花村萬月のレビュー一覧

  • 夜を撃つ

    Posted by ブクログ

    非行少年がどんどん破滅していく話。救いがなくてしんどい話なんだけど、そんな中でもバイクの描写がやたらと詳しいのが花村文学。主人公を追いかける元警官の2人が乗るバイクがやたらとゴツいバイクだったのが印象的。

    0
    2009年11月03日
  • 皆月

    Posted by ブクログ

    諏訪徳雄は、コンピュータおたくの四十男。ある日突然、妻の沙夜子がコツコツ貯めた一千万円の貯金とともに蒸発してしまった。
    人生に躓き挫折した夫、妻も仕事も金も希望も、すべて失った中年男を救うのは、ヤクザ者の義弟とソープ嬢!?胸を打ち、魂を震わせる「再生」の物語。

    第19回吉川英治文学新人賞受賞作品。

    0
    2016年10月04日
  • 重金属青年団

    Posted by ブクログ

    全体としてはチープでうすっぺらいんだけど、


    花村萬月は、ぜったいこれは間違っていない、っていう文が作中に何個も出てくるんだよなぁ


    「もっと光を」はいかがかと思ったけど使い方はこれが正しい

    0
    2009年10月07日
  • ブルース

    Posted by ブクログ

    横浜・寿町を舞台に、錆び付いたギタリスト村上とエキセントリックな歌姫綾、そしてホモのヤクザ徳山が奏でる哀しい旋律。
    芥川賞作家が描く、濃密で過剰な物語。

    0
    2016年10月05日
  • 惜春

    Posted by ブクログ

    琵琶湖のほとりにあるソープランド街に半ば騙されて連れて来られた二十歳の童貞青年。
    花村作品には珍しく?目を覆いたくなるような暴力シーンもエッチなシーンも出てこない。
    後味も悪くなく、姐さんたちの幸せを祈りつつも、彼の作品に対して構えていたのが拍子抜けした。

    0
    2009年10月04日
  • ブエナ・ビスタ 王国記 II

    Posted by ブクログ

    「ブエナ・ビスタ」言いたくなる言葉。ストーリー自体には興味が沸かなかったけど、すごくおもしろかったのに途中のアブノーマルで過激な性描写で折れた。

    0
    2009年10月04日
  • ブルース

    Posted by ブクログ

    花村先生の初期の作品群の中では、これが好きです。緊張感もさることながら、スピード感があるんだよなあ。長さをあまり感じさせない作品です。あっという間に読み終わっちゃう、夢中になって。

    0
    2009年10月04日
  • ジャンゴ

    Posted by ブクログ

    暗い…!というのが第一印象で、読み終わってもやっぱり救いがなくて、暗い!登場人物が皆奇天烈で、やること全部が狂気じみてる。それが狙いなんでしょうかねぇ。

    0
    2009年10月04日
  • 青い翅の夜 王国記 V

    Posted by ブクログ

    個人的な信仰への考察という点ですごく惹かれている『王国記』シリーズ。そういう意味では★5つ。    しかしながら生々しい性衝動と破壊衝動の描写を伴い、すごくヘビー。だからお勧めはしません。そういう意味で★は3つ。

    0
    2009年10月04日
  • ブルース

    Posted by ブクログ

    花村萬月2冊目。面白いんだけど、「二進法の犬」と設定が近い。新しい発見みたいのはあまり無かったかな。

    0
    2009年10月04日
  • イグナシオ

    Posted by ブクログ

    ゲル間乳無(ゲルマニュウム)の続編です。
    どうでもいいけど、ゲルマニュウムのついた小顔ローラーが欲しくなった

    通販の販促力ってすげえ。。。10日くらい前にチラ見しただけなのに。。。

    0
    2009年10月04日
  • ゴッド・ブレイス物語

    Posted by ブクログ

    この著者の作品、好きです!エグイ表現も多いけど、それを補って余りあるパワーがみなぎっている気がします。私の場合作者の経歴とかも、結構気になってしまうのですが、この人もかっとんでて好きだわ(笑)。

    0
    2009年10月04日
  • ジャンゴ

    Posted by ブクログ

    グロテスクで暴力的で、救いようの無い暗い淵を覗き込んでいるような気分にさせられます。挫折や絶望、悲しみといったものが攻撃性を持つとこうなるのだろう、という感じ。ただ、人間はこういう面を否応無く持っているのだろうなと納得もします。エグいものが嫌いな人にはお奨めできません。

    0
    2009年10月07日
  • 自由に至る旅 ――オートバイの魅力・野宿の愉しみ

    Posted by ブクログ

    何故、徒歩でなく、自動車でなく、オートバイで旅をするのか?
    この本を読んでいると作者のオートバイに対する情熱がうかがえます。
    オートバイは風を感じることが出来る。そして、その意味で著者は野宿を勧めています。
    読み終えた後、自由奔放な旅に出たいと思わせてくれる一冊。

    0
    2009年10月04日
  • イグナシオ

    Posted by ブクログ

    神の存在と自分の生きる道を求めて彷徨い答えを見出そうとしてる場面を描いた物語。あまり内容としては面白みを感じなかったかなぁって思います。

    0
    2009年10月04日
  • ジャンゴ

    Posted by ブクログ

    気持ち悪い話で、「えー! なんで?」と思わせつつも最後まで読ませる力があります。そして後味も悪い話だったりします。共感できなかったのがしんどかったなぁ。

    0
    2009年10月07日
  • イグナシオ

    Posted by ブクログ

    何人か人を殺したり、ヤりまくったりするので
    少し読んでいて疲れる。
    後半にいくにつれてイグナシオの台詞が
    AV男優みたいになっていくのが気持ち悪い。
    が、イグナシオの神に対しての考えは好き。
    言葉的にも好きで読み返したくなる。
    (巻末に収録されている解説の部分でも引用されているところ)

    0
    2009年10月04日
  • 汀にて 王国記 III

    Posted by ブクログ

    教子という女性の視点で描かれた物語。「宗教とは排除である」という言葉、そしてお墓に供えられている造花。とても印象に残った。

    0
    2009年10月04日
  • イグナシオ

    Posted by ブクログ

    自分の体験を織り交ぜてるだけあってリアル。それだけ。

    そのそれだけって部分に惹かれるんだろうなあ。

    0
    2009年10月04日
  • ジャンゴ

    Posted by ブクログ

    俺はジャンゴになれない、、、の沢村のセリフがかなり響いた。でも銃は最大のエンタメですね。最初のほうの満月はこれが多い・・

    0
    2009年10月04日