揺れるふたりの物語。
近親というテーマを扱っているだけあって、全体的に仄暗く、張り詰めた空気が続きます。甘い溺愛というよりも、どこか狂気を孕んだ執着。侑吾の「君は僕のものだ」という独占欲は一途でありながらも危うく、読んでいて何度もぞくりとしました。
ヒロインの葛藤も丁寧に描かれていて、道徳と感情の間で揺れる苦しさがリアル。好きだからこそ離れようとするのに、身体も心も拒めない。その矛盾がこの物語の一番の切なさだったと思います。
途中までは本当に救いが見えない重たい展開で、「このままどうなるの…?」と不安になりながら読み進めました。ワンコのユキちゃんの存在が少し空気を和らげてくれて救いでしたし、終盤の展開はある意味“福音”。二人にとっては希望の光だったと思います。
ただ、完全な明るいハッピーエンドというよりは、侑吾の内面に残る仄暗さまで含めての結末。そこが逆にこの作品らしく、綺麗に整えすぎない余韻がありました。
純粋な溺愛ラブを求めると少し重たく感じるかもしれませんが、歪みや狂気を孕んだ執愛が好きな方には刺さる作品。背徳感のある恋愛をここまで濃密に描き切った筆力はさすがだと思います。 -
購入済み
ヒロインが…
自己肯定感かなり低めでひくつなのがなーちょっとしんどかった
プライド高いくせに自己肯定感は低くて、なにに満足すればいいのか分からないから、評価は他人に委ねてる
ってのがなー…
ヒーローは、よくこの陰気なお姉さんを好きになったもんだ
きっと昇華するまでにはいろいろあったんだろうね。若いのに(笑)
うまく、凸凹がはまった結果ということで。 -
ネタバレ 購入済み
ラブコメと思ったら違う
作者買いです。山野辺先生は執着系も好きなんですが、今回はラブコメが読みたいと思って読んだら、残念ながらコメディ要素が足りなくて、ちょっと思ってたのと違いました。
転生ものですが、登場人物が極端に少ないので主人公の思考語りがずーっと続く感じで、それも単調な理由かも。。エピソード不足で心にぐっとくるようなほの暗さとか葛藤とかそういうのもあまり感じられなかったです。病弱設定なので、脳筋な性格も生かせず。なぜ健康で外部との関わりも多いヒーローがそこまで主人公に執着するのかも謎でした…。また、そこまで病弱な主人公なのに夜は1人で寝て、夜な夜なヒーローといろいろしても誰にも気づかれないってありえるの?とか、設定にも無理があると思ってしまって感情移入できず。。
この内容にこの値段だとちょっと合わないなぁと思ってしまった作品です。設定はおもしろそうだったので、期待しすぎたのかも。 -
購入済み
さすがにソーニャ
結構グロテスクで容赦なし
恨みやつらみ、憎しみを自分の力に変えて生きてきた
惚れてる相手にさえ凌辱するほどの魂を持ってしまったそれでも
二人は供に生きる道を選ぶ
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